JP2695688B2 - テンタークリップ脱着装置 - Google Patents

テンタークリップ脱着装置

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JP2695688B2
JP2695688B2 JP27017490A JP27017490A JP2695688B2 JP 2695688 B2 JP2695688 B2 JP 2695688B2 JP 27017490 A JP27017490 A JP 27017490A JP 27017490 A JP27017490 A JP 27017490A JP 2695688 B2 JP2695688 B2 JP 2695688B2
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達史 世古
昇 草深
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はテンターのレールで案内されるチェンクリッ
プの脱着装置に適用するテンタークリップ脱着装置に関
するものである。
(従来の技術) 第7図及び第8図は実開昭59−126621号公報で提案さ
れているテンター装置を示し、3はクリップレバー、4
はクリップ台、5はローラチェン、15はシャフト、17は
チェンスプロケット、18はクリップオープナー、19はボ
ルトである。21はクリップ本体で、ローラ22,22,23,24
が回転可能に取付けられており、ローラ22,22とローラ2
3の間には、剛性を有するローラ案内レール25が適当な
間隔を持って配置されている。またローラ24はローラ案
内レール25上を転動するように取付けられている。また
26はローラで、クリップ台4に固定されたリンクプレー
ト27に回転可能に取付けられ、レール28に固定されたロ
ーラ案内レール29の側面を転動するようになっている。
30はレール支持ブラケットで、レール28にボルト31等で
固定され、外周部には前記ローラ案内レール25が固定さ
れている。また32は孔で、シャフト15は遊嵌している。
33は補強部材で、レール支持ブラケット30に溶接等で一
体に固定され、同ブラケット30の曲げを防止している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら前記従来のテンター装置では、案内レー
ルの周囲をローラで囲い、走行方向以外を拘束している
新型のクリップを点検、清掃、修理、調整などの為に取
外すとき、従来の構造の固定案内レールの場合は、クリ
ップのローラを複数個外さなければ機外にクリップを取
出すことができなかった。また必要な保守点検を終えた
クリップを案内レールに取付ける時には、先ずクリップ
本体を案内レールに取付け、その後複数のローラを取付
け、ローラとレールの隙間の調整をしなければならず、
更にクリップの数が多く、かつテンター機内の窮屈な場
所での作業であるため、多くの時間と費用を要する等の
問題があった。
本発明は案内レールの一部を切り離して間隔を作ると
共に、チェンクリップを外す作業をし易いようにしたテ
ンタークリップ脱着装置を提供し、前記従来の課題を解
決しようとするものである。
(課題を解決するための手段) このため本発明は、テンター入口側ターン部でチェン
クリップの走行を案内する半円形のローラ案内レール及
びその支持台を有するテンター装置において、前記ロー
ラ案内レールと支持台をテンターの機外方向に移動して
半円形のローラ案内レールを案内レールの直線走行部か
ら切り離す半円形案内レール移動装置と、同半円形案内
レールを水平面でターンさせてチェンクリップをレール
から取外す半円形案内レール回転手段を備えてなるもの
で、これを課題解決のための手段とするものである。
(作用) チェンクリップのリンクを2個所外すことにより、案
内レールを切り離して隙間を作り、更に切り離した部分
を回転させてチエンクリップを案内レールから取外すこ
とにより、直線走行部及び出口側のチェンクリップを出
口側の駆動スプロケットを回しながら取外すことができ
る。また保守点検を終えたチェンクリップを組込む時
も、チェンに組立てたままで案内レールに組み入れるこ
とができる。
(実施例) 以下本発明を第1図〜第6図に示すプラスチックフィ
ルム2軸延伸機のテンタークリップ脱着装置に実施した
場合について説明すると、第1図は本発明の実施例の装
置を上から見た平面図、第2図は第1図のA〜A断面図
である。なお、第1図の中の2点鎖線は、クリップ及び
走行レールが横に移動した位置を示す。また第3図
(a)(b)はクリップ及び走行レールが更に回転させ
られた状態を示し、第3図(a)は45゜回転させられた
状態、第3図(b)は90゜回転させられた状態を示す。
このようにターンの角度は90゜以下で可能であるが、45
゜前後が作業上の面から好ましい。第4図は第2図のB
部の拡大図である。
図において41はクリップチェン60の走行部を支えるフ
レーム、42はクリップチェン60の半円形を走行レール
で、レール支え板44と支台45により移動台48に固定され
ている。43はクリップチェン60の直線走行レール、46は
支持台47により移動台48に固定されるクリップオープナ
ーである。49は回転台で、これにボルト52で固定された
軸50がフレーム41の軸受に嵌め合され、止め板51により
止められるようになっており、同軸50の下端は角形軸に
作られ、回転台49を回したい時にこの軸にレンチを合せ
る。58は回転台49を支える平面ベアリングで、同回転台
49上には2個の軸受57に支えられた支持軸59が1対取付
けられている。また支持軸59は軸受57で固定されると共
に、同支持軸59上を摺動し得る平軸受を嵌合した軸受台
56が、移動台48に取付けられている。54はシリンダ支持
台で、フレーム41に取付けられ、もう一方のシリンダ支
持台55は移動台48に取付けられている。また油圧シリン
ダ53の作用により、移動台48に取付けられた半円形の走
行レール42、チェンクリップ60、クリップオープナー46
が移動台48と共に回転台49上を移動し得るようになって
おり、同油圧シリンダ53の中心線は走行レール42の半円
形の中心に合せてあり、油圧シリンダが走行レール42と
チェンクリップ60を押し出す時に周辺の部材に無用の力
がかからないよう、モーメントを生じないようになって
いる。また74は結合ピン、75は抜け止めの割ピンであ
る。
第4図にチェンクリップ60の詳細を示す。第4図にお
いて61はチェンリンクを形成するクリップ本体、623は
チェンローラ、63はチェンリンクピンで、ボルトを形成
してクリップ本体61にねじ止めされている。67はチェン
リンク、64はクリップ台で、クリップレバー65がレバー
ピン66より支えられている。またクリップ本体61から伸
びている上下の腕に回転し得るように支えられたローラ
68,69,70,71,72,73が半円形の走行レール42の上下及び
側面を囲むように取付けられ、チェンクリップ60が半円
形の走行レール42上を走行する時、確実に走行レール42
に沿ってクリップ台64のぶれを無くす働きをする。
第5図に第1図のC部の詳細図(走行レール42と43の
接続部)を示す。第6図は同部の分解斜視図である。図
において76はレール支え板で、直線走行レール43をフレ
ーム41に固定する働きをする。77は走行レール42,43の
接続部を支える支持金具である。
次に作用を説明すると、第6図の如く走行レール43の
接合部の長孔の中に間隔筒79を入れ、ボルト78で支持金
具77及び間隔筒79を通してレール支え板76に締め付け
る。走行レール42はスペース43aに差込んであるだけで
固定はしない。またチェンクリップ60を取外したい時
は、走行レール42,43の継ぎ目(第1図のC,C′)付近の
チェンリンク67から、リンクピン63を各1個抜き取って
チェンを切る。次いで油圧シリンダ53を働かせ、走行レ
ール42を第1図のE方向へ移動させて走行レール43から
離すことにより、走行レール42及び移動台48は、第1図
の2点鎖線の位置まで移動する。次に油圧シリンダ53の
ロッド端とシリンダ支持台55の結合ピン74から割ピン75
を抜き、結合ピン74を抜き取って油圧シリンダ53を第3
図に示したように180゜反対側に倒し、レンチを軸50に
嵌めて回転台49を回し、走行レール42の方向を変えて
(第3図に示した位置)、チェンクリップ60をチェンに
繋がったまま引き出す。
次に組立てるには、チェンクリップ60及び走行レール
42,43の点検、清掃、部品交換修理を終了した後、分解
時の逆の工程で組立て、回転台49を回し戻して油圧シリ
ンダ53と支持台55を結合し、結合ピン74を差し込んで割
ピン75で抜け止めをする。その後油圧シリンダ53を働か
せてゆっくり走行レール43と42を接合し、チェンクリッ
プ60をリンクピン63で結合して主要部の組立てを完了す
る。
(発明の効果) 以上詳細に説明した如く本発明は構成されているの
で、チェンクリップを機外に取り出したい時にチェンク
リップの案内ローラをいちいち外す必要は無く、チェン
クリップが繋がった状態で取出せるので、保守、点検作
業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るテンタークリップ脱着装
置の平面図、第2図は第1図のA〜A断面図、第3図
(a)(b)は夫々第1図の回転説明図、第4図は第2
図のB部拡大図、第5図は第1図のC部詳細斜視図、第
6図は第5図の分解斜視図、第7図は従来のテンター装
置を示す側面断面図、第8図は第7図のD矢視図であ
る。 図の主要部分の説明 42……走行レール、44……レール支え板 48……移動台、49……回転台 60……チェンクリップ 61……クリップ本体 68,69,70,71,72,73……ローラ 43……直線走行レール

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テンター入口側ターン部でチェンクリップ
    の走行を案内する半円形のローラ案内レール及びその支
    持台を有するテンター装置において、前記ローラ案内レ
    ールと支持台をテンターの機外方向に移動して半円形の
    ローラ案内レールを案内レールの直線走行部から切り離
    す半円形案内レール移動装置と、同半円形案内レールを
    水平面でターンさせてチェンクリップをレールから取外
    す半円形案内レール回転手段をそなえてなることを特徴
    とするテンタークリップ脱着装置。
JP27017490A 1990-04-06 1990-10-08 テンタークリップ脱着装置 Expired - Fee Related JP2695688B2 (ja)

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JP2-90191 1990-04-06
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DE102013216180A1 (de) * 2013-08-14 2015-02-19 Lindauer Dornier Gesellschaft Mit Beschränkter Haftung Umlenkvorrichtung für eine Kette aus Spannkluppen mit Laufrollen zum Transport einer bewegten Materialbahn

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