JPS6142401A - 無端金属ベルトの製造装置 - Google Patents
無端金属ベルトの製造装置Info
- Publication number
- JPS6142401A JPS6142401A JP16442784A JP16442784A JPS6142401A JP S6142401 A JPS6142401 A JP S6142401A JP 16442784 A JP16442784 A JP 16442784A JP 16442784 A JP16442784 A JP 16442784A JP S6142401 A JPS6142401 A JP S6142401A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- roller
- rolling
- metal belt
- circumferential side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B5/00—Extending closed shapes of metal bands by rolling
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、動力伝達用に用いる無端金属ベルトの製造装
置に関する。
置に関する。
例えば自動車用無段変速機あるいは一般動力伝達用等に
用いる無端金属ベルトは、第1図に概略的に示したよう
に、一般にはプーリ1.1を介して動力の伝達を行なう
。このため、無端金属ベルト2には使用時にプーリ1.
1の位置にて外側に引張りが、また内側には圧縮の応力
が作用するようになシ、しかも繰返し曲げ応力が作用す
るという厳しい応力条件下で使われる。
用いる無端金属ベルトは、第1図に概略的に示したよう
に、一般にはプーリ1.1を介して動力の伝達を行なう
。このため、無端金属ベルト2には使用時にプーリ1.
1の位置にて外側に引張りが、また内側には圧縮の応力
が作用するようになシ、しかも繰返し曲げ応力が作用す
るという厳しい応力条件下で使われる。
このため、例えば特開昭53−42172号公報に見ら
れるように、予め金属ベルトの内周側に引張力応力を、
又は、外周側に圧縮応力を付与する試みも彦されている
が、疲労寿命を向上させるには不十分であった。
れるように、予め金属ベルトの内周側に引張力応力を、
又は、外周側に圧縮応力を付与する試みも彦されている
が、疲労寿命を向上させるには不十分であった。
本発明は上記事情にもとづきなされたものでその目的と
するところは、とのような金属ベルトの疲労寿命などを
向上させるのに大きな効果のある無端金属ベルトの製造
装置を提供することにある。
するところは、とのような金属ベルトの疲労寿命などを
向上させるのに大きな効果のある無端金属ベルトの製造
装置を提供することにある。
本発明の要旨とするところは、無端金属ベルトを巻き掛
けて当該金属ベルトを走行させつつ引張りを付加する引
張力ローラと、上記金属ベルトの内周面に接して当該金
属ベルトをその内周側から外側に向けて押圧する第1の
圧延ローラと、この第1の圧延ローラに対向して上記金
属ベルトの外周側に設けられかつ第1の圧延ローラより
も小さな外径を有して第1の圧延ローラとの間で上記金
属ベル)&圧延する第2の圧延ローラと、を具備したこ
とにある。
けて当該金属ベルトを走行させつつ引張りを付加する引
張力ローラと、上記金属ベルトの内周面に接して当該金
属ベルトをその内周側から外側に向けて押圧する第1の
圧延ローラと、この第1の圧延ローラに対向して上記金
属ベルトの外周側に設けられかつ第1の圧延ローラより
も小さな外径を有して第1の圧延ローラとの間で上記金
属ベル)&圧延する第2の圧延ローラと、を具備したこ
とにある。
上記構成によれば、金属ベルトにストレスを付加した状
態で圧延することができるが、この場合筒1の圧延ロー
ラには金属ベルトの一部が巻き掛けられているとともに
、この第1のローラは第20ローラよりも径が大きいた
め第1のローラに接する金属ベルトの内周側は圧延時に
変形が拘束される。一方、第2の圧延ローラは小径のた
め金属ベルトの外周側は第2の圧延ローラによる拘束が
比較的小さい。従って金属ベルトは圧延時に外周側の方
が内周側よりも大きく展延されることに碌る。その結果
としてベルト外周側には圧縮の残留応力を、またベルト
内周側にけ引張力の残留応力を生じさせることができ、
繰返し曲げ応力の作用するこの種の無端金属ベルトにお
いて耐久性を大幅に向上させることができる。
態で圧延することができるが、この場合筒1の圧延ロー
ラには金属ベルトの一部が巻き掛けられているとともに
、この第1のローラは第20ローラよりも径が大きいた
め第1のローラに接する金属ベルトの内周側は圧延時に
変形が拘束される。一方、第2の圧延ローラは小径のた
め金属ベルトの外周側は第2の圧延ローラによる拘束が
比較的小さい。従って金属ベルトは圧延時に外周側の方
が内周側よりも大きく展延されることに碌る。その結果
としてベルト外周側には圧縮の残留応力を、またベルト
内周側にけ引張力の残留応力を生じさせることができ、
繰返し曲げ応力の作用するこの種の無端金属ベルトにお
いて耐久性を大幅に向上させることができる。
以下に本発明の一実施例につき第2図を参照して説明す
る。同図において図中10.11は引張力ローラを示し
ている。これら引張りロー210.11の少なくとも一
方は図示しない駆動機構によって回転駆動されるように
なっておシ、無端金属ベルト2を巻き掛けてこのベルト
2を無端走行させる。更に上記引張如ローラ10゜11
は互いの距離を変化させることができ、上記金属ベルト
2に引張力を与えることができるように構成されている
。この金属ベルト2は、例えば厚さが0.1 mmない
し0.3 mm程度のステンレス鋼等から予め無端帯状
に成形されている。
る。同図において図中10.11は引張力ローラを示し
ている。これら引張りロー210.11の少なくとも一
方は図示しない駆動機構によって回転駆動されるように
なっておシ、無端金属ベルト2を巻き掛けてこのベルト
2を無端走行させる。更に上記引張如ローラ10゜11
は互いの距離を変化させることができ、上記金属ベルト
2に引張力を与えることができるように構成されている
。この金属ベルト2は、例えば厚さが0.1 mmない
し0.3 mm程度のステンレス鋼等から予め無端帯状
に成形されている。
但しその材質や厚さは問わない。
そして上記引張力ローラ10,11間に第1の圧延ロー
ラ12が設けられている。この第1の圧延ロー212は
、金属ベルト2の内周面に接してこのベルト2をその内
周側から外側に向けて押圧するようになっている。また
上記第1の圧延ロー212に対向して、金属ベルト2の
外周側に第2の圧延ローラ13が配置されている。この
第2の圧延ロー213は第1の圧延ロー212よりも小
さな外径を有していて、第1の圧延ローラ12との間で
上記金属ベルト2を圧延するようになっている。また第
2の圧延ローラ13を支えるために、必要に応じてバッ
クアップローラ14が設けられる。
ラ12が設けられている。この第1の圧延ロー212は
、金属ベルト2の内周面に接してこのベルト2をその内
周側から外側に向けて押圧するようになっている。また
上記第1の圧延ロー212に対向して、金属ベルト2の
外周側に第2の圧延ローラ13が配置されている。この
第2の圧延ロー213は第1の圧延ロー212よりも小
さな外径を有していて、第1の圧延ローラ12との間で
上記金属ベルト2を圧延するようになっている。また第
2の圧延ローラ13を支えるために、必要に応じてバッ
クアップローラ14が設けられる。
上記構成の実施例装置は、金属ベルト2にテンションを
付加した状態で圧延ロー212,13によシ圧延を行な
う。かくしてこの圧延時に〉いては、金属ベルト2の内
周側に位置する第1の圧延ロー212には金属ベルト2
の一部が巻き掛けられているとともに、この第1の圧延
ローラ12は第2の圧延ローラ13よりも大径であるた
め、第1の圧延ローラ12に接する金属=5− ベルト2の内周側は圧延時に変形が拘束される。
付加した状態で圧延ロー212,13によシ圧延を行な
う。かくしてこの圧延時に〉いては、金属ベルト2の内
周側に位置する第1の圧延ロー212には金属ベルト2
の一部が巻き掛けられているとともに、この第1の圧延
ローラ12は第2の圧延ローラ13よりも大径であるた
め、第1の圧延ローラ12に接する金属=5− ベルト2の内周側は圧延時に変形が拘束される。
一方、第2の圧延ローラ13は小径であるから金属ベル
ト2の外周側は圧延時の変形の拘束が比較的小さい。従
って金属ベルト2は圧延時に外周側の方が内周側よりも
大きく展延される。
ト2の外周側は圧延時の変形の拘束が比較的小さい。従
って金属ベルト2は圧延時に外周側の方が内周側よりも
大きく展延される。
その結果、外周側には圧縮の残留応力が、また内周側に
は引張力の残留応力が付与されることにな)、これによ
って無端金属ベルト2は優れた耐久性を示すようになる
。例えば第1図に例示したようにプーリ1,1を介して
動力の伝達を行なう場合に、無端金属ベルト2にはプー
リ1.1の位置にて外側に強い引張力応力が作用し、ま
た内側には圧縮の応力が作用するが、上述したように予
め金属ベルト2の外周側に圧縮、そして内周側に引張力
の残留応力を付与させているから、繰シ返し曲げ応力の
作用する厳しい応力条件下でも優れた疲労寿命を得るこ
とができる。
は引張力の残留応力が付与されることにな)、これによ
って無端金属ベルト2は優れた耐久性を示すようになる
。例えば第1図に例示したようにプーリ1,1を介して
動力の伝達を行なう場合に、無端金属ベルト2にはプー
リ1.1の位置にて外側に強い引張力応力が作用し、ま
た内側には圧縮の応力が作用するが、上述したように予
め金属ベルト2の外周側に圧縮、そして内周側に引張力
の残留応力を付与させているから、繰シ返し曲げ応力の
作用する厳しい応力条件下でも優れた疲労寿命を得るこ
とができる。
上述したように本発明によれば、無端金属べ6一
ルトの耐久性を向上させる上で効果的な残留応力を生じ
させることができ、無端金属ベルトの疲労寿命向上など
を図る上できわめて有効である。
させることができ、無端金属ベルトの疲労寿命向上など
を図る上できわめて有効である。
第1図は無端金属ベルトの使用状態を概略的に示す図、
第2図は本発明の一実施例を示す概略図である。 2・・・無端金属ベルト、10.11・・・引張力ロー
ラ、12・・・第1の圧延ローラ、13・・・第2の圧
延ローラ。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図
第2図は本発明の一実施例を示す概略図である。 2・・・無端金属ベルト、10.11・・・引張力ロー
ラ、12・・・第1の圧延ローラ、13・・・第2の圧
延ローラ。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図
Claims (1)
- 無端金属ベルトを巻き掛けて当該金属ベルトを走行させ
つつ引張りを付加する引張力ローラと、上記金属ベルト
の内周面に接して当該金属ベルトをその内周側から外側
に向けて押圧する第1の圧延ローラと、この第1の圧延
ローラに対向して上記金属ベルトの外周側に設けられか
つ第1の圧延ローラよりも小さな外径を有して第1の圧
延ローラとの間で上記金属ベルトを圧延する第2の圧延
ローラとを具備したことを特徴とする無端金属ベルトの
製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16442784A JPS6142401A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 無端金属ベルトの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16442784A JPS6142401A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 無端金属ベルトの製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6142401A true JPS6142401A (ja) | 1986-02-28 |
JPH0377001B2 JPH0377001B2 (ja) | 1991-12-09 |
Family
ID=15792944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16442784A Granted JPS6142401A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | 無端金属ベルトの製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6142401A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002143906A (ja) * | 2000-11-14 | 2002-05-21 | Honda Motor Co Ltd | リングの圧延装置 |
US7015260B2 (en) | 2003-06-04 | 2006-03-21 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | High temperature polymeric materials containing corona resistant composite filler, and methods relating thereto |
JP2009074882A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 手摺チェーン伸び率測定治具及びそれを用いたチェーン伸び率測定方法 |
JP2011125892A (ja) * | 2009-12-16 | 2011-06-30 | Toyota Motor Corp | 積層リングの製造方法 |
JP2012218004A (ja) * | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Toyota Motor Corp | 薄板状無端金属リングの製造装置及び製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59209406A (ja) * | 1983-05-14 | 1984-11-28 | Toyota Motor Corp | 金属ベルトの残留曲げ応力付与方法 |
-
1984
- 1984-08-06 JP JP16442784A patent/JPS6142401A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59209406A (ja) * | 1983-05-14 | 1984-11-28 | Toyota Motor Corp | 金属ベルトの残留曲げ応力付与方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002143906A (ja) * | 2000-11-14 | 2002-05-21 | Honda Motor Co Ltd | リングの圧延装置 |
US7015260B2 (en) | 2003-06-04 | 2006-03-21 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | High temperature polymeric materials containing corona resistant composite filler, and methods relating thereto |
JP2009074882A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 手摺チェーン伸び率測定治具及びそれを用いたチェーン伸び率測定方法 |
JP2011125892A (ja) * | 2009-12-16 | 2011-06-30 | Toyota Motor Corp | 積層リングの製造方法 |
JP2012218004A (ja) * | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Toyota Motor Corp | 薄板状無端金属リングの製造装置及び製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0377001B2 (ja) | 1991-12-09 |
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