JP2004092507A - 蒸気タービンプラント - Google Patents
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Abstract
【課題】復水回収タンク水を冷却して熱回収することができる蒸気タービンプラントを提供することを課題とする。
【解決手段】蒸気タービンプラント101は、蒸気発生器3、タービン5,9、復水器11及びグランド蒸気復水器15等を有する復水系を備え、グランド蒸気復水器15には復水回収タンク39が接続されている。復水回収タンク39には、ポンプシール水等のユーティリティのドレン水やグランド蒸気復水器15からのタービングランド蒸気のドレン水が復水回収タンク水として回収される。復水回収タンク水は復水回収ポンプ40を介して復水回収タンク水冷却器61により復水により冷却され熱回収される。
【選択図】 図1
【解決手段】蒸気タービンプラント101は、蒸気発生器3、タービン5,9、復水器11及びグランド蒸気復水器15等を有する復水系を備え、グランド蒸気復水器15には復水回収タンク39が接続されている。復水回収タンク39には、ポンプシール水等のユーティリティのドレン水やグランド蒸気復水器15からのタービングランド蒸気のドレン水が復水回収タンク水として回収される。復水回収タンク水は復水回収ポンプ40を介して復水回収タンク水冷却器61により復水により冷却され熱回収される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、蒸気タービンプラントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2に、既存の原子力発電プラントを構成する蒸気タービンプラントの主要構成を示す。原子力発電プラントにおいては通常、原子炉の熱を利用した高温水を蒸気発生器に送り熱交換させた後に回収するいわゆる一次系と、蒸気発生器内で一次系の高温水を利用して蒸気を発生させ、この蒸気で蒸気タービンを回転させて発電し、その後、復水器にて復水させた後、蒸気発生器に回収するいわゆる二次系を備え、二次系には、蒸気発生器の器内水の一部を取り出し、不純物を浄化した後に復水へ回収するブローダウン系を備えている。
図2の蒸気タービンプラントは、そのようなSGブローダウン系を有する原子力発電プラントの二次系において、ブローダウンした流体からの熱回収を行う場合の主要な構成を示すものである。
【0003】
蒸気タービンプラント1は、二次系の一部として、蒸気発生器3を備え、その下流には、高圧タービン5、湿分分離加熱器7、低圧タービン9さらに復水器11が設けられている。復水器11の下流には、復水ポンプ13、グランド蒸気復水器15が設けられており、その出口には復水を脱塩浄化し、不純物を除去するための復水脱塩装置19が設けられている。
復水脱塩装置19の下流には、復水を復水器11に戻す復水再循環配管41が延びている。復水再循環配管41には復水再循環制御弁43が設けられている。一方、復水脱塩装置19の下流の低圧給水加熱器27の上流には復水流量制御弁45が設けられている。
さらに、復水流量制御弁45の下流には、低圧給水加熱器27、脱気器29、給水ポンプ31、高圧給水加熱器33が設けられており、高圧給水加熱器33の下流は蒸気発生器3に接続されている。
【0004】
一方、蒸気発生器3からはブローダウン系が延びており、蒸気発生器3には、ブローダウン系を構成するフラッシュタンク37が接続されている。フラッシュタンク37は、上方で脱気器29に接続され、フラッシュ(減圧沸騰)し分離されたフラッシュ蒸気を復水系に戻して熱回収を行うように構成されている。フラッシュタンク37の下流は、復水器11に接続されている。
【0005】
また、グランド蒸気復水器15には、タービングランド蒸気が導入され復水し、そのドレン水はグランド蒸気復水器15に接続された復水回収タンク39に送られてタービングランド蒸気ドレン水として回収される。
復水回収タンク39では、蒸気タービンプラント1で使用されている復水ポンプ13,給水ポンプ31等のポンプシール用の水として利用されたポンプシールドレン水等のユーティリティドレン水も回収される。また、復水回収タンク39は、復水器11に接続され、タービングランド蒸気ドレン水及びユーティリティドレン水は、復水回収タンク水として、復水器11に供給され復水系に戻される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、復水回収タンク39に回収された復水回収タンク水は、例えば100℃程度の温度を有しているのもかかわらず、これ以上熱回収されないまま復水器11に供給されるため、復水回収タンク水の有する熱量は損失されていた。
【0007】
この発明は、このような問題点を解消するためになされたものであり、復水回収タンク水の熱回収をすることができる蒸気タービンプラントを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、この発明に係る蒸気タービンプラントは、蒸気発生器、蒸気タービン、復水器及びタービングランド蒸気を復水するグランド蒸気復水器を有する復水系と、グランド蒸気復水器に接続され且つ内部の復水回収タンク水を復水器に供給する復水回収タンクとを備えた蒸気タービンプラントにおいて、復水系は、復水器の下流で且つグランド蒸気復水器の上流に、復水回収タンク水を冷却して熱回収する復水回収タンク水冷却器を備えたことを特徴とするものである。
【0009】
復水回収タンク水冷却器は、復水系の復水器の下流に配置された最初の熱交換器であることが望ましい。
また、復水系は、復水回収タンク水冷却器の下流から復水器へ復水を戻す復水再循環配管を備えてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1に、原子力発電プラントの二次系を構成する、この発明の実施の形態1に係る蒸気タービンプラントの構成を示す。
蒸気タービンプラント101は、蒸気発生器3を備え、その下流には、高圧タービン5、湿分分離加熱器7、低圧タービン9さらに復水器11が設けられている。復水器11の下流には、復水ポンプ13、グランド蒸気復水器15が設けられており、その出口には復水脱塩装置19が設けられている。
復水脱塩装置19の下流には、復水流量制御弁45、低圧給水加熱器27、脱気器29、給水ポンプ31、高圧給水加熱器33が設けられており、高圧給水加熱器33の下流は蒸気発生器3に接続されている。
また、復水脱塩装置19の下流から分岐して、復水を復水器11に戻す復水再循環配管41が延びている。復水再循環配管41には復水再循環制御弁43が設けられている。なお、復水再循環配管41はグランド蒸気復水器15の下流から分岐させてもよい。
【0011】
一方、蒸気発生器3からはブローダウン系が延びている。蒸気発生器3の下流には、蒸気発生器3内の流体の一部をブローダウンして導入するフラッシュタンク37が設けられている。フラッシュタンク37は、上方で脱気器29に接続され、フラッシュし分離された蒸気を復水系に戻して熱回収を行うように構成されている。フラッシュタンク37の下流は、復水器11に接続されている。
【0012】
また、グランド蒸気復水器15には、タービングランド蒸気が導入され復水し、そのドレン水は、グランド蒸気復水器15に接続された復水回収タンク39に送られて、タービングランド蒸気ドレン水として回収される。ここで、タービングランド蒸気とは、高圧タービン5、低圧タービン9等の軸受部に用いられた蒸気である。
復水回収タンク39には、いわゆるユーティリティのドレン水も回収される。ユーティリティとは、例えば、蒸気タービンプラント101で使用されている復水ポンプ13,給水ポンプ31等のポンプシール水として利用されるものをいう。
復水回収タンク39は、復水回収ポンプ40を介して復水回収タンク水冷却器61に接続される。したがって、タービングランド蒸気のドレン水及びユーティリティのドレン水は、復水回収タンク水として、復水回収ポンプ40、復水回収タンク水冷却器61、復水器11を通って復水系に戻されることになる。
【0013】
次に、以上のような構成を有する実施の形態に係る蒸気タービンプラント101の動作について説明する。
復水ポンプ13から吐出された復水は、復水回収タンク水冷却器61、グランド蒸気復水器15を経て、復水脱塩装置19に流入し脱塩され不純物が除去されて下流に流れる。復水脱塩装置19を通った復水は、復水流量制御弁45及び復水再循環制御弁43の各開閉量に応じて、復水流量制御弁45の下流から蒸気発生器3に向かって流れる復水と、復水再循環配管41を流れて復水器11に戻される復水に分配される。復水再循環制御弁43の開閉量は、復水器11から復水脱塩装置19までの間に設置される機器の通水量が各機器の最低流量を下回らないように調整される。
【0014】
また、タービングランド蒸気は、グランド蒸気復水器15で冷却されて復水される。このタービングランド蒸気のドレン水は、ユーティリティのドレン水とともに、例えば100℃程度の復水回収タンク水として復水回収タンク39に送られる。復水回収タンク水は、復水回収ポンプ40で昇圧された後、復水回収タンク水冷却器61において、復水系を流れる復水によって例えば45℃まで冷却され、熱回収される。その後、復水回収タンク水は復水器11に送られ復水系に戻される。
このように、復水回収タンク39内部の復水回収タンク水を復水回収タンク水冷却器61により熱回収するようにしたので、復水回収タンク水の有する熱量の損失を防止することができる。
また、復水回収タンク水冷却器61は、復水器11の下流にある最初の熱交換器であるので、復水器11からの比較的低温の復水を利用して復水回収タンク水の熱回収を行うことができ、復水回収タンク水の熱回収を効率よく行うことができる。
さらに、復水流量制御弁45の上流で復水器11への再循環経路が設けられ、復水回収タンク水冷却器61は、再循環経路内に配置されている。そのため、プラントの運転状態によって脱気器へ送られる復水量が変化した場合でも、復水回収タンク水冷却器61で冷却に供される復水の量は常に十分に確保される。
【0015】
なお、この発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく様々な改変を施すことが可能である。
上述した実施の形態では、復水器11に回収していたフラッシュタンク37のブローダウン液体は、グランド蒸気復水器15に回収してもよい。これにより、ブローダウン液体についてもグランド蒸気復水器15及び復水回収タンク水冷却器61で熱回収を行うことができる。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の蒸気タービンプラントによれば、蒸気発生器、蒸気タービン、復水器及びタービングランド蒸気を復水するグランド蒸気復水器を有する復水系と、グランド蒸気復水器に接続され且つ内部の復水回収タンク水を前記復水器に供給する復水回収タンクとを備えた蒸気タービンプラントにおいて、復水系は、復水器の下流で且つグランド蒸気復水器の上流に、復水回収タンク水を冷却して熱回収する復水回収タンク水冷却器を備えているので、復水回収タンク水の熱回収をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る蒸気タービンプラントの主要な構成を示す図である。
【図2】従来の蒸気タービンプラントの主要な構成を示す図である。
【符号の説明】
3…蒸気発生器、5…高圧タービン,9…低圧タービン、11…復水器、15…グランド蒸気復水器、39…復水回収タンク、61…復水回収タンク冷却器、101…蒸気タービンプラント。
【発明の属する技術分野】
この発明は、蒸気タービンプラントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2に、既存の原子力発電プラントを構成する蒸気タービンプラントの主要構成を示す。原子力発電プラントにおいては通常、原子炉の熱を利用した高温水を蒸気発生器に送り熱交換させた後に回収するいわゆる一次系と、蒸気発生器内で一次系の高温水を利用して蒸気を発生させ、この蒸気で蒸気タービンを回転させて発電し、その後、復水器にて復水させた後、蒸気発生器に回収するいわゆる二次系を備え、二次系には、蒸気発生器の器内水の一部を取り出し、不純物を浄化した後に復水へ回収するブローダウン系を備えている。
図2の蒸気タービンプラントは、そのようなSGブローダウン系を有する原子力発電プラントの二次系において、ブローダウンした流体からの熱回収を行う場合の主要な構成を示すものである。
【0003】
蒸気タービンプラント1は、二次系の一部として、蒸気発生器3を備え、その下流には、高圧タービン5、湿分分離加熱器7、低圧タービン9さらに復水器11が設けられている。復水器11の下流には、復水ポンプ13、グランド蒸気復水器15が設けられており、その出口には復水を脱塩浄化し、不純物を除去するための復水脱塩装置19が設けられている。
復水脱塩装置19の下流には、復水を復水器11に戻す復水再循環配管41が延びている。復水再循環配管41には復水再循環制御弁43が設けられている。一方、復水脱塩装置19の下流の低圧給水加熱器27の上流には復水流量制御弁45が設けられている。
さらに、復水流量制御弁45の下流には、低圧給水加熱器27、脱気器29、給水ポンプ31、高圧給水加熱器33が設けられており、高圧給水加熱器33の下流は蒸気発生器3に接続されている。
【0004】
一方、蒸気発生器3からはブローダウン系が延びており、蒸気発生器3には、ブローダウン系を構成するフラッシュタンク37が接続されている。フラッシュタンク37は、上方で脱気器29に接続され、フラッシュ(減圧沸騰)し分離されたフラッシュ蒸気を復水系に戻して熱回収を行うように構成されている。フラッシュタンク37の下流は、復水器11に接続されている。
【0005】
また、グランド蒸気復水器15には、タービングランド蒸気が導入され復水し、そのドレン水はグランド蒸気復水器15に接続された復水回収タンク39に送られてタービングランド蒸気ドレン水として回収される。
復水回収タンク39では、蒸気タービンプラント1で使用されている復水ポンプ13,給水ポンプ31等のポンプシール用の水として利用されたポンプシールドレン水等のユーティリティドレン水も回収される。また、復水回収タンク39は、復水器11に接続され、タービングランド蒸気ドレン水及びユーティリティドレン水は、復水回収タンク水として、復水器11に供給され復水系に戻される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、復水回収タンク39に回収された復水回収タンク水は、例えば100℃程度の温度を有しているのもかかわらず、これ以上熱回収されないまま復水器11に供給されるため、復水回収タンク水の有する熱量は損失されていた。
【0007】
この発明は、このような問題点を解消するためになされたものであり、復水回収タンク水の熱回収をすることができる蒸気タービンプラントを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、この発明に係る蒸気タービンプラントは、蒸気発生器、蒸気タービン、復水器及びタービングランド蒸気を復水するグランド蒸気復水器を有する復水系と、グランド蒸気復水器に接続され且つ内部の復水回収タンク水を復水器に供給する復水回収タンクとを備えた蒸気タービンプラントにおいて、復水系は、復水器の下流で且つグランド蒸気復水器の上流に、復水回収タンク水を冷却して熱回収する復水回収タンク水冷却器を備えたことを特徴とするものである。
【0009】
復水回収タンク水冷却器は、復水系の復水器の下流に配置された最初の熱交換器であることが望ましい。
また、復水系は、復水回収タンク水冷却器の下流から復水器へ復水を戻す復水再循環配管を備えてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1に、原子力発電プラントの二次系を構成する、この発明の実施の形態1に係る蒸気タービンプラントの構成を示す。
蒸気タービンプラント101は、蒸気発生器3を備え、その下流には、高圧タービン5、湿分分離加熱器7、低圧タービン9さらに復水器11が設けられている。復水器11の下流には、復水ポンプ13、グランド蒸気復水器15が設けられており、その出口には復水脱塩装置19が設けられている。
復水脱塩装置19の下流には、復水流量制御弁45、低圧給水加熱器27、脱気器29、給水ポンプ31、高圧給水加熱器33が設けられており、高圧給水加熱器33の下流は蒸気発生器3に接続されている。
また、復水脱塩装置19の下流から分岐して、復水を復水器11に戻す復水再循環配管41が延びている。復水再循環配管41には復水再循環制御弁43が設けられている。なお、復水再循環配管41はグランド蒸気復水器15の下流から分岐させてもよい。
【0011】
一方、蒸気発生器3からはブローダウン系が延びている。蒸気発生器3の下流には、蒸気発生器3内の流体の一部をブローダウンして導入するフラッシュタンク37が設けられている。フラッシュタンク37は、上方で脱気器29に接続され、フラッシュし分離された蒸気を復水系に戻して熱回収を行うように構成されている。フラッシュタンク37の下流は、復水器11に接続されている。
【0012】
また、グランド蒸気復水器15には、タービングランド蒸気が導入され復水し、そのドレン水は、グランド蒸気復水器15に接続された復水回収タンク39に送られて、タービングランド蒸気ドレン水として回収される。ここで、タービングランド蒸気とは、高圧タービン5、低圧タービン9等の軸受部に用いられた蒸気である。
復水回収タンク39には、いわゆるユーティリティのドレン水も回収される。ユーティリティとは、例えば、蒸気タービンプラント101で使用されている復水ポンプ13,給水ポンプ31等のポンプシール水として利用されるものをいう。
復水回収タンク39は、復水回収ポンプ40を介して復水回収タンク水冷却器61に接続される。したがって、タービングランド蒸気のドレン水及びユーティリティのドレン水は、復水回収タンク水として、復水回収ポンプ40、復水回収タンク水冷却器61、復水器11を通って復水系に戻されることになる。
【0013】
次に、以上のような構成を有する実施の形態に係る蒸気タービンプラント101の動作について説明する。
復水ポンプ13から吐出された復水は、復水回収タンク水冷却器61、グランド蒸気復水器15を経て、復水脱塩装置19に流入し脱塩され不純物が除去されて下流に流れる。復水脱塩装置19を通った復水は、復水流量制御弁45及び復水再循環制御弁43の各開閉量に応じて、復水流量制御弁45の下流から蒸気発生器3に向かって流れる復水と、復水再循環配管41を流れて復水器11に戻される復水に分配される。復水再循環制御弁43の開閉量は、復水器11から復水脱塩装置19までの間に設置される機器の通水量が各機器の最低流量を下回らないように調整される。
【0014】
また、タービングランド蒸気は、グランド蒸気復水器15で冷却されて復水される。このタービングランド蒸気のドレン水は、ユーティリティのドレン水とともに、例えば100℃程度の復水回収タンク水として復水回収タンク39に送られる。復水回収タンク水は、復水回収ポンプ40で昇圧された後、復水回収タンク水冷却器61において、復水系を流れる復水によって例えば45℃まで冷却され、熱回収される。その後、復水回収タンク水は復水器11に送られ復水系に戻される。
このように、復水回収タンク39内部の復水回収タンク水を復水回収タンク水冷却器61により熱回収するようにしたので、復水回収タンク水の有する熱量の損失を防止することができる。
また、復水回収タンク水冷却器61は、復水器11の下流にある最初の熱交換器であるので、復水器11からの比較的低温の復水を利用して復水回収タンク水の熱回収を行うことができ、復水回収タンク水の熱回収を効率よく行うことができる。
さらに、復水流量制御弁45の上流で復水器11への再循環経路が設けられ、復水回収タンク水冷却器61は、再循環経路内に配置されている。そのため、プラントの運転状態によって脱気器へ送られる復水量が変化した場合でも、復水回収タンク水冷却器61で冷却に供される復水の量は常に十分に確保される。
【0015】
なお、この発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく様々な改変を施すことが可能である。
上述した実施の形態では、復水器11に回収していたフラッシュタンク37のブローダウン液体は、グランド蒸気復水器15に回収してもよい。これにより、ブローダウン液体についてもグランド蒸気復水器15及び復水回収タンク水冷却器61で熱回収を行うことができる。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の蒸気タービンプラントによれば、蒸気発生器、蒸気タービン、復水器及びタービングランド蒸気を復水するグランド蒸気復水器を有する復水系と、グランド蒸気復水器に接続され且つ内部の復水回収タンク水を前記復水器に供給する復水回収タンクとを備えた蒸気タービンプラントにおいて、復水系は、復水器の下流で且つグランド蒸気復水器の上流に、復水回収タンク水を冷却して熱回収する復水回収タンク水冷却器を備えているので、復水回収タンク水の熱回収をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る蒸気タービンプラントの主要な構成を示す図である。
【図2】従来の蒸気タービンプラントの主要な構成を示す図である。
【符号の説明】
3…蒸気発生器、5…高圧タービン,9…低圧タービン、11…復水器、15…グランド蒸気復水器、39…復水回収タンク、61…復水回収タンク冷却器、101…蒸気タービンプラント。
Claims (3)
- 蒸気発生器、蒸気タービン、復水器及びタービングランド蒸気を復水するグランド蒸気復水器を有する復水系と、
グランド蒸気復水器に接続され且つ内部の復水回収タンク水を前記復水器に供給する復水回収タンクとを備えた蒸気タービンプラントにおいて、
前記復水系は、前記復水器の下流で且つ前記グランド蒸気復水器の上流に、前記復水回収タンク水を冷却して熱回収する復水回収タンク水冷却器を備えたことを特徴とする蒸気タービンプラント。 - 前記復水回収タンク水冷却器は、前記復水系の前記復水器の下流に配置された最初の熱交換器である請求項1に記載の蒸気タービンプラント。
- 前記復水系は、前記復水回収タンク水冷却器の下流から前記復水器へ復水を戻す復水再循環配管を備えた請求項1または2に記載の蒸気タービンプラント。
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|---|---|---|---|
| JP2002254673A JP2004092507A (ja) | 2002-08-30 | 2002-08-30 | 蒸気タービンプラント |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002254673A JP2004092507A (ja) | 2002-08-30 | 2002-08-30 | 蒸気タービンプラント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004092507A true JP2004092507A (ja) | 2004-03-25 |
Family
ID=32060387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002254673A Withdrawn JP2004092507A (ja) | 2002-08-30 | 2002-08-30 | 蒸気タービンプラント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004092507A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110160112A (zh) * | 2019-04-24 | 2019-08-23 | 中国船舶重工集团公司第七一九研究所 | 带蒸汽蓄热器的海上浮动堆核能供热系统 |
| CN114109545A (zh) * | 2021-11-25 | 2022-03-01 | 西安热工研究院有限公司 | 一种回收火电厂冷端余热的调峰系统及调峰方法 |
| CN119508018A (zh) * | 2024-11-06 | 2025-02-25 | 中国船舶集团有限公司第七一九研究所 | 能量梯级利用的高效蒸汽动力循环系统 |
-
2002
- 2002-08-30 JP JP2002254673A patent/JP2004092507A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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