JPS6144880A - S−置換されたイソチオ尿素類の製造 - Google Patents

S−置換されたイソチオ尿素類の製造

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JPS6144880A
JPS6144880A JP60155344A JP15534485A JPS6144880A JP S6144880 A JPS6144880 A JP S6144880A JP 60155344 A JP60155344 A JP 60155344A JP 15534485 A JP15534485 A JP 15534485A JP S6144880 A JPS6144880 A JP S6144880A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特に出発物質がチオ尿素であるようなチオー
ルをチオエーテルに転化させる方法に関するものである
米国特許明細書3,671,523は式の非常に有効な
選択的除草剤を開示している。該化合物は3−位置に−
SH基を有する対応する化合物を例えば臭化メチルまた
はヨウ化メチルの如きメチル化剤を用いてメチル化する
ことにより製造されるが、塩化メチルでは非常に低い収
率を与える。該方法は(N−2原子の幾分かのメチル化
を伴い)良好に行なわれるが、臭化メチルおよびヨウ化
メチルは比較的高価である。
米国特許明細書4,457,774は、臭化およびヨウ
化メチルよりも高価である臭化およびヨウ化エチルを使
用するこれも選択的な除草剤である化合物 の同様な製造方法を開示している。
該技術は3−位置にS−アルキル置換基をそして4−お
よび6−位置に他の置換基類を有する数種の他のドリア
ジノン類も開示しているが、実用的な経済性を考慮する
とそれらは対応する3−チオールと反応するための高価
なアルキル化剤から製造されている。
従って、本発明の一目的は簡単な安価な方法でS−置換
されたイソチオ尿素類を製造することである。
本発明の別の目的は安価な方法で対応するメルカプタン
からチオエーテル類を製造することであ本発明のこれら
のおよび他の目的および利点は本発明に従い実現され、
本発明によるとチオ尿素をアルファー活性化されたアル
キルハライドと反応させてイソチオ尿素を製造しそして
次にエーテル基ヲ一般式RI SHのメルカプタン類と
の反応により交換することによるチオ尿素S R1 を有する対応するS−置換されたイソチオ尿素への方法
が提供される。
例示すると。
↓ +1?’SR =・般式において、Xはハライド、特に塩化物または臭
化物であり、Aは直接結合または好適にはCH2であり
、モしてYは活性化(電子吸引性)基、例えばカルボキ
シル、アシル、ニトロ、シアノ、スルホニル、スルフィ
ニル、トリフルオロメチル、または他の電子的に同様な
基、であり、そして有利にはRLはアルキル、アルケニ
ル、アリールまたはアラルキル基であり、ここで脂肪族
基は好適には炭素数が12まで、特に4まで、のちので
ある。
該方法は複素環式環を含有している出発物質類、そして
特にチオ尿素構造が環の−・部であるもの、例えば適当
に置換されたピリミジン類(ウラシル類)、1,3.5
−1リアジン類など、に適用される。しかしながら、最
も好適なものは式[式中、 R2はアルキル、アルケニル、アリールまたはアラルキ
ル基であり、そして R3はアルキル、アミンまたはアルキリデンイミノ基で
ある] の出発物質類、特に R2が炭素数が12までのアルキルもしくはアルケニル
基、またはフェニル基であり、そしてHaがNH2基、
または炭素数が12までのアルキル、アルケニル、アリ
ール、アラルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ
、アルケニルアミノもしくはアリールアミノ基である もの、および特に R2が分枝鎖状の炭素数が6までのアルキル、例えばタ
ーシャリー−ブチル、フルオロ−もしくはクロローター
シャリーーブチル、または第四級炭素原子を含有してい
る分枝鎖状のペンチルであり、そして R3がNH2.または炭素数が4までのアルキル、アル
キルアミノもしくはジアルキルアミノ、特にNH2また
はメチル、である ものである。
有利には反応の両段階は溶媒中でそして触媒の存在下で
実施され、副生物であるHSAYを抽出により除去しな
がら実施される。
反応温度は、使用する溶媒によるが、室温もしくはそれ
以下から沸点までの範囲であることができるが、好適に
は約30〜100℃である。
適当な溶媒類には、不活性有機溶媒類、例えばトルエン
、ハロゲン化された炭化水素類などが包含されるが、試
薬または最終生成物が水溶性である時には、例えばアル
カリの存在下でのクロロ酢酸の場合には、水の使用が好
適である。
従って、反応物類を化学量論酌量で使用することもでき
るが、反応物のいずれか、好適には安い方の反応物、を
大過剰で使用して反応を完了させることができる。
チオ尿素およびクロロ酢酸を使用する反応は下記の如く
説明できる。
4聞」 +  NaC1+  2H20 役聞ヱ −N=C−N\ + R’SH−一→ ■ ■ 段階lにおいてクロロ酢酸はNa塩に転化されそしてチ
オールはNa塩に転化される。段階2において、工 (
水溶性)はR” SH(水不溶性)と反応してII (
水不溶性−過剰のRI SH中に可溶性)およびm(水
溶性)を生成する。反応は可逆的であるが、IIおよび
■が異る溶解度を有するため進行する。■は水中での抽
出により除去される。
段階2ではpH9を保つために反応では2当量のそして
好適にはそれより(〜0.3モル)多いNaOHが使用
される。このことは反応の実施には必ずしも必要ではな
いが、収率および純度に関して有利である。この場合副
生物■は実際にH5CH2COONaおよびNa5CH
2COONaの混合物である。この比較的高いPHは反
応を助け、その理由は一部のRI SHがR” SNa
に転化され、それが多分Iを攻撃して生成物を製造する
からである。
第・段階でインチオ尿素を製造するためには種々のアル
ファー活性化されたハライド類、例えば塩化シアノジエ
ン ブロモニトロメタン、クロロジメイルスルホン、ク
ロロアセトン、塩化4−ニトロベンジル、塩化2.4−
ジニトロベンジルなど、を使用できる。
しかしながら、ブロモ酢酸および特にクロロ酢酸が非常
に好適である。その理由はエーテル化において尿素窒素
原子を種々の程度に望ましくなくエーテル化させる他の
試薬類と比べてそれらは特に選択的であると証明されて
いるからである。例えば第・段階のエーテル化における
種々のアルキル化剤を用いた場合の望ましくないN−ア
ルキル化の百分率を下記の表に示す。
種々のアルキルヒj  いる0oN−アルキル化リニリ
ーL」冴」−四−CM  −H四」影1ヨ狙ユ」活性化
された塩化物とチオ尿素との反応は希望により水溶液中
で、できればpHを調節して可溶性にしながら1例えば
アルカリ性溶液中のクロロ酢酸中で、実施できる。反応
は少量の臭化ナトリウムの存在により速めることができ
、それは明らかに触媒作用を与えそしていずれかの適当
な段階で、例えばエーテル化後またはエーテル交換後に
、回収できる。
本発明はそれらに限定されるものではないが、実施例に
例示されているものの他に下記の化合物類を製造するた
めに特に有用である: 4−アミノー3−メチルチオ−6−ターシャリ−ブチル
−1,2,4−トリアジン−5−オン4−アミノ−3−
エチルチオ−6−ターシャリー−ブチル−1,2,4−
1リアジン−5−オン1−アミノ−6−エチルチオー3
−(2,2−ジメチルプロピル)−1,3,5−)リア
ジン−2,4(l)f、3H)−ジオン 4−アミノ−6−クロロータージヤリーーブチルー3−
プロパルギルチオ−1,2,4−)リアジン−5−オン 4−アミノ−6−フルオローダーシヤリーーブチルー3
−7リルチオー1.2.4−1リアジン−5−オン 4−アミノ−6−フルオロータージヤリーープチルー3
−メチルチオ−1,2,4−1リアジン−5−オン 4−アミノ−6−(1,1−ビス−フルオロメチル−エ
チル)−3−ブテン−2−イルチオ−1゜2.4−トリ
アジン−5−オン 4−アミノ−6−ニトキシーターシヤリーーブチルー3
−プロパルギルチオ−1,2,4−)リアジン−5−オ
ン 6−(2,3−ジメチル−ブチ−2〜ル)−4−メチル
−3−メチルチオ−1,2,4−)リアジン−5−オン 4−アミノ−6−シクロプチルー3−メチルチオ−1,
2,4−)リアジン−5−オン 6−シクロプチルー4−インプロピリデンアミノ−3−
メチルチオ−1,2,4−1リアジン−5−オン。
本発明を下記の説明用の実施例を参照しながらさらに記
すが、そこでは全ての部数は他の表示がない限り重量に
よる。
1旅懇」 200g (1モル)の4−アミノ−6−タージャソー
−ブチル−3−メルカプト−1,2,4−トリアジン−
5−オン、200m1の水、20.6g(0,2モル)
の臭化ナトリウム、および108gのクロロ酢酸の混合
物を攪拌しそしてpHが9.5に達するまで25%Na
OHで処理した。溶液を次に攪拌しそして反応が完了す
るまで(一般に3−5時間)9.5のpHを保ちながら
50℃に加熱した。30℃以下に冷却した後に、エチル
メルカプタン(372g、6モル)を加え、混合物を攪
拌しそして中間生成物である4−アミノ−6−タージャ
ジー−ブチル−3−カルボキシメチル−1,2,4−)
リアジン−5−オンが完全に反応するまで(薄層クロマ
トグラフィ)pH9−9,5において還流させ、その時
間は一般に3−5時間であった。−ヒ部の有機相を次に
除去し、200−300 m lの水と混合しそして過
剰のエチルノルカプタンを蒸留により回収した。4−ア
ミノ−6−タージャロー−ブチル−3−エチルチオ−1
,2,4−)リアジン−5−オンの水性懸濁液を濾過し
て生成物を98−99%の純度で約95%の収率で与え
た。
明細書および実施例は本発明の説明用であるが限定用で
はないこと並びに本発明の精神および範囲内の他の態様
が当技術の専門家には示唆されるであろうことは理解さ
れよう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、官能基 ▲数式、化学式、表等があります▼ を含有しているチオ尿素をエーテル化剤と反応させてH
    をR^1により置換することからなる官能基 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 R^1はアルキル、アルケニル、アリールまたはアラル
    キル基である] を有するS−置換されたイソチオ尿素の製造方法におい
    て、反応を二段階で実施し、第一段階ではチオ尿素出発
    物質を式X−A−Y [式中、 Xはハロゲンであり、 Aは直接結合またはCH_2であり、そしてYは電子吸
    引基である] のアルファー活性化エーテル化剤と反応させ、それによ
    りエーテル ▲数式、化学式、表等があります▼ を製造し、そして第二段階で該エーテルを式R^1SH
    の化合物と反応させることからなる方法。 2、第一段階におけるエーテル化剤がアルファー活性化
    されたアルキルハライドである、特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 3、出発化合物が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 R^2はアルキル、アルケニル、アリールまたはアラル
    キル基であり、そして R^3はアルキル、アミノまたはアルキリデンイミノ基
    である] を有する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、R^2が任意にハロゲンおよび/またはC_1_−
    _4−アルコキシにより置換されていてもよい炭素数が
    6までのアルキル基またはフェニルであり、そして R^3がアミノ、それぞれ炭素数が6までのアルキル、
    アルキルアミノ、ジアルキルアミノまたはアルキリデン
    イミド基である、 特許請求の範囲第3項記載の方法。 5、XAYがクロロ酢酸またはブロモ酢酸であり、 R^2がそれぞれ任意にハロゲン原子を含有していても
    よい分枝鎖状の炭素数が6までのアルキルまたはフェニ
    ルであり、そして R^3がメチルまたはアミノである、 特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、R^1がC_2H_5であり、 R^2がC(CH_3)_3であり、そしてR^3がN
    H_2である、 特許請求の範囲第5項記載の方法。 7、第一段階を水中でアルカリ性条件下で実施する、特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 8、臭化ナトリウムが触媒として存在している、特許請
    求の範囲第7項記載の方法。 9、反応の第二段階中または後に式HSAYの副生物を
    主生成物から水中への抽出により除去する、特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 10、第二段階をアルカリ金属もしくはアンモニウム水
    酸化物、アミン、アルカリ性イミド、アルカリ金属アル
    カリ性塩または第四級水酸化アンモニウム酸からなる触
    媒の存在下で実施する、特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
JP60155344A 1984-07-18 1985-07-16 S−置換されたイソチオ尿素類の製造 Expired - Lifetime JPH0625176B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US632136 1984-07-18
US06/632,136 US4578463A (en) 1984-07-18 1984-07-18 Production of S-substituted isothioureas

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6144880A true JPS6144880A (ja) 1986-03-04
JPH0625176B2 JPH0625176B2 (ja) 1994-04-06

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BR (1) BR8503404A (ja)
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DE (1) DE3572354D1 (ja)
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HU199410B (en) 1990-02-28
JPH0625176B2 (ja) 1994-04-06
HUT41383A (en) 1987-04-28
ATE45570T1 (de) 1989-09-15
DE3572354D1 (en) 1989-09-21
CA1221094A (en) 1987-04-28
EP0168765A3 (en) 1987-05-27
EP0168765B1 (de) 1989-08-16
EP0168765A2 (de) 1986-01-22
BR8503404A (pt) 1986-04-08

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