JP2009074882A - 手摺チェーン伸び率測定治具及びそれを用いたチェーン伸び率測定方法 - Google Patents
手摺チェーン伸び率測定治具及びそれを用いたチェーン伸び率測定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009074882A JP2009074882A JP2007243268A JP2007243268A JP2009074882A JP 2009074882 A JP2009074882 A JP 2009074882A JP 2007243268 A JP2007243268 A JP 2007243268A JP 2007243268 A JP2007243268 A JP 2007243268A JP 2009074882 A JP2009074882 A JP 2009074882A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chain
- measurement
- elongation
- measuring
- handrail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 8
- 239000011295 pitch Substances 0.000 claims abstract description 45
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 161
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 claims description 9
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 6
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 claims description 3
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 3
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 claims 1
- 101100040225 Arabidopsis thaliana RS40 gene Proteins 0.000 description 13
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 8
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- QIQXTHQIDYTFRH-UHFFFAOYSA-N octadecanoic acid Chemical group CCCCCCCCCCCCCCCCCC(O)=O QIQXTHQIDYTFRH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
Abstract
【解決手段】手摺チェーン伸び率測定治具1は、測定治具の一端部に形成され、手摺チェーンの伸び率を測定する時に被測定チェーンのローラーピンが嵌入される測定用基準穴2と、測定用基準穴の隣から中央部を経て他端部に向かって水平方向に形成され、手摺チェーンの伸び率を測定する時に被測定チェーンの複数ピッチ分のローラーピンが水平方向に一列となって嵌入される細長状の測定用窓穴3と、測定用窓穴の他端部における上側部及び下側部の表面の少なくとも一方にそれぞれ間隔を置いて設けられ、被測定チェーンの各伸び率に対応する数字が記載された複数の目盛10〜19とを備える。
【選択図】図1
Description
図1はこの発明の実施の形態1における手摺チェーン伸び率測定治具の構成を示す正面図、図2はこの発明の実施の形態1における手摺チェーン伸び率測定治具の構成を示す側面図、図3はこの発明の実施の形態1における手摺チェーン伸び率測定治具の基準穴部分から各目盛部分までの寸法関係を示す参考正面図、図4はこの発明の実施の形態1における手摺チェーン伸び率測定治具を用いて被測定チェーンを引っ張り方向で測定する場合の計算例を異なる被測定チェーン別に表わした参考表、図5はこの発明の実施の形態1における手摺チェーン伸び率測定治具を用いて被測定チェーンの伸び率を測定している状態を示す参考斜視図である。
先ず、手摺チェーン伸び率測定治具1の全体寸法は、縦35mm、横240mm、厚さ1mmである。測定用基準穴2は、縦6mm、横6mmである。測定用窓穴3は高さ6mmである。そして、測定用基準穴2の左端部(基準位置)から測定用窓穴3の右側端部における上側部表面に記載された手摺チェーンの各伸び率に対応する複数の目盛10〜14までの寸法は、次のとおりである。すなわち、目盛10(0%)までの寸法が161.30mm、目盛11(0.4%)までの寸法が177.87mm、目盛12(0.7%)までの寸法が194.83mm、目盛13(1.0%)までの寸法が210.98mm、目盛14(1.3%)までの寸法が227.68mmとなっている。また、測定用基準穴2の左端部(基準位置)から測定用窓穴3の右側端部における下側部表面に記載された手摺チェーンの各伸び率に対応する複数の目盛15〜19までの寸法は、次のとおりである。すなわち、目盛15(0%)までの寸法が167.09mm、目盛16(0.4%)までの寸法が180.50mm、目盛17(0.7%)までの寸法が193.82mm、目盛18(1.0%)までの寸法が207.22mm、目盛19(1.3%)までの寸法が220.69mmとなっている。
図4において、上表はRS50の場合を示す。ローラーチェーンの1ピッチは15.875mm、ピン径は5.09とする。1行目はピッチ数10、規格値158.75(=15.875×10)、伸び係数1.000、ピン径5.09、メモリ寸法詳細161.295(=158.75×1.000+5.09/2)、実メモリ寸法161.30、伸び率0.0%である。同様に2行目は、ピッチ数11、規格値174.625(=15.875×11)、伸び係数1.004、ピン径5.09、メモリ寸法詳細177.8685(=174.625×1.004+5.09/2)、実メモリ寸法177.87、伸び率0.4%である。同様に3行目は、ピッチ数12、規格値190.5(=15.875×12)、伸び係数1.007、ピン径5.09、メモリ寸法詳細194.3785(=190.5×1.007+5.09/2)、実メモリ寸法194.38、伸び率0.7%である。同様に4行目は、ピッチ数13、規格値206.375(=15.875×13)、伸び係数1.010、ピン径5.09、メモリ寸法詳細210.98375(=206.375×1.010+5.09/2)、実メモリ寸法210.98、伸び率1.0%である。同様に5行目は、ピッチ数14、規格値222.25(=15.875×14)、伸び係数1.013、ピン径5.09、メモリ寸法詳細227.68425(=222.25×1.013+5.09/2)、実メモリ寸法227.68、伸び率1.3%である。
図4において、下表はRS40の場合を示す。ローラーチェーンの1ピッチは12.7mm、ピン径は3.97とする。1行目はピッチ数13、規格値165.1(=12.7×13)、伸び係数1.000、ピン径3.97、メモリ寸法詳細167.085(=165.1×1.000+3.97/2)、実メモリ寸法167.09、伸び率0.0%である。同様に2行目は、ピッチ数14、規格値177.8(=12.7×14)、伸び係数1.004、ピン径3.97、メモリ寸法詳細180.4962(=177.8×1.004+3.97/2)、実メモリ寸法180.50、伸び率0.4%である。同様に3行目は、ピッチ数15、規格値190.5(=12.7×15)、伸び係数1.007、ピン径3.97、メモリ寸法詳細193.8185(=190.5×1.007+3.97/2)、実メモリ寸法193.82、伸び率0.7%である。同様に4行目は、ピッチ数16、規格値203.2(=12.7×16)、伸び係数1.010、ピン径3.97、メモリ寸法詳細207.217(=203.2×1.010+3.97/2)、実メモリ寸法207.22、伸び率1.0%である。同様に5行目は、ピッチ数17、規格値215.9(=12.7×17)、伸び係数1.013、ピン径3.97、メモリ寸法詳細220.6917(=215.9×1.013+3.97/2)、実メモリ寸法220.69、伸び率1.3%である。
図6はこの発明の実施の形態2における手摺チェーン伸び率測定治具の構成を示す正面図、図7はこの発明の実施の形態2における手摺チェーン伸び率測定治具の基準穴部分から各目盛部分までの寸法関係を示す参考正面図である。なお、図中、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付してある。
先ず、手摺チェーン伸び率測定治具1の全体寸法は、縦35mm、横240mm、厚さ1mmである。測定用基準穴2は、縦6mm、横6mmである。測定用窓穴3は高さ6mmである。そして、測定用基準穴2の左端部(基準位置)から測定用窓穴3の右側端部における上側部表面に記載された手摺チェーンの各伸び率に対応する複数の目盛10〜14までの寸法は、次のとおりである。すなわち、目盛10(0%)までの寸法が167.09mm、目盛11(0.4%)までの寸法が180.50mm、目盛12(0.7%)までの寸法が193.82mm、目盛13(1.0%)までの寸法が207.22mm、目盛14(1.3%)までの寸法が220.69mmとなっている。また、測定用基準穴2の左端部(基準位置)から測定用窓穴3の右側端部における下側部表面に記載された手摺チェーンの各伸び率に対応する複数の目盛15〜19までの寸法は、次のとおりである。すなわち、目盛15(0%)までの寸法が161.30mm、目盛16(0.4%)までの寸法が177.87mm、目盛17(0.7%)までの寸法が194.83mm、目盛18(1.0%)までの寸法が210.98mm、目盛19(1.3%)までの寸法が227.68mmとなっている。
図8はこの発明の実施の形態3における手摺チェーン伸び率測定治具の構成を示す正面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
図9はこの発明の実施の形態4における手摺チェーン伸び率測定治具の構成を示す正面図、図10はこの発明の実施の形態4における手摺チェーン伸び率測定治具の基準穴部分から各目盛部分までの寸法関係を示す参考正面図、図11はこの発明の実施の形態4における手摺チェーン伸び率測定治具を用いて被測定チェーンを押し付け方向で測定する場合の計算例を異なる被測定チェーン別に表わした参考表である。なお、図中、実施の形態2と同一又は相当部分には同一符号を付してある。
先ず、手摺チェーン伸び率測定治具1の全体寸法は、縦35mm、横240mm、厚さ1mmである。測定用基準穴2は、縦6mm、横6mmである。測定用窓穴3は高さ6mmである。そして、測定用基準穴2の右端部(基準位置)から測定用窓穴3の右側端部における上側部表面に記載された手摺チェーンの各伸び率に対応する複数の目盛10〜14までの寸法は、次のとおりである。すなわち、目盛10(0%)までの寸法が163.12mm、目盛11(0.4%)までの寸法が176.53mm、目盛12(0.7%)までの寸法が189.85mm、目盛13(1.0%)までの寸法が203.25mm、目盛14(1.3%)までの寸法が216.72mmとなっている。また、測定用基準穴2の右端部(基準位置)から測定用窓穴3の右側端部における下側部表面に記載された手摺チェーンの各伸び率に対応する複数の目盛15〜19までの寸法は、次のとおりである。すなわち、目盛15(0%)までの寸法が156.21mm、目盛16(0.4%)までの寸法が172.78mm、目盛17(0.7%)までの寸法が189.29mm、目盛18(1.0%)までの寸法が205.89mm、目盛19(1.3%)までの寸法が222.59mmとなっている。
図11において、上表はRS50の場合を示す。ローラーチェーンの1ピッチは15.875mm、ピン径は5.09とする。1行目はピッチ数10、規格値158.75(=15.875×10)、伸び係数1.000、ピン径5.09、メモリ寸法詳細156.205(=158.75×1.000−5.09/2)、実メモリ寸法156.21、伸び率0.0%である。同様に2行目は、ピッチ数11、規格値174.625(=15.875×11)、伸び係数1.004、ピン径5.09、メモリ寸法詳細172.7785(=174.625×1.004−5.09/2)、実メモリ寸法172.78、伸び率0.4%である。同様に3行目は、ピッチ数12、規格値190.5(=15.875×12)、伸び係数1.007、ピン径5.09、メモリ寸法詳細189.2885(=190.5×1.007−5.09/2)、実メモリ寸法189.29、伸び率0.7%である。同様に4行目は、ピッチ数13、規格値206.375(=15.875×13)、伸び係数1.010、ピン径5.09、メモリ寸法詳細205.89375(=206.375×1.010−5.09/2)、実メモリ寸法205.89、伸び率1.0%である。同様に5行目は、ピッチ数14、規格値222.25(=15.875×14)、伸び係数1.013、ピン径5.09、メモリ寸法詳細222.59425(=222.25×1.013−5.09/2)、実メモリ寸法222.59、伸び率1.3%である。
図11において、下表はRS40の場合を示す。ローラーチェーンの1ピッチは12.7mm、ピン径は3.97とする。1行目はピッチ数13、規格値165.1(=12.7×13)、伸び係数1.000、ピン径3.97、メモリ寸法詳細163.115(=165.1×1.000−3.97/2)、実メモリ寸法163.12、伸び率0.0%である。同様に2行目は、ピッチ数14、規格値177.8(=12.7×14)、伸び係数1.004、ピン径3.97、メモリ寸法詳細176.5262(=177.8×1.004−3.97/2)、実メモリ寸法176.53、伸び率0.4%である。同様に3行目は、ピッチ数15、規格値190.5(=12.7×15)、伸び係数1.007、ピン径3.97、メモリ寸法詳細189.8485(=190.5×1.007−3.97/2)、実メモリ寸法189.85、伸び率0.7%である。同様に4行目は、ピッチ数16、規格値203.2(=12.7×16)、伸び係数1.010、ピン径3.97、メモリ寸法詳細203.247(=203.2×1.010−3.97/2)、実メモリ寸法203.25、伸び率1.0%である。同様に5行目は、ピッチ数17、規格値215.9(=12.7×17)、伸び係数1.013、ピン径3.97、メモリ寸法詳細216.7217(=215.9×1.013−3.97/2)、実メモリ寸法216.72、伸び率1.3%である。
2 測定用基準穴
3 細長状の測定用窓穴
4、5、20 補強用橋架部
6、7 落下防止用治具穴
8、9 識別記号
10〜19 目盛
Claims (9)
- 乗客コンベアに使用されている手摺チェーンの伸び率を測定するための手摺チェーン伸び率測定治具であって、前記測定治具は、
測定治具の一端部に形成され、手摺チェーンの伸び率を測定する時に被測定チェーンのローラーピンが嵌入される測定用基準穴と、
前記測定用基準穴の隣から中央部を経て他端部に向かって水平方向に形成され、手摺チェーンの伸び率を測定する時に被測定チェーンの複数ピッチ分のローラーピンが水平方向に一列となって嵌入される細長状の測定用窓穴と、
前記測定用窓穴の他端部における上側部及び下側部の表面の少なくとも一方にそれぞれ間隔を置いて設けられ、被測定チェーンの各伸び率に対応する数字が記載された複数の目盛と、
を備えたことを特徴とする手摺チェーン伸び率測定治具。 - 乗客コンベアに使用されている手摺チェーンの伸び率を測定するための手摺チェーン伸び率測定治具であって、前記測定治具は、
測定治具の一端部に形成され、手摺チェーンの伸び率を測定する時に被測定チェーンのローラーピンが嵌入される測定用基準穴と、
前記測定用基準穴の隣から中央部を経て他端部に向かって水平方向に形成されて他端部端縁が開放され、手摺チェーンの伸び率を測定する時に被測定チェーンの複数ピッチ分のローラーピンが水平方向に一列となって嵌入される細長状の測定用窓穴と、
前記測定用窓穴の他端部寄りに設けられ、他端部側の上下部分を橋架状に連結する補強用橋架部と、
前記測定用窓穴の他端部における上側部及び下側部の表面の少なくとも一方にそれぞれ間隔を置いて設けられ、被測定チェーンの各伸び率に対応する数字が記載された複数の目盛と、
を備えたことを特徴とする手摺チェーン伸び率測定治具。 - 測定用窓穴の一端部における上側部及び下側部の表面に被測定チェーンの種類に対応する識別記号を設け、測定用窓穴の他端部における上側部及び下側部の表面には被測定チェーンの種類に対応する各伸び率が記載された複数の目盛を別々に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の手摺チェーン伸び率測定治具。
- 測定用窓穴の上側部の表面に設けられる被測定チェーンの種類に対応する識別記号及び被測定チェーンの種類に対応する各伸び率が記載された目盛は、被測定チェーンのピン径の細い方を上側に設けたことを特徴とする請求項3記載の手摺チェーン伸び率測定治具。
- 測定治具は、鋼板製の長尺体からなり、隅部に落下防止用治具穴を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の手摺チェーン伸び率測定治具。
- 乗客コンベアに使用されている手摺チェーンの伸び率を測定するための手摺チェーン伸び率測定治具は、その一端部に形成され、手摺チェーンの伸び率を測定する時に被測定チェーンのローラーピンが嵌入される測定用基準穴と、前記測定用基準穴の隣から中央部を経て他端部に向かって水平方向に形成され、手摺チェーンの伸び率を測定する時に被測定チェーンの複数ピッチ分のローラーピンが水平方向に一列となって嵌入される細長状の測定用窓穴と、前記測定用窓穴の他端部における上側部及び下側部の表面の少なくとも一方にそれぞれ間隔を置いて設けられ、被測定チェーンの各伸び率に対応する数字が記載された複数の目盛とを備え、
保守現場にて前記測定治具を用い、スプロケットに装着されてテンションを張った状態の被測定チェーンの一端部側に位置するローラーピンを前記測定治具の測定用基準穴に嵌入してピンの左端を測定用基準穴の一端部に接触させるとともに、測定治具の細長状の測定用窓穴に複数ピッチ分の被測定チェーンのローラーピンが水平方向に一列となるように嵌入するステップと、ピンの中心の位置と目盛の位置が合致している箇所を確認し、ピンの中心位置と目盛の位置が合致している箇所の目盛を読むステップとを備えたことを特徴とする手摺チェーン伸び率測定治具を用いたチェーン伸び率測定方法。 - 乗客コンベアに使用されている手摺チェーンの伸び率を測定するための手摺チェーン伸び率測定治具は、その一端部に形成され、手摺チェーンの伸び率を測定する時に被測定チェーンのローラーピンが嵌入される測定用基準穴と、前記測定用基準穴の隣から中央部を経て他端部に向かって水平方向に形成されて他端部端縁が開放され、手摺チェーンの伸び率を測定する時に被測定チェーンの複数ピッチ分のローラーピンが水平方向に一列となって嵌入される細長状の測定用窓穴と、前記測定用窓穴の他端部寄りに設けられ、他端部側の上下部分を橋架状に連結する補強用橋架部と、前記測定用窓穴の他端部における上側部及び下側部の表面の少なくとも一方にそれぞれ間隔を置いて設けられ、被測定チェーンの各伸び率に対応する数字が記載された複数の目盛とを備え、
保守現場にて前記測定治具を用い、スプロケットに装着されてテンションを張った状態の被測定チェーンの一端部側に位置するローラーピンを前記測定治具の測定用基準穴に嵌入してピンの左端を測定用基準穴の一端部に接触させるとともに、測定治具の細長状の測定用窓穴に複数ピッチ分の被測定チェーンのローラーピンが水平方向に一列となるように嵌入するステップと、ピンの中心の位置と目盛の位置が合致している箇所を確認し、ピンの中心位置と目盛の位置が合致している箇所の目盛を読むステップとを備えたことを特徴とする手摺チェーン伸び率測定治具を用いたチェーン伸び率測定方法。 - 乗客コンベアに使用されている手摺チェーンの伸び率を測定するための手摺チェーン伸び率測定治具は、その一端部に形成され、手摺チェーンの伸び率を測定する時に被測定チェーンのローラーピンが嵌入される測定用基準穴と、前記測定用基準穴の隣から中央部を経て他端部に向かって水平方向に形成され、手摺チェーンの伸び率を測定する時に被測定チェーンの複数ピッチ分のローラーピンが水平方向に一列となって嵌入される細長状の測定用窓穴と、前記測定用窓穴の他端部における上側部及び下側部の表面の少なくとも一方にそれぞれ間隔を置いて設けられ、被測定チェーンの各伸び率に対応する数字が記載された複数の目盛とを備え、
保守現場にてスプロケットから被測定チェーンを取り外すステップと、前記測定治具を用い、取り外された被測定チェーンの一端部側に位置するローラーピンを前記測定治具の測定用基準穴に嵌入してピンの右端を測定用基準穴の右端部に接触させるとともに、測定治具の細長状の測定用窓穴に複数ピッチ分の被測定チェーンのローラーピンが水平方向に一列となるように嵌入するステップと、前記測定治具を左方向に押しながら被測定チェーンを右方向へ引いて測定するステップと、ピンの中心の位置と目盛の位置が合致している箇所を確認し、ピンの中心位置と目盛の位置が合致している箇所の目盛を読むステップとを備えたことを特徴とする手摺チェーン伸び率測定治具を用いたチェーン伸び率測定方法。 - 乗客コンベアに使用されている手摺チェーンの伸び率を測定するための手摺チェーン伸び率測定治具は、その一端部に形成され、手摺チェーンの伸び率を測定する時に被測定チェーンのローラーピンが嵌入される測定用基準穴と、前記測定用基準穴の隣から中央部を経て他端部に向かって水平方向に形成されて他端部端縁が開放され、手摺チェーンの伸び率を測定する時に被測定チェーンの複数ピッチ分のローラーピンが水平方向に一列となって嵌入される細長状の測定用窓穴と、前記測定用窓穴の他端部寄りに設けられ、他端部側の上下部分を橋架状に連結する補強用橋架部と、前記測定用窓穴の他端部における上側部及び下側部の表面の少なくとも一方にそれぞれ間隔を置いて設けられ、被測定チェーンの各伸び率に対応する数字が記載された複数の目盛とを備え、
保守現場にてスプロケットから被測定チェーンを取り外すステップと、前記測定治具を用い、取り外された被測定チェーンの一端部側に位置するローラーピンを前記測定治具の測定用基準穴に嵌入してピンの右端を測定用基準穴の右端部に接触させるとともに、測定治具の細長状の測定用窓穴に複数ピッチ分の被測定チェーンのローラーピンが水平方向に一列となるように嵌入するステップと、前記測定治具を左方向に押しながら被測定チェーンを右方向へ引いて測定するステップと、ピンの中心の位置と目盛の位置が合致している箇所を確認し、ピンの中心位置と目盛の位置が合致している箇所の目盛を読むステップとを備えたことを特徴とする手摺チェーン伸び率測定治具を用いたチェーン伸び率測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007243268A JP4735626B2 (ja) | 2007-09-20 | 2007-09-20 | 手摺チェーン伸び率測定治具及びそれを用いたチェーン伸び率測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007243268A JP4735626B2 (ja) | 2007-09-20 | 2007-09-20 | 手摺チェーン伸び率測定治具及びそれを用いたチェーン伸び率測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009074882A true JP2009074882A (ja) | 2009-04-09 |
JP4735626B2 JP4735626B2 (ja) | 2011-07-27 |
Family
ID=40610006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007243268A Active JP4735626B2 (ja) | 2007-09-20 | 2007-09-20 | 手摺チェーン伸び率測定治具及びそれを用いたチェーン伸び率測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4735626B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011065203A1 (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-03 | 株式会社椿本チエイン | 伸張度測定装置、伸張度測定システム及びコンピュータプログラム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6142401A (ja) * | 1984-08-06 | 1986-02-28 | Nhk Spring Co Ltd | 無端金属ベルトの製造装置 |
JPH11254085A (ja) * | 1998-03-16 | 1999-09-21 | Nichirei Corp | ローラチェーンの伸び検出用具 |
JP2000302367A (ja) * | 1999-04-22 | 2000-10-31 | Hitachi Building Systems Co Ltd | ハンドレールの駆動チェーンゲージ |
JP2006349353A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Enuma Chain Mfg Co Ltd | チェーンの伸び検出ゲージ |
-
2007
- 2007-09-20 JP JP2007243268A patent/JP4735626B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6142401A (ja) * | 1984-08-06 | 1986-02-28 | Nhk Spring Co Ltd | 無端金属ベルトの製造装置 |
JPH11254085A (ja) * | 1998-03-16 | 1999-09-21 | Nichirei Corp | ローラチェーンの伸び検出用具 |
JP2000302367A (ja) * | 1999-04-22 | 2000-10-31 | Hitachi Building Systems Co Ltd | ハンドレールの駆動チェーンゲージ |
JP2006349353A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Enuma Chain Mfg Co Ltd | チェーンの伸び検出ゲージ |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011065203A1 (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-03 | 株式会社椿本チエイン | 伸張度測定装置、伸張度測定システム及びコンピュータプログラム |
JP2011117733A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-16 | Tsubakimoto Chain Co | 伸張度測定装置、伸張度測定システム及びコンピュータプログラム |
US9014482B2 (en) | 2009-11-30 | 2015-04-21 | Tsubakimoto Chain Co. | Elongation measuring apparatus, elongation measurement system, and non-transitory medium |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4735626B2 (ja) | 2011-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ATE267061T1 (de) | Vorrichtung und verfahren zum kalibrieren einer mehrrollenrichtmaschine | |
ATE449368T1 (de) | Verfahren zur auswertung der integrität einer struktur | |
CN201828459U (zh) | 拉伸试样断后伸长率测定装置 | |
RU2444698C1 (ru) | Ручной измерительный прибор для роликовой цепи | |
EP1439262A3 (en) | Rope and method for detecting damage thereof | |
KR101631391B1 (ko) | 엘리베이터 및 에스컬레이터 검사용 다용도 틈새 측정지그 | |
JP4735626B2 (ja) | 手摺チェーン伸び率測定治具及びそれを用いたチェーン伸び率測定方法 | |
CN104776780B (zh) | 一种汽车换挡拉索测量检测装置 | |
JPH11325829A (ja) | リンクチェーンの摩耗伸び量測定方法およびその測定装置 | |
CN103411506A (zh) | 链条磨损的检查方法及检查工具 | |
CN109870354B (zh) | 金属圆棒试样单轴拉伸断后伸长率自动测量方法 | |
EP1777495A3 (en) | System and method for verifying the dimensions of airfoils | |
JP5817677B2 (ja) | 連続鋳造機の設定状態の検知装置および検知方法 | |
Jhamb | Fatigue of reinforcing bars | |
KR101254958B1 (ko) | 배관의 파괴인성 시험을 위한 곡면형 인장시험 장치 | |
EP2133746A3 (en) | Method and system for evaluating an object that has a repetitive pattern | |
CN204694182U (zh) | 一种梯级踏板孔位检测治具 | |
CN210221357U (zh) | 一种埋入式应力传感器固定装置 | |
CN208968415U (zh) | 一种链条维修工具 | |
CN203132467U (zh) | 用于检验钢板桩锁口尺寸的通止规 | |
WO2004057264A3 (en) | Chain elongation gauge | |
JP3510104B2 (ja) | ローラチェーンの伸び検出用具 | |
ATE536539T1 (de) | Elektronische belastungsmaschine | |
CN106643387B (zh) | 齿轮轴上齿轮中心线与键槽中心线的测量装置和测量方法 | |
ATE323275T1 (de) | Verfahren zur bestimmung der grösse der deformation eines taststiftes |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110329 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110411 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4735626 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |