JPS6143036Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6143036Y2 JPS6143036Y2 JP1978071505U JP7150578U JPS6143036Y2 JP S6143036 Y2 JPS6143036 Y2 JP S6143036Y2 JP 1978071505 U JP1978071505 U JP 1978071505U JP 7150578 U JP7150578 U JP 7150578U JP S6143036 Y2 JPS6143036 Y2 JP S6143036Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- coil
- wall
- oblique side
- folding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 8
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 235000013351 cheese Nutrition 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、合成樹脂から成るホース壁にコイル
を添着して蛇腹状となし、ホースの肩部及び谷部
を屈折部として一方の斜辺を反転させてその傾斜
方向を他方の斜辺と同方向にして伸長時にも収縮
時にも斜辺が突つ張り合つてホース長さを安させ
るようにした折畳ホースに関するものである。
を添着して蛇腹状となし、ホースの肩部及び谷部
を屈折部として一方の斜辺を反転させてその傾斜
方向を他方の斜辺と同方向にして伸長時にも収縮
時にも斜辺が突つ張り合つてホース長さを安させ
るようにした折畳ホースに関するものである。
(従来技術とその問題点)
この種の折畳ホースは、斜辺の突つ張り合いを
利用しているために、腰の強い合成樹脂でホース
壁が構成されており、ホース径にもよるが、その
曲げ剛性率は2500〜14000Kg/cm2の範囲となつて
いる。
利用しているために、腰の強い合成樹脂でホース
壁が構成されており、ホース径にもよるが、その
曲げ剛性率は2500〜14000Kg/cm2の範囲となつて
いる。
この折畳ホースの形態は、代表的には次の3つ
のタイプに分けることができる。
のタイプに分けることができる。
即ち、(a)螺旋状の蛇腹ホースの斜面に別途癖付
を施して一方の斜面を反転するようにしたもの
(特公昭47−27164号)、(b)リング状蛇腹ホースの
斜面を長短に形成すると共に斜面の角度を鋭角に
して短い斜面を反転するようにしたもの(特公昭
43−23840号)、(c)リング状蛇腹ホースの斜面を一
方を厚肉に他方を薄肉に構成したもの(特公昭45
−14745号)である。
を施して一方の斜面を反転するようにしたもの
(特公昭47−27164号)、(b)リング状蛇腹ホースの
斜面を長短に形成すると共に斜面の角度を鋭角に
して短い斜面を反転するようにしたもの(特公昭
43−23840号)、(c)リング状蛇腹ホースの斜面を一
方を厚肉に他方を薄肉に構成したもの(特公昭45
−14745号)である。
しかし乍ら、(a)タイプは、ホースの形成上癖付
工程を必要とし、(b)のタイプでは口径が大きくな
ると共にホースの保形力がなくなつて十分な折畳
効果を期待できず、(c)のタイプでは一方の斜辺の
肉厚が薄いために、現実にホースを構成する材料
などの条件によつて、ホース長さが安定したりし
なかつたりする不都合がある。
工程を必要とし、(b)のタイプでは口径が大きくな
ると共にホースの保形力がなくなつて十分な折畳
効果を期待できず、(c)のタイプでは一方の斜辺の
肉厚が薄いために、現実にホースを構成する材料
などの条件によつて、ホース長さが安定したりし
なかつたりする不都合がある。
しかも、ホース壁を構成する左右の斜辺を所定
の条件に合わして成形するために、ホースの成形
能率が極めて悪くなつていた。
の条件に合わして成形するために、ホースの成形
能率が極めて悪くなつていた。
(技術的課題)
本考案は、合成樹脂から成るホース壁にコイル
を添着して蛇腹状となし、ホースの肩部及び谷部
を屈折部として一方の斜辺を反転させてその傾斜
方向を他方の斜辺と同方向にして伸長時にも収縮
時にも斜辺が突つ張り合つてホース長さを安定さ
せるようにした折畳ホースにおいて、左右の斜辺
の肉厚及び長さを略同一にしてもホースの収縮時
及び伸長時にホース長さを安定させることができ
るようにすることを課題としたものである。
を添着して蛇腹状となし、ホースの肩部及び谷部
を屈折部として一方の斜辺を反転させてその傾斜
方向を他方の斜辺と同方向にして伸長時にも収縮
時にも斜辺が突つ張り合つてホース長さを安定さ
せるようにした折畳ホースにおいて、左右の斜辺
の肉厚及び長さを略同一にしてもホースの収縮時
及び伸長時にホース長さを安定させることができ
るようにすることを課題としたものである。
(技術的手段)
この技術的課題を解決するための技術的手段
は、コイルとチユーブとの接着離れ際の一方を蛇
腹の谷部寄りに他方をコイルの頂部寄りに全長に
わたつて位置させること、である。
は、コイルとチユーブとの接着離れ際の一方を蛇
腹の谷部寄りに他方をコイルの頂部寄りに全長に
わたつて位置させること、である。
(技術的手段の作用)
上記技術的手段の作用を、図面を参酌しながら
説明する。
説明する。
ホースHは、ホース壁1を構成する合成樹脂の
剛性によつて、その伸長状態において両斜面8,
9がそのまま突つ張り合い、長さを安定させてい
る(第1図、第2図参照)。
剛性によつて、その伸長状態において両斜面8,
9がそのまま突つ張り合い、長さを安定させてい
る(第1図、第2図参照)。
ホースHは、右辺8の接着離れ際4が谷部6寄
りに位置し、左辺9の接着離れ際5がホースの頂
部7寄りに位置した構成となつていて、谷部6に
対する接着離れ際4の高さmは、接着離れ際5の
高さm′より小さくなる。
りに位置し、左辺9の接着離れ際5がホースの頂
部7寄りに位置した構成となつていて、谷部6に
対する接着離れ際4の高さmは、接着離れ際5の
高さm′より小さくなる。
左右の斜辺8,9は同一の肉厚で、それぞれの
長さl,l′とは略同長に構成してあるために、ホ
ース断面に於ける頂部7の中央線A−A′に対し
て形成される右辺8の傾斜角βは、左辺9の傾斜
角αより大きくなる。
長さl,l′とは略同長に構成してあるために、ホ
ース断面に於ける頂部7の中央線A−A′に対し
て形成される右辺8の傾斜角βは、左辺9の傾斜
角αより大きくなる。
そこで、矢印P方向に力を加える(ホースを収
縮させる)と、大きい傾斜角βを備えた右辺8外
力Pに対するの抵抗力は、小さい傾斜角αを備え
た左辺9の抵抗力より大きいために、左辺9はそ
の傾斜角を徐々に小さくしてゆき、更にP方向の
外力を加えると、第3図に示したように、谷部6
を通る中心線B−B′を境にして左辺9は反転して
右辺8と略同一傾斜角度を形成して折畳状態とな
る。
縮させる)と、大きい傾斜角βを備えた右辺8外
力Pに対するの抵抗力は、小さい傾斜角αを備え
た左辺9の抵抗力より大きいために、左辺9はそ
の傾斜角を徐々に小さくしてゆき、更にP方向の
外力を加えると、第3図に示したように、谷部6
を通る中心線B−B′を境にして左辺9は反転して
右辺8と略同一傾斜角度を形成して折畳状態とな
る。
左辺9が反転する際、右辺8の傾斜角度は一時
的に小さくなるが、左辺9がその肩部10及び谷
部6で屈曲しようとする力の方が大きいために、
右辺8は反転せず、左辺9のみが反転させ、左辺
9の反転が完了するとその位置が安定し、右辺8
は元の傾斜角度を維持する状態となる。
的に小さくなるが、左辺9がその肩部10及び谷
部6で屈曲しようとする力の方が大きいために、
右辺8は反転せず、左辺9のみが反転させ、左辺
9の反転が完了するとその位置が安定し、右辺8
は元の傾斜角度を維持する状態となる。
反転した左辺9は、それ自身腰の強さを漏つて
いるために、矢印P方向と逆の方向、即ちホース
の伸長方向に力を加え内限り容易に反転して元の
状態に戻ることはない。
いるために、矢印P方向と逆の方向、即ちホース
の伸長方向に力を加え内限り容易に反転して元の
状態に戻ることはない。
従つて、左右の斜辺の肉厚及び長さを略同一に
構成しても、ホースを伸長時及び収縮時の双方の
状態においてその長さを安定させることができる
訳である。
構成しても、ホースを伸長時及び収縮時の双方の
状態においてその長さを安定させることができる
訳である。
(本考案の効果)
左右の斜辺の肉厚及び長さを略同一に構成して
も、ホースを伸長時及び収縮時の双方の状態にお
いてその長さを安定させることができる結果、ホ
ースの成形時に特殊な加工が不要となり、従来の
ホースの成形方法をそのまま使用して折畳ホース
を成形できる利点があり、ホースの成形能率が悪
くなることはない。
も、ホースを伸長時及び収縮時の双方の状態にお
いてその長さを安定させることができる結果、ホ
ースの成形時に特殊な加工が不要となり、従来の
ホースの成形方法をそのまま使用して折畳ホース
を成形できる利点があり、ホースの成形能率が悪
くなることはない。
しかも、ホースの外観は、通常の蛇腹ホースと
同一となつて不自然な感じを与えることもない。
同一となつて不自然な感じを与えることもない。
(実施態様)
左辺9の反転を円滑にするためには、ホース壁
のコイルの頂部寄りに位置した接着離れ際を薄肉
に構成したり、これと共にホース壁の谷部を薄肉
に構成しておけば良い。
のコイルの頂部寄りに位置した接着離れ際を薄肉
に構成したり、これと共にホース壁の谷部を薄肉
に構成しておけば良い。
本考案に係るホースの成形方法の一例を上げる
と、コイル3上に接着剤2を右辺8側へ変位させ
て塗布し、その外側にチーブを被着させたり、テ
ープを捲回してその側縁同志をコイル3上で重合
接着させたりするようにすれば良い。
と、コイル3上に接着剤2を右辺8側へ変位させ
て塗布し、その外側にチーブを被着させたり、テ
ープを捲回してその側縁同志をコイル3上で重合
接着させたりするようにすれば良い。
図面は、いずれも本考案を説明するたのもの
で、第1図はホースの伸長状態を示す一部を切り
欠いた正面図、第2図はホース断面を拡大した略
図、第3図はホースの折畳んだ状態を示す部分断
面図である。 H……ホース、1……ホース壁、3……コイ
ル、4,5……接着離れ際、6……ホースの谷
部、7……ホースの頂部、8……右辺、9……左
辺。
で、第1図はホースの伸長状態を示す一部を切り
欠いた正面図、第2図はホース断面を拡大した略
図、第3図はホースの折畳んだ状態を示す部分断
面図である。 H……ホース、1……ホース壁、3……コイ
ル、4,5……接着離れ際、6……ホースの谷
部、7……ホースの頂部、8……右辺、9……左
辺。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 合成樹脂から成るホース壁にコイルを添着し
て蛇腹状となし、ホースの肩部及び谷部を屈折
部として一方の斜辺を反転させてその傾斜方向
を他方の斜辺と同方向にして伸長時にも収縮時
にも斜辺が突つ張り合つてホース長さを安定さ
せるようにした折畳ホースにおいて、コイルと
チユーブとの接着離れ際の一方を蛇腹の谷部寄
りに他方をコイルの頂部寄りに全長にわたつて
位置させた折畳ホース。 (2) ホース壁のコイルの頂部寄りに位置した接着
離れ際を薄肉に構成した実用新案登録請求の範
囲第1項に記載の折畳ホース。 (3) ホース壁の谷部を薄肉に構成した実用新案登
録請求の範囲第1又は第2項に記載の折畳ホー
ス。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978071505U JPS6143036Y2 (ja) | 1978-05-25 | 1978-05-25 | |
US06/186,023 US4489759A (en) | 1978-05-02 | 1979-04-23 | Folding hose |
PCT/JP1979/000102 WO1979001016A1 (en) | 1978-05-02 | 1979-04-23 | Corrugated hose |
GB7936804A GB2036915B (en) | 1978-05-02 | 1979-04-23 | Corrugated hose |
DE2948818T DE2948818C1 (de) | 1978-05-02 | 1979-04-23 | Faltschlauch |
MX17775479A MX151524A (es) | 1978-05-25 | 1979-05-22 | Mejoras en manguera de fuelle plegadizo |
ES1979251141U ES251141Y (es) | 1978-05-25 | 1979-05-23 | Una manguera plegable con una configuracion a modo de fuelle |
EP79900480A EP0014217B1 (en) | 1978-05-02 | 1979-12-04 | Corrugated hose |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978071505U JPS6143036Y2 (ja) | 1978-05-25 | 1978-05-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54172317U JPS54172317U (ja) | 1979-12-05 |
JPS6143036Y2 true JPS6143036Y2 (ja) | 1986-12-05 |
Family
ID=28982329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978071505U Expired JPS6143036Y2 (ja) | 1978-05-02 | 1978-05-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6143036Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2639019C2 (ru) | 2012-07-27 | 2017-12-19 | Ресмед Лимитед | Интерфейс пациента и способ его изготовления |
TWI586387B (zh) * | 2012-07-27 | 2017-06-11 | 瑞思邁有限公司 | 患者介面及製造患者介面之方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4324675Y1 (ja) * | 1965-06-14 | 1968-10-17 | ||
JPS5120507U (ja) * | 1974-07-31 | 1976-02-14 |
-
1978
- 1978-05-25 JP JP1978071505U patent/JPS6143036Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4324675Y1 (ja) * | 1965-06-14 | 1968-10-17 | ||
JPS5120507U (ja) * | 1974-07-31 | 1976-02-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54172317U (ja) | 1979-12-05 |
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