JPS6142704Y2 - - Google Patents

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JPS6142704Y2
JPS6142704Y2 JP1983113610U JP11361083U JPS6142704Y2 JP S6142704 Y2 JPS6142704 Y2 JP S6142704Y2 JP 1983113610 U JP1983113610 U JP 1983113610U JP 11361083 U JP11361083 U JP 11361083U JP S6142704 Y2 JPS6142704 Y2 JP S6142704Y2
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JP
Japan
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guide rail
opening
attached
lever
closing arm
Prior art date
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JP1983113610U
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JPS6020390U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガイドレールに着脱自在の移動装置
に関する。
船体やタンク等を自動溶接して形成するにあつ
ては、溶接機を所定のガイドレールに搭載して行
つている。しかし、従来溶接機をガイドレールに
装脱するにあつては、ガイドレールの端部から装
脱したり、中途では装置の一部を分解したり、組
み立てたりして装脱しなければならず、また溶接
機とガイドレールとのギヤツプ調整等に手間がか
かり、面倒なものであつた。
ところで、特開昭51−62086号のようなレール
軌道に着脱可能な搬送装置が知られている。しか
し、上記のものは、レバーのワンタツチ操作で搬
送装置をレール軌道に着脱できずに手間がかか
り、また円滑にレバー操作できないとともに、薄
板材を並べ合わた二次元、三次元的にフレキシブ
ルなガイドレールにあつては円滑に走行できるも
のではなかつた。
本考案は上記のような点に鑑みたもので、溶接
機等を装置の一部を分解したり、組み立てたりす
ることなくガイドレールの中途において操作レバ
ーの起倒というワンタツチ操作で左右のサイドガ
イドローラ、下ガイドローラを側方へ開閉できて
簡単かつ迅速に着脱でき、またたとえ薄板材を並
べ合わせた二次元、三次元的にフレキシブルなガ
イドレールであつても、ガイドレールとのギヤツ
プ調整等が不要で円滑に走行できるガイドレール
に着脱自在の移動装置を提供するにある。
以下、本考案を実施例にもとずいて説明する。
第1図以下は本考案の一実施例で、フレキシブ
ルなガイドレール用に実施したものである。移動
装置1は、第2図のようにほぼπの装置本体2の
垂直部材3に軸受4を介して回転軸5を枢着し、
この回転軸5の両側に上ガイドローラ6をそれぞ
れ取着し、上面が水平なガイドレール7の両側部
に当接して塔載できるようにしている。また、上
記装置本体2の上面には、中央に突設したレバー
軸受材8に両端部に逆向きの対称状のねじ部9を
設けたレバー軸10を枢支するとともに、レバー
軸10を操作レバー11で旋回自在に取着してい
る。このレバー軸10の両端部のねじ部9には、
図のようにナツト12をそれぞれ係合するととも
にナツト12に開閉アーム13の一端部をそれぞ
れピン接続し、開閉アーム13を揺動できるよう
にしている。開閉アーム13の中部には、やや長
孔状の枢支孔14とコイルばねのような弾性材1
5を挿着して設けており、枢支孔14を第2図、
第3図のように装置本体2の両側のやや突出した
突出部16に支持ピン17で枢支するともに、弾
性材15によつて開閉アーム13をガイドレール
7側に押圧付勢するようにしている。開閉アーム
13の下部にサイドガイドローラ18、下ガイド
ローラ19をそれぞれ水平方向および垂直方向に
取着し、上記した操作レバー11の起倒で開閉ア
ーム13を開閉自在とし、開閉アーム13を閉じ
たとき第2図、第3図のようにガイドレール7の
左右の側面にサイドガイドローラ18を、下面に
下ガイドローラ19を上記弾性材15で強制的に
押圧付勢して当接するようにし、開閉アーム13
を開いたときには一点鎖線のようにサイドガイド
ローラ18、下ガイドローラ19をガイドレール
7の側方に開き、移動装置1をガイドレール7か
ら取りはずせるようにしている。また、レバー軸
10には第2図、第3図のようにカム20を装着
するとともに装置本体2にくさび材21を取着
し、開閉アーム13を閉じたときカム20をくさ
び材21に係合してレバー軸10をロツクするよ
うにし、移動装置1をガイドレール7に確実に装
着できるようにしている。また、上ガイドローラ
6の回転軸5には第2図のようにチエーンホイー
ルのような被駆動車22を設けており、第3図の
ように取付板23を介して塔載した溶接機24の
駆動装置(図示せず)を上記被駆動車22に係合
して、移動装置1をガイドレール7にそつて走行
できるようにしいる。なお、ガイドレール7は、
第2図のような横長のコ字状形状のアルミニウム
材のような軽量の2〜3mm位の薄板状のレール部
材25を第3図のように多数並設して形成し、所
望の軌跡に沿うように折曲自在の構造としている
ものである。26,27はガイドレール固定用部
材およびその真空パツト等の固定具である。
しかして、第1図のように溶接機24をガイド
レール7に装着するには、予め溶接機24の前後
を所定の取付板23を介して移動装置1にそれぞ
れ取着し、所定の固着面28に固定具27を介し
て配設したフレキシブルなガイドレール7に移動
装置1を塔載する。そして、操作レバー11を倒
すと、レバー軸10、開閉アーム13等のてこ機
構によつて左右のサイドガイドローラ18、下ガ
イドローラ19が側方にそれぞれ同調して開き、
上ガイドローラ6がガイドレール7の上面の両側
部に当接する。そして、再び操作レバー11を起
すと、上記と反対にサイドガイドローラ18、下
ガイドローラ19が閉じ、サイドガイドローラ1
8がガイドレール7の側面に、下ガイドローラ1
9がガイドレール7の下面に当接し、移動装置1
をこれらのガイドローラによつて左右と上下で挾
んで簡単に装着できるものである。開閉アーム、
サイドガイドローラ、下ガイドローラを左右対称
に配置しているので、装置本体は自動的にガイド
レールにセンタリングできるものである。そし
て、駆動装置を作動して上ガイドローラ6を駆動
すると、溶接機24はガイドレール7にそつて走
行し、側方のトーチ装置29で所定の溶接を行つ
ていくものである。この際、弾性材でサイドガイ
ドローラ、下ガイドローラをガイドレールに押圧
付勢するようにしているため、各ガイドローラが
空転することなく確実に転動するとともに、薄板
状のレール部材を並設してレールガイド面が凹凸
であつても、この弾性材の調圧によつて吸収でき
て、円滑に溶接機をフレキシブルなガイドレール
にそつて走行できるものである。また、移動装置
1をガイドレール7から取りはずすときには、操
作レバー11を倒すと、上記のようにサイドガイ
ドローラ18、下ガイドローラ19が側方に開く
ので、装置を上方に持ち上げれば、簡単にはずれ
るものである。
また、ガイドレールに配設する移動装置の数量
は、上記のように装置の前後の2個に限らず、装
置に応じた適宜の数とできるものである。
なお、用途としては、溶接機用として説明した
が、ガス切断機用等、その他にも利用できるもの
である。
以上のように本考案にあつては、ガイドレール
の中途であつても移動装置を分解したり、組み立
てたりする必要がなく、操作レバーの操作によつ
て両側のサイドガイドローラ、下ガイドローラを
側方へ開いて装置本体をガイドレールの上面に搭
載した装置本体を操作レバーを回動して起倒する
だけのワンタツチ操作で左右のサイドガイドロー
ラ、下ガイドローラを側方に開閉できて、きわめ
て簡単かつ迅速にガイドレールに着脱できるもの
である。また、操作レバーを開閉アームに回転ト
ルクを介して開閉しているので、きわめて小負荷
で円滑に開閉アームを開閉できて装置本体をガイ
ドレールに着脱できるものであり、またたとえ薄
板材を並べ合わせた二次元、三次元的にフレキシ
ブルなガイドレールであつても、サイドガイドロ
ーラ、下ガイドローラをガイドレールに弾性的に
押圧付勢するようにしているので、できて溶接機
等をガイドレールにそつて円滑に走行でき、しか
もガイドレールとのギヤツプ調整等が不要で、取
り扱いも簡単なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の溶接機を塔載した一実施例の
正断面図、第2図、第3図はそれぞれ同上の移動
装置部の拡大正縦半断面図および一部省略した側
面図である。 2……装置本体、6……上ガイドローラ、7…
…ガイドレール、11……操作レバー、18……
サイドガイドローラ、19……下ガイドローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 装置本体にガイドレールの上面に当接して装置
    本体を搭載するための上ガイドローラを枢着する
    とともに装置本体をガイドレールに着脱するため
    に両側端部に左ねじと右ねじのねじ部を左右対称
    状に設けたレバー軸を連結した操作レバーを回動
    操作によつて起倒自在に装置本体に配設し、ガイ
    ドレールの左右の側面部、下面部にそれぞれ当接
    するためのサイドガイドローラ、下ガイドローラ
    を取着した左右の開閉アームの上端部にナツトを
    それぞれ枢支してこの枢支したナツトを上記操作
    レバーのレバー軸の両側端部のねじ部にそれぞれ
    螺合して開閉アームを揺動駆動可能に設けるとと
    もにサイドガイドローラ、下ガイドローラがガイ
    ドレールの側面部、下面部に弾性的に押圧して当
    接するように開閉アームのほぼ中央部にやや長孔
    状に設けた枢支孔を弾性材を介して装置本体の側
    方部に突設した枢支ピンに枢支し、操作レバーの
    起倒操作で開閉アームの上端部をレバー軸にそつ
    て移動させ枢支ピン部を軸心として開閉アームを
    側方に揺動し左右のサイドガイドローラ、下ガイ
    ドローラをガイドレールの左右の側面部、下面部
    にそれぞれ当脱自在として装置本体をガイドレー
    ルに着脱自在に設けたことを特徴とするガイドレ
    ールに着脱自在の移動装置。
JP11361083U 1983-07-20 1983-07-20 ガイドレ−ルに着脱自在の移動装置 Granted JPS6020390U (ja)

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JP11361083U JPS6020390U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 ガイドレ−ルに着脱自在の移動装置

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JP11361083U JPS6020390U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 ガイドレ−ルに着脱自在の移動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6020390U JPS6020390U (ja) 1985-02-12
JPS6142704Y2 true JPS6142704Y2 (ja) 1986-12-03

Family

ID=30262925

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JP11361083U Granted JPS6020390U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 ガイドレ−ルに着脱自在の移動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101539341B1 (ko) * 2013-11-25 2015-07-31 (주)에이딕 파이프 궤도용접 케리지용 레일 장착장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5162086A (ja) * 1974-10-03 1976-05-29 Tekniska Roentgencentralen Ab

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JPS5162086A (ja) * 1974-10-03 1976-05-29 Tekniska Roentgencentralen Ab

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JPS6020390U (ja) 1985-02-12

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