JPS62228805A

JPS62228805A - 蒸気タ−ビンプラントのドレン系統クリ−ンアップ装置

Info

Publication number: JPS62228805A
Application number: JP7348786A
Authority: JP
Inventors: 越智　徹明
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-03-31
Filing date: 1986-03-31
Publication date: 1987-10-07
Also published as: JPH042841B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は蒸気タービンプラントのドレン系統クリーンア
ップ装置に係り、特にドレン系統内に滞留する錆、ゴミ
等の不純物が蒸気発生器内に流入しないようにした蒸気
タービンプラントのドレン系統クリーンアップ装置に関
する。

（従来の技術）一般に蒸気タービンの復水あるいは給水系統内に組込ま
れた給水加熱器のドレンをドレンタンクに集め、このド
レンをドレンポンプによって前記復水系統内に戻すＪ：
うにした然気タービンプラントは知られている。

第５図はこの種の従来の蒸気タービンプラントの構成を
示しており、ボイラまたは原子炉笠の蒸気発生器１で発
生した蒸気は然気加減弁２を通して高圧タービン３に送
られ出力軸４を駆動する。

ここで仕事をした蒸気は低圧タービン５に送られ上記出
力軸４を駆動したのち復水器６に送られる。

なお、出力軸４には発電機７が接続されており、電力を
発生する。上記復水器６に送られた蒸気は、ここで冷ｆ
Ｊｌ凝縮されて復水になる。この復水は復水ポンプ８を
介して抽出され、復水浄化装置９、低圧給水加熱器１０
、給水ポンプ１１Ｊ５よび高圧給水加熱器１２を順次通
って加熱され上記蒸気発生器１に送られる。なお、低圧
給水加熱器１０および高圧給水加熱器１２には、上記低
圧タービン５おにび高圧タービン３で仕事をした蒸気の
一部がそれぞれ送られ上記復水を加熱する。

また、高圧給水加熱器１２で給水と熱交換した蒸気のド
レンはドレンタンク１５内に集められ、そののらドレン
ポンプ１Ｇで抽出されて給水ポンプ１１の吸込側に送り
込まれる。

このにうな従来の蒸気タービンプラントでは、タービン
プラントの駆動前に、復水器６から復水ポンプ８、復水
浄化装置９、低圧給水加熱器１０、弁■１を経て給水ポ
ンプ１１につながる復水系統〒おにび給水ポンプ１１か
ら弁ｖ゛２、高圧給水加熱器１２、弁ｖ３を経て蒸気発
生器１につながる給水系統■内を浄化するためクリーン
アップ運転を行う。クリーンアップ運転は弁Ｖ、Ｖ２゜
ｖ３を閉塞し、給水ポンプ１１を停止して行い、復水ポ
ンプ８を駆動し、浄化水を、復水浄化装置９、低圧給水
加熱器１０、給水ポンプ１１のバイパス管路１８、高圧
給水加熱器１２、浄化用管路１９を経て復水２！ｉ６に
つながる給水浄化系統ｍ内を循環させる。なお、バイパ
ス管路１８の弁２０および浄化用管路１９の弁２１は上
記クリーンアップ運転時に解放し、通常運転時には１４
塞する。

（３’？明が解決しようとりる問題点）しかしながら、
この種の従来の蒸気タービンプランｉ・ではタービンプ
ラントの起動前に上記復水および給水系統１．Ｉｔ内の
浄化をザることはできるが、上記ドレンタンク１５およ
びドレンポンプ１６を経て、給水ポンプ１１の吸込側に
つながるドレン系統ＩＶ内の浄化をすることはできない
。

そのため、上記ドレン系統浄化用に滞留Ｊ゛る鈷１、ビ
ミ等がタービンプラントの起動によって蒸気発生器１内
に流入し、内部機器を損傷ざじるおそれがあった。

また、原子カプラントではタービンプラント内の放射能
レベルが高くなり、保守、点検時に、作業者の被爆爪が
多くなるという問題があった。

そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する
問題点を解８１１シ、蒸気タービンプラントの起動前に
、ドレン系統内に滞留する錆、ゴミ等の不純物を浄化で
きる蒸気タービンプラントのドレン系統りリンアップ装
置を提供することにある。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための°９段）上記目的を達成するために、本発明は、復水おにび給水
系統内に組込まれた給水加熱器の少なくとも一方のドレ
ンをドレンタンクに集め、このドレンをドレンポンプ′
ｃ１１η記復水系統内に戻ずにうにした蒸気タービンプ
ラントにおいて、前記復水系統内に組込まれた復水浄化
装置の下流側からドレン系統浄化用の管路を分岐して前
記ドレンタンクに接続し、前記管路の途中に、通常時、
閉塞される開閉弁を組込み、タービンプラントのクリー
ンアップ運転時に、このｆｊｆｌ閉弁を＃１ｂ！Ｉさせ
てドレン系統内のクリーンアップを可能としたものであ
る。

（作　用）上述の構成に基づいて作用を説明看れば、蒸気タービン
プラントの起動前のクリーンアップ運転時に、前記ドレ
ン系統浄化用の管路の途中に組込まれたＪａｉｌ　１１
１弁を＃ｉｌ　ｈ’ｌ　すると、浄化水はドレン系統浄
化用の管路を通ってドレンタンクに流入し、さらに、ド
レンポンプで抽出されて復水系統内に流入する。これに
よって、ドレン系統内に滞留する錆、ゴミ等の不純物は
取除かれ、前記復水系統内に流入した不純物は従来の復
水および給水系統内のクリーンアップを行う給水浄化系
統内に入り４＜Ｊ水濡を経て復水浄化装置で浄化される
。

（実施例）以下本発明による蒸気タービンプラントのドレン系統ク
リーンアップ装置の第一の実施例を第１図を参照して説
明する。なお、第５図と同一部分には同一符号を付し、
その説明は省略する。

第１図において、本実施例によれば復水ポンプ８の吐出
側に接続された復水浄化装置９と、低圧給水加熱器１０
との旧からドレン系浄化用管路２５が分岐され、このド
レン系浄化用管路２５は中間にｍｌ　ＩＩＩ弁２６を介
してドレンタンク１５に接続されている。また、ドレン
系浄化用管路２５が分岐された位置より下流には、通常
時、開放される弁ｖ４が接続されでいる。

このＪ、うに構成されたタービンプラントにおいては、
クービンプラントの起動前に、上述した復水および給水
系統１．ＩＩ内の浄化とともにドレン系統■内の浄化を
もづるごとができる。

タービンプラントの起動前のクリーンアップ運転時に、
上記開閉弁２６Ｊ３よσ弁２０．２１を開放するととら
に、弁Ｖ　　、Ｖ　　、Ｖ　　を閉塞し、復水ポンプ８
とドレンポンプ１６とを駆動する。

なＪ７、この場合給水ポンプ１１は゛停止する。すると
、復水器６内に貯留された浄化水は復水ポンプ８で抽出
され復水浄化波Ｖ！１９に送られ、ここで浄化される。

そののち、浄化水は低圧給水加熱器１０、バイパス管路
１８、高圧給水加熱器１２および浄化用管路１９を経て
復水器６内に戻り、上記給水浄化系統■内を循環して錆
、ゴミ等の不純物を浄化Ｊるそれと同時に、浄化水はドレン系浄化用管路２５、開閉
弁２６を通りドレンタンク１５内に送られ、ドレンポン
プ１６で抽出されて低圧給水加熱器１０の下流に送り込
まれる。ぞして、このドレン系統ＩＶ内の錆、ゴミ等の
不純物を浄化した浄化水は上記給水消化系統■内を循環
し、復水ポンプ８の吐出側に接続された復水浄化装置９
に送られ、ここで浄化される。

このように、本実施例によれば、復水および給水系統１
．ＩＩ内の浄化とともにドレン系統■内の浄化をも同時
に行うことができるから、タービンプラントの起動時に
蒸気発生器１内に錆、ゴミ等が流入することはない。な
お、ドレン系統ＩＶ内の浄化をする際上記弁ｖ４を閉塞
すればドレン系統ＩＶ、給水系統■のみが浄化される。

第２図は本発明による蒸気タービンプラントのドレン系
統りリーンアップ装青の第二の実施例を示しており、ド
レン系統ＩＶ内のドレンポンプ１６の吐出側管路３０に
は弁３１が組込まれ、この弁３１の上流にはドレン系循
環管路３２が接続されている。また、このドレン系循環
管路３２は復水器６に接続され、その途中には弁３４が
組込まれている。

この実施例によれば、クリーンアップ運転時に上記弁３
１をａｌじて弁３４を聞放り゛ると、ドレン系統ＩＶ内
の錆、ゴミ等を浄化した浄化水は直接復水器６内に送ら
れ循環されるので、ドレン系統ＩＶ内の浄化を効率よく
行うことができる。

また、第３図ＣＡＬ本発明による熱気タービンプラント
のドレン系統クリーンアップ装置の第三の実施例を示し
ており、この実施例によれば、低圧給水加熱器１０で給
水と熱交換した然気のドレンがドレンタンク３５に集め
られる。・そののら、ドレンポンプ３６で抽出されたド
レンは高圧復水ポンプ３７の吸込側に送り込まれる。

このように構成された熱気タービンプラン１〜でｂ、タ
ービンプラントのクリーンアップ運転時に、上記復水、
給水系統工、■内の浄化とともにドレン系統ＩＶ内の浄
化をすることができる。

第４図は本発明による蒸気タービンプラントのドレン系
統りリーンアップ装Ｕの第四の実施例を示し、この実施
例ににれば復水浄化装置９の下流から２木のドレン系浄
化用管路２５ａ、２５ｂが分岐され、一方のドレン系浄
化用管路２５ａは聞１羽弁２６ａを介して高圧給水加熱
器１２のドレンタンク１５に接続されている。また、他
方のドレン系浄化用管路２５ｂは開閉弁２６ｂを介して
低圧給水加熱器１０のドレンタンク３５に接続されてい
る。

このように構成すれば、クリーンアップ運転時に上記両
者の開閉弁２６ａ、２６ｂを開放することによって、低
圧および高圧給水加熱器１０゜１２のドレン系統ＩＶ内
を同時に浄化することができる。

〔発明の効果〕

上述のように構成したから、本発明によれば、蒸気ター
ビンプラントの起動前にクリーンアップ運転を行う際、
従来の復水、給水系統内の浄化をすると同時にドレン系
統内の浄化を行うことができる。

したがって、ドレン系統内に滞留する錆、ゴミ等がター
ビブラントの起１ｈによって蒸気発生器内に流入するこ
とがなく、内部１！２５の損１ｔ！を防止することがで
きる。

まｌ；、原子力タービンプラントでは、プラント内の放
射能レベルを低く押えることができ、保守、点検時での
作業者の被爆を防出できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にＪ：る蒸気タービンプラントのドレン
系統りリーンアップ装防の第一の実施例を示寸系統図、
第２図は同クリーンアップ装置の第二の実施例を示す系
統図、第３図は同クリーンアップ装置の第三の実施例を
示す系統図、第４図は同りリーンアップ装ａの第四の実
施例を示す系統図、第５図は従来の蒸気タービンプラン
トの系統図である。１・・・蒸気発生器、６・・・復水器、８・・・復水ポ
ンプ、９・・・復水浄化装置、１０・・・低圧給水加熱
器、１１・・・給水ポンプ、１２・・・高圧給水加熱器
、１５゜３５・・・ドレンタンク、１６．３６・・・ド
レンポンプ、１９・・・浄化用管路、２５．２５ａ、２
５ｂ・・・ドレン系浄化用管路、２６．２６ａ、２６ｂ
・・・開閉弁、３２・・・ドレン系循環管路、■・・・
復水系統、■・・・給水系統、■・・・給水浄化系統、
１■・・・ドレン系統、■　乃至ｖ４・・・弁。出願人代理人　　佐　　藤　　−雄躬１図も３　図躬４図

Claims

【特許請求の範囲】１、復水および給水系統内に組込まれた給水加熱器の少
なくとも一方のドレンをドレンタンクに集め、このドレ
ンをドレンポンプで前記復水系統内に戻すようにした蒸
気タービンプラントにおいて、前記復水系統内に組込ま
れた復水浄化装置の下流側からドレン系統浄化用の管路
を分岐して前記ドレンタンクに接続し、前記管路の途中
に、通常時、閉塞される開閉弁を組込んだことを特徴と
する蒸気タービンプラントのドレン系統クリーンアップ
装置。２、前記ドレンタンクに接続されたドレンポンプの吐出
側管路の途中に弁を組込み、この弁の下流から復水器に
つながるドレン系循環管路を分岐し、この管路の途中に
も弁を組込んだことを特徴とする特許請求の範囲第１項
に記載の蒸気タービンプラントのドレン系統クリーンア
ップ装置。