JP2003222305A - 発電プラントのクリーンアップ運転装置と運転方法 - Google Patents

発電プラントのクリーンアップ運転装置と運転方法

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JP2003222305A JP2002025739A JP2002025739A JP2003222305A JP 2003222305 A JP2003222305 A JP 2003222305A JP 2002025739 A JP2002025739 A JP 2002025739A JP 2002025739 A JP2002025739 A JP 2002025739A JP 2003222305 A JP2003222305 A JP 2003222305A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸気発生器への水張り工程中でも高圧ヒータ
の還元性雰囲気を維持し水質の悪化を防ぐ発電プラント
のクリーンアップの提供。 【解決手段】 脱気器よりの給水を高圧ヒータを介して
蒸気発生器に供給する経路を有する発電プラントのクリ
ーンアップ運転方法において前記蒸気発生器入口の給水
隔離弁上流の給水を復水器側に戻す高圧クリーンアップ
ライン側に前記高圧ヒータの出口側と高圧クリーンアッ
プラインをバイパスさせる高圧ヒータ出口クリーンアッ
プラインを設け脱気器よりの給水により高圧ヒータ側経
路をクリーンアップ後脱気器と蒸気発生器間を水張り経
路で連絡して水張りを行う際に、高圧ヒータ出口側を高
圧ヒータ出口クリーンアップラインを連絡させ前記脱気
器よりの給水を高圧ヒータ及び高圧ヒータ出口クリーン
アップラインを介してバイパスさせて循環させながら高
圧ヒータ出口クリーンアップラインと別経路で蒸気発生
器の水張りを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電プラントのク
リーンアップ運転方法とその装置に係り、特に蒸気発生
器を有する原子力発電プラントにおいて高圧ヒータに満
水保管することなく、円滑にクリーンアップ後の蒸気発
生器の水張りを行い得る発電プラントのクリーンアップ
運転方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりPWR原子力発電プラント(蒸
気発生器を有する原子力発電プラント)にて、プラント
建設等或いは毎定検後の起動時に、蒸気発生器への異物
流入防止等の観点から給水制御弁と給水隔離弁との間か
ら復水器及び系外へブローするクリーンアップラインを
使用し、クリーンアップを実施している。
【0003】そこで、わが国ではプラントの運転中にお
いては、系統水にヒドラジンやアンモニアを添加して水
処理し、pH値が規定値以内に収まるようにしている。
さらに、溶存酸素量については脱気器および復水器によ
って除去すると共に、鉄分の含有量も目標値以下になる
ように運転中に管理している。これらの系統水の水質管
理における目標値は各々のプラントの設計により異な
る。又プラントの建設直後や定期検査などの長期停止後
においては、系統水に多量の鉄分が溶出し、さらに空気
または酸素等の非凝縮性ガスの溶解が多く、水質が目標
値に入らない。このため、プラントの起動前に系統水を
復水器から復水処理装置を通して脱気器に(低圧クリー
ンアップ)、さらに高圧給水加熱器(高圧ヒータ)を通
して再び復水器に戻す循環操作(高圧クリーンアップ)
を繰り返して系統水に含まれる空気、酸素および鉄分等
の濃度を目標値内に収めるようにしている。
【0004】このような操作をクリーンアップと呼んで
おり、復水器と脱気器との間を循環する場合を低圧クリ
ーンアップと呼び、また高圧ヒータを経由して復水器に
戻す場合を高圧クリーンアップと呼ぶ。
【0005】クリーンアップの手順は、前記低圧クリー
ンアップ及び高圧クリーンアップを完了して、系統水中
の溶存ガスおよび鉄分等が目標値以下となったときに蒸
気発生器に通水している。
【0006】かかるPWR原子力発電所のクリーンアッ
プ工程の高圧クリーンアップ側の概略図を図2に基づい
て説明する。尚、復水系統側の低圧クリーンアップは本
発明の要部でないためにその開示は省略する。図中Dは
脱気器、SGは蒸気発生器、H、Hは高圧ヒータであ
る。通用運転時、脱気器出口側の1A、1B、及び1C
は給水ポンプラインで、給水ブースタポンプPA1、P
B1、PC1、および給水ポンプPA2、PB2、P
C2で昇圧され、高圧ヒータ入口給水ヘダー3へ給水さ
れる。高圧クリーンアップ時には、1A又は1Bの給水
ポンプラインが使用され、給水ブースタポンプPA1
たはPB1のみが運転される。
【0007】又高圧ヒータH、Hの出口側はライン4B
に接続され、次いでライン6の弁38及び弁28(給水
隔離弁)を介して蒸気発生器SGに接続されて、運転時
に高圧ヒータHで加熱された給水が蒸気発生器SGに供
給される。又ライン6の弁38と弁28(給水隔離弁)
の間で、高圧クリーンアップライン8が分岐され、該高
圧クリーンアップライン8は弁30の出口で分岐されて
夫々弁31、32を介して復水器又はブローダウンタン
クに排出される。更に脱気器Dよりの供給ライン1Dは
SG水張りポンプMP及び弁26を介してライン6の弁
38と弁28の間に接続され、蒸気発生器SGの水張り
に使用される。
【0008】かかる構成において低圧及び高圧クリーン
アップ終了後に、蒸気発生器SGの水張りを行う訳であ
るが、この際先ず復水器より脱気器Dまでの水をきれい
にした後、脱気器D内で脱気された水に防錆材(高ヒド
ラジン)を添加した給水を給水ブースタポンプPA1
はPB1より昇圧し、給水ポンプ出口ヘダー3を経由し
て高ヒドラジンを含んだ給水を、高圧ヒータHに流入さ
せる。高圧ヒータH内に高ヒドラジンを含んだ水の貯留
が完了した状態で、弁22、弁38を閉とし、高圧ヒー
タHを満水保管状態とする。次いでライン1Dのポンプ
MPを駆動し、弁26及び弁30及び弁32を介してブ
ローダウンタンクへ給水を排出しながら給水質の調整を
行った後、弁30を閉、弁28(給水隔離弁)を開にし
てにライン1Dより水張りポンプMP、弁26及び弁2
8を介して蒸気発生器SGの水張りを行う。この場合蒸
気発生器の水張りを行っている間、高圧ヒータH内の水
は外部から隔離されており死に水となっているために、
その貯留期間に対応する高い濃度のヒドラジンをあらか
じめ注入しておく必要がある。尚、前記ヒドラジン濃度
はヒータへの貯留期間により設定される。
【0009】即ち、前記従来技術は、全系統クリーンア
ップ完了後、高濃度のヒドラジン水により高圧ヒータH
を満水保管した後、脱気器D水質調整→SG(蒸気発生
器)水張りを水張りライン1Dにより実施する工程にな
っており、水張り終了後高圧ヒータの出口側の弁24を
開き、ライン5、6より弁38、高圧クリーンアップラ
イン8、弁30及び弁32を介して高圧ヒータ内の満水
保管水をブローダウンタンクに排出する。
【0010】従って現状のクリーンアップ系統では、弁
(給水制御弁)38及び弁28(給水隔離弁)間に高圧
クリーンアップライン8を設け、高圧クリーンアップを
実施しているために、蒸気発生器SG水張り時に全系統
循環が実施できず、このため高圧ヒータは高い濃度のヒ
ドラジンの満水保管となり、保管水の悪化、蒸気発生器
水張り終了後の高圧ヒータ保管水のブローが必要となり
定検工程の影響がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の課題に鑑み、蒸気発生器への水張り工程中でも高
圧ヒータの還元性雰囲気を維持でき、水質の悪化を防ぐ
ことが出来る発電プラントのクリーンアップ運転方法と
その装置を提供することを目的とする。また本発明の他
の目的は、高圧ヒータを満水保管する必要がなく、蒸気
発生器水張り終了後の高圧ヒータ押し出しブローが不要
となり、定検及び起動工程が短縮できる発電プラントの
クリーンアップ運転方法とその装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は脱気器Dよりの給水(脱気
水)を高圧ヒータHを介して蒸気発生器SGに供給する
経路を有する発電プラントのクリーンアップ運転装置に
おいて、前記脱気器Dと蒸気発生器SG間を水張り経路
1Dで連絡する経路と、前記蒸気発生器SGの入口側に
設けた給水隔離弁28の上流側より高圧ヒータHの出口
水を復水器若しくはブローダウンタンク側へ戻す高圧ク
リーンアップライン8と、前記高圧ヒータH出口側を給
水制御弁38を介して給水隔離弁28に連絡する通路6
を具えるとともに、前記高圧クリーンアップライン8の
復水器とブローダウンタンク側の分岐点の上流側に、弁
30を設け、前記高圧ヒータHの出口の高圧ヒータ出口
給水ヘダー5より高圧クリーンアップライン8の前記弁
30の出口側間を高圧ヒータ出口クリーンアップ弁11
を介してバイパスさせる高圧ヒータ出口クリーンアップ
ライン9を設けたことを特徴とする発電プラントのクリ
ーンアップ運転装置にある。
【0013】また請求項2記載の発明はかかる装置を利
用して、脱気器Dよりの給水を高圧ヒータHを介して蒸
気発生器SGに供給する経路を有する発電プラントのク
リーンアップ運転方法において、前記蒸気発生器SG入
口の給水隔離弁28上流の給水を復水器側に戻す高圧ク
リーンアップライン8側に、前記高圧ヒータHの出口側
と高圧クリーンアップライン8をバイパスさせる高圧ヒ
ータ出口クリーンアップライン9を設け、前記脱気器D
よりの給水により高圧ヒータ側経路をクリーンアップ
後、前記脱気器Dと蒸気発生器SG間を水張り経路1D
で連絡して水張りを行う際に、高圧ヒータH出口側を高
圧ヒータ出口クリーンアップライン9を連絡させ、前記
脱気器Dよりの給水を高圧ヒータH及び高圧ヒータ出口
クリーンアップライン9を介してバイパスさせて循環さ
せながら該高圧ヒータ出口クリーンアップライン9と別
経路で蒸気発生器の水張りを行うことを特徴とする発電
プラントのクリーンアップ運転方法を特徴とする。
【0014】かかる発明によれば、高圧ヒータ出口から
高圧クリーンアップライン8に対するバイパスラインを
設けることにより、蒸気発生器への水張り工程中でも高
圧ヒータの還元性雰囲気を維持でき、水質の悪化を防ぐ
ことが出来る。また高圧ヒータを満水保管する必要がな
くなり、蒸気発生器水張り終了後の高圧ヒータ押し出し
ブローが不要となり、起動/定検工程が短縮できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る構成部品の寸法、形状、その相対配置などは特に特定
的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定
する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。本発明の実
施形態に係るPWR原子力発電プラントのクリーンアッ
プ工程の高圧クリーンアップ側の概略図を図1に基づい
て説明する。図中Dは脱気器、SGは蒸気発生器、H、
Hは高圧ヒータである。通用運転時、脱気器出口側の1
A、1B、及び1Cは給水ポンプラインで、給水ブース
タポンプPA1、PB1、PC1、および給水ポンプP
A2、PB2、PC2で昇圧され、高圧ヒータ入口給水
ヘダー3へ給水される。高圧クリーンアップ時には、1
A又は1Bの給水ポンプラインが使用され、給水ブース
タポンプPA1またはPB1のみが運転される。
【0016】又高圧ヒータH、Hの出口側はライン4B
に接続され、次いでライン6の弁38及び弁28(給水
隔離弁)を介して蒸気発生器に接続されて、運転時に高
圧ヒータで加熱された給水が蒸気発生器SGに供給され
る。又ライン6の弁38と弁28(給水隔離弁)の間
は、高圧クリーンアップライン8が分岐され、該高圧ク
リーンアップライン8は弁30の出口で分岐されて夫々
弁31、32を介して復水器又はブローダウンタンクに
排出される。
【0017】更に脱気器Dよりの供給ライン1DはSG
水張りポンプMP及び弁26を介してライン6の弁38
と弁28の間に接続され、蒸気発生器SGの水張りに使
用される。
【0018】かかる構成は図2の従来技術と同様である
が、本実施形態は、高圧ヒータ出口クリーンアップ弁1
1を具えてなる高圧ヒータ出口クリーンアップライン9
を高圧ヒータ出口給水ヘダー5より高圧クリーンアップ
ライン8の弁30の下流側に接続させてバイパスライン
として構成させている。
【0019】前記高圧クリーンアップ終了後に、高圧ヒ
ータ出口クリーンアップ弁11を開き、前記高圧ヒータ
H出口側の水をライン5より高圧ヒータ出口クリーンア
ップライン9より高圧クリーンアップライン8の弁30
の出口側に接続させてバイパスし、高圧ヒータHの水の
循環は継続させる。この循環水は脱気器により酸素等が
脱気されているために、ヒータH内が酸化することなく
還元状態を維持できる。
【0020】この状態で蒸気発生器SGの水張りを行う
訳であるが、この際先ず復水器より脱気器Dまでの水を
きれいにした後、高圧ヒータH内の水の循環は、高圧ヒ
ータ出口クリーンアップライン9を介して継続させた状
態で、弁38及び弁30を閉、弁28(給水隔離弁)を
開にしてにライン1Dより水張りポンプMP、弁26及
び弁28を介して蒸気発生器SGの水張りを行う。
【0021】即ち、前記実施形態は、全系統クリーンア
ップ完了後、脱気器Dよりの酸素が除去された水により
高圧ヒータHを継続的に循環した状態で行うために、然
も脱気器D内にはヒドラジン等の防錆剤を用いていない
ために、脱気器Dの水質調整も特段に行わなくても良
く、直接SG(蒸気発生器)水張りラインからの水張り
を実施することも可能であり、蒸気発生器SGの水張り
時に高圧ヒータHの水循環がなされているため、高圧ヒ
ータHは高い濃度のヒドラジンの満水保管が完全に不要
となり、然も高圧ヒータHの還元性雰囲気を維持でき、
水質の悪化や高圧ヒータHの腐食を防止できる。
【0022】又脱気器D側のクリーンアップ終了後の高
圧ヒータHの満水保管工程、蒸気発生器SGの水張り完
了後の高圧ヒータHの満水保管水のブロー工程が不要と
なり、工程の短縮が可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、高圧
ヒータ出口から高圧クリーンアップラインの復水器(ブ
ロータンク側)へのバイパスラインを設けることによ
り、蒸気発生器への水張り工程中でも高圧ヒータの還元
性雰囲気を維持でき、水質の悪化を防ぐことが出来る。
また高圧ヒータを満水保管する必要がなくなり、蒸気発
生器水張り終了後の高圧ヒータ押し出しブローが不要と
なり、起動工程が短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るPWR原子力発電プ
ラントのクリーンアップ工程の高圧クリーンアップ側の
概略図である。
【図2】 従来技術にかかるPWR原子力発電プラント
のクリーンアップ工程の高圧クリーンアップ側の概略図
である。
【符号の説明】
D 脱気器 H 高圧ヒータ SG 蒸気発生器 1D 水張り経路 MP SG水張りポンプ P 給水ブースタポンプ P 給水ポンプ 3 高圧ヒータ入口給水ヘダー 5 高圧ヒータ出口給水ヘダー 6 出口通路 8 高圧クリーンアップライン 9 高圧ヒータ出口クリーンアップライン 11 高圧ヒータ出口クリーンアップ弁 28 給水隔離弁 30 弁 38 給水制御弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱気器よりの給水を高圧ヒータを介し
    て蒸気発生器に供給する経路を有する発電プラントのク
    リーンアップ運転装置において、 前記脱気器から蒸気発生器へ水張りするための水張り経
    路と、前記蒸気発生器の入口側に設けた給水隔離弁の上
    流側より高圧ヒータの出口水を復水器若しくはブローダ
    ウンタンク側へ排出する高圧クリーンアップラインと、
    前記高圧ヒータ出口側を給水制御弁を介して給水隔離弁
    に連絡する通路を具えるとともに、前記高圧クリーンア
    ップラインの復水器とブローダウンタンク側の分岐点の
    上流側に、弁を設け、前記高圧ヒータの出口側の給水制
    御弁の上流側より高圧クリーンアップラインの前記弁の
    出口側間を高圧ヒータ出口クリーンアップ弁を介してバ
    イパスさせる高圧ヒータ出口クリーンアップラインを設
    けたことを特徴とする発電プラントのクリーンアップ運
    転装置。
  2. 【請求項2】 脱気器よりの給水を高圧ヒータを介して
    蒸気発生器に供給する経路を有する発電プラントのクリ
    ーンアップ運転方法において、 前記蒸気発生器入口の給水隔離弁上流の給水を復水器側
    に戻す高圧クリーンアップライン側に、前記高圧ヒータ
    の出口側と高圧クリーンアップラインをバイパスさせる
    高圧ヒータ出口クリーンアップラインを設け、前記脱気
    器よりの給水により高圧ヒータ側経路をクリーンアップ
    後、前記脱気器と蒸気発生器間を水張り経路で連絡して
    水張りを行う際に、高圧ヒータ出口側を高圧ヒータ出口
    クリーンアップラインで連絡させ、前記脱気器よりの給
    水を高圧ヒータ及び高圧ヒータ出口クリーンアップライ
    ンを介してバイパスさせて循環させながら該高圧ヒータ
    出口クリーンアップラインと別経路で蒸気発生器の水張
    りを行うことを特徴とする発電プラントのクリーンアッ
    プ運転方法。
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