JP4219186B2 - 金属リングの窒化処理治具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無段変速機等に用いられる無端状金属ベルトの材料となる金属リングを窒化処理する際に該金属リングを保持する治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の変速装置として用いられる無段変速機(CVT)のベルトは、複数の金属リングをそれらの厚み方向に積層して組み立てた積層リングにより構成されている。
【0003】
前記金属リングは、マルエージング鋼あるいはステンレス鋼等の鋼材料の薄板の端部同士を溶接して形成された円筒状のドラムを所定幅に裁断して得られた無端帯状のリングを、所定の厚さに圧延し、さらに所定の周長とする周長補正を行ったものである。そして、前記周長補正された前記金属リングに、時効処理及び窒化処理を施して、硬度、耐摩耗性を向上させた後、少しずつ周長の異なる複数の金属リングを相互に積層することにより前記積層リングが形成される。
【0004】
前記窒化処理としては、前記金属リングを所定濃度のアンモニアを含む雰囲気内に所定時間保持することにより行われる、ガス窒化法、ガス軟窒化法等が知られている。前記ガス窒化法またはガス軟窒化法では、前記金属リングが均一に窒化されるために、該金属リング全体が前記雰囲気に曝露されることが好ましい。
【0005】
そこで、前記金属リングを前記ガス窒化法またはガス軟窒化法により窒化処理する際に該金属リングを保持する治具として、従来、図5に示すものが知られている。図5示の窒化処理治具は、立設されたポール11の上下に所定の間隔を存して備えられた1対の懸架部材12を備え、各懸架部材12は、図6に側面図として示すように先端部13に平面視V字状の挟持部材14が備えられている。挟持部材14は、金属リング2の内周面に圧接して金属リング2を幅方向で挟持し、金属リング2に張力を付与した状態で保持することができる。また、挟持部材14上には、純Niからなる網状部材15が配設されており、挟持部材14は網状部材15を介して、金属リング2を挟持する(特許文献1参照)。
【0006】
前記従来の窒化処理治具によれば、金属リング2が挟持部材14と接触する部分が少なく、該部分にはそれ自体窒化を受けることのない純Niからなる網状部材14が配設されている。従って、金属リング2の窒化が不均一になることを低減することができる。
【0007】
しかしながら、前記従来の窒化処理治具は構造が複雑であり、より簡単な構成で金属リング2の着脱が容易な窒化処理治具が望まれる。
【0008】
また、近年、前記CVTをさらに大型の車種に適用することが検討されているが、前記従来の窒化処理治具では、大型の車種に搭載されるCVTのために金属リングの径を大きくすると、懸架部材12の間隔を広げる等の操作が必要になる。そこで、小型の車種のCVT用の小径の金属リング2に用いるように設定されている場合でも、特別な操作を必要とすることなく、より大径の金属リングに適用することができる窒化処理治具が望まれる。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−161314号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる事情に鑑み、金属リングの着脱が容易で、しかも特別な操作を行うことなく径の異なる金属リングを保持することができる窒化処理治具を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明の金属リングの窒化処理治具は、鋼材料を無端帯状に形成し、幅方向に沿って中央部で外方に凸の断面視円弧状の形状を付与した金属リングの窒化処理に用いる治具であって、前記金属リングをその径方向に挿入自在の枠体と、該枠体に取着され、該金属リングの外周面で前記円弧状の頂部に圧接し、該金属リングを外周面の複数個所から押圧して該金属リングを楕円形状に撓ませた状態で保持する複数の保持部材とを備えることを特徴とする。
【0012】
前記金属リングは、マルエージング鋼あるいはステンレス鋼等の鋼材料製の無端帯状のリングを、所定の厚さに圧延し、さらに所定の周長に周長補正する際に、幅方向に沿って中央部で外方に凸の断面視円弧状の形状が付与されている。そこで、本発明の窒化処理治具は、前記金属リングをその径方向に挿入自在とした枠体に取着された前記複数の保持部材が、前記金属リングの外周面で前記円弧状の頂部に圧接し、該金属リングを外周面の複数個所から押圧して該金属リングを撓ませた状態で保持することができる。
【0013】
かかる構成の本発明の窒化処理治具によれば、前記金属リングを、撓ませた状態で前記枠体に挿入したのち、撓ませた状態を解除して円環状に復帰させることにより、容易に前記保持部材に保持させることができ、また前記と逆の操作により、該金属リングを容易に抽出することができるので、該金属リングの着脱を容易に行うことができる。
【0014】
また、本発明の窒化処理治具では、複数の前記保持部材が前記金属リングの外周面で前記円弧状の頂部に圧接するので、前記金属リングの側端縁が、該保持部材、枠体に全く接触しない状態で、該金属リングが保持部材に保持され、該側端縁を均一に窒化させことができる。前記金属リングを相互に積層して積層リングを構成したときには、側端縁に張力が付与されるので、該側端縁に窒化層が不均一に形成されることは好ましくない。しかし、本発明の窒化処理治具によれば、前述のように、前記金属リングの側端縁を均一に窒化させことができるので、前記張力が集中することを防止することができる。
【0015】
一方、前記金属リングの外周面の前記保持部材と接触する部分は、窒化が不均一になることが考えられるが、該金属リングの外周面は、該金属リングを相互に積層して積層リングを構成したときには隣接する金属リングで遮蔽され、露出することがない。従って、前記積層リングは、何ら問題なくCVTに用いることができる。
【0016】
また、本発明の窒化処理治具では、前記金属リングを前述のようにして保持するので、前記枠体の大きさを予め小径の金属リングに適応するように設定しておけば、車種変更等により金属リングが大径になった場合にも、単に該金属リングの撓み量が大きくなるだけで、治具自体に特別な操作を行うことなく、該金属リングの着脱を行うことができる。
【0017】
本発明の窒化処理治具において、前記保持部材は、少なくとも、前記枠体の相対向する2つの側面と、底面とに取着され、該枠体の上方から前記金属リングが該保持部材に着脱自在とされていることが好ましい。
【0018】
また、前記保持部材は前記のように配設することにより、前記金属リングが自重により撓んで、前記枠体の側面または底面から脱落することを防止して、該金属リングを確実に保持することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図1は本発明の一実施形態の窒化処理治具の一部を示す側面図、図2は図1のII−II線断面図であり、図3は他の実施形態の窒化処理治具の説明的断面図、図4はさらに他の実施形態の窒化処理治具の説明的断面図である。
【0020】
図1,2に示す本実施形態の窒化処理治具1は、例えば、次のようにして製造された金属リング2に適用される。
【0021】
金属リング2を製造するときには、まず、マルエージング鋼あるいはステンレス鋼等の鋼材料の薄板の端部同士を溶接して円筒状のドラムを形成し、該ドラムに対して前記溶接時の熱により部分的に硬くなった硬度を均質化するために第1の溶体化を行う。次に、前記溶体化後のドラムを所定幅に裁断して無端帯状の金属リング2を形成し、該金属リング2を所定の厚さに圧延する。次に、圧延された金属リング2に対し、圧延組織を再結晶させ圧延により変形された金属組織の形状を復元するために第2の溶体化を行った後、該金属リング2を所定の周長とする周長補正を行うことにより、時効処理及び窒化処理の対象となる金属リング2が形成される。
【0022】
前記圧延は、金属リング2を一対のテンションローラに掛け渡して回転駆動しつつ、両テンションローラ間に配設された一対の圧延ローラで該金属リング2を挟持して、該金属リング2を加圧することにより行う。このとき、金属リング2の脱落を防止するために、一方のテンションローラを他方のテンションローラに対して変位させ、金属リング2に張力が付与される。
【0023】
また、前記周長補正は、金属リング2を一対のテンションローラに掛け回して回転駆動しつつ、一方のテンションローラを他方のテンションローラに対して変位させ、該金属リング2が所定の周長になるまで張力を付与することにより行う。或いは、前記一対のテンションローラ間に矯正ローラを配設し、該矯正ローラを変位する側のテンションローラの移動方向と直交する方向に変位させて、金属リングが所定の周長になるまで張力を付与することにより行う。
【0024】
そこで、前記圧延または周長補正の際に、前記変位する側のテンションローラまたは矯正ローラとして、厚さ方向に沿って中央部で外方に凸の断面視円弧状の形状を備えるローラを用いることにより、該ローラの形状が金属リング2に転写される。この結果、金属リング2は、幅方向に沿って中央部で外方に凸の断面視円弧状の形状が付与される。
【0025】
金属リング2は、断面視円弧状の形状を備えることにより、前記複数の金属リング2を積層して積層リングを形成したときに、隣接する金属リング2同士が相互に係合し、積層された状態の維持が容易になる。
【0026】
本実施形態の窒化処理治具1は、金属リング2をその径方向に挿入自在とした枠体3と、枠体3に取着されて、金属リング2を外周面の複数個所から押圧して金属リング2を撓ませた状態で保持する複数の保持部材4とを備えている。
【0027】
保持部材4は、直方体形状の枠体3の長さ方向に沿って延在する丸棒材であり、枠体3の相対向する2つの側面と、底面との中央付近に所定の間隔を存して2本ずつ取着されている。そこで枠体3は、図2(a)に矢示するように、保持部材4が配設されていない上方から、金属リング2が挿入自在とされている。
【0028】
窒化処理治具1に金属リング2を収納する際には、金属リング2を撓ませて、枠体3の一側面に取着されている保持部材4と、該側面に相対向する側面に取着されている保持部材4との間隔よりも狭い幅とした状態で枠体3内に挿入し、枠体3内で金属リング2の撓ませた状態を解除する。この結果、金属リング2は、それ自体の弾性力により円環形状に復帰し、保持部材4に保持される。
【0029】
このとき、保持部材4は、枠体3の相対向する2つの側面と、底面との中央付近に所定の間隔を存して2本ずつ取着されているので、金属リング2を外周面の複数個所から押圧して撓ませた状態で保持することができる。同時に、保持部材4は、前記撓ませた状態の金属リング2が枠体3の側面または底面から脱落することを防止することができる。このようにして、窒化処理治具1では、枠体3の長さ方向に沿って、複数の金属リング2を収納することができる。
【0030】
尚、保持部材4に保持されている金属リング2は、保持部材4により前記のように押圧されてはいるものの、保持部材4の拘束力は極く弱いものとなっている。従って本実施形態では、金属リング2はそれ自体の弾性力により真円に近い円環形状をとる自由円の状態となっている。
【0031】
また、窒化処理治具1から金属リング2を抽出する際には、保持部材4に保持されている金属リング2を撓ませて、枠体3の一側面に取着されている保持部材4と、該側面に相対向する側面に取着されている保持部材4との間隔よりも狭い幅とすることにより、枠体3の外部に離脱させることができる。
【0032】
ところで、金属リング2は前述のように幅方向に沿って中央部で外方に凸の断面視円弧状の形状が付与されているので、本実施形態の窒化処理治具1では、図2(b)に示すように、保持部材4が金属リング2の外周面で前記円弧状の頂部に圧接する。この結果、窒化処理治具1では、金属リング2の側端縁が保持部材4と枠体3とに全く接触しない状態で、金属リング2が保持部材4に保持され、該側端縁を均一に窒化させることができる。
【0033】
前記側端縁は、金属リング2を相互に積層して積層リングを構成したときに露出しているので、該側端縁に窒化が不均一な部分があると、その部分に張力が集中することが懸念される。しかし、本実施形態の窒化処理治具1によれば、前述のように、金属リング2の側端縁を均一に窒化させことができるので、前記張力の集中を防止することができる。
【0034】
一方、金属リング2の外周面の保持部材3と接触する部分は、窒化が不均一になることが考えられるが、金属リング2の外周面は、金属リング2を相互に積層して積層リングを構成したときには隣接する金属リング2で遮蔽され、露出することがない。従って、前記積層リングは、何ら問題なくCVTに用いることができる。
【0035】
また、本実施形態の窒化処理治具1では、保持部材4に対する金属リング2の着脱を上述のようにして行うので、枠体3の大きさを小径の金属リング2に対応するものに設定しておけば、より大径の金属リング5を窒化処理する際にも、特別な操作を行うことなく適用することができる。この場合、金属リング5は、図2に仮想線示するように、上部は枠体3の上方に突出するが、下部は小径の金属リング2と略同一の形状で保持部材4に保持される。従って、大径の金属リング5を窒化処理する上で、特に問題となることはない。
【0036】
尚、保持部材4の断面形状は、特に限定されるものではないが、図2(a)に示すように円形とすることにより、金属リング2の外周面と接触する面積が小さくなり、該外周面を押圧する際の面圧が過剰になることを避けることができるので好ましい。
【0037】
前記実施形態では、金属リング2が枠体3に取着された保持部材4に直接保持されるようにしている。しかし、図3に示すように、枠体3の相対向する2つの側面と、底面との中央付近に所定の間隔を存して2本ずつ取着されている保持部材4,4にそれぞれメッシュ部材4aを張り渡し、金属リング2がメッシュ部材4aに保持されるようにしてもよい。金属リング2は、メッシュ部材4aに保持されることにより、他部材と接触する部分がさらに少なくなり、窒化が不十分になる部分を低減することができる。
【0038】
また、前記実施形態では、金属リング2は、前記自由円の状態で枠体3に取着された保持部材4に保持されている。しかし、図4に示すように、枠体3の相対向する2つの側面の間隔を図2の場合よりも狭くして、金属リング2が保持部材4に強く拘束されて、細長い楕円形状を取るようにした窒化処理治具1aを2つ並列に配置して窒化処理治具1としてもよい。このようにすることにより、金属リング2の1本当たりの保持に要する容積を低減することができ、所定の容積でより多数の金属リング2を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の窒化処理治具の一実施形態を示す側面図。
【図2】(a)は図1のII−II線断面図、(b)は(a)の要部を拡大して示す説明的断面図。
【図3】本発明の窒化処理治具の他の実施形態を示す断面図。
【図4】本発明の窒化処理治具のさらに他の実施形態を示す断面図。
【図5】従来の窒化処理治具の一構成例を示す正面図。
【図6】図3に示す窒化処理治具の要部を拡大して示す説明的断面図。
【符号の説明】
1…窒化処理治具、 2,5…金属リング、 3…枠体、 4…保持部材。

Claims (2)

  1. 鋼材料を無端帯状に形成し、幅方向に沿って中央部で外方に凸の断面視円弧状の形状を付与した金属リングの窒化処理に用いる治具であって、
    前記金属リングをその径方向に挿入自在の枠体と、該枠体に取着され、該金属リングの外周面で前記円弧状の頂部に圧接し、該金属リングを外周面の複数個所から押圧して該金属リングを楕円形状に撓ませた状態で保持する複数の保持部材とを備えることを特徴とする金属リングの窒化処理治具。
  2. 前記保持部材は、少なくとも、前記枠体の相対向する2つの側面と、底面とに取着され、該枠体の上方から前記金属リングが該保持部材に着脱自在とされていることを特徴とする請求項1記載の金属リングの窒化処理治具。
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