JPS6144204A - 火力発電プラントのクリ−ンアツプ方法 - Google Patents

火力発電プラントのクリ−ンアツプ方法

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JPS6144204A
JPS6144204A JP16558984A JP16558984A JPS6144204A JP S6144204 A JPS6144204 A JP S6144204A JP 16558984 A JP16558984 A JP 16558984A JP 16558984 A JP16558984 A JP 16558984A JP S6144204 A JPS6144204 A JP S6144204A
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JP
Japan
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pipe
cleanup
pressure
clean
low
Prior art date
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Pending
Application number
JP16558984A
Other languages
English (en)
Inventor
角田 伸爾
中牟田 端士
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6144204A publication Critical patent/JPS6144204A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、火力発電プラントの起動時に給水加熱器セル
内に脱気水を通水して、鉄錆やマッド類を除去し、系統
水質の向上を図るクリーンアップ方法の改良に関する。
従来の技術 従来の火力発電プラントのクリーンアップ系統として、
第2図に示すようなものがある。
第2図において、1は復水器で、その上部にはタービン
2が及び下部にはホットウェル3がそれぞれ設置されて
いる。ホットウェル3の底部には復水管4の一側が接続
され、この管路4にはホットウェル3の側から順に復水
ポンプ5、脱塩装置6、復水昇圧ポンプ7及び低圧給水
加熱器8が配置され、それから管路4の他側か脱気器9
に接続されている。脱気器9の下部には、脱気器貯水槽
10が連結されている。
そして、給水管11の一側が脱気器貯水槽IOに接続さ
れ、この管路11に給水ポンプ12及び高圧給水加熱器
13が配置され、それから管路11の他側が節炭器14
を経てボイラ15に接続されている。このボイラI5の
出口側管路15−aには気水分離器16及び過熱器17
が配置され、これらの管路15−aの他側がタービン2
に接続されている。
更に、タービン2に一側が接続されている抽気管18−
a及び19−aの他側が、弁18−b及び19−bを介
して高圧給水加熱器セル20側及び低圧給水加熱器セル
21側にそれぞれ接続されている。この高圧給水加熱器
セル20側に接続されている高圧ドレン管22−aが、
弁22−b及び22−cを介して復水器1及び脱気器貯
水槽10にそれぞれ接続されている。一方、低圧給水加
熱器セル21側に接続されている低圧ドレン管23−a
が、低圧ドレンタンク24、低圧ドレンポンプ25、弁
23−b及び23−Cを介して復水器1及び復水管4に
それぞれ接続されている。
しかして、以上述べた火力発電プラントの主要機器及び
主配管のクリーンアップを行う目的で、次のようなりリ
ーンアップ配管系路が構成されている。すなわち、−側
が脱気器貯水槽10に及び他側が弁26−aを介して復
水器1に接続されている低圧クリーンアップ管26と、
−側が高圧給水加熱器13の出口管路11に及び他側が
弁27を介して復水器1に接続されているプレボイラク
リーンアップ管28と、−側が気水分離器16に及び他
側が復水器1に接続されているボイラクリ、−′   
 ンアツプ管29とが、それぞれ、設置されている。
ンアツプ方法について説明する。
先ず、低圧プレボイラ系統では、復水器1から管路4を
通じ、復水ポンプ5、脱塩装置6、復水昇圧ポンプ7、
低圧給水加熱器8、脱気器9及び脱気器貯水槽10を経
て、管路26で復水器1にもどす系統に純水を循環させ
て系統内の清浄化を行う。
次に、脱気器貯水槽10、給水管11、給水ポンプ12
、高圧給水加熱器13及びプレボイラクリーンアップ管
28を経て復水器】にもどす系統に純水を循環させて、
高圧プレボイラ系統のクリーンアップを行った後、節炭
器14及びボイラ15に通水し、気水分離器16を経て
管路29で復水器1に戻す系統に純水を循環させて、ボ
イラ系統のクリーンアップが行われる。
以上述べたように、火力発電プラントの起動時は、主要
機器及び主配管に大量の純水を循環させ、系統内の清浄
化を図るクリーンアップ運転が行われる。こ\で、クリ
ーンアップの主要な対象機器としては、復水器1、低圧
給水加熱器8、脱気器9、脱気器貯水槽10、高圧給水
加熱器13、節炭器14、ボイラ15及び気水分離器1
6であり、特に、低圧給水加熱器8の復水側及び高圧給
水加熱器13の給水側の管内面とボイラ15の蒸発管内
面とに付着する鉄錆な除去すること、復水器ホットウェ
ル3及び脱気器貯水槽10の底部に堆積するマッドなど
を除去するのが主な目的である。
発明が解決しようとする問題点 以上述べた従来のクリーンアップ方法では、しかし、低
圧給水加熱器セル21側及び高圧給水加熱器セル20側
に直接クリーンアップ運転時に純水を導入して循環させ
る経路が構成されていないため、上記のクリーンアップ
運転完了後、通常のプラントの運転におけるボイラ点火
、タービン通気時に、抽気管18−a及び19−aを用
いてタービン蒸気をそれぞれ高圧給水加熱器セル20側
及び低圧給水加熱器セル21側に導入し、管路22−a
及び23−aを経て復水器1に循環させる方法で、該系
統の清浄化を行っている。しかし、この方法では、次の
ような欠点があった。
(1〕  プラント運転のタービン通気以降に該系統の
クリーンアップを行わねばならないので、プラントの運
転状態に支障を及ぼす場合がある。すなわち、プラント
の定格負荷運転では、高圧給水加熱器ドレンを管路22
−a及び弁22−cを介して脱気器貯水槽10に、また
低圧給水加熱器ドレンを管路23−a 、低圧ドレンポ
ンプ25及び弁23−Cを介して復水管4にそれぞれ回
収する必要があるが、該系統のクリーンアップが不完全
でドレン水質が規準値を満足できない場合、上記系統に
回収できないため、プラントを低負荷で運転しなければ
ならない。
(2)上記の両ドレンの水質が規準値を満すまで、それ
ぞれ復水器lに回収するための熱損失が大きい。
(3)  タービン抽気によりクリーンアップを行うた
め、クリーンアップ流量が充分に得られず、効果的なり
リーンアップができない。
(4)  プラント建設時におけるイニシャルクリーン
アップを仮設配管を設置して純水を別系統から供給し、
鉄錆、防錆剤、防錆油などを除去する方法を採用する方
法があるが、仮設工事費が嵩む。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記のような従来の問題点を解決するため、
低圧プレボイラ系統及び高圧プレボイラ系統のクリーン
アンプ時に、その循環水を低圧給水加熱器セル及び高圧
給水加熱器セルに導入して、効果的かつ短時間にクリー
ンアップを行うようKしたものである。
実施例 以下第1図を参照して本発明の一実施例について詳細に
説明する。
第1図は本発明を適用した火力発電プラントのクリーン
アップ系統図であり、第1図と同一部分には同一符号を
附して示しであるので、その部分の説明は省略する。
第1図において、30及び31は本発明を実施するため
に第2図に示した従来の系統に付加された管路(クリー
ンアップ管)であり、また32及び33はこれら管路の
流量を調整するための弁である。管路30は、その−側
が低圧クリーンアップ管26から分岐し及び他側が抽気
管19−aに接続されている。また、管路31は、その
−側がプレボイラクリーンアップ管28から分岐し及び
他側が抽気管18−aに接続されている。
しかして、このような構成によれば、低圧給水加熱器セ
ル2・1と高圧給水加熱器セル20とのクリーンアップ
を主系統のクリーンアップ工程において実施することが
可能となる。
まず、低圧給水加熱器セル21側のクリーンアップは、
復水器1、管路4、復水ポンプ5、脱塩装置6、復水昇
圧ポンプ7、低圧給水加熱器8の復水側、脱塩器9、脱
気器貯水槽10及び低圧クリーンアップ管26を経て復
水器1に戻る循環系統で行う低圧系統クリーンアップが
完了し、清浄な脱気水が得られた時点で、本発明によっ
て付加された管路30により循環水を低圧給水加熱器セ
ル21側に導き、管路23−aを経て、復水器1に戻す
循環系統を構成して行う。
また、高圧給水加熱器セル20側のクリーンアップは、
同様に、脱気器貯水槽10.給水管I11給水ポンプ1
2、高圧給水加熱器13の給水側及びプレボイラクリー
ンアップ管28を経て復水器1に戻す循環系統で行う高
圧プレボイラ系統クリーンアップが完了した時点で、本
発明によって付加された管路31により循環水を高圧給
水加熱器セル20側に導き、管路22−aを経て復水器
1に戻す循環系統を構成して行う。
このような方法によれば、該系統のクリーンアップ流量
をプラントの定格給水量の約25%まで与えることが可
能となり、従来の方法に比べ上記系統内の流速が大巾に
高められることによって、クリーンアップを短時間にか
つ効果的に行うことができる。
更に、弁32と26−a及び弁33と27の開度な調整
することによって、管路30及び31の流量を変化せし
めることによって、クリーンアップ系統の流量ショック
を容易に与えることが可能となり、クリーンアップの効
果を高めることができる。
発明の効果 以上述べた説明から明らかなように、本発明によれば、
次の効果が得られる。
(リ 低圧給水加熱器セル21側及び高圧給水加熱器セ
ル20側のクリーンアップを主系統のクリーンアップ工
程で行うことが可能となり、タービン通気から定格負荷
運転までの起動時間が大巾に短縮される。
(2)  上記系統のクリーンアップにおいて、循環水
流量のアップと流量ショックを与えることが可能となり
、クリーンアップを効果的に行うことができる。
(3)  タービン通気前に上記系統のクリーンアンプ
が完了しているので、低圧給水加熱器ドレンの復水管4
への回収及び高圧給水加熱器ドレンの脱気器貯水槽10
への回収時間が短縮され、ドレン熱量を有効に回収する
ことが可能となる。
(4)  イニシャルクリーンアップ時及び長時間運転
によって上記系統に堆積したマッドを仮設配管を設ける
ことなく、系統外に排出し、清浄化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による火力発電プラントのクリーンアッ
プ方法の一例を示す系統図、第2図は従来例による火力
発電プラントのクリーンアップ方法を示す系統図である

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 火力発電プラントの循環系内を循環水でクリーンアップ
    するに際し、上記循環水を低圧給水加熱器セル内と高圧
    給水加熱器セル内とにそれぞれ導入する管路によって循
    環させることを特徴とする火力発電プラントのクリーン
    アップ方法。
JP16558984A 1984-08-09 1984-08-09 火力発電プラントのクリ−ンアツプ方法 Pending JPS6144204A (ja)

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JP16558984A JPS6144204A (ja) 1984-08-09 1984-08-09 火力発電プラントのクリ−ンアツプ方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003222305A (ja) * 2002-02-01 2003-08-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 発電プラントのクリーンアップ運転装置と運転方法
JP2015190709A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 三菱日立パワーシステムズ株式会社 給水系統のクリーンアップ装置及び方法

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