JP2909301B2 - 給水加熱器ドレンのポンプアップ方法 - Google Patents

給水加熱器ドレンのポンプアップ方法

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JP2909301B2 JP8822592A JP8822592A JP2909301B2 JP 2909301 B2 JP2909301 B2 JP 2909301B2 JP 8822592 A JP8822592 A JP 8822592A JP 8822592 A JP8822592 A JP 8822592A JP 2909301 B2 JP2909301 B2 JP 2909301B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原子力発電プラントの給
水加熱器で凝縮したドレンをドレンポンプで昇圧して復
水管に送給する給水加熱器ドレンのポンプアップ方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に原子力発電プラントにおいて、復
水もしくは給水は給水加熱器においてタービン抽気によ
る加熱が施された後に蒸気発生器に送給される。そし
て、この給水加熱器で凝縮したタービン抽気はドレンと
なって順次低圧側の給水加熱器へカスケードして送ら
れ、最終的には復水器へ回収される。
【0003】最近、原子力発電プラントの熱効率をより
一層向上させる手段として、給水加熱器のドレンをカス
ケードして復水器に回収するのではなく、復水を送給す
る復水管にドレンポンプを介して供給するシステム、す
なわち給水加熱器ドレンポンプアップシステムが採用さ
れるようになって来ている。この給水加熱器ドレンポン
プアップシステムでは、給水加熱器で凝縮したドレンを
復水と直接混合させるため、復水温度および給水温度の
上昇に大いに寄与し、発電プラントの効率を約0.5%
程度向上させることが出来る。このため、最新の原子力
発電プラントでは前記給水加熱器ドレンポンプアップシ
ステムが採用される傾向にある。
【0004】このような給水加熱器ドレンポンプアップ
システムの一例を図7に示す。
【0005】タービン1の排気は復水器2において凝縮
し、復水となって一時滞留した後、復水ポンプ3によっ
て昇圧され、復水浄化装置4を通った後、低圧給水加熱
器5,6において加熱され、復水管7を通って給水ポン
プ8に導かれる。この復水は給水としてさらに給水ポン
プ8で昇圧され、高圧給水加熱器9,10でさらに加熱
された後に、給水管11を通って蒸気発生器(図示せ
ず)に送給される。
【0006】一方、低圧給水加熱器5,6および高圧給
水加熱器9,10へは、タービン1からの抽気が抽気管
(図示せず)を通って供給され、各々の給水加熱器5,
6,9,10において熱交換し凝縮しドレンを生成す
る。低圧給水加熱器5のドレンはカスケードして低圧給
水加熱器6に送られ、最終的に復水器6に回収される。
一方、高圧給水加熱器10のドレンは内蔵されたドレン
クーラにより減温された後、ドレン管を通ってドレンタ
ンク12に送られる。高圧給水加熱器9のドレンはその
ままドレン管を通ってドレンタンク12に送られてい
る。
【0007】このように回収された高圧給水加熱器ドレ
ンは、ドレンタンク12で一時的に貯留され、ドレンタ
ンク降水管13を通ってドレンポンプ14に送られる。
ドレンポンプ14で昇圧されたドレンはドレンポンプ吐
出管15に設置された水位調節弁16およびドレンポン
プ吐出弁17を通り、さらにドレン注入管18を通って
復水管7に注入されて復水と混合されるようになってい
る。
【0008】一方、ドレンタンク12の水位はこれに付
設されたドレンタンク水位計19によって検出され、こ
の検出信号はドレンタンク水位制御装置20で水位制御
信号に変換されて、水位調節弁16に送られている。ま
た、ドレンタンク降水管13から分岐して復水器2に至
る非常用ドレン管21には非常用水位調節弁22が設置
されており、ドレン水位制御装置20からの水位制御信
号は非常用水位調節弁22にも同じく送られる。ドレン
タンク12の水位は、通常ドレンポンプ14が運転中は
水位調節弁16によって制御されており、ドレンポンプ
14が停止してドレンタンク12の水位が上昇した場合
には非常用水位調節弁22が開き、ドレンを復水器2に
排出するように構成されている。
【0009】このように、上述した給水加熱器ドレンポ
ンプアップシステムは、高圧給水加熱器9,10のドレ
ンを復水と直接混合させ、復水温度および給水温度を上
昇させて発電プラントの効率向上を図っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た給水加熱器ドレンのポンプアップシステムでは、ドレ
ンポンプ14の運転あるいはドレンの復水中への注入に
先立ってドレンの水質の判定が出来ないという難点が有
った。
【0011】給水加熱器ドレンのポンプアップシステム
を備えた原子力発電プラントでは、ドレンポンプ14は
通常タービン1がある一定の負荷に達した後に起動され
る。この理由のひとつは、タービン負荷が低い状態では
高圧給水加熱器9,10内の圧力が十分な値に達せず、
よってドレンポンプ14の吸込圧力も低い状態にあり、
また逆に復水管7内の復水圧力は復水ポンプ3の吐出流
量が少ないために高い状態にあることによる。すなわ
ち、ドレンポンプ14の全揚程は限られているため、タ
ービン低負荷時には復水管7の内圧に打ち勝つ十分な吐
出圧力が得られないためである。
【0012】しかし、もうひとつの重要な理由は、ター
ビン1の起動過程で、低負荷時には給水加熱器のドレン
が水質要求基準を満足していないことである。これはタ
ービン1が起動し負荷が上昇する過程で、タービン、抽
気管あるいは給水加熱器内に付着していたスクール等の
汚れが遊離して、給水加熱器ドレンに持ち込まれるため
である。
【0013】従って、タービン低負荷時にはドレンポン
プ14は停止しており、ドレンタンク12のドレンは非
常用水位調節弁22を通って復水器2に排出される。復
水器2に排出されたドレンはタービン1の排気蒸気の凝
縮水および低圧給水加熱器ドレンと共に、復水となって
復水ポンプ3で昇圧された後に、復水浄化装置4で浄化
されてから蒸気発生器に送給される。そして、通常ター
ビン1の負荷が約50%程度となった時点でドレンポン
プ14を起動し、復水管7へドレンの注入、すなわちド
レンのポンプアップを開始するのが通例である。
【0014】ところが、従来においては、非常用水位調
節弁22を通してドレンを復水器2に排出する運転状態
では、給水加熱器ドレンの水質を判定することが出来な
かった。多くの給水加熱器ドレンポンプアップシステム
では、図7に示すようにドレンポンプ吐出弁17から復
水管7に至るドレン注入管18に試料採取点23を設置
し、ドレンを採取するよう構成されている。しかし、試
料採取点23ではドレンポンプ14が運転し、ドレン注
入管18にドレンが流れている状態ではドレンの採取、
水質の判定が可能であるが、ドレンポンプ14が停止し
ている状態ではドレンの流れが無いためにドレン水質の
判定は不可能であった。
【0015】このため、従来ではドレンの水質判定を行
なわないままにドレンポンプ14を起動しドレンを復水
管7に注入していたので、しばしば注入されたドレンの
水質が不十分であり、ドレン中の有害な不純物が給水管
11を通って蒸気発生器に送られてしまうことが多かっ
た。これは蒸気発生器を汚染してその信頼性を低下させ
ると共に放射線被曝を増加させて原子力発電プラントの
安全な運転を阻げる原因にもなっていた。
【0016】本発明は、給水加熱器ドレンの復水中への
注入に先立ってドレン水質の判定を行ない、水質要求基
準を満足するドレンを復水管へ注入出来る給水加熱器ド
レンのポンプアップ方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の給水加熱器ドレ
ンのポンプアップ方法は、給水加熱器で凝縮したドレン
をドレンタンクに回収し、この給水加熱器ドレンをドレ
ンタンク降水管を通ってドレンポンプに導き、ドレンポ
ンプで昇圧して復水管内を流れる復水中に注入するとと
もに、非常時には非常用ドレン管を通って復水器に至る
ようにしたものであって、ドレンタンク降水管または非
常用ドレン管に設けられた試料採取点からドレンを採取
してドレン水質を判定し、ドレン水質が規定条件を満た
した後にドレンタンクのドレンを復水管内を流れる復水
中に注入するようにしたものである。
【0018】
【作用】これにより、ドレンに要求される水質を満たし
た後にドレンポンプを起動して復水管を流れる復水中へ
のドレン注入を開始できる。したがって、水質要求基準
を満たさないドレンが復水中に送られることはない。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。なお、図7に示した従来例と同一構成部材には
同一符号を付して説明する。
【0020】図1において、ドレンタンク降水管13か
ら分岐する非常用ドレン管21には、試料採取点24が
設けられており、ドレンタンク12からドレンタンク降
水管13を経て非常用ドレン管21を通るドレンを採取
出来るように構成されている。
【0021】本発明のこの第1の実施例では、タービン
1が起動して未だ負荷が低い状態ではドレンタンク12
のドレンは非常用ドレン管21を通って復水器2に排出
される。復水器2に排出されたドレンはタービン1の排
気蒸気の凝縮水および低圧給水加熱器ドレンと共に復水
となって復水ポンプ3で昇圧された後に復水浄化装置4
で浄化される。浄化された復水は低圧給水加熱器5,6
で加熱され、復水管7を通って給水ポンプ8に導かれ
る。この復水は給水としてさらに給水ポンプ8で昇圧さ
れて高圧給水加熱器9,10でさらに加熱された後に給
水管11を通って蒸気発生器に送られる。タービン低負
荷時にはドレンポンプ14は停止しているため、ドレン
注入管18を通してのドレンの注入は行なわれない。
【0022】この第1の実施例では、タービン1の負荷
が上昇し約50%程度に達した時点で、非常用ドレン管
21に設けられた試料採取点24からドレンを採取す
る。採取されたドレンは分析されてドレン中の有機物、
鉄、ニッケル等の不純物の濃度が水質要求基準を満足し
ているかどうかが判定される。判定の結果ドレン水質が
要求基準を満足していない場合には、ドレンポンプ14
は停止したままとして復水管7へのドレン注入は行なわ
ない。
【0023】ドレンタンク12のドレンは非常用ドレン
管21および非常用水位調節弁22を通って復水器2に
排出され、さらにタービン排気蒸気の凝縮水および低圧
給水加熱器ドレンと共に復水として復水浄化装置4に送
られて、ドレン水質が要求基準を満足するまで浄化運転
を継続することになる。そして、試料採取点24から採
取されたドレンが水質要求基準を満足すると判定された
後に、初めてドレンポンプ14を起動してドレンタンク
12のドレンを、ドレン注入管18に通し、復水管7へ
のドレン注入を開始する。
【0024】このようにこの第1の実施例によれば、非
常用ドレン管21に設けられた試料採取点24からドレ
ンを採取し、ドレン水質を判定した後にドレンポンプ1
4を起動し、ドレンタンク12のドレンを復水管7に注
入するようにしているため、水質要求基準を満足しない
ドレンが復水中に注入されて給水として蒸気発生器に送
られることはなく、蒸気発生器の汚染を防止することが
出来る。
【0025】次に図2は非常用ドレン管21の分岐点よ
りも上流側のドレン降水管13に試料採取点24を設け
た第2の実施例を示す。ドレンポンプ14が停止中には
ドレンタンク12のドレンはドレンタンク降水管13を
通り、非常用ドレン管21の分岐点を経て非常用ドレン
管21に導かれている。従って、非常用ドレン管21の
分岐点よりも上流側のドレン降水管13内には同様にド
レンの流れが有るために、図2の試料採取点24からは
ドレンの採取が可能であり、採取したドレンの水質を判
定した後にドレンポンプ14を起動してドレンタンク1
2のドレンを復水管7内を流れる復水中に注入すること
が出来る。
【0026】図3は非常用ドレン管21がドレンタンク
12から直接取出された構成の場合の第3の実施例を示
す。この第3の実施例ではドレンポンプ14が停止中
に、ドレンタンク12のドレンはドレンタンク12から
復水器2に至る非常用ドレン管21を直接通って復水器
に導かれる。このため、非常用ドレン管21に設けられ
た試料採取点24からドレンを採取し、ドレン水質を判
定した後にドレンポンプ14を起動してドレンタンク1
2のドレンを復水管7内を流れる復水中に注入すれば良
い。
【0027】図4に示した第4の実施例では、ドレンポ
ンプ14の過熱を防止するためのミニマムフロー管25
に試料採取点24を設けた例を示す。この第4の実施例
では、タービン1の負荷が約50%程度に達した時点で
ミニマムフロー弁26を開してドレンポンプ14を起動
する。しかし、ドレンポンプ吐出弁17は全閉としてい
るためにドレンタンク12のドレンはドレン注入管18
を通って復水管7に注入されることはなく、ミニマムフ
ロー管25およびミニマムフロー弁26を通ってドレン
タンク12に戻る再循環流れを形成している。ここにお
いて、試料採取点24からドレンを採取してドレン水質
を判定することが出来る。そしてドレン水質が要求基準
を満足すると判定された後にドレンポンプ吐出弁17を
開してドレンタンク12のドレンを復水管7に注入する
ようにすれば、上述した実施例と同様な効果をあげるこ
とが出来る。
【0028】なお、試料採取点24は図5の第5の実施
例に示すようにミニマムフロー管25の分岐点よりも上
流のドレンポンプ吐出管15に設けても良い。この場合
もミニマムフロー弁26を開し、ドレンポンプ吐出弁1
7を全閉とした状態でドレンポンプ14を運転すると、
ドレンポンプ14からドレンタンク12に戻る再循環流
れが形成される。このため、ミニマムフロー管25の分
岐点よりも上流のドレンポンプ吐出管15内にドレンの
流れが生ずるため試料採取点24からドレンを採取して
ドレン水質を判定出来る。
【0029】図6はドレンポンプ14が複数台設置さ
れ、ドレンタンク降水管および非常用ドレン管も複数本
設けられた構成に適用した第6の実施例を示す。図6に
示すように、ドレンタンク12からは3本のドレンタン
ク降水管13a,13b,13cが設けられており、そ
れぞれ3台のドレンタンク14a,14b,14cに接
続されている。ドレンポンプで昇圧されたドレンは3本
のドレンポンプ吐出管15a,15b,15cに設置さ
れた水位調節弁16a,16b,16cおよびドレンポ
ンプ吐出弁17a,17b,17cを通った後に合流
し、ドレン注入管18を通って復水管7に導かれてい
る。また、ドレンタンク降水管13a,13b,13c
からはそれぞれ3本の非常用ドレン管21a,21b,
21cが分岐しており、ドレンポンプ14a,14b,
14cの停止中にはドレンタンク12のドレンは非常用
ドレン管21a,21b,21cおよび非常用水位調節
弁22a,22b,22cを通って復水器2に排出され
る。
【0030】この実施例においては、ドレンポンプ14
a,14b,14cが停止中に、1本の非常用ドレン
管、例えば非常用ドレン管21aに設けられた試料採取
点24からドレンを採取し、ドレン水質を判定した後に
ドレンポンプを起動して、ドレンタンク12のドレンを
復水管7に注入すれば良い。
【0031】なお、この実施例において試料採取点24
は必ずしも3本の非常用ドレン管21a,21b,21
cに設ける必要は無く、1本の非常用ドレン管、例えば
非常用ドレン管21aに設ければ十分である。これは、
ドレンポンプ14a,14b,14cの停止中にはドレ
ンタンク水位制御装置20からの水位制御信号は通常3
台の非常用水位調節弁22a,22b,22cに並行し
て送られており、非常用水位調節弁22a,22b,2
2cはいずれも開状態でドレンタンク12の水位制御を
行なっているために、3本の非常用ドレン管21a,2
1b,21c内にはいずれもドレンの流れが有りドレン
の採取が可能なためである。
【0032】なお、上述した実施例では高圧給水加熱器
からのドレンをドレンポンプで昇圧して復水管に注入す
るシステムに本発明を適用した例を述べたが、本発明は
低圧給水加熱器ドレンのポンプシステムにも同様に適用
出来ることはもちろんである。すなわち、低圧給水加熱
器で凝縮したドレンをドレンタンクに回収し、この低圧
給水加熱器ドレンをドレンタンク降水管を通ってドレン
ポンプに導き、ドレンポンプで昇圧して復水中に注入す
るようにしたシステムにおいても同様に試料採取点を設
け、試料採取点からドレンを採取してドレン水質を判定
した後にドレンタンクのドレンを復水管内を流れる復水
中に注入するようにしても良い。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の給水加熱器
ドレンのポンプアップ方法によれば、給水加熱器ドレン
の復水中への注入に先立ってドレン水質の判定を行なっ
た後に水質要求基準を満足するドレンを復水管へ注入出
来るため、ドレン中の有害な不純物が蒸気発生器へ送ら
れて蒸気発生器を汚染することを防止して原子力発電プ
ラントの信頼性、安全性を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す構成図。
【図2】本発明の第2の実施例を示す構成図。
【図3】本発明の第3の実施例を示す構成図。
【図4】本発明の第4の実施例を示す構成図。
【図5】本発明の第5の実施例を示す構成図。
【図6】本発明の第6の実施例を示す構成図。
【図7】従来例を示す構成図。
【符号の説明】
1 タービン 2 復水器 3 復水ポンプ 4 復水浄化装置 5 低圧給水加熱器 6 低圧給水加熱器 7 復水管 8 給水ポンプ 9 高圧給水加熱器 10 高圧給水加熱器 11 給水管 12 ドレンタンク 13 ドレンタンク降水管 14 ドレンポンプ 15 ドレンポンプ吐出管 16 水位調節弁 17 ドレンポンプ吐出弁 18 ドレン注入管 19 ドレンタンク水位計 20 ドレンタンク水位制御装置 21 非常用ドレン管 22 非常用水位調節弁 23 試料採取点 24 試料採取点 25 ミニマムフロー管 26 ミニマムフロー弁

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水加熱器で凝縮したドレンをドレンタ
    ンクに回収しこの給水加熱器ドレンをドレンタンク降水
    管を通ってドレンポンプに導き前記ドレンポンプで昇圧
    して復水管内を流れる復水中に注入するとともに、非常
    時には前記ドレンタンク降水管から分岐した非常用ドレ
    ン管を通って復水器に至るようにした給水加熱器ドレン
    のポンプアップ方法において、前記非常用ドレン管に試
    料採取点を設け、この試料採取点からのドレンを採取し
    てドレン水質を判定し、ドレン水質が規定条件を満たし
    た後に前記ドレンタンクのドレンを前記復水管内を流れ
    る復水中に注入するようにしたことを特徴とする給水加
    熱器ドレンのポンプアップ方法。
  2. 【請求項2】 給水加熱器で凝縮したドレンをドレンタ
    ンクに回収しこの給水加熱器ドレンをドレンタンク降水
    管を通ってドレンポンプに導き前記ドレンポンプで昇圧
    して復水管内を流れる復水中に注入するとともに、非常
    時には前記ドレンタンク降水管から分岐した非常用ドレ
    ン管を通って復水器に至るようにした給水加熱器ドレン
    のポンプアップ方法において、前記非常用ドレン管より
    も上流の前記ドレンタンク降水管に試料採取点を設け、
    この試料採取点からのドレンを採取してドレン水質を判
    定し、ドレン水質が規定条件を満たした後に前記ドレン
    タンクのドレンを前記復水管内を流れる復水中に注入す
    るようにしたことを特徴とする給水加熱器ドレンのポン
    プアップ方法。
  3. 【請求項3】 給水加熱器で凝縮したドレンをドレンタ
    ンクに回収しこの給水加熱器ドレンをドレンタンク降水
    管を通ってドレンポンプに導き前記ドレンポンプで昇圧
    して復水管内を流れる復水中に注入するとともに、非常
    時には前記ドレンタンクから非常用ドレン管を通って復
    水器に至るようにした給水加熱器ドレンのポンプアップ
    方法において、前記非常用ドレン管に試料採取点を設
    け、この試料採取点からのドレンを採取してドレン水質
    を判定し、ドレン水質が規定条件を満たした後に前記ド
    レンタンクのドレンを前記復水管内を流れる復水中に注
    入するようにしたことを特徴とする給水加熱器ドレンの
    ポンプアップ方法。
  4. 【請求項4】 給水加熱器で凝縮したドレンをドレンタ
    ンクに回収しこの給水加熱器ドレンをドレンタンク降水
    管を通ってドレンポンプに導き前記ドレンポンプで昇圧
    して復水管内を流れる復水中に注入するとともに、非常
    時には前記ドレンタンク降水管から分岐した非常用ドレ
    ン管を通って復水器に至るようにした給水加熱器ドレン
    のポンプアップ方法において、前記ドレンポンプ出口の
    ドレンポンプ吐出管から分岐して前記ドレンタンクに至
    るドレンポンプのミニマムフロー管を設け、このドレン
    ポンプのミニマムフロー管に試料採取点を設け、この試
    料採取点からのドレンを採取してドレン水質を判定し、
    ドレン水質が規定条件を満たした後に前記ドレンタンク
    のドレンを前記復水管内を流れる復水中に注入するよう
    にしたことを特徴とする給水加熱器ドレンのポンプアッ
    プ方法。
  5. 【請求項5】 給水加熱器で凝縮したドレンをドレンタ
    ンクに回収しこの給水加熱器ドレンをドレンタンク降水
    管を通ってドレンポンプに導き前記ドレンポンプで昇圧
    して復水管内を流れる復水中に注入するとともに、非常
    時には前記ドレンタンク降水管から分岐した非常用ドレ
    ン管を通って復水器に至るようにした給水加熱器ドレン
    のポンプアップ方法において、前記ドレンポンプ出口の
    ドレンポンプ吐出管から分岐して前記ドレンタンクに至
    るドレンポンプのミニマムフロー管を設け、このドレン
    ポンプのミニマムフロー管の分岐点よりも上流の前記ド
    レンポンプ吐出管に試料採取点を設け、この試料採取点
    からのドレンを採取してドレン水質を判定し、ドレン水
    質が規定条件を満たした後に前記ドレンタンクのドレン
    を前記復水管内を流れる復水中に注入するようにしたこ
    とを特徴とする給水加熱器ドレンのポンプアップ方法。
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