JPS6144679B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6144679B2 JPS6144679B2 JP15878983A JP15878983A JPS6144679B2 JP S6144679 B2 JPS6144679 B2 JP S6144679B2 JP 15878983 A JP15878983 A JP 15878983A JP 15878983 A JP15878983 A JP 15878983A JP S6144679 B2 JPS6144679 B2 JP S6144679B2
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- JP
- Japan
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- pencil
- foil
- multicolored
- tail end
- transfer
- Prior art date
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- Expired
Links
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鉛筆尾端の装飾法に関する。
従来、尾端を紫外線硬化型エポキシ樹脂で丸味
を持たせ、その上にラツカー、エナメル等で浸漬
塗装を施した鉛筆等は実開昭51−73134号公報な
どによつて公知となつているが、この形式のもの
は鉛筆の尾端が丸味を持つているものの、その表
面は無模様であるので美観を欠く憾があり、特に
鉛筆が店頭に陳列されるときにはその尾端が上部
となつて客の目につき易くなるので上記の傾向は
一層顕著となる弊があつた。
を持たせ、その上にラツカー、エナメル等で浸漬
塗装を施した鉛筆等は実開昭51−73134号公報な
どによつて公知となつているが、この形式のもの
は鉛筆の尾端が丸味を持つているものの、その表
面は無模様であるので美観を欠く憾があり、特に
鉛筆が店頭に陳列されるときにはその尾端が上部
となつて客の目につき易くなるので上記の傾向は
一層顕著となる弊があつた。
本発明はこのような欠点を解消することを目的
とするものであつて、鉛筆本体の尾端素材面に紫
外線硬化型塗料を以て断面凸弧状の肉盛塗装を施
した後、肉盛塗装部の表面に多色の転写箔を圧着
して同部に多色の印刷箔、若しくは蒸着箔模様を
形成することを要旨とするものである。
とするものであつて、鉛筆本体の尾端素材面に紫
外線硬化型塗料を以て断面凸弧状の肉盛塗装を施
した後、肉盛塗装部の表面に多色の転写箔を圧着
して同部に多色の印刷箔、若しくは蒸着箔模様を
形成することを要旨とするものである。
尚、本発明において肉盛塗装に用いる紫外線硬
化型塗料はベースレジンとしての重合性二重結合
含有プレポリマーと、粘度調整および架橋剤とし
ての重合性単量体、及び重合反応を開始させる光
増感剤とからなるものであつて、材料として不飽
和ポリエステル又はエポキシ、ウレタン、ポリエ
ステル、ポリブタジエンの各アクリレート等を用
いる。
化型塗料はベースレジンとしての重合性二重結合
含有プレポリマーと、粘度調整および架橋剤とし
ての重合性単量体、及び重合反応を開始させる光
増感剤とからなるものであつて、材料として不飽
和ポリエステル又はエポキシ、ウレタン、ポリエ
ステル、ポリブタジエンの各アクリレート等を用
いる。
この紫外線硬化型塗料はその含有成分の単量体
が僅かに揮発性を有するが硬化後は硬化物の構造
の一部となるため殆ど不揮発性となり充分な肉持
ちが得られるので塗装は１回で済むのみならずそ
の硬化機構は紫外線によるラジカル重合反応であ
るため硬化時間が数秒乃至数分で済む。
が僅かに揮発性を有するが硬化後は硬化物の構造
の一部となるため殆ど不揮発性となり充分な肉持
ちが得られるので塗装は１回で済むのみならずそ
の硬化機構は紫外線によるラジカル重合反応であ
るため硬化時間が数秒乃至数分で済む。
また肉盛塗装部の表面に装飾模様を形成するに
用いる転写箔には多色の印刷箔及び多色の蒸着箔
があり、例えば蒸着箔は熱接着剤層、アルミ蒸着
層、保護被膜層及び転写フイルムが積層した構造
を持ち、加熱することによりヒートヒール性の接
着剤が溶融して被転写体に接着し、ベースフイル
ムを残して転写されるものであつて、乾燥時間が
全くいらないという特徴を有し、更にこの転写箔
に印刷箔を用いれば多色の印刷工程を一工程で完
了させることができるは勿論である。
用いる転写箔には多色の印刷箔及び多色の蒸着箔
があり、例えば蒸着箔は熱接着剤層、アルミ蒸着
層、保護被膜層及び転写フイルムが積層した構造
を持ち、加熱することによりヒートヒール性の接
着剤が溶融して被転写体に接着し、ベースフイル
ムを残して転写されるものであつて、乾燥時間が
全くいらないという特徴を有し、更にこの転写箔
に印刷箔を用いれば多色の印刷工程を一工程で完
了させることができるは勿論である。
図は本発明の実施例によつて形成された鉛筆尾
端部の縦断面図を示すものであつて、鉛筆本体１
の尾端素材面２に紫外線硬化型塗料３が凸状球面
状に塗装され、紫外線が数秒乃至数分間照射され
て硬化された後、同部の表面に多色の転写箔が圧
着され、転写温度100乃至300℃、圧着時間0.1〜
2.0秒の条件の下でシリコンゴム製の版により転
写層４が形成されたものである。
端部の縦断面図を示すものであつて、鉛筆本体１
の尾端素材面２に紫外線硬化型塗料３が凸状球面
状に塗装され、紫外線が数秒乃至数分間照射され
て硬化された後、同部の表面に多色の転写箔が圧
着され、転写温度100乃至300℃、圧着時間0.1〜
2.0秒の条件の下でシリコンゴム製の版により転
写層４が形成されたものである。
尚、紫外線硬化型塗料３は球面を呈しているの
で転写する場合に端部にシワができやすいが、塗
料や版の硬度並びに転写箔の伸度等で調節し条件
設定を行なえばこの種のトラブルは充分に回避で
きる。
で転写する場合に端部にシワができやすいが、塗
料や版の硬度並びに転写箔の伸度等で調節し条件
設定を行なえばこの種のトラブルは充分に回避で
きる。
本発明は叙上のように鉛筆本体の尾端素材面に
紫外線硬化型塗料を以て断面凸弧状の肉盛塗装を
施した後、筒盛塗装部の表面に多色の転写箔を圧
着して同部に多色の印刷箔若しくは蒸着箔模様を
形成することを特徴とするので、本発明によつて
得た鉛筆は尾端が断面凸弧状の膨出形状を呈し且
つ同膨出部の表面に多色の模様を具備するに至る
ものであつて、これによつて前記の目的を充分に
達成し得るは勿論であるが、特に本発明において
は、上記の膨出部に多色の模様を表出するについ
て同部の表面に多色の転写箔を圧着してこれを為
すようにしたので、同多色模様の表出作業を極め
て簡単且つ効率よく為し得る効果がある。
紫外線硬化型塗料を以て断面凸弧状の肉盛塗装を
施した後、筒盛塗装部の表面に多色の転写箔を圧
着して同部に多色の印刷箔若しくは蒸着箔模様を
形成することを特徴とするので、本発明によつて
得た鉛筆は尾端が断面凸弧状の膨出形状を呈し且
つ同膨出部の表面に多色の模様を具備するに至る
ものであつて、これによつて前記の目的を充分に
達成し得るは勿論であるが、特に本発明において
は、上記の膨出部に多色の模様を表出するについ
て同部の表面に多色の転写箔を圧着してこれを為
すようにしたので、同多色模様の表出作業を極め
て簡単且つ効率よく為し得る効果がある。
図は本発明の一実施例によつて形成された鉛筆
の要部断面図を示す。 １……鉛筆本体、２……尾端素材面、３……紫
外線硬化型塗料、４……転写層。
の要部断面図を示す。 １……鉛筆本体、２……尾端素材面、３……紫
外線硬化型塗料、４……転写層。
Claims (1)
- １ 鉛筆本体の尾端素材面に紫外線硬化型塗料を
以て断面凸弧状の肉盛塗装を施した後、肉盛塗装
部の表面に多色の転写箔を圧着して同部に多色の
印刷箔、若しくは蒸着箔模様を形成することを特
徴とする鉛筆尾端の装飾法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15878983A JPS6049999A (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 鉛筆尾端の塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15878983A JPS6049999A (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 鉛筆尾端の塗装方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6049999A JPS6049999A (ja) | 1985-03-19 |
| JPS6144679B2 true JPS6144679B2 (ja) | 1986-10-03 |
Family
ID=15679371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15878983A Granted JPS6049999A (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | 鉛筆尾端の塗装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6049999A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH672613A5 (ja) * | 1987-09-04 | 1989-12-15 | Caran D Ache Crayons | |
| JPH01229700A (ja) * | 1988-03-11 | 1989-09-13 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 鉛筆軸表面の装飾方法 |
-
1983
- 1983-08-30 JP JP15878983A patent/JPS6049999A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6049999A (ja) | 1985-03-19 |
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