JPH11190474A - 折畳みホース - Google Patents
折畳みホースInfo
- Publication number
- JPH11190474A JPH11190474A JP9367757A JP36775797A JPH11190474A JP H11190474 A JPH11190474 A JP H11190474A JP 9367757 A JP9367757 A JP 9367757A JP 36775797 A JP36775797 A JP 36775797A JP H11190474 A JPH11190474 A JP H11190474A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- reinforcing coil
- crest
- hose wall
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 収縮状態においてできる限り
ホースの短縮化を図り、未使用時の保管や運搬をより省
スペースで行う。 【解決手段】 合成樹脂よりなる略三角波形
状のホース壁と、ホース壁の谷部内面に添着した補強コ
イルとで構成する。ホース壁の谷部の補強コイルとの一
方の接着離れ際および/または山部に溝を設け、この溝
を屈折点としてホース壁の一方の斜辺を他方の斜辺と同
方向に反転させて、収縮時のホース長さを安定して保持
する。
ホースの短縮化を図り、未使用時の保管や運搬をより省
スペースで行う。 【解決手段】 合成樹脂よりなる略三角波形
状のホース壁と、ホース壁の谷部内面に添着した補強コ
イルとで構成する。ホース壁の谷部の補強コイルとの一
方の接着離れ際および/または山部に溝を設け、この溝
を屈折点としてホース壁の一方の斜辺を他方の斜辺と同
方向に反転させて、収縮時のホース長さを安定して保持
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホースの伸長状態
および収縮状態のいずれにおいても、安定したホース長
さや姿勢を保持できる伸縮自在の折畳みホースに関する
ものである。
および収縮状態のいずれにおいても、安定したホース長
さや姿勢を保持できる伸縮自在の折畳みホースに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種の折畳みホースとしては、従来種
々のタイプのものが知られているが、ホースの耐押潰し
性や形状保持性の向上のためにホース壁の山部に硬質線
材からなる補強コイルを添着するとともに、ホース壁の
谷部および一方の山肩部に溝を設け、この溝を屈折点と
して折畳むようにしたものが実用化され汎用されている
(実公昭62−15580号参照)。
々のタイプのものが知られているが、ホースの耐押潰し
性や形状保持性の向上のためにホース壁の山部に硬質線
材からなる補強コイルを添着するとともに、ホース壁の
谷部および一方の山肩部に溝を設け、この溝を屈折点と
して折畳むようにしたものが実用化され汎用されている
(実公昭62−15580号参照)。
【0003】しかしながら、図3に示すように、ホース
11の山部14内面に補強コイル15が添着された折畳
みホースの場合、その収縮時、ホース壁の一方の斜辺1
2が他方の斜辺13と同方向に反転して折り重なる際
に、補強コイル15が両斜辺12,13間に挟在する結
果、山部14のアール(R)が小さくならず隣接する山
部14間にわずかな隙間Sを生じ、その隙間の分だけコ
ンパクトに縮小できない問題点がある。特に、補強力を
高めるため補強コイルの線径を大きくする場合には、そ
の隙間も大きくなり、上記の問題点も顕著になってく
る。
11の山部14内面に補強コイル15が添着された折畳
みホースの場合、その収縮時、ホース壁の一方の斜辺1
2が他方の斜辺13と同方向に反転して折り重なる際
に、補強コイル15が両斜辺12,13間に挟在する結
果、山部14のアール(R)が小さくならず隣接する山
部14間にわずかな隙間Sを生じ、その隙間の分だけコ
ンパクトに縮小できない問題点がある。特に、補強力を
高めるため補強コイルの線径を大きくする場合には、そ
の隙間も大きくなり、上記の問題点も顕著になってく
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑みてなされたもので、収縮状態においてできる限
りホースの短縮化を図り、未使用時の保管や運搬をより
省スペースで行うことを課題とするものである。
点に鑑みてなされたもので、収縮状態においてできる限
りホースの短縮化を図り、未使用時の保管や運搬をより
省スペースで行うことを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、合成樹脂よりなる略三角波形状のホース
壁と、ホース壁の谷部内面に添着した補強コイルとで折
畳みホースを構成し、ホース壁の谷部の補強コイルとの
一方の離れ際および/または山部に溝を設け、この溝を
屈折点としてホース壁の一方の斜辺を他方の斜辺と同方
向に反転させて、収縮時のホース長さを安定して保持す
るようにしたことを手段とするものである。
解決するため、合成樹脂よりなる略三角波形状のホース
壁と、ホース壁の谷部内面に添着した補強コイルとで折
畳みホースを構成し、ホース壁の谷部の補強コイルとの
一方の離れ際および/または山部に溝を設け、この溝を
屈折点としてホース壁の一方の斜辺を他方の斜辺と同方
向に反転させて、収縮時のホース長さを安定して保持す
るようにしたことを手段とするものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の折畳みホースの伸長状態を示
す一部切欠き正面図(A)とその部分拡大断面図
(B)、図2は、その収縮状態の一部切欠き正面図であ
る。
明する。図1は、本発明の折畳みホースの伸長状態を示
す一部切欠き正面図(A)とその部分拡大断面図
(B)、図2は、その収縮状態の一部切欠き正面図であ
る。
【0007】ホース壁1は、ポリプロピレン等の合成樹
脂テープを螺旋状に捲回しその隣接する側縁同士を接合
してなり、略等長の斜辺1Aと1Bとで断面略三角波形
状に形成され、山部2と谷部3を軸方向に沿って交互に
有し、その谷部3内面には金属線6に樹脂被覆7を施し
た補強コイル8が添着されている。
脂テープを螺旋状に捲回しその隣接する側縁同士を接合
してなり、略等長の斜辺1Aと1Bとで断面略三角波形
状に形成され、山部2と谷部3を軸方向に沿って交互に
有し、その谷部3内面には金属線6に樹脂被覆7を施し
た補強コイル8が添着されている。
【0008】山部2にはホース壁を薄肉にして形成した
溝4および谷部3の補強コイル8との一方の接着離れ際
には同様の溝5が形成され、ホースを軸方向に圧縮する
と、溝4,5を屈折点として一方の斜辺1Aが反転し他
方の斜辺1Bと同方向に傾斜して、図2に示すように収
縮しその姿勢を保持する。この際、斜辺1Aと斜辺1B
とで形成される山部2は鋭い傾斜角度をなしており、隣
接する山部2同士がほぼ密着した状態で収縮している。
なお、溝4,5の一方は形成を省略してもよい。
溝4および谷部3の補強コイル8との一方の接着離れ際
には同様の溝5が形成され、ホースを軸方向に圧縮する
と、溝4,5を屈折点として一方の斜辺1Aが反転し他
方の斜辺1Bと同方向に傾斜して、図2に示すように収
縮しその姿勢を保持する。この際、斜辺1Aと斜辺1B
とで形成される山部2は鋭い傾斜角度をなしており、隣
接する山部2同士がほぼ密着した状態で収縮している。
なお、溝4,5の一方は形成を省略してもよい。
【0009】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、補強コ
イルを添着した折畳みホースでありながら、収縮時に補
強コイルが全く邪魔にならず隣接する山部間に殆ど隙間
が生じないので、ホース長さをよりコンパクトに短縮化
できる。殊に、補強コイルとしてその芯径の大きいもの
を使用する場合でも、それに関係なく短縮化できる利点
がある。
イルを添着した折畳みホースでありながら、収縮時に補
強コイルが全く邪魔にならず隣接する山部間に殆ど隙間
が生じないので、ホース長さをよりコンパクトに短縮化
できる。殊に、補強コイルとしてその芯径の大きいもの
を使用する場合でも、それに関係なく短縮化できる利点
がある。
【図1】本発明のホース伸長状態を示し、(A)は一部
切欠正面図、(B)は部分拡大断面図である。
切欠正面図、(B)は部分拡大断面図である。
【図2】本発明のホース収縮状態を示す一部切欠正面図
である。
である。
【図3】従来例のホース収縮状態を示す部分断面図であ
る。
る。
1 ホース壁 2 山部 3 谷部 4 溝 5 溝 6 金属線 7 樹脂被覆 8 補強コイル
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂よりなる略三角波形状のホース
壁と、ホース壁の谷部内面に添着した補強コイルとから
なり、ホース壁の谷部の補強コイルとの一方の離れ際お
よび/または山部に溝を設け、この溝を屈折点としてホ
ース壁の一方の斜辺を他方の斜辺と同方向に反転させ
て、収縮時のホース長さを安定して保持するようにした
ことを特徴とする折畳みホース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9367757A JPH11190474A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 折畳みホース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9367757A JPH11190474A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 折畳みホース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11190474A true JPH11190474A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18490122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9367757A Pending JPH11190474A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 折畳みホース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11190474A (ja) |
-
1997
- 1997-12-25 JP JP9367757A patent/JPH11190474A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050224 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050704 |