JPH0445642B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0445642B2
JPH0445642B2 JP58012809A JP1280983A JPH0445642B2 JP H0445642 B2 JPH0445642 B2 JP H0445642B2 JP 58012809 A JP58012809 A JP 58012809A JP 1280983 A JP1280983 A JP 1280983A JP H0445642 B2 JPH0445642 B2 JP H0445642B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condenser
condensate
turbine
steam
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58012809A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59138995A (ja
Inventor
Hideo Matsumoto
Hitoshi Ishimaru
Hirotsugu Nagai
Toyohiko Masuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Engineering Co Ltd
Priority to JP58012809A priority Critical patent/JPS59138995A/ja
Publication of JPS59138995A publication Critical patent/JPS59138995A/ja
Publication of JPH0445642B2 publication Critical patent/JPH0445642B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin

Landscapes

  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、発電プラントにおける、復水系統に
関するものである。
〔従来技術〕
従来のの系統構成を第1図により説明する。
蒸気タービン排気蒸気及び、給水加熱器ドレン
は、復水器1内で、復水器冷却管巣18により冷
却水と熱交換し、凝縮され、復水として一次ホツ
トウエル2に入る。一次ホツトウエル2の復水
は、復水浄化ポンプ4により昇圧され、復水浄化
系統5に有る復水過装置6、復水脱塩装置7に
送られ水質処理(不純物処理)された後、タービ
ン及び弁のグランド部の封入蒸気を凝縮するグラ
ンド蒸気復水器8及び、復水器1内の非凝縮気体
を抽出するために使用される蒸気式エゼクタの排
出蒸気を凝縮される空気抽出器9へ送られる。
グランド蒸気復水器8、及び空気抽出器9での
熱交換により温度上昇した復水は、復水ヘツドタ
ンク水位制御弁11を介して、二次ホツトウエル
3に戻る。
復水ヘツドタンク10は、復水浄化系統に静水
頭により圧力印加を行い、水柱分離再結合を防止
する事を目的として設置され、復水ヘツドタンク
水位制御弁11により水位を一定に保たれてい
る。
復水浄化系流量と、復水・給水系流量の差分は
二次ホツトウエル3の上部よりオーバフローし、
一次ホツトウエル2に戻る。
二次ホツトウエル3の復水は、発電プラント運
転負荷に応じて、必要量の復水が、復水ポンプ1
2により昇圧され、低圧給水加熱器13にてター
ビン抽気蒸気との熱交換により昇温された後、タ
ービン駆動原子炉給水ポンプ14、及び電動機駆
動原子炉給水ポンプ15により昇圧され、さらに
高圧給水加熱器16により昇温され、原子炉17
に給水される。
原子炉17にて発生した蒸気は、タービン主蒸
気止メ弁22、タービン蒸気加減弁23を介して
高圧タービン24へ送られる。
負荷遮断時には、タービン主蒸気止メ弁22が
閉タービンバイパス弁25が開となり、蒸気は、
高圧タービン24、低圧タービン19をバイパス
して、直接復水器へ導かれる。
復水器へ導かれた高温蒸気のタービンへの逆流
を防止する為復水ポンプ出口より復水を取り出し
アテンペレータスプレイ配管20、及びアテンペ
レータスプレイ弁21を介して、復水器冷却管巣
上部へスプレイする。
次に、従来における欠点、解決しなければなら
ない問題点を第1図により説明する。
従来の発電プラントにおいて、負荷遮断が起き
た場合には、タービンバイパス弁の作動により、
アテンペレータスプレイ弁が開き、復水ポンプ出
口より取り出された復水が冷却管巣上部へスプレ
イされる。
しかし、復水器の定検時、あるいは、復水器冷
却管巣にてチユーブリークが生じた場合等、一部
冷却管巣への通水を停止している場合において
は、タービンバイパス弁作動後にてアテンペレー
タスプレイ弁を開いて復水を冷却管巣上部へスプ
レイする従来の運用法では、タービンをバイパス
して冷却管巣への通水を停止している復水器へ流
入した高温蒸気のタービンへの急激な逆流を防止
する事ができず、タービンを損傷する危険性が有
る。その理由として、冷却管巣への通水を停止し
ている復水器においては、低圧タービンからの排
気蒸気が冷却管巣によつて凝縮されない為、復水
器の真空度が通常時に比べて、高くなつており、
タービンバイパス蒸気のタービンへの逆流が特に
起き易くなつていることが挙げられる。
これを防止するには、冷却管巣への通水を停止
している復水器へ、あらかじめ、スプレイを行う
ことが必要である。しかし、従来の系統構成で
は、図1に示す様に、アテンペレータスプレイ弁
が、1個のみの為、あらかじめ復水をスプレイす
るには、復水器全胴にアテンペレータスプレイを
行うことになる。これに対しては、次の問題点が
挙げられる。1部冷却管巣への通水停止時には、
復水器全胴へアテンペレータスプレイを行うこと
になり、復水器1胴分の必要スプレイ量に対し
て、2倍以上の流量となる。これに伴い、スプレ
イ流量増大分に対し、復水ポンプ、及び、電動機
駆動原子炉給水ポンプの軸動力の上昇となり、こ
の様な運転は大きな損失となる。
ここで、従来における問題点を整理してみる
と、本発明の適用される復水系統は1台の蒸気タ
ービンに対してその排気蒸気を冷却する復水器が
複数設置されている。1台の蒸気タービンと復水
器の間には、個々の復水器に流入する排気蒸気を
阻止し、あるいは抑制する何等の弁等の手段を備
えておらず、このため、何等かの理由により冷却
管への通水を停止されている場合にはこの復水器
の冷却能力が低下しており安全な運転ができない
うえに、負荷遮断等の緊急時には極めて危険な状
態となる。従来のように、スプレー弁が共通配管
上に設置されている場合には、負荷遮断発生前の
スプレーは極めて不経済である。
〔発明の目的〕
このことから、第1の発明においては、1台の
蒸気タービンに対してその排気蒸気を冷却する復
水器が複数設置されている復水系統において、復
水器冷却管への通水停止状態となつた時に個々の
復水器での対応を可能とする復水系統を提供する
ことを目的とする。また、第2の発明において
は、負荷遮断等の緊急時の危険状態を想定した事
前対策を行なうことのできる具体的な対応方法を
提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
第1の本発明においては、共通の蒸気タービン
からの排蒸気を凝縮し溜める複数の復水器と、復
水を蒸気発生装置に供給するポンプとからなり、
各復水器はタービンからの排蒸気を凝縮させる冷
却水を通水する複数の冷却管を備えた復水系統に
おいて、ポンプの吐出側と、個々の復水器の冷却
管の上部との間にスプレー配管を設け、各復水器
に至る個々の配管にスプレー弁を独立させて設け
た。
第2の本発明においては、共通の蒸気タービン
からの排蒸気を凝縮し溜める複数の復水器と、復
水を蒸気発生装置に供給するポンプとからなり、
復水器はタービンからの排蒸気を凝縮させる冷却
水を通水する複数の冷却管を備えた復水系統の運
転方法において、復水器の冷却管に冷却水が通水
されていないことをもつて、この復水器の冷却管
上部位置にスプレーする。
〔発明の実施例〕
本発明の一実施例を第2図によつて説明する。
二次ホツトウエル3内の復水は、復水ポンプ1
2によつて昇圧され、低圧給水加熱器13により
昇温され、さらに、タービン駆動原子炉給水ポン
プ14電動機駆動原子炉給水ポンプ15により再
び昇圧され、高圧給水加熱器16により昇温され
て原子炉17へ給水される。
原子炉にて発生した蒸気は、タービン主蒸気止
メ弁22、及びタービン蒸気加減弁23を介して
高圧タービン24へ送られる。
発電プラントにおいて、負荷遮断が生じた場合
原子炉17にて発生した蒸気は、タービンバイパ
ス弁25を介することにより、高圧タービン2
4、低圧タービン19をバイパスして直接復水器
へ流入する。
このとき、冷却管巣への通水を停止している復
水器へは、あらかじめ復水をスプレイできる様、
復水器各胴毎にアテンペレータスプレイ弁21が
設置されている。
本発明の特徴とするところは、アテンペレータ
スプレイ弁を復水器各胴毎に設置することにより
一部復水器へ常時復水をスプレイすることを可能
としたことにある。
本発明によれば、冷却管巣内のチユーブリーク
等により、管巣への通水停止が生じた場合、あら
かじめ、当該復水器へのみアテンペレータスプレ
イを行い、タービンバイパス作動時、高温蒸気の
タービンへの逆流を防止する事が可能である。
さらに、各復水器毎へのアテンペレータスプレ
イが可能になつた事により、一部冷却管巣への通
水を停止して点検を行うことが可能となる。
その他の実施例を次に説明する。
復水系統において、復水化装置、復水脱塩装
置、蒸気復水器、及び、空気抽出器を介した復水
が、復水器へと戻らず、復水ポンプ、低圧給水加
熱器、原子炉給水ポンプ、高圧給水加熱器を通し
て原子炉へ給水する主系統に直列につながつてい
る系統構成を有する発電プラントにおいても、上
記効果が適用できる。
〔発明の効果〕
この第1項記載の装置発明によれば、他の健全
な復水器に悪影響を及ぼすことなく全体システム
として高効率で運転を継続することができるとい
う効果を得ることができる。また、第2項に記載
の方法発明によれば、負荷遮断時に復水器を保護
できるという効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は発電プラントの従来の系統図、第2図
は本発明の一実施例の系統図である。 1…復水器、2…次ホツトウエル、3…二次ホ
ツトウエル、4…復水浄化ポンプ、5…復水浄化
系統、6…復水過装置、7…復水脱塩装置、8
…グランド蒸気復水器、9…空気抽出器、10…
復水ヘツドタンク、11…復水ヘツドタンク水位
制御弁、12…復水ポンプ、13…低圧給水加熱
器、14…タービン駆動原子炉給水ポンプ、15
…電動機駆動原子炉給水ポンプ、16…高圧給水
加熱器、17…原子炉、18…復水器冷却管巣、
19…低圧タービン、20…アテンプレータスプ
レイ配管、21…アテンペレータスプレイ弁、2
2…タービン主蒸気止メ弁、23…タービン蒸気
加減弁、24…高圧タービン、25…タービンバ
イパス弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 共通の蒸気タービンからの排蒸気を凝縮し溜
    める複数の復水器と、復水を蒸気発生装置に供給
    するポンプとからなり、各復水器はタービンから
    の排蒸気を凝縮させる冷却水を通水する複数の冷
    却管を備えた復水系統において、 ポンプの吐出側と、個々の復水器の冷却管の上
    部との間にスプレー配管を設け、各復水器に至る
    個々の配管にスプレー弁を独立させて設けたこと
    を特徴とする復水系統。 2 共通の蒸気タービンからの排蒸気を凝縮し溜
    める複数の復水器と、復水を蒸気発生装置に供給
    するポンプとからなり、復水器はタービンからの
    排蒸気を凝縮させる冷却水を通水する複数の冷却
    管を備えた復水系統の運転方法において、 復水器の冷却管に冷却水が通水されていないこ
    とをもつて、この復水器の冷却管上部位置にスプ
    レーすることを特徴とする復水系統の運転方法。
JP58012809A 1983-01-31 1983-01-31 復水系統およびその運転方法 Granted JPS59138995A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58012809A JPS59138995A (ja) 1983-01-31 1983-01-31 復水系統およびその運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58012809A JPS59138995A (ja) 1983-01-31 1983-01-31 復水系統およびその運転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59138995A JPS59138995A (ja) 1984-08-09
JPH0445642B2 true JPH0445642B2 (ja) 1992-07-27

Family

ID=11815711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58012809A Granted JPS59138995A (ja) 1983-01-31 1983-01-31 復水系統およびその運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59138995A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6368617B2 (ja) * 2014-10-29 2018-08-01 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 発電プラント

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59138995A (ja) 1984-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6530208B1 (en) Steam cooled gas turbine system with regenerative heat exchange
US4873829A (en) Steam power plant
US4896500A (en) Method and apparatus for operating a combined cycle power plant having a defective deaerator
EP0508585B1 (en) Method and apparatus for maintaining a required temperature differential in vacuum deaerators
US6089013A (en) Configuration for deaerating a condensate
US5140818A (en) Internal moisture separation cycle
US4510755A (en) Demineralization of feed water in a steam system
JPH0445642B2 (ja)
JP2923122B2 (ja) 原子力発電プラントのドレン回収装置
WO2020067918A1 (ru) Способ и система приведения атомной электростанции в безопасное состояние после экстремального воздействия
JP2692972B2 (ja) 給水加熱器ドレンポンプアップ装置
JP2949287B2 (ja) 排熱回収ボイラの補助蒸気抽気方法
JPH07217803A (ja) 少なくとも2つの分離圧力装置を備えた廃熱ボイラーの起動方法及びその装置
JP3745419B2 (ja) 排熱回収ボイラ
JPH0233845B2 (ja) Jokitaabinpurantonontenhoho
JP3871804B2 (ja) 原子力発電所用補助ボイラ設備
JPS5820908A (ja) 発電プラント
JPS5842777Y2 (ja) 発電プラントの復水加圧装置
JPH06257564A (ja) 高圧ドレンポンプ軸封設備
GB806068A (en) An improved method of operating nuclear power plant and improvements in such plant
JPS62119302A (ja) 給水加熱器ドレン注入装置を有するタ−ビンプラント
JPH01203804A (ja) 給水加熱器ドレン系統
JPH04270995A (ja) 原子炉冷却材浄化系
JPH03134205A (ja) ヒータドレンタンク器内圧力調節装置
JPH1194209A (ja) 復水脱塩装置の保護装置