JP2002060848A - 積層リングの製造方法 - Google Patents

積層リングの製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた表面硬さを備えるリングを安価に得られ
る積層リングの製造方法を提供する。 【解決手段】マルエージング鋼の薄板1の端部同士を溶
接して形成された円筒状のドラム2を所定幅に裁断して
リング4を形成する。リング4を圧延し、溶体化を行
う。溶体化が施されたリング4を所定の周長に周長補正
する。周長補正されたリング4を時効処理する。次いで
該時効処理が施されたリング4に対し不活性気体とアン
モニアとの混合雰囲気下で窒化処理を施す。前記周長補
正は、前記溶体化が施されたリング4に対し0.2〜
0.9%の範囲の周長補正率で行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無段変速機の動力
伝達に用いられる無段変速機用ベルトを構成する積層リ
ングの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無段変速機の動力伝達に用いられる無段
変速機用ベルトは、金属製の複数のリングを積層した積
層リングと、該積層リングに組み付けられる多数の金属
製エレメントとにより構成されている。
【0003】従来、前記積層リングは、次のような方法
により製造されている。まず、超極力鋼であるマルエー
ジング鋼の薄板の端部同士を溶接して円筒状のドラムを
形成し、該ドラムに対して前記溶接時の熱により部分的
に硬くなった硬度ムラを均質化するために第1の溶体化
を行う。次に、前記溶体化後のドラムを所定幅に裁断し
てリングを形成し、該リングを圧延する。次に、圧延さ
れたリングに対し、圧延組織を再結晶させ、圧延により
変形された金属組織の形状を復元するために、第2の溶
体化を行う。そして、前記溶体化後のリングを所定の周
長に補正し、時効及び窒化処理を施して硬度を向上させ
た後、少しずつ周長の異なる複数のリングを相互に積層
して積層リングを形成する。
【0004】前記積層リングは、前記無段変速機用ベル
トに用いるために、優れた耐摩耗性及び耐疲労強度性と
共に、優れた表面硬さを備えることが望まれる。そこ
で、特公平5−82452号公報には、前記リングを1
対のローラ間に張り渡して回転駆動しつつ、該リングを
伸張して周長補正を行なうことにより前記リングの外側
表面に5〜60kg/mm2 の圧縮残留応力を付与する
製造方法が記載されている。前記公報の記載によれば、
前記圧縮残留応力を付与したリングに対し、前記周長補
正後、他の処理を行うことなく直ちに、純アンモニア雰
囲気下400〜480℃の温度に所定時間保持して時効
処理及び窒化処理を同時に行なうことにより、耐摩耗性
及び耐疲労強度性に優れたリングを得ることができると
されている。
【0005】しかしながら、前記公報記載の製造方法に
よるときには、前記周長補正後の前記窒化処理におい
て、窒素が金属組織内部に拡散しにくく、十分な表面硬
さが得られないことがあるとの不都合がある。また、前
記公報記載の製造方法によるときには、前記窒化処理を
純アンモニア雰囲気で行うために、製造コストが高くな
るとの不都合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる不都
合を解消して、優れた表面硬さを備えるリングを安価に
得ることができる積層リングの製造方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、特公平5
−82452号公報記載の製造方法において、十分な表
面硬さが得られないことがある理由について種々検討し
た。その結果、前記周長補正後、他の処理を行うことな
く直ちに窒化処理を行うと、前記リングの表面近傍には
マルエージング鋼に時効強化元素として固溶しているA
l,Ti等が存在しているため、窒素がAl,Tiと反
応して消費される一方、該反応により形成されるAl
N,TiN等の窒化物が窒素の金属組織内部への拡散を
妨げるとの知見を得た。本発明者らは、前記知見に基づ
いてさらに検討を重ねた結果、周長補正後、窒化処理に
先立って時効処理を行い、前記Al,Ti等の時効強化
元素をNi3 AlTiのような金属間化合物として析出
させて固定することにより、後続の窒化処理において窒
素が金属組織内部に十分に拡散し優れた表面硬さが得ら
れることを見出し、本発明を完成した。
【0008】そこで、本発明の積層リングの製造方法
は、マルエージング鋼の薄板の端部同士を溶接して形成
された円筒状のドラムを所定幅に裁断してリングを形成
する工程と、該リングを圧延する工程と、圧延されたリ
ングに対する溶体化を行う工程と、該溶体化が施された
リングを所定の周長に周長補正する工程と、周長補正さ
れたリングに時効処理及び窒化処理を施す工程とを備え
る積層リングの製造方法において、前記周長補正された
リングを時効処理し、次いで該時効処理が施されたリン
グに対し不活性気体とアンモニアとの混合雰囲気下で窒
化処理を施すことを特徴とする。
【0009】本発明の製造方法では、前記溶体化が施さ
れたリングを所定の周長に周長補正した後、まず、時効
処理を行う。マルエージング鋼には、時効強化元素とし
てAl,Ti等が固溶しているが、前記時効処理により
前記Al,Ti等が、Ni3AlTiのような金属間化
合物として析出し、固定される。
【0010】そこで、前記時効処理が施されたリングに
窒化処理を施すと、窒素がAl,Ti等と反応すること
がなくAlN,TiN等の窒化物が形成されないので、
前記窒素は前記窒化物に妨げられることなく金属組織内
に深く浸透して、マルエージング鋼の母材である鉄と窒
化物を形成することができる。
【0011】この結果、前記時効処理及び窒化処理との
作用により優れた表面硬さを得ることができる。
【0012】また、本発明の製造方法によれば、前記窒
化処理において、窒素がAl,Ti等との反応に消費さ
れることなく、金属組織内に深く浸透することができ
る。従って、本発明の製造方法では、前記時効処理を行
なった後、不活性気体とアンモニアとの混合雰囲気下に
前記窒化処理を行えばよく、アンモニアの所要量を削減
して製造コストを低減することができる。
【0013】また、本発明の製造方法では、優れた耐摩
耗性及び耐疲労強度性を付与するために、前記周長補正
は、前記溶体化が施されたリングに対し0.2〜0.9
%の範囲の周長補正率で行なうことが好ましい。前記周
長補正率は次式(1)で示される。
【0014】 周長補正率(%)=(補正後の周長−補正前の周長)/補正前の周長×100 ・・・(1) 前記周長補正率が0.2%未満では、圧縮残留応力は発
生するものの、永久歪みが得られないので周長補正を行
うことができない。また、前記周長補正率が0.9%を
超えると、前記リングが破断する虞があり好ましくな
い。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、添付の図面を参照しながら
本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図
1は本実施形態の積層リングの製造方法を模式的に示す
工程図であり、図2はリングの周長補正率と該リング表
面に付与される圧縮残留応力との関係を示す線図であ
る。
【0016】本実施形態の製造方法では、まず、図1示
のようにマルエージング鋼の薄板1をベンディングして
ループ化したのち、端部同士を溶接して円筒状のドラム
2を形成する。前記マルエージング鋼は、Cが0.03
%以下、Siが0.10%以下、Mnが0.10%以
下、Pが0.01%以下、Sが0.01%以下の低炭素
鋼であり、18〜19%のNi、4.7〜5.2%のM
o、0.05〜0.15%のAl、0.50〜0.70
%のTi、8.5〜9.5%のCoを含む18%のNi
鋼である。このとき、前記マルエージング鋼は溶接の熱
により時効硬化を示すので、ドラム2の溶接部分の両側
に硬度の高い部分が出現する。
【0017】そこで、次に、ドラム2を真空炉3に収容
して820〜830℃の温度に20〜60分間保持する
ことにより第1の溶体化処理を行い、硬度ムラを除去す
る。前記第1の溶体化処理が終了したならば、ドラム2
を真空炉3から搬出し、所定幅に裁断してリング4を形
成する。
【0018】前記のようにして形成されたリング4は、
次に圧下率40〜50%で圧延される。圧延されたリン
グ4には、表面から30μm程度の厚さで圧延組織が形
成されている。そこで、圧延されたリング4を、加熱炉
5に収容して第2の溶体化を行うことにより、前記圧延
組織を消滅させると共に、均一な金属結晶粒を形成させ
る。
【0019】本実施形態では、次に、溶体化されたリン
グ4を0.2〜0.9%の範囲の周長補正率で周長補正
する。前記周長補正率は、前記式(1)で示される。ま
た、図2にリング4を伸張したときの歪み率と圧縮残留
応力との関係を示す。
【0020】図2において、太実線Pはリング4を伸ば
したときの歪み率と公称引張応力(MPa)との関係を
示し、実線Qは前記歪み率とリング4の厚さの中心部に
おける引張応力(MPa)との関係を示し、実線Rは前
記歪み率とリング4の最表層の引張応力(MPa)との
関係を示す。実線P,Q,Rは前記歪み率が小さい範囲
では1本の直線OSとなり、該直線OSはリング4のヤ
ング率を示す。また、太実線Pの末端Tはリング4の破
断限界点を示し、リング4は歪み率がT(%)を超える
と破断する。
【0021】リング4は、荷重をかけて伸ばしたときの
引張応力が図2におけるOS間の直線部にある範囲で
は、前記荷重を解除すると直線OSに沿って縮み、元の
長さに戻るので、伸び率が得られない。しかし、リング
4は、直線OSが実線P,Q,Rに分岐する範囲まで、
例えば、太実線P上の点B1まで伸ばした後で荷重を解
除すると、点B1から直線OSと平行な直線に沿って縮
み、引張応力が0になったとき横軸上の点A1に相当す
る伸び率が得られる。従って、前記歪み率(伸び率)
は、周長補正されたリング4においては周長補正率に等
しい。
【0022】このことは、逆に、横軸上の点A1に相当
する伸び率を得るためには、点A1から直線OSと平行
な直線を引いて、該直線が太実線Pと交わる点B1の引
張応力相当する荷重をかける必要があることを示してい
る。
【0023】また、リング4を太実線P上の点B1まで
伸ばした後で荷重を解除すると、点B1と同一の歪み率
に対応する直線Q上の点B1’から直線OSと平行な直
線を引いたときに、該直線上で点A1と同一の歪み率に
対応する点A1’に相当する残留引張応力がリング4の
内部に生じる。このとき、リング4の最表層には、点B
1と同一の歪み率に対応する直線R上の点B1’’から直
線OSと平行な直線を引いたときに、該直線上で点A1
と同一の歪み率に対応する点A1’’に相当する残留圧
縮応力が生じる。
【0024】図2では、点A1は歪み率0.2%である
ので、リング4を点A1に対応する0.2%の周長補正
率で周長補正するためには、リング4を太実線P上の点
1まで伸ばす必要があることがわかる。また、リング
4を太実線P上の点B1まで伸ばした後、荷重を解除す
ると、リング4の最表層部で点A1’’に相当する約−
150MPaの圧縮応力を生じることが明らかである。
【0025】同様に、リング4を点A2に対応する0.
4%の周長補正率で周長補正するためには、リング4を
太実線P上の点B2まで伸ばす必要があり、この後、荷
重を解除すると、リング4の最表層部で点A2’’に相
当する約−200MPaの圧縮応力を生じることが明ら
かである。また、リング4を点A3に対応する0.9%
の周長補正率で周長補正するためには、リング4を太実
線P上の点B3まで伸ばす必要があり、この後、荷重を
解除すると、リング4の最表層部で点A3’’に相当す
る約−300MPaの圧縮応力を生じることが明らかで
ある。
【0026】さらに、図2からは、リング4を0.9%
を超える周長補正率で周長補正しようとすると、このよ
うな伸び率(歪み率)に対応する横軸上の点から直線O
Sと平行な直線を引いたときに、該直線と太実線Pとの
交点がリング4の破断限界点Tに接近し、リング4が破
断する虞があることが明らかである。また、リング4を
0.2%未満の周長補正率で周長補正しようとすると、
このような伸び率(歪み率)に対応する横軸上の点から
直線OSと平行な直線を引いたときに、該直線が直線O
Sに近似するものとなり、実質的に永久歪みが発生しな
いので、リング4の周長を補正することができないこと
が明らかである。
【0027】そこで、本実施形態の製造方法では、前記
0.2〜0.9%の範囲の周長補正率で周長補正するこ
とにより、リング4の表面に約150〜300MPaの
圧縮残留応力を付与することができ、該圧縮残留応力に
よりリング4に優れた耐摩耗性及び耐疲労強度性を付与
することができる。
【0028】本実施形態では、次に、図1に示すように
前記周長補正が施されたリング4を図示しない加熱炉に
収容し、所定温度に所定時間保持して時効処理を行う。
【0029】次に、前記所定時間が経過して前記時効処
理が終了したならば、リング4を加熱炉内で冷却し、窒
化装置に移送する。そして、窒素等の不活性気体とアン
モニアガスとの混合雰囲気下、前記窒化装置内でリング
4を所定温度に所定時間保持してガス窒化処理を行う。
前記所定時間が経過し、前記ガス窒化処理が終了したな
らば、リング4を前記窒化装置内で冷却する。
【0030】前記ガス窒化処理によれば、前記周長補正
を行っていないリング4に対しても該リング4の最表層
に−800MPaの圧縮残留応力を付与することができ
る。しかし、本実施形態の方法では、前記周長補正によ
ってもリング4の最表層に圧縮残留応力が付与されてい
るので、前記ガス窒化処理により付与される圧縮応力と
合わせて、さらに大きな圧縮応力を付与することができ
る。
【0031】前記ガス窒化処理後のリング4の最表層に
付与される圧縮応力は、0.4%の周長補正率で周長補
正したリング4では−1000MPaとなり、0.9%
の周長補正率で周長補正したリング4では−1100M
Paに達する。従って、本実施形態の方法では、前記圧
縮残留応力により、リング4にさらに優れた耐摩耗性及
び耐疲労強度性を付与することができる。
【0032】本実施形態の方法では、前記時効処理によ
り、リング4に含まれるAl,Ti等の時効強化元素が
Ni3 AlTiのような金属間化合物として析出し、固
定されているので、前記窒化処理では窒素がAl,Ti
等との反応に消費されることがない。従って、前記アン
モニアガスは、リング4の窒化に要する量を用いればよ
く、過剰に用いる必要はない。
【0033】次に、前記窒化処理が施されたリング4
は、少しずつ周長の異なる複数のリング4を相互に積層
することにより、図示しない積層リングが形成される。
【0034】尚、前記窒化処理では、加熱によりリング
4の時効が進行する。そこで、前記時効処理ではリング
4の時効硬度が最大値未満となる亜時効にとどめ、前記
窒化処理によりリング4の時効硬度が最大値に達するよ
うにすることが望ましい。
【0035】また、本実施形態の製造方法では、前記時
効処理終了後リング4を冷却することなく直ちに前記加
熱炉に前記不活性ガスとアンモニアガスとを導入して前
記窒化処理を行うようにしてもよいが、前記時効処理終
了後、一旦リング4を冷却した方が表面硬さに優れたリ
ング4を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積層リングの製造方法の一実施形態を
模式的に示す工程図。
【図2】リングの周長補正率と該リング表面に付与され
る圧縮残留応力との関係を示す線図。
【符号の説明】
1…マルエージング鋼の薄板、 2…ドラム、 4…リ
ング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C23C 8/26 C23C 8/26 F16G 5/16 F16G 5/16 B // B21B 5/00 B21B 5/00 (72)発明者 高橋 友次 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4K028 AA02 AB01 AB06 AC08 4K042 AA23 AA24 BA03 BA04 CA15 DA04 DA05 DA06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マルエージング鋼の薄板の端部同士を溶接
    して形成された円筒状のドラムを所定幅に裁断してリン
    グを形成する工程と、該リングを圧延する工程と、圧延
    されたリングに対する溶体化を行う工程と、該溶体化が
    施されたリングを所定の周長に周長補正する工程と、周
    長補正されたリングに時効処理及び窒化処理を施す工程
    とを備える積層リングの製造方法において、 前記周長補正されたリングを時効処理し、次いで該時効
    処理が施されたリングに対し不活性気体とアンモニアと
    の混合雰囲気下で窒化処理を施すことを特徴とする積層
    リングの製造方法。
  2. 【請求項2】前記周長補正は、前記溶体化が施されたリ
    ングに対し0.2〜0.9%の範囲の周長補正率で行な
    うことを特徴とする請求項1記載の積層リングの製造方
    法。
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