JPS6143327Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6143327Y2 JPS6143327Y2 JP12812280U JP12812280U JPS6143327Y2 JP S6143327 Y2 JPS6143327 Y2 JP S6143327Y2 JP 12812280 U JP12812280 U JP 12812280U JP 12812280 U JP12812280 U JP 12812280U JP S6143327 Y2 JPS6143327 Y2 JP S6143327Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cord
- handset
- transmitter
- spacer
- armored
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 16
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000011253 protective coating Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Telephone Set Structure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、いわゆるアーマードコードと呼ばれ
る金属製可撓管からなる送受器コード(以下アー
マードコードという)を送受器本体に取付ける場
合の取付け構造に関する。
る金属製可撓管からなる送受器コード(以下アー
マードコードという)を送受器本体に取付ける場
合の取付け構造に関する。
従来のこの種アーマードコードの取付け構造
は、第1図および第2図に示すように、アーマー
ドコード1の端部をスリーブ2に挿入し、このス
リーブ2の溝3からほぼ三ケ月状の止め板4を差
し込んでアーマードコードの外周の螺旋溝と嵌合
させてアーマードコード1とスリーブ2とを結合
させた後、さらにこのスリーブ2の溝3をおおう
ように外部カラー5をはめてこれにより止め板4
の抜け防止を行ない、しかる後スリーブ2の先端
部を送受器本体6の挿入孔7から内部に導びき、
内部カラー8を介してスリーブ2の端部に形成し
たねじ部9にナツト10を螺合してアーマードコ
ード1を送受器本体6に取付け、かかる後に送話
器11を送受器受け部6aに当接させ、送話口1
2を送受器本体6と螺合させていた。
は、第1図および第2図に示すように、アーマー
ドコード1の端部をスリーブ2に挿入し、このス
リーブ2の溝3からほぼ三ケ月状の止め板4を差
し込んでアーマードコードの外周の螺旋溝と嵌合
させてアーマードコード1とスリーブ2とを結合
させた後、さらにこのスリーブ2の溝3をおおう
ように外部カラー5をはめてこれにより止め板4
の抜け防止を行ない、しかる後スリーブ2の先端
部を送受器本体6の挿入孔7から内部に導びき、
内部カラー8を介してスリーブ2の端部に形成し
たねじ部9にナツト10を螺合してアーマードコ
ード1を送受器本体6に取付け、かかる後に送話
器11を送受器受け部6aに当接させ、送話口1
2を送受器本体6と螺合させていた。
したがつて、このような構成では、アーマード
コードはその螺旋溝によつて係止されているもの
であるから、アーマードコードは回転可能であつ
て長期間の使用により次第に抜けていく可能性が
あり、またいたずらによつて引き抜かれて心線を
切断される恐れがあつた。また、上述した構造で
は部品点数および作業工数が多く、コスト高とな
つている。
コードはその螺旋溝によつて係止されているもの
であるから、アーマードコードは回転可能であつ
て長期間の使用により次第に抜けていく可能性が
あり、またいたずらによつて引き抜かれて心線を
切断される恐れがあつた。また、上述した構造で
は部品点数および作業工数が多く、コスト高とな
つている。
一方、一般の加入者電話機などの送受器コード
に使用されているところの保護被覆が合成樹脂か
らなるカールコードと称される送受器コードの取
付け構造としては、実公昭42−165号の考案のも
のが知られている。これは送受器本体の底部に凹
陥部を設け、コードの一端に突起を有する釣金物
をかしめ付け、この突起に嵌合する穴とこの釣金
物をおおいかぶすほぼ断面コ字状の折曲部とを有
するコード止め金具を前記送受器本体の溝に圧入
固定したものである。しかし、このような構成の
ものを公衆電話機用のアーマードコードに適用し
た場合には、突起と穴との一点係合関係であるた
め機械的強度上の保証が得られず、採用できない
ものであつた。
に使用されているところの保護被覆が合成樹脂か
らなるカールコードと称される送受器コードの取
付け構造としては、実公昭42−165号の考案のも
のが知られている。これは送受器本体の底部に凹
陥部を設け、コードの一端に突起を有する釣金物
をかしめ付け、この突起に嵌合する穴とこの釣金
物をおおいかぶすほぼ断面コ字状の折曲部とを有
するコード止め金具を前記送受器本体の溝に圧入
固定したものである。しかし、このような構成の
ものを公衆電話機用のアーマードコードに適用し
た場合には、突起と穴との一点係合関係であるた
め機械的強度上の保証が得られず、採用できない
ものであつた。
本考案はこのような事情に鑑み、送話器および
送話口によつて送受器本体内に嵌合固定されるス
ペーサと、このスペーサ脚部に設けられた係止溝
に嵌入するようにアーマードコードの端部に固着
された係止片とを利用するという簡単な構成によ
つて、アーマードコードを送受器本体に対し堅固
に支持固定でき、しかも部品点数が少なく、その
組立て作業も容易に行なえる安価な送受器コード
の取付け構造を提供するものである。
送話口によつて送受器本体内に嵌合固定されるス
ペーサと、このスペーサ脚部に設けられた係止溝
に嵌入するようにアーマードコードの端部に固着
された係止片とを利用するという簡単な構成によ
つて、アーマードコードを送受器本体に対し堅固
に支持固定でき、しかも部品点数が少なく、その
組立て作業も容易に行なえる安価な送受器コード
の取付け構造を提供するものである。
以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
細に説明する。
第3図および第4図a,b,cは本考案に係る
送受器コードの取付け構造の一実施例を示し、こ
れらの図において第1図および第2図と同一部分
あるいは相当する部分には同一番号を付してその
説明は省略する。
送受器コードの取付け構造の一実施例を示し、こ
れらの図において第1図および第2図と同一部分
あるいは相当する部分には同一番号を付してその
説明は省略する。
さて、本考案によれば、アーマードコード1を
送受器本体6に固定するために、その内部空間6
bに挿入孔7から挿入されたアーマードコード1
の端部に、一対をなすL字状の係止片20a,2
0bを溶接などによつて固着し、かつこれら一対
の係止片20a,20bが嵌入する係止溝21
a,21bをその脚部22a,22bに設けたス
ペーサ22を用いている。
送受器本体6に固定するために、その内部空間6
bに挿入孔7から挿入されたアーマードコード1
の端部に、一対をなすL字状の係止片20a,2
0bを溶接などによつて固着し、かつこれら一対
の係止片20a,20bが嵌入する係止溝21
a,21bをその脚部22a,22bに設けたス
ペーサ22を用いている。
すなわち、このスペーサ22はたとえば合成樹
脂材などにより略半円板状に形成され、前記送受
器本体6の内部空間6b内に収容保持され、その
一対の脚部22a,22bが本体底部に当接され
る。そして、これら脚部22a,22b間に挾ま
れた状態で配置されるアーマードコード1端部の
係止片20a,20bが脚部22a,22bに相
対向して設けられる係止溝21a,21bに嵌入
され保持される。
脂材などにより略半円板状に形成され、前記送受
器本体6の内部空間6b内に収容保持され、その
一対の脚部22a,22bが本体底部に当接され
る。そして、これら脚部22a,22b間に挾ま
れた状態で配置されるアーマードコード1端部の
係止片20a,20bが脚部22a,22bに相
対向して設けられる係止溝21a,21bに嵌入
され保持される。
また、このスペーサ22は送受器本体6の内部
空間6bの形状に合わせて形成され、かつその上
部周縁に支持段部22cが突設され、この支持段
部22cが組込後の送話器11の底部にほぼ接触
するようになつている。そして、このスペーサ2
2は、上方から送話器11および送受器本体6に
螺合される送話口12によつて内部空間6b内で
押圧保持される。なお、送受器本体6内にはガイ
ド突部23a,23bおよびガイド溝24a,2
4bが設けられ、これにスペーサ22外周の切欠
22d,22eおよび脚部22a,22bを対応
させることによりその水平方向の位置決めがなさ
れる。
空間6bの形状に合わせて形成され、かつその上
部周縁に支持段部22cが突設され、この支持段
部22cが組込後の送話器11の底部にほぼ接触
するようになつている。そして、このスペーサ2
2は、上方から送話器11および送受器本体6に
螺合される送話口12によつて内部空間6b内で
押圧保持される。なお、送受器本体6内にはガイ
ド突部23a,23bおよびガイド溝24a,2
4bが設けられ、これにスペーサ22外周の切欠
22d,22eおよび脚部22a,22bを対応
させることによりその水平方向の位置決めがなさ
れる。
このような構成によれば、アーマードコード1
を送受器本体6内に挿入してその端部に係止片2
0a,20bを固着し、これを内部空間6bの底
部中央に配置させた状態で、上方からスペーサ2
2を下降しその係止溝21a,21bに前記係止
片20a,20bを嵌入保持させ、かつスペーサ
22を所定個所に組込んだ後、送話器11を内部
空間6b内に収容し、さらに送話口12を螺合さ
せることにより、アーマードコード1の取付けが
簡単かつ確実に行なえる。勿論、送話器11の組
込み時にこの送話器11底部のピン(図示せず)
にコード側の端子を接続することは言うまでもな
い。
を送受器本体6内に挿入してその端部に係止片2
0a,20bを固着し、これを内部空間6bの底
部中央に配置させた状態で、上方からスペーサ2
2を下降しその係止溝21a,21bに前記係止
片20a,20bを嵌入保持させ、かつスペーサ
22を所定個所に組込んだ後、送話器11を内部
空間6b内に収容し、さらに送話口12を螺合さ
せることにより、アーマードコード1の取付けが
簡単かつ確実に行なえる。勿論、送話器11の組
込み時にこの送話器11底部のピン(図示せず)
にコード側の端子を接続することは言うまでもな
い。
そして、この状態では、スペーサ22は送話器
11および送話口12さらにガイド部23a,2
3b;24a,24bによつて送受器本体6内の
所定個所に支持固定され、これによりアーマード
コード1も堅固に固定されることになる。
11および送話口12さらにガイド部23a,2
3b;24a,24bによつて送受器本体6内の
所定個所に支持固定され、これによりアーマード
コード1も堅固に固定されることになる。
以上説明したように、本考案に係る送受器コー
ドの取付け構造によれば、送受器本体内に挿入さ
れたコードの端部に固着される係止片と、この係
止片が突入する係止溝を有するスペーサを用い、
かつこのスペーサを送受器本体に組付けられる送
話器および送話口で固定するようにしたので、構
成が簡単で、部品点数が少なくなり、従来に比べ
て組立て性の面で優れ、しかもコードの抜けおよ
び回動防止を確実に行なえ、強い衝撃等に対して
も充分な機械的強度を有し、コードが外れるなど
の故障の原因が全くない等、実用上種々優れた効
果がある。
ドの取付け構造によれば、送受器本体内に挿入さ
れたコードの端部に固着される係止片と、この係
止片が突入する係止溝を有するスペーサを用い、
かつこのスペーサを送受器本体に組付けられる送
話器および送話口で固定するようにしたので、構
成が簡単で、部品点数が少なくなり、従来に比べ
て組立て性の面で優れ、しかもコードの抜けおよ
び回動防止を確実に行なえ、強い衝撃等に対して
も充分な機械的強度を有し、コードが外れるなど
の故障の原因が全くない等、実用上種々優れた効
果がある。
第1図は従来の送受器コード取付け構造を示す
分解図、第2図はその組立て状態を示す縦断面
図、第3図は本考案に係る送受器コード取付け構
造の一実施例を示す分解斜視図、第4図aはその
縦断面図、同図bは主要部の平面図、同図cは横
断面図である。 1……アーマードコード(送受器コード)、6
……送受器本体、6b……内部空間、7……挿入
孔、11……送話器、12……送話口、20a,
20b……係止片、21a,21b……係止溝、
22……スペーサ、22a,22b……脚部。
分解図、第2図はその組立て状態を示す縦断面
図、第3図は本考案に係る送受器コード取付け構
造の一実施例を示す分解斜視図、第4図aはその
縦断面図、同図bは主要部の平面図、同図cは横
断面図である。 1……アーマードコード(送受器コード)、6
……送受器本体、6b……内部空間、7……挿入
孔、11……送話器、12……送話口、20a,
20b……係止片、21a,21b……係止溝、
22……スペーサ、22a,22b……脚部。
Claims (1)
- 送受器本体の挿入孔から挿入された端部に側方
に突出する係止片を固着してなる送受器コード
と、この送受器コードと送話器の間に配置されそ
の脚部に前記係止片を上方から嵌合保持する係止
溝を有するスペーサとを備え、送話口を前記送受
器本体に装着して前記送話器によりスペーサの浮
動を阻止し前記送受器コードの抜けおよび回動防
止を行なうようにしたことを特徴とする送受器コ
ードの取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12812280U JPS6143327Y2 (ja) | 1980-09-08 | 1980-09-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12812280U JPS6143327Y2 (ja) | 1980-09-08 | 1980-09-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5751371U JPS5751371U (ja) | 1982-03-24 |
JPS6143327Y2 true JPS6143327Y2 (ja) | 1986-12-08 |
Family
ID=29488515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12812280U Expired JPS6143327Y2 (ja) | 1980-09-08 | 1980-09-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6143327Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0795145B2 (ja) * | 1984-04-05 | 1995-10-11 | オリンパス光学工業株式会社 | 顕微鏡の焦準装置 |
-
1980
- 1980-09-08 JP JP12812280U patent/JPS6143327Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5751371U (ja) | 1982-03-24 |
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