JPH06221510A - 給水加熱器ドレン系統のクリーンアップ方法及びその装置 - Google Patents

給水加熱器ドレン系統のクリーンアップ方法及びその装置

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JPH06221510A
JPH06221510A JP962093A JP962093A JPH06221510A JP H06221510 A JPH06221510 A JP H06221510A JP 962093 A JP962093 A JP 962093A JP 962093 A JP962093 A JP 962093A JP H06221510 A JPH06221510 A JP H06221510A
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drain
pipe
condensate
pump
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JP962093A
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Kazu Nakao
和 中尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、発電プラントの起動に先立
って、給水加熱器ドレン系統の浄化ができるクリーンア
ップ方法およびクリーンアップ装置を得ることを目的と
する。 【構成】 本発明は、給水加熱器ドレンの注入点上流の
復水管から分岐する復水注入管を通って洗浄水をドレン
タンク降水管に導き、この洗浄水をドレンポンプで昇圧
し、ドレン注入管を通って復水管に送給した後、給水ポ
ンプ再循環配管または給水再循環配管を経由して復水器
に回収して復水浄化装置で洗浄水の浄化を行なうことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原子力発電プラントに係
り、特に給水加熱器で凝縮したドレンをドレンポンプで
昇圧して復水管に送給するようにした給水加熱器ドレン
系統のクリーンアップ方法およびクリーンアップ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子力発電プラントにおいて
は、復水もしくは給水は給水加熱器においてタービン抽
気による加熱が施された後に蒸気発生器へ送給され、ま
た給水加熱器ではタービン抽気が凝縮してドレンを生成
する。最近の原子力発電プラントでは熱効率をより一層
向上させる手段として、上記の給水加熱器ドレンをドレ
ンポンプで昇圧して復水管に供給するシステムが採用さ
れるようになって来ており、従来技術の例としては例え
ば特開平4−72471がある。既に提案されている給
水加熱器ドレン系統の一例を図4に示す。以下、図4を
参照して従来技術を説明する。
【0003】タービン1の排気は復水器2において凝縮
し、復水となって一時滞留した後、復水ポンプ3によっ
て昇圧される。復水は復水浄化装置4を通った後、低圧
給水加熱器5,6において加熱され、復水管7を通って
給水ポンプ8に導かれる。この復水は給水として更に給
水ポンプ8で昇圧され、高圧給水加熱器9,10で更に加
熱された後に給水管11を通って蒸気発生器(図示せず)
に送給される。一方、低圧給水加熱器5,6および高圧
給水加熱器9,10へは上記タービン1からの抽気が抽気
管(図示せず)を通って供給され、上記各給水加熱器
5,6,9,10において熱交換して凝縮し、ドレンを生
成する。低圧給水加熱器5のドレンはカスケードして低
圧給水加熱器6に送られ最終的に復水器6に回収され
る。一方、高圧給水加熱器10のドレンは内蔵されたドレ
ンクーラで減温された後ドレン管を通ってドレンタンク
12に送られており、高圧給水加熱器9のドレンはそのま
まドレン管を通ってドレンタンク12に送られる。このよ
うに回収されたドレンはドレンタンク12に一時的に貯溜
された後、3本のドレンタンク降水管13A,13B,13C
により3台のドレンポンプ14A,14B,14Cに導かれ
る。ドレンポンプ14A,14B,14Cで昇圧されたドレン
は、ドレンポンプ吐出弁15A,15B,15Cを通った後ド
レン注入管16に合流され復水管7に供給される。一方、
上記ドレン注入管16による給水加熱器ドレンの注入点よ
りも上流側の復水管7、すなわち低圧給水加熱器6出口
から分岐される復水注入管17A,17B,17Cおよび各復
水注入管に設けられた復水注入弁18A,18B,18Cによ
って、復水の一部が各ドレンタンク降水管13A,13B,
13Cに注入されている。上記の復水注入管17A,17B,
17Cはドレンタンク12に集められる給水加熱器ドレンよ
りも低温の復水をドレンタンク降水管13A,13B,13C
に供給している。これはタービン1の負荷が急減してド
レンタンク12内の圧力が低下する過渡運転状態において
もドレンタンク降水管13A,13B,13C内でドレンのフ
ラッシュ(自己蒸発)が発生しないように、注入する復
水によってドレンの温度を若干下げるためのものであ
る。注入された復水は給水加熱器ドレンと混合し、ドレ
ンポンプ14A,14B,14Cで昇圧されて、最終的には復
水管7に送られる。
【0004】このように、上述した給水加熱器ドレン系
統は、上記高圧給水加熱器9,10のドレンを復水と混合
させて熱回収を図っているため、発電プラントの熱効率
向上に大いに寄与している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た給水加熱器ドレン系統では、発電プラントの起動に先
立って系統のクリーンアップ(浄化運転)が行なえない
という難点が有った。すなわち、ドレンタンク12、ドレ
ンタンク降水管13A,13B,13C、ドレンポンプ14A,
14B,14Cおよびドレン注入管16の内部は、タービン1
が停止して給水加熱器9,10でドレンが発生していない
状態では流体の流れが全くない。タービン1が起動して
タービン抽気が高圧給水加熱器9,10に流入し、ドレン
を生成する様になってから初めてドレンの流れが発生し
てドレンタンク12にドレンが集められる。この状態でド
レンポンプを起動すると給水加熱器ドレン系統内のドレ
ンがドレン注入管16を通って復水管7に送られることに
なる。ところが、従来のおいてはタービン起動に先立っ
て系統内のクリーンアップを行なうことが出来ないた
め、ドレンタンク12、ドレンタンク降水管13A,13B,
13C、ドレンポンプ14A,14B,14Cあるいはドレン注
入管16等の内部に付着していたスケール等の不純物を起
動前に除去することが不可能であった。このため、ドレ
ンポンプを起動してドレン注入を開始すると、上記不純
物がそのまま復水管7に持ち込まれることになる。この
不純物は、給水ポンプ8、高圧給水加熱器9,10の伝熱
管内、および給水管11を通って蒸気発生器まで送られ
る。これは蒸気発生器を汚染してその信頼性を低下させ
ると共に、放射線被曝を増加させて原子力発電プラント
の安全な運転を妨げる原因にもなっていた。
【0006】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
のであり、発電プラントの起動に先立って給水加熱器ド
レン系統の浄化が出来るクリーンアップ方法、並びに上
記の方法を実施するに好適なクリーンアップ装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のクリーンアップ方法では給水加熱器ドレン
の注入点上流の復水器から分岐する復水注入管を通って
洗浄水を上記ドレンタンク降水管に導き、この洗浄水を
ドレンポンプで昇圧し、ドレン注入管を通って復水管に
送給した後、給水ポンプ再循環配管または給水再循環配
管を経由して復水器に回収して復水浄化装置で洗浄水の
浄化を行なうことを特徴とする。
【0008】また、上記の方法を実施するに好適なよう
に構成された本発明のクリーンアップ装置では、給水加
熱器ドレンの注入点よりも上流から復水注入管を分岐し
て洗浄水をドレンタンク降水管に導くように構成すると
共に、ドレンポンプで昇圧された洗浄水をドレン注入管
を通って復水管に供給し、給水ポンプ再循環配管または
給水再循環配管を経由して洗浄水を復水器に回収できる
ように構成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明では復水器から復水ポンプで洗浄水を昇
圧し、低圧給水加熱器および給水ポンプに洗浄水を通水
し、給水ポンプ再循環配管を経由して復水器に洗浄水を
循環している運転状態において、復水注入管からドレン
タンク降水管に洗浄水を通水させる。この洗浄水はドレ
ンポンプで昇圧され、ドレン注入管を通って復水管に送
られた後、給水ポンプを通り給水ポンプ再循環配管を経
由して復水器に回収される循環ループを形成する。ある
いは、復水管に送られた洗浄水は給水ポンプまたは給水
ポンプバイパス管を通った後高圧給水加熱器および給水
再循環配管を経由して復水器に回収される循環ループを
形成する。いずれにしても給水加熱器ドレン系統を通っ
て洗浄水は復水器に集められ、復水ポンプで昇圧された
後に復水浄化装置でスケール等の不純物の除去が行なわ
れる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。なお、本発明のなかで上述した図4の例と同一
構成部材には同一符号を付して説明する。
【0011】図1において、復水器2および復水管7の
内部は洗浄水が充満されている。復水ポンプ3が運転さ
れているため洗浄水は復水浄化装置4、低圧給水加熱器
5,6、復水管7を通り、さらに停止中の給水ポンプ8
の内部を通過する。ここに、給水ポンプ吐出弁19は全閉
であるため、洗浄水は給水ポンプ8の出口から分岐する
給水ポンプ再循環配管20に流入し、給水ポンプ再循環弁
21を通って復水器2に回収される循環運転を行なってい
る。
【0012】この状態で復水注入弁18A,18B,18Cを
開すると、洗浄水は復水注入管17A,17B,17Cを通っ
て3本のドレンタンク降水管13A,13B,13Cに流入す
る。ドレンタンク降水管の水張りが終わった後に1台の
ドレンポンプ、例えばドレンポンプ14Aを起動してドレ
ンポンプ吐出弁15Aを開すると、洗浄水は昇圧されて、
ドレンポンプ吐出弁15A、およびドレン注入管16を通っ
て復水管7に送給される。残りの2台のドレンポンプ14
B,14Cは停止しており、ドレンポンプ吐出弁14B,14
Cは全閉のままであるため、洗浄水を注入された2本の
ドレンタンク降水管13B,13C内ではドレンポンプ側へ
の流れは無く、逆にドレンタンク12側に洗浄水は上昇
し、ドレンタンク12を経て復水注入管17Aからの洗浄水
と共にドレンタンク降水管13Aに流れ込むことになる。
このため、ドレンポンプ14A、ドレンポンプ吐出弁15
A、およびドレン注入管16を流れる洗浄水の流量は復水
注入管17A,17B,17Cの合計流量と同一である。
【0013】上述のように給水加熱器ドレン系統をクリ
ーンアップした洗浄水は再び復水管7に戻され、給水ポ
ンプ8、給水ポンプ再循環配管20、給水ポンプ再循環弁
21を通って復水器2に回収される。復水器2に留められ
た洗浄水は復水ポンプ3で昇圧され、復水浄化装置4に
送られて浄化される。
【0014】なお、以上の手順でドレンタンク降水管13
A、ドレンポンプ14Aのクリーンアップが完了した後
は、ドレンポンプ14Aを停止してドレンポンプ吐出弁15
Aを全閉とする。続いて次のドレンポンプ、例えばドレ
ンポンプ14Bを起動してドレンポンプ吐出弁15Bを開す
ればドレンタンク起水管13B、ドレンポンプ14Bのクリ
ーンアップが出来る。このように順次ドレン降水管とド
レンポンプの系列を切り替えてクリーンアップが可能で
ある。
【0015】本発明のこの実施例では復水器2から復水
ポンプ3で洗浄化を昇圧し、低圧給水加熱器5,6、復
水管7、および給水ポンプ8に洗浄水を通水し、給水ポ
ンプ再循環配管20、給水ポンプ再循環弁21を経由して復
水器2に洗浄水を循環している状態で復水注入管17A,
17B,17Cを通ってドレンタンク降水管13A,13B,13
Cに洗浄水を通水させる。この洗浄水はドレンポンプ14
A,14B,14Cを順次運転して給水加熱器ドレン系統の
クリーンアップを行なっている。この洗浄水は給水ポン
プ8を通り給水再循環配管20を経由して復水器2に回収
するので、復水ポンプ4で昇圧された後に復水浄化装置
4でスケール等の不純物が除去される。
【0016】このような本発明の上述実施例によれば、
タービン1の起動に先立って給水加熱器ドレン系統のク
リーンアップが可能であるため、系統内の不純物が復水
管7や高圧給水加熱器9,10、ひいては蒸気発生器に持
ち込まれることはなく、蒸気発生器の汚染を防止するこ
とが出来る。
【0017】なお、以上の実施例では、給水加熱器ドレ
ン系統をクリーンアップした洗浄水を給水ポンプ再循環
配管20を経由して復水器2に回収しているが、本発明は
その主旨を変更しない範囲で他の方法および装置に適用
出来る。
【0018】図2は本発明による他の実施例を示す系統
図である。本図においては給水管11の途中に給水止め弁
22が設けられており、この給水止め弁22の上流の給水管
11からは給水再循環管23が分岐している。また、給水再
循環配管23には給水再循環弁24が設置される。本実施例
では給水止め弁22を全閉とすることにより洗浄水が蒸気
発生器に流入することを防止しており、また給水再循環
弁24を開することにより洗浄水を給水再循環配管23を通
して復水器2に回収出来るようになっている。本実施例
においても給水加熱器ドレン系統は復水注入管17A,17
B,17Cからの洗浄水でクリーンアップされ、洗浄水は
ドレンポンプによって昇圧されてドレン注入管16を通っ
て復水管7に戻される。図2の実施例では、この洗浄水
は給水ポンプ8だけでなく高圧給水加熱器9,10および
給水管11も通った後に給水再循環弁24と給水再循環配管
23を経由して復水器2に回収されるため、給水加熱器ド
レン系統のクリーンアップと併せて高圧給水加熱器9,
10、ならびに給水管11も同時にクリーンアップが出来る
という特徴がある。
【0019】図3における実施例は、図2の実施例に加
えて、更に給水ポンプ8に対して給水ポンプバイパス管
25と給水ポンプバイパス弁を設けたものである。この実
施例では上述したクリーンアップ運転に際して給水ポン
プ吐出弁19を全閉とし、給水ポンプバイパス弁26を開す
ることにより給水ポンプ8をバイパスすることが出来
る。このため、洗浄水は給水ポンプバイパス管25および
給水ポンプバイパス弁26を通って高圧給水加熱器9,10
および給水管11に送られる。この実施例では給水ポンプ
バイパス管路が設けられているため、洗浄水の汚れから
給水ポンプ8を保護したい場合に特に有効である。
【0020】なお、洗浄水を復水器2に回収するに当っ
ては、上述した実施例を組合わせる方法を用いてもかま
わない。例えば図1と図2の組合せ、すなわち給水ポン
プ再循環配管20と給水再循環配管23の両方を通して洗浄
水を復水器2に回収しても良い。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば給水
加熱器で凝縮したドレンをドレンタンクに回収し、この
給水加熱器ドレンをドレンポンプで昇圧し、ドレン注入
管を通って復水管に注入するようにした給水加熱器ドレ
ン系統を、発電プラントの起動に先立ってクリーンアッ
プすることが出来るため、系統内の有害な不純物が蒸気
発生器に持ち込まれて蒸気発生器を汚染することを防止
して、原子力発電プラントの信頼性、安全性を向上させ
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す系統図。
【図2】本発明の第2の実施例を示す系統図。
【図3】本発明の第3の実施例を示す系統図。
【図4】従来例を示す系統図。
【符号の説明】
1 タービン 2 復水器 3 復水ポンプ 4 復水浄化装置 5 低圧給水加熱器 6 低圧給水加熱器 7 復水管 8 給水ポンプ 9 高圧給水加熱器 10 高圧給水加熱器 11 給水管 12 ドレンタンク 13A,13B,13C ドレンタンク降水管 14A,14B,14C ドレンポンプ 15A,15B,15C ドレンポンプ吐出弁 16 ドレン注入管 17A,17B,17C 復水注入管 18A,18B,18C 復水注入弁 19 給水ポンプ吐出弁 20 給水ポンプ再循環配管 21 給水ポンプ再循環弁 22 給水止め弁 23 給水再循環配管 24 給水再循環弁 25 給水ポンプバイパス管 26 給水ポンプバイパス弁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水加熱器で凝縮したドレンをドレンタ
    ンクに回収し、この給水加熱器ドレンをドレンポンプで
    昇圧し、ドレン注入管を通して復水管に注入するように
    した給水加熱器ドレン系統のクリーンアップ方法におい
    て、前記給水加熱器ドレンの注入点よりも上流の復水管
    から分岐する復水注入管を通って洗浄水を前記ドレンタ
    ンクと前記ドレンポンプとを接続するドレンタンク降水
    管を導き、この洗浄水を前記ドレンポンプで昇圧して前
    記ドレン注入管を通って復水管に送給し、給水ポンプお
    よび給水ポンプ再循環配管を経由して復水管に回収した
    後に復水浄水装置で浄化することを特徴とする給水加熱
    器ドレン系統のクリーンアップ方法。
  2. 【請求項2】 前記給水加熱器ドレンの注入点よりも上
    流の復水管から分岐する復水注入管を通って洗浄水を前
    記ドレンタンク降水管に導き、この洗浄水を前記ドレン
    ポンプで昇圧して前記ドレン注入管を通って復水管に送
    給し、給水ポンプおよび高圧給水加熱器を通って給水管
    に導き、給水止め弁を全閉として給水再循環配管を経由
    してから復水器に回収した後に復水浄化装置で浄化する
    ことを特徴とする請求項1に記載の給水加熱器ドレン系
    統のクリーンアップ方法。
  3. 【請求項3】 前記給水加熱器ドレンの注入点よりも上
    流の復水管から分岐する復水注入管を通って洗浄水を前
    記ドレンタンク降水管に導き、この洗浄水を前記ドレン
    ポンプで昇圧して前記ドレン注入管を通って復水管に送
    給し、給水ポンプ吐出弁を全閉して洗浄水を給水ポンプ
    バイパス管に通した後高圧給水加熱器を通って給水管に
    導き、給水止め弁を全閉として給水再循環配管を経由し
    てから復水器に回収した後に復水浄化装置で浄化するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の給水加熱器ドレン系統
    のクリーンアップ方法。
  4. 【請求項4】 給水加熱器で凝縮したドレンをドレンタ
    ンクに回収し、この給水加熱器ドレンをドレンポンプで
    昇圧し、ドレン注入管を通って復水管に注入するように
    した給水加熱器ドレン系統のクリーンアップ装置であっ
    て、前記給水加熱器ドレンの注入点よりも上流の復水管
    から分岐し、前記ドレンタンクと前記ドレンポンプとを
    接続するドレンタンク降水管に洗浄水を供給する復水注
    入管と、前記ドレンポンプで昇圧された洗浄水を復水管
    に供給するドレン注入管と、給水ポンプ出口から洗浄水
    を復水器に回収する給水ポンプ再循環弁および給水ポン
    プ再循環配管と、復水器からの洗浄水を浄化する復水浄
    化装置とで構成したことを特徴とする給水加熱ドレン系
    統のクリーンアップ装置。
  5. 【請求項5】 前記給水加熱器ドレンの注入点よりも上
    流の復水管から分岐し前記ドレンタンク降水管に洗浄水
    を供給する復水注入管と、前記ドレンポンプで昇圧され
    た洗浄水を復水管に供給するドレン注入管と、給水ポン
    プおよび高圧給水加熱器を通って給水管に導かれた洗浄
    水を復水器に回収する給水止め弁、給水再循環弁および
    給水再循環配管と、復水器からの洗浄水を浄化する復水
    浄化装置とで構成したことを特徴とする請求項4に記載
    の給水加熱器ドレン系統のクリーンアップ装置。
  6. 【請求項6】 前記給水加熱器ドレンの注入点よりも上
    流の復水管から分岐し前記ドレンタンク降水管に洗浄水
    を供給する復水注入管と、前記ドレンポンプで昇圧され
    た洗浄水を復水管に供給するドレン注入管と、洗浄水が
    給水ポンプをバイパスする様に設けた給水ポンプ吐出
    弁、給水ポンプバイパス弁および給水ポンプバイパス管
    と、さらに高圧給水加熱器を通って給水管に導かれた洗
    浄水を復水器に回収する給水止め弁、給水再循環弁およ
    び給水再循環配管と、復水器からの洗浄水を浄化する復
    水浄化装置とで構成したことを特徴とする請求項4に記
    載の給水加熱器ドレン系統のクリーンアップ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100236574A1 (en) * 2009-03-20 2010-09-23 Spx Cooling Technologies, Inc. Cleaning system and method for air-cooled condenser bundles

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