JPS6144102Y2 - - Google Patents

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JPS6144102Y2
JPS6144102Y2 JP1981156130U JP15613081U JPS6144102Y2 JP S6144102 Y2 JPS6144102 Y2 JP S6144102Y2 JP 1981156130 U JP1981156130 U JP 1981156130U JP 15613081 U JP15613081 U JP 15613081U JP S6144102 Y2 JPS6144102 Y2 JP S6144102Y2
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JP
Japan
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section
signal
compressor
air conditioner
timer
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JP1981156130U
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JPS5860133U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は入タイマを用いたタイマ運転が可能
な空気調和機の制御装置において、特にタイマ
運転開始時の試運転防止に関するものである。
(ロ) 従来の技術 一般に試運転とは、空気調和機の設置にその
動作を確認するため行なうものであり、強制的
に圧縮機を連続運転させるものである。
例えば、冬に空気調和機を設置し冷房運転の
動作を確認する時、室温が低いため比較部から
は圧縮機の運転信号が出力されない。このよう
な時に試運転スイツチを用いて圧縮機を強制的
に運転させるものである。
このような試運転を連続して行なつた場合、
冬の冷房運転では室内側熱交換器の凍結による
故障や冷媒の圧縮機への液戻り、夏の暖房運転
では冷媒圧力の増加や圧縮機モータに過電流が
流れたりする問題点があつた。
このような問題点に対して実開昭55−77737
号公報、及び実開昭55−114432号公報に記載さ
れているようなものが試みられた。前者は、
「試運転用スイツチを操作した後、一定の時間
がくると自動的に運転を停止し、試運転の状態
も自動的に解除するように構成した」ものであ
り、後者は「強制運転(試運転)時間を所定の
一定時間内に限る強制運転制御回路を設けた」
ものであり、両者とも試運転が行なわれる最長
時間を限定して、圧縮機の保護を行なうように
したものであつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記の従来の技術では、所定時間経過後に空
気調和機の運転を開始する入タイマの運転を行
なつた場合、試運転スイツチを切り忘れている
と、入タイマによる運転開始と同時に最長時間
の間試運転が行なわれるものであり、不要な試
運転を確実に防止できるものではなかつた。
また前者では、試運転が最長時間の間行なわれ
ると、空気調和機の運転が停止し、入タイマに
よる運転を所望した使用者の意に反した状態と
なるものであつた。
後者では、試運転スイツチの接片をタイマで
強制的に切換える構造であり、この構造が大き
くなつて近年の小型化、省スペース化又は薄型
化を妨げるものであつた。
斯る問題点に鑑み、本考案は入タイマによる
運転開始時に試運転スイツタの切り忘れによる
試運転を防止した空気調和機の制御装置を提供
するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案による空気調和機の制御装置は、室温
と設定値とを比較して圧縮機の運転信号を出力
する比較部と、圧縮機の運転信号を連続して出
力する試運転スイツチ部と、前記比較部及び試
運転スイツチ部の少なくともいずれも一方の運
転信号に基づいて圧縮機の運転を制御する運転
制御部と、任意の設定時間経過後に空気調和機
の運転信号を出力する入タイマ部と、この入タ
イマ部の出力信号に基づき前記試運転スイツチ
部から出力される運転信号を遮断するゲート部
とを備えるものである。
(ホ) 作用 以上のように構成された空気調和機の制御装
置を用いた場合、入タイマによる運転開始時に
試運転スイツチが投入されていても、入タイマ
部の出力信号に基づいてゲート部が試運転スイ
ツチ部からの運転信号を遮断するので、試運転
が行なわれず、比較部からの運転信号に基づい
て圧縮機の運転が制御されるものである。
(ヘ) 実施例 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。1は入タイマ部であり、空気調和機の主な
制御を行なうマイクロコンピユータ(以下マイ
コン)2の端子R1からのH信号(約5〔V〕
の電圧信号)を入力して計時を開始し、計時終
了時にはH信号をマイコン2の端子R2に出力
する。尚この計時時間は、可変抵抗3の抵抗値
を変えることによつて約1〜12時間の任意の時
間に設定することができる。4は室温設定用可
変抵抗、5,7は抵抗、6は室温を検出する感
温素子(サーミスタなど)であり、夫々の素子
を各辺に設けて温度検出用のブリツジ回路を構
成している。マイコン2の端子R3,R6から
定電圧電源の供給を受け、電圧出力を端子R
4,R5へ出力している。
2aはマイコン2内にその動作がフローチヤ
ートで構成された比較部であり、冷房運転時に
は可変抵抗4による設定値より感温素子6が検
出した室温が高くなつた時にH信号を出力し、
暖房運転時には設定値より室温が低くなつた時
にH信号を出力するものである。
8,9,10は夫々自動復帰式の運転スイツ
チ,冷暖切換スイツチ,手動復帰式の試運転ス
イツチである。このスイツチ8,9,10は
夫々マイコン2の端子R7,R10間、端子R
7,R9間、端子R7,R8間に接続され、端
子R8,R9,R10にH信号を出力するもの
である。
2cはマイコン2内にその動作がフローチヤ
ートで構成されたゲート部であり、入タイマ部
1からH信号が出力されている時は端子R8か
ら入力したH信号を遮断するものである。
2bはマイコン2内にその動作がフローチヤ
ートで構成された試運転制御部であり、比較部
2aとゲート部2cから出力されるH信号の論
理和を行ない、その出力(H信号)を運転制御
部2dへ出力するものである。この運転制御部
2dは試運転制御部2bからのH信号に基づい
て端子K1よりH信号を出力する。
11はマイコン2の端子K1からのH信号を
抵抗12を介して入力することによりON状態
となるトランジスタであり、リレー13を通電
する。このリレー13が通電されることによつ
て圧縮機の運転が行なわれる。
14乃至27は赤色と緑色との二色に発光可
能な発光素子であり、マイコン2の端子K2乃
至K18の出力で発光状態が以下のように制御
される。尚、28はドライブ部であり、また発
光素子14乃至27に室温設定目盛17乃至3
0が並設されている。
まず冷房運転の時は、室温設定値が25℃なら
ば25の目盛に対応する発光素子22が緑色に発
光する。この時室温に対応する発光素子が赤色
に発光する。設定値と室温とが一致すると緑色
のみが発光するものである。
また暖房運転の時は室温設定値が赤色で発光
し、室温が緑色で発光するものである。
以上のように構成された制御装置を用いる
と、まず通常の冷暖房運転時は室温と室温設定
値とに基づいて圧縮機の運転が制御される。こ
れによつて室温が設定値の近傍に維持されるも
のである。
次に試運転スイツチ10を投入すると運転信
号(H信号)がゲート2cを介して試運転制御
部2bへ供給される。このH信号で圧縮機が強
制的に連続運転を行なうものである。
この後、試運転スイツチ10投入したまま入
タイマ部1によるタイマ運転をを行なうと、入
タイマ部1が計時を行なつている間は空気調和
機の運転は停止状態に維持されている。計時が
終了すると、空気調和機の運転が開始され、同
時にゲート部2cは遮断状態となるので、試運
転スイツチ10からの運転信号(H信号)は試
運転制御部2bに供給されることはない。従つ
て、圧縮機は比較部2aからの運転信号(H信
号)によつて制御される。すなわち、通常の冷
暖房運転が行なわれ、試運転が行なわれること
はない。
尚、試運転の表示として暖房運転時には発光
素子27を赤色に点滅させ、冷房運転時には発
光素子14を緑色に点滅させてもよい。
(ト) 考案の効果 以上のように本考案による空気調和機の制御
装置は、入タイマ部の動作によるタイマ運転開
始時に、試運転スイツチが投入されていても、
ゲート部が入タイマ部の出力で動作し、試運転
スイツチからの連続した圧縮機の運転信号が運
転制御部へ供給されるのを防止しているので、
タイマ運転の開始時には試運転が行なわれるこ
とがない。従つて、不必要な試運転が行なわれ
ることがなく、圧縮機の破損や故障を抑制する
と同時に、使用者の所望する運転が速やかに行
なえるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す要部電気回路図
である。 1……入タイマ部、2……マイコン、2b……
試運転制御部、2c……ゲート部、6……感温素
子、10……試運転スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室温と設定値とを比較して圧縮機の運転信号を
    出力する比較部と、圧縮機の運転信号を連続して
    出力する試運転スイツチ部と、前記比較部及び試
    運転スイツチ部の少なくともいずれか一方の運転
    信号に基づいて圧縮機の運転を制御する運転制御
    部と、任意の設定時間経過後に空気調和機の運転
    信号を出力する入タイマ部と、この入タイマ部の
    出力信号に基づき前記試運転スイツチ部から出力
    される圧縮機の運転信号を遮断するゲート部とを
    備えたことを特徴とする空気調和機の制御装置。
JP15613081U 1981-10-19 1981-10-19 空気調和機の制御装置 Granted JPS5860133U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15613081U JPS5860133U (ja) 1981-10-19 1981-10-19 空気調和機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15613081U JPS5860133U (ja) 1981-10-19 1981-10-19 空気調和機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5860133U JPS5860133U (ja) 1983-04-22
JPS6144102Y2 true JPS6144102Y2 (ja) 1986-12-12

Family

ID=29948683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15613081U Granted JPS5860133U (ja) 1981-10-19 1981-10-19 空気調和機の制御装置

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JP (1) JPS5860133U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5914664Y2 (ja) * 1978-11-24 1984-04-28 三菱電機株式会社 空気調和機
JPS55114432U (ja) * 1979-02-06 1980-08-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5860133U (ja) 1983-04-22

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