JPS6224459Y2 - - Google Patents

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JPS6224459Y2
JPS6224459Y2 JP14011884U JP14011884U JPS6224459Y2 JP S6224459 Y2 JPS6224459 Y2 JP S6224459Y2 JP 14011884 U JP14011884 U JP 14011884U JP 14011884 U JP14011884 U JP 14011884U JP S6224459 Y2 JPS6224459 Y2 JP S6224459Y2
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JP
Japan
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rod
connecting rod
tip
rods
head
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JP14011884U
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JPS6154357U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は複数本の継ぎ竿よりなり、これら継ぎ
竿を手元の継ぎ竿内に差し入れて収納する魚釣用
振り出し竿に関するもので、更に詳しく言えば、
継ぎ竿間の継ぎ目に生ずるスキマから侵入する砂
や塵埃の侵入防止手段を備えた振り出し竿に関す
るものである。
(従来の技術) 従来の振り出し竿の一般例を第4図ないし第6
図に示す。第4図は振り出し竿の各継ぎ竿をすべ
て引き出した状態を示す外観図で、1aは元竿、
1b,1cは胴竿、最先端の1dは穂先と称せら
れているが、本明細書ではこれらを総称する場合
は継ぎ竿と言う。2は元竿1aの尻部を栓する尻
栓である。第5図は各継ぎ竿1b〜1dをそれぞ
れの後継ぎの継ぎ竿内に差し入れて、最終的に継
ぎ竿1b〜1dを元竿1a内に収納した状態を示
す外観図であり、3は収納後に元竿1aの頭部を
栓する頭栓である。
第6図は継ぎ竿を引き出し又は差し入れする途
中で、継ぎ竿間の継ぎ目に生ずるスキマを示すた
めの部分断面図であり、図示のごとく継ぎ竿1b
の頭部先端と継ぎ竿1c外周面との間にスキマ4
を生ずる。第4図のように、継ぎ竿を全長引き出
したときには、継ぎ竿の頭部先端の内周面と先継
ぎの継ぎ竿の尻部外周面が密接してスキマ4は皆
無となる。第4図の状態から継ぎ竿をその後継ぎ
の継ぎ竿に差し入れるにつれて、スキマ4は段々
と大きくなり、第5図の収納時に最大となる。こ
のときに元竿1aの頭栓をしなかつたり、又は第
6図の状態のまま暫時放置したり、あるいは土砂
上に置いたりすると、スキマ4から土砂、塵埃等
が入り込み、継ぎ竿の円滑な引き出し、差し入れ
を阻害するばかりでなく、継ぎ竿の表面をかじつ
て傷をつけ、高価な振り出し竿を台無しにしてし
まう。元竿1aの尻栓2は、各継ぎ竿の時々の清
掃時に取り外す程度であるが、頭栓3は使用時の
都度取り外さなければならないので、外した頭栓
3をよく紛失することがあり、このような場合は
上記と同様な恐れがある。
(本考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記のような従来技術の欠点をなく
し、継ぎ竿の継ぎ目に生ずるスキマから土砂や塵
埃等の侵入するのを防ぐ手段を設けた振り出し竿
を提供するものである。
(問題を解決するための手段) 本考案の振り出し竿は、弾力性のある樹脂材で
作られ、長さが1ないし数cmで、外径が後継ぎの
継ぎ竿の最小内径より小さく、かつ頭部先端の内
径が先継ぎの継ぎ竿の最小外径より小さい円管形
状の防塵用カバーを、振り出し竿の最先端の継ぎ
竿を除いた他のすべての継ぎ竿の先端部に、この
防塵用カバーの頭部先端が継ぎ竿の先端より前方
へ突出するように、はめ入れ取り付けたことを特
徴とするものである。
(作用) 本考案の防塵用カバーは、その外径を該カバー
を取り付けた継ぎ竿の後継ぎの継ぎ竿のどの部分
の内径より小さくしてあるので、該カバーを取り
付けた継ぎ竿の引き出し、差し入れは円滑に行わ
れる。また、該カバーの頭部先端の内径を先継ぎ
の継ぎ竿のどの部分の外径よりも小さくしてあ
り、かつ材質が弾力性をもつているので、継ぎ竿
の引き出し、差し入れの際に、該カバーの頭部先
端の内周面は常に先継ぎの継ぎ竿の外周面に密接
することができる。そのため、継ぎ竿の引き出
し、差し入れの際に生ずる両継ぎ竿間のスキマか
ら砂や塵埃等の侵入を防止することができる。
(実施例) 以下、図面に例示した実施例により、本考案を
具体的に説明する。第1図ないし第3図は本考案
の一実施例を示すもので、第1図は各継ぎ竿を全
長引き出した状態の外観図であり、第2図は防塵
用カバーの拡大斜視図であり、第3図は防塵用カ
バーを継ぎ竿の頭部先端部に取り付けた状態を示
す拡大断面図である。各図において、第4図〜第
6図と同一部分には同じ符号を付けてある。
第1図において、5は本考案の特徴とする防塵
用カバーであり、その詳細を第2図に示すよう
に、該カバーは弾力性のある樹脂材で作られ、そ
の長さlは1〜数cm(継ぎ竿の先端部に取り付け
ることのできる長さとスキマ4の部分を充分カバ
ーできる長さの和)あり、外径Dは該カバーを取
り付けた継ぎ竿の後継ぎの継ぎ竿の最小内径より
小さく、また頭部先端の内径dは先継ぎの継ぎ竿
の最小外径より小さい。該カバー5は弾力性のあ
る樹脂材で作られているので、その外径D及び先
端内径dはある程度伸縮可能なため、外径及び内
径の異なる各継ぎ竿にある程度共通に適用でき
る。
第3図に示すように、防塵用カバー5はその下
半部が取り付けるべき継ぎ竿1bの先端部にはめ
入れられ、接着剤により固定されており、その上
半部が継ぎ竿1bの先端におけるスキマ4をカバ
ーすると共に、上半部の先端内周面が先継ぎの継
ぎ竿1cの外周面に密接している。
なお、この実施例では防塵用カバーを接着剤を
用いて継ぎ竿の先端部に固定したが、この他例え
ば従来使用されている先端部に巻く糸を利用して
取り付けてもよい。
(本考案の効果) 本考案の振り出し竿は、継ぎ竿を途中まで引き
出し又は差し入れた状態で暫時放置し、あるいは
砂地上に横置きしたり、又は元竿内に収納時頭栓
等を紛失しても、継ぎ目に生ずるスキマからの土
砂、塵埃等侵入を防止できる。防塵用カバーを取
り付ける費用は安価なので、実用的価値は大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は振り出し竿を伸した状態の外観
図、第2図は防塵用カバーの詳細図、第3図は防
塵用カバーを継ぎ竿に取り付けた状態を示す部分
断面図であり、第4図ないし第6図は従来例を示
すもので、第4図は振り出し竿を伸した状態の外
観図、第5図は振り出し竿を縮めて収納した状態
を示す外観図、第6図は振り出し竿の伸し途中又
は縮め途中の状態を示す部分断面図である。 1a〜1d……継ぎ竿、2……尻栓、3……頭
栓、4……継ぎ目のスキマ、5……防塵用カバ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数本の継ぎ竿よりなる魚釣用振り出し竿にお
    いて、弾力性のある樹脂材で作られ、長さが1な
    いし数cmで、外径が後継ぎの継ぎ竿の最小内径よ
    り小さく、かつ頭部先端の内径が先継ぎの継ぎ竿
    の最小外径より小さい円管形状の防塵用カバー
    を、振り出し竿の最先端の継ぎ竿以外のすべての
    継ぎ竿の先端部に、該防塵用カバーの頭部先端が
    継ぎ竿の先端より前方へ突出するように、はめ入
    れ取り付けたことを特徴とする振り出し竿。
JP14011884U 1984-09-14 1984-09-14 Expired JPS6224459Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14011884U JPS6224459Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14011884U JPS6224459Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6154357U JPS6154357U (ja) 1986-04-12
JPS6224459Y2 true JPS6224459Y2 (ja) 1987-06-22

Family

ID=30698476

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JP14011884U Expired JPS6224459Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

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JPS6154357U (ja) 1986-04-12

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