JPS6142252Y2 - - Google Patents

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JPS6142252Y2
JPS6142252Y2 JP13526784U JP13526784U JPS6142252Y2 JP S6142252 Y2 JPS6142252 Y2 JP S6142252Y2 JP 13526784 U JP13526784 U JP 13526784U JP 13526784 U JP13526784 U JP 13526784U JP S6142252 Y2 JPS6142252 Y2 JP S6142252Y2
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JP
Japan
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insulated wire
alignment drum
insulated
roll
drum
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JP13526784U
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JPS6064522U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は定尺に切断され、両端部において絶縁
被覆が剥離され、導体が露出している構造の、端
末処理済絶縁電線を提供するための前段階である
端末処理済絶縁電線帯の製造装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
テレビ、ステレオなどの電気、電子機器の内部
配線には多数の絶縁電線が使用されている。
これらの絶縁電線は、所定寸法に切断され、両
端部において絶縁被覆が剥離され、導体が露出し
た構造で使用されており、露出導体を部品に接続
して、電気部品間の電気結合をはかるものであ
る。
ところで従来のこの種絶縁電線は、電線会社に
おいて、導体の外周に絶縁被覆を施し、一担リー
ルまたは束の状態に巻き取り、しかる後梱包、発
送し、これを絶縁電線の使用者側において、絶縁
電線を所定寸法に切断し、両端部の絶縁被覆を剥
離する導体露出作業を行つた後、使用していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしこの場合、絶縁電線の製造工程と、絶縁
電線の端末処理作業工程とは別工程で行われてい
るため、人的あるいは時間的損失が大きく、必然
的に絶縁電線の価格が高くなつてしまう欠点があ
つた。
この欠点を解決するためには、絶縁電線を連続
的に製造する工程と、その連続的に製造されてい
る絶縁電線を所定寸法に切断し、両端末の加工処
理を行う工程を連続させ、一度に端末処理済絶縁
電線を製造すれば良いことは明らかである。
しかし一本づつ絶縁電線を所定寸法に切断し、
両端末の加工処理を行うことは作業能率が悪く、
また処理後の絶縁電線に蛇行が起りやすく、結束
する場合に結束しずらい欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は以上の諸点にかんがみ、作業能率が良
く結束作業が容易な端末処理済絶縁電線を提供す
るための電線帯の製造装置の提供を目的として為
されたもので、その要旨とするところは、複数本
の導体を送り出す複数の送り出し装置と、該装置
から送り出された複数本の導体の各々の外周に絶
縁被覆を施す押出機と、該押出機の直後に設けら
れ押出機から出た並列配置された複数本の絶縁電
線の隣接同志を接着が容易に剥がれる程度に融着
させる融着ロールと、前記装置により製造された
融着絶縁電線帯を所定寸法に切断するためロール
の円周上に刃を設けて回転するカツテイングロー
ルと、該カツテイングロールにより切断された絶
縁電線帯を次の整列ドラムに送るための線材送り
トラフと、該トラフにより送られてきた絶縁電線
帯を円筒の表面に溝を設けて、該溝の内部から半
回転する間だけ真空引きされることにより絶縁電
線帯を正確に配置させる円筒形の整列ドラムと、
該整列ドラムの側面に設けられ、絶縁電線帯が整
列ドラムと共に半回転する間に、絶縁電線帯の両
面から導体径と一致する半円状の切り欠きを導体
間隔毎に有する二枚の切剥ぎ用刃を入れ、その後
端末方向に刃を移動することにより絶縁被覆を剥
ぎ取る剥離装置と、絶縁被覆が剥ぎ取られ整列ド
ラムと共に半回転され真空引きから解放された絶
縁電線帯を集束する集束装置とより構成されたこ
とを特徴とする端末処理済絶縁電線帯の製造装置
にある。
本考案により製造された端末処理済絶縁電線帯
は、使用者が手で引つぱることにより容易に分離
され端末処理済絶縁電線帯が得られる。
〔実施例〕
本考案装置の一実施例を、添付図面を参照して
さらに説明するに、複数の送り出し装置1から送
り出された複数本の導体2は、各々その外周に押
出機3により絶縁被覆が施され、絶縁電線4とな
る。
5は押出機3の直後に設けられた融着ロールに
して、押出機3から出た並列配置された複数本の
絶縁電線4の隣接同志を融着させるものである。
次に絶縁電線4は、冷却槽6で冷却され、カツ
テイングロール7で所定寸法切断され、さらにピ
ンチロール8、線材送りトラフ9を経て整列ドラ
ム13に整列される。
整列ドラム13に整列された絶縁電線帯は、ド
ラム13が半回転する間に剥離装置11により、
両端の絶縁被覆が剥離され、集束装置16により
集束され、端末処理済絶縁電線帯が完成される。
第2図は完成された端末処理済絶縁電線帯の外
観を示すもので、17は露出された導体、20は
絶縁被覆にして、18は隣接絶縁電線同志の融着
部、19は非融着部である。
絶縁電線の隣接同志を接着させる場合、長さ方
向に接着部と非接着部が交互に存在するものに限
らず、全長にわたつて接着させたものでも良く、
この場合接着強度をあまり強くしない方が良い。
即ち、絶縁電線は一本毎に使用されるため、隣
接絶縁電線間が容易に剥れ得るもので、長さ方向
に接着部と非接着部を交互に設けるのもそのため
である。
本実施例の前半の部分は、従来からあるフラツ
トケーブルの製造装置とほぼ同一であるから、前
半の部分の説明はこの程度にし、後半の部分を第
3図を参照してさらに説明する。
カツテイングロール7は、ロール円周上に刃が
設けられており、絶縁電線帯の押出速度と同期し
て回転するもので、ロール間に絶縁電線帯が通過
することにより、ロール円周上に設けられた刃に
より切断するもので、絶縁電線帯を所定寸法に切
断するものである。
本実施例のカツテイングロール7の場合、連続
式であり、又、絶縁電線の押出速度と同期してい
るため、アキユームレーターの必要がなく、速度
も高速となる利点がある。
線材送りトラフ9は、線材が安定した状態で入
る様に、平型形状の溝を有しており、移動しなが
ら整列ドラム13に絶縁電線帯を供給するもので
ある。
整列ドラム13は、円筒の表面に溝を設けて、
その溝の内部に真空ポンプ15を接続したもの
で、真空引きされることにより絶縁電線帯が円筒
表面に設けられた溝に吸付けられ正確に配置され
るものである。
整列ドラム13の真空引きは、ドラムが半回転
する間だけ行われるもので、例えば、回転ドラム
の内部の下半分に非回転の遮蔽ブロツクを設けて
おけばこの部分の溝では真空引きが行われず、真
空引きから解放された絶縁電線帯は集束装置に落
下して集束されるようになつている。
整列ドラム13の側面に設けられた絶縁体剥離
装置11は、例えば絶縁電線帯の両面から導体の
径と一致する半円状の切り欠きを導体の間隔毎に
有する刃を入れ、その後、絶縁電線帯の両端部の
方向に刃を移動することにより絶縁体を剥離する
もので、剥離装置11がカム機構12により、ド
ラム13が半回転する間に、ドラム13の表面に
配置された絶縁電線帯の両端の絶縁被覆を剥ぎ取
るものである。
絶縁体剥離装置11としては、この他に従来周
知のワイヤストリツパが使用可能なものである。
この後、両端の絶縁体が剥ぎ取られ真空引きか
ら解放された絶縁電線帯は集束装置に落下して集
束される。
〔考案の効果〕
この様にして成る本考案装置は、一度に複数本
の端末処理済絶縁電線が製造されるため能率が良
く、複数本が接着されているため蛇行の起るおそ
れもなく、結束が容易となる。
絶縁電線隣接間の接着は、手で簡単に剥れるた
め、使用の際問題となることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す説明図、
第2図は本考案装置により製造された絶縁電線帯
の一例を示す外観説明図、第3図は本考案装置に
用いられる製造装置の一実施例を示す斜視説明図
である。 1……送り出し装置、2……導体、3……押出
機、4……絶縁電線、5……融着ロール、6……
冷却槽、7……カツテイングロール、8……ピン
チロール、9……線材送りトラフ、10……スト
ツパー、11……剥離装置、12……カム機構、
13……整列ドラム、14……バルブ、15……
真空ポンプ、16……集束装置、17……露出導
体、18……融着部、19……非融着部、20…
…絶縁被覆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数本の導体を送り出す複数の送り出し装置
    と、該装置から送り出された複数本の導体の各々
    の外周に絶縁被覆を施す押出機と、該押出機の直
    後に設けられ押出機から出た並列配置された複数
    本の絶縁電線の隣接同志を接着が容易に剥がれる
    程度に融着させる融着ロールと、前記装置により
    製造された融着絶縁電線帯を所定寸法に切断する
    ためロールの円周上に刃を設けて回転するカツテ
    イングロールと、該カツテイングロールにより切
    断された絶縁電線帯を次の整列ドラムに送るため
    の線材送りトラフと、該トラフにより送られてき
    た絶縁電線帯を円筒の表面に溝を設けて、該溝の
    内部から半回転する間だけ真空引きされることに
    より絶縁電線帯を正確に配置させる円筒形の整列
    ドラムと、該整列ドラムの側面に設けられ、絶縁
    電線帯が整列ドラムと共に半回転する間に、絶縁
    電線帯の両面から導体径と一致する半円状の切り
    欠きを導体間隔毎に有する二枚の切剥ぎ用刃を入
    れ、その後端末方向に刃を移動することにより絶
    縁被覆を剥ぎ取る剥離装置と、絶縁被覆が剥ぎ取
    られ整列ドラムと共に半回転され真空引きから解
    放された絶縁電線帯を集束する集束装置とより構
    成されたことを特徴とする端末処理済絶縁電線帯
    の製造装置。
JP13526784U 1984-09-06 1984-09-06 端末処理済絶縁電線帯の製造装置 Granted JPS6064522U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13526784U JPS6064522U (ja) 1984-09-06 1984-09-06 端末処理済絶縁電線帯の製造装置

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JP13526784U JPS6064522U (ja) 1984-09-06 1984-09-06 端末処理済絶縁電線帯の製造装置

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Publication Number Publication Date
JPS6064522U JPS6064522U (ja) 1985-05-08
JPS6142252Y2 true JPS6142252Y2 (ja) 1986-12-01

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ID=30304515

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JP13526784U Granted JPS6064522U (ja) 1984-09-06 1984-09-06 端末処理済絶縁電線帯の製造装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2850909B2 (ja) * 1988-01-30 1999-01-27 住友電気工業株式会社 平型多心電線部材の製造方法
JP2687389B2 (ja) * 1988-01-30 1997-12-08 住友電気工業株式会社 平型多心電線の製造方法
JP2687387B2 (ja) * 1988-01-30 1997-12-08 住友電気工業株式会社 平型多心電線の製造方法

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