JP2850909B2 - 平型多心電線部材の製造方法 - Google Patents
平型多心電線部材の製造方法Info
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- JP2850909B2 JP2850909B2 JP63020877A JP2087788A JP2850909B2 JP 2850909 B2 JP2850909 B2 JP 2850909B2 JP 63020877 A JP63020877 A JP 63020877A JP 2087788 A JP2087788 A JP 2087788A JP 2850909 B2 JP2850909 B2 JP 2850909B2
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- fixing
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- electric wires
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数本の丸型電線を相互に間隔を保持して
平行に配列し端末部において固定用テープにより丸型電
線相互の間隔を固定した、平型多心電線部材の製造方法
に関するものである。
平行に配列し端末部において固定用テープにより丸型電
線相互の間隔を固定した、平型多心電線部材の製造方法
に関するものである。
電気機器や電子機器等の配線において、スペースファ
クタの問題、配線作業の合理化等から平型多心電線の需
要が増えている。
クタの問題、配線作業の合理化等から平型多心電線の需
要が増えている。
従来、この主の平型多心電線は、全長にわたって共通
の絶縁被覆層により、並列配置されている電線導体の間
隔が定まり、固定されている。ところで、実際に配線に
使用する場合、複数本の電線を所定の間隔で並べること
を必要とするのは端末部分のみであり、このため複数本
の電線を必要な長さに切断したあと、各端末を所定の間
隔で並べて端末部のみ固定用テープを貼り付け一体固定
化し、平型多心電線を形成して使用する配線も試みられ
ている。
の絶縁被覆層により、並列配置されている電線導体の間
隔が定まり、固定されている。ところで、実際に配線に
使用する場合、複数本の電線を所定の間隔で並べること
を必要とするのは端末部分のみであり、このため複数本
の電線を必要な長さに切断したあと、各端末を所定の間
隔で並べて端末部のみ固定用テープを貼り付け一体固定
化し、平型多心電線を形成して使用する配線も試みられ
ている。
従来の複数本の電線端末を所定の間隔で並べて、端末
部のみ固定用テープを貼り付け一体固定化して配線を行
う方法では、電線を所定の長さに切断した後、端末部に
間隔固定用のテープを融着するのに、電線の切断、絶縁
被覆の剥離、並列配置、固定用テープ貼り付け・融着と
いった作業を人為的に行うことが通常で、作業上の問題
がある。また、従来の全長にわたって共通の絶縁被覆層
を施した平型多心電線では、配線上の不便さに併せて、
端末部の処理に、被覆剥離、裸導体露出の手作業を要
し、作業上の問題がある。特に固定用テープとして軟質
テープを使用した平型多心電線は、コネクタと挿抜する
ときテープが曲がること等から、固定した電線の所定の
間隔が乱れて電線接続時の作業性が悪いという欠点があ
り、一方固定用テープとして硬質テープを使用すると、
平型多心電線の一連の製造を行う際、テープ融着部へ連
続的にテープを供給する工程及びテープ融着固定部の電
線端末の切断加工工程に特別な機構を必要とするだけで
なく、安定性にも欠け、問題がある。
部のみ固定用テープを貼り付け一体固定化して配線を行
う方法では、電線を所定の長さに切断した後、端末部に
間隔固定用のテープを融着するのに、電線の切断、絶縁
被覆の剥離、並列配置、固定用テープ貼り付け・融着と
いった作業を人為的に行うことが通常で、作業上の問題
がある。また、従来の全長にわたって共通の絶縁被覆層
を施した平型多心電線では、配線上の不便さに併せて、
端末部の処理に、被覆剥離、裸導体露出の手作業を要
し、作業上の問題がある。特に固定用テープとして軟質
テープを使用した平型多心電線は、コネクタと挿抜する
ときテープが曲がること等から、固定した電線の所定の
間隔が乱れて電線接続時の作業性が悪いという欠点があ
り、一方固定用テープとして硬質テープを使用すると、
平型多心電線の一連の製造を行う際、テープ融着部へ連
続的にテープを供給する工程及びテープ融着固定部の電
線端末の切断加工工程に特別な機構を必要とするだけで
なく、安定性にも欠け、問題がある。
本発明の目的は、従来の問題点を解決し、コネクタと
の挿抜等における端末部の接続作業に安定性及び容易性
を確保した平型多心電線部材の製造方法を提供すること
にある。
の挿抜等における端末部の接続作業に安定性及び容易性
を確保した平型多心電線部材の製造方法を提供すること
にある。
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を採用
している。即ち、本発明は、コアサプライ(1)から複
数本の丸型電線(15)を供給し、前記丸型電線(15)を
目板(10)を通した後、整線部(3)を介して相互に所
定の間隔を保持して平行に配列し、前記平行に配列した
丸型電線(15)の端部のみ相互の間隔をテープ融着部
(4)へ供給する固定用テープにより固定し、前記固定
し一体化した丸型電線端部を接続用に端末加工する工程
からなる平型多心電線部材の製造方法において、 前記テープ融着部(4)で、前記平行に配列した複数
本の丸型電線端部のみ相互の間隔を固定する一方の側は
連続する軟質テープ(14)で、前記軟質テープ(14)の
他方の側にあらかじめ定めた間隔で間欠的に硬質テープ
(18)を貼り合わせた固定用の複合テープ(19)を供給
する工程と、 前記平行に配列した複数本の丸型電線(15)に対し
て、製品端部となる位置にのみ所定の間隔で固定用の複
合テープ(19)を融着固定する工程と、 前記テープ融着部(4)において供給される複合テー
プ(19)は、連続した軟質テープ(14)の一方の面に所
定の間隔で、丸型電線(15)を固定する必要箇所に対応
して、あらかじめ所定の長さで所定の間隔で間欠的に硬
質テープ(18)を貼り合わせたものを使用し、融着固定
の際は、平行に配列した複数本の丸型電線(15)の所定
の位置に対して、軟質テープ(14)上の硬質テープ(1
8)が位置する様に複合テープ(19)を位置合わせする
工程と、 前記複合テープ(19)により前記複数本の丸型電線端
部のみを固定し一体化した平型多心電線を形成した後、
前記平型多心電線の端部を融着テープ調整カッタ(9)
を備えた切断剥離部(6)により所定の長さに切断し、
前記切断した平型多心電線の端部の丸型電線(15)の絶
縁被覆層を剥離して丸型電線(15)の導体を露出せしめ
る工程とからなることを特徴とする平型多心電線部材の
製造方法としての構成を有する。
している。即ち、本発明は、コアサプライ(1)から複
数本の丸型電線(15)を供給し、前記丸型電線(15)を
目板(10)を通した後、整線部(3)を介して相互に所
定の間隔を保持して平行に配列し、前記平行に配列した
丸型電線(15)の端部のみ相互の間隔をテープ融着部
(4)へ供給する固定用テープにより固定し、前記固定
し一体化した丸型電線端部を接続用に端末加工する工程
からなる平型多心電線部材の製造方法において、 前記テープ融着部(4)で、前記平行に配列した複数
本の丸型電線端部のみ相互の間隔を固定する一方の側は
連続する軟質テープ(14)で、前記軟質テープ(14)の
他方の側にあらかじめ定めた間隔で間欠的に硬質テープ
(18)を貼り合わせた固定用の複合テープ(19)を供給
する工程と、 前記平行に配列した複数本の丸型電線(15)に対し
て、製品端部となる位置にのみ所定の間隔で固定用の複
合テープ(19)を融着固定する工程と、 前記テープ融着部(4)において供給される複合テー
プ(19)は、連続した軟質テープ(14)の一方の面に所
定の間隔で、丸型電線(15)を固定する必要箇所に対応
して、あらかじめ所定の長さで所定の間隔で間欠的に硬
質テープ(18)を貼り合わせたものを使用し、融着固定
の際は、平行に配列した複数本の丸型電線(15)の所定
の位置に対して、軟質テープ(14)上の硬質テープ(1
8)が位置する様に複合テープ(19)を位置合わせする
工程と、 前記複合テープ(19)により前記複数本の丸型電線端
部のみを固定し一体化した平型多心電線を形成した後、
前記平型多心電線の端部を融着テープ調整カッタ(9)
を備えた切断剥離部(6)により所定の長さに切断し、
前記切断した平型多心電線の端部の丸型電線(15)の絶
縁被覆層を剥離して丸型電線(15)の導体を露出せしめ
る工程とからなることを特徴とする平型多心電線部材の
製造方法としての構成を有する。
本発明の平型多心電線部材の製造方法により提供され
る平型多心電線部材は、端末部の固定一体化部を形成す
る固定用テープが、複数の丸型電線に融着固定するテー
プを軟質テープとし、固定部の軟質テープの他側に硬質
テープを貼り合わせた構造の複合テープであることか
ら、接続作業時のコネクタとの挿抜等に際して硬質テー
プにより複数電線の所定間隔で固定された状態の乱れる
ことはなく、安定かつ容易に接続作業を行うことができ
る。
る平型多心電線部材は、端末部の固定一体化部を形成す
る固定用テープが、複数の丸型電線に融着固定するテー
プを軟質テープとし、固定部の軟質テープの他側に硬質
テープを貼り合わせた構造の複合テープであることか
ら、接続作業時のコネクタとの挿抜等に際して硬質テー
プにより複数電線の所定間隔で固定された状態の乱れる
ことはなく、安定かつ容易に接続作業を行うことができ
る。
本発明の平型多心電線部材の製造方法においては、固
定用テープとして連続的な軟質テープの必要個所に、あ
らかじめ所定の間隔で、所定の長さの硬質テープを貼り
合わせたた複合テープをテープ融着部に供給することに
より、一連の製造工程で、製造することができる。
定用テープとして連続的な軟質テープの必要個所に、あ
らかじめ所定の間隔で、所定の長さの硬質テープを貼り
合わせたた複合テープをテープ融着部に供給することに
より、一連の製造工程で、製造することができる。
第1図は本発明の平型多心電線部材の製造方法より製
造された平型多心電線部材の模式的構造を示す図であ
る。相互に所定の間隔で平行、並列に配列した丸型電線
15の端部に、丸型電線15を融着固定する軟質テープ14の
丸型電線15に対向する他の面に硬質テープ18を貼り合わ
せた複合テープ19を施し、固定端部の丸型電線15のコネ
クタ挿抜等接続に必要な長さの部分の絶縁被覆層16を剥
離して導体17を露出した構造を備えている。
造された平型多心電線部材の模式的構造を示す図であ
る。相互に所定の間隔で平行、並列に配列した丸型電線
15の端部に、丸型電線15を融着固定する軟質テープ14の
丸型電線15に対向する他の面に硬質テープ18を貼り合わ
せた複合テープ19を施し、固定端部の丸型電線15のコネ
クタ挿抜等接続に必要な長さの部分の絶縁被覆層16を剥
離して導体17を露出した構造を備えている。
第2図は本発明の平型多心電線部材の製造方法におい
て適用する複合テープ19の構成図で、連続した軟質テー
プ14の一方の面に、複数の所定間隔で、平行並列に配置
した複数本の丸型電線15を固定する必要個所に対応して
あらかじめ所定の長さで所定の間隔で硬質テープ18を貼
り合わせた構造を有している。複合テープ19を形成する
軟質テープ14は、例えば、可塑化PVCテープ等を適用
し、硬質テープ18は、例えば、PETテープ、無可塑の硬
質PVCテープ等を適用する。
て適用する複合テープ19の構成図で、連続した軟質テー
プ14の一方の面に、複数の所定間隔で、平行並列に配置
した複数本の丸型電線15を固定する必要個所に対応して
あらかじめ所定の長さで所定の間隔で硬質テープ18を貼
り合わせた構造を有している。複合テープ19を形成する
軟質テープ14は、例えば、可塑化PVCテープ等を適用
し、硬質テープ18は、例えば、PETテープ、無可塑の硬
質PVCテープ等を適用する。
第3図は、本発明の平型多心電線部材の製造方法の構
成概要図を示す。コアサプライ1から複数本の丸型電線
15をライブ型式で繰り出す。丸型電線15はダンサローラ
2を介してバックテンションを与えるとともに、起動時
の衝撃を吸収させるため或る程度の蓄積をさせ目板10に
通す。目板10を通過した丸型電線15は整線部3を通して
平行に配列・整線され、テープ融着部4に送り込む。
成概要図を示す。コアサプライ1から複数本の丸型電線
15をライブ型式で繰り出す。丸型電線15はダンサローラ
2を介してバックテンションを与えるとともに、起動時
の衝撃を吸収させるため或る程度の蓄積をさせ目板10に
通す。目板10を通過した丸型電線15は整線部3を通して
平行に配列・整線され、テープ融着部4に送り込む。
第4図は本発明の平型多心電線部材の製造方法におい
て適用するテープ融着部4の模式的構成断面図を示す。
送り込まれた複数の丸型電線15のそれぞれを、垂直方向
に所定の間隔で平行に設けた溝を有する一対の溝ガイド
の一方のカッタ8を備えた溝ガイド111に挿通し、溝ガ
イド111と溝ガイド111に対向する、対をなす他方の温調
器20を備えた溝ガイド112との間に、フィーダ7により
上方から下方に垂直方向に固定用の複合テープ19を、軟
質テープ14を丸型電線15に対向する位置で垂下供給す
る。複合テープ19が溝ガイド111の溝に並列配置された
丸型電線15のすべてに対向する位置まで垂下したとき、
溝ガイド112を複合テープ19を挟んで溝ガイド111に圧接
し、溝ガイド111のカッタ8を作動させて複合テープ19
を切断する。一方、温調器20により溝ガイド112を加熱
し、並列配置した丸型電線15に固定用の複合テープ19の
軟質テープ14を融着することにより平型多心電線部材を
形成する。端部において平型多心電線部材を形成した
後、必要に応じ冷却部5を通して端末加工に適切な温度
に冷却し、切断剥離部6に繰り出す。スライド機構12は
テープ融着部4と切断剥離部6との相対位置を電線の長
さに応じて移動させるものであり、長さの多様な電線に
対して適用できる。
て適用するテープ融着部4の模式的構成断面図を示す。
送り込まれた複数の丸型電線15のそれぞれを、垂直方向
に所定の間隔で平行に設けた溝を有する一対の溝ガイド
の一方のカッタ8を備えた溝ガイド111に挿通し、溝ガ
イド111と溝ガイド111に対向する、対をなす他方の温調
器20を備えた溝ガイド112との間に、フィーダ7により
上方から下方に垂直方向に固定用の複合テープ19を、軟
質テープ14を丸型電線15に対向する位置で垂下供給す
る。複合テープ19が溝ガイド111の溝に並列配置された
丸型電線15のすべてに対向する位置まで垂下したとき、
溝ガイド112を複合テープ19を挟んで溝ガイド111に圧接
し、溝ガイド111のカッタ8を作動させて複合テープ19
を切断する。一方、温調器20により溝ガイド112を加熱
し、並列配置した丸型電線15に固定用の複合テープ19の
軟質テープ14を融着することにより平型多心電線部材を
形成する。端部において平型多心電線部材を形成した
後、必要に応じ冷却部5を通して端末加工に適切な温度
に冷却し、切断剥離部6に繰り出す。スライド機構12は
テープ融着部4と切断剥離部6との相対位置を電線の長
さに応じて移動させるものであり、長さの多様な電線に
対して適用できる。
切断剥離部6は、例えば、汎用の切断剥離機を適用す
る。切断剥離機の駆動モータを周波数制御することによ
り、テープ融着部4とタイミングを計り、切断起動信号
でテープ融着部4と切断剥離部6とを連動させる。
る。切断剥離機の駆動モータを周波数制御することによ
り、テープ融着部4とタイミングを計り、切断起動信号
でテープ融着部4と切断剥離部6とを連動させる。
切断剥離部6のクランプ13のストロークを変えること
により、任意の位置で、必要な部分に所定の長さに設定
した複合テープ19を融着・固定した丸型電線15の、必要
に応じ切断加工に適切な温度に冷却した、並列端部を、
切断剥離部6の平型多心電線挿入口に備えてある融着テ
ープ調整カッタ9により切断、丸型電線絶縁被覆層の剥
離を行う。
により、任意の位置で、必要な部分に所定の長さに設定
した複合テープ19を融着・固定した丸型電線15の、必要
に応じ切断加工に適切な温度に冷却した、並列端部を、
切断剥離部6の平型多心電線挿入口に備えてある融着テ
ープ調整カッタ9により切断、丸型電線絶縁被覆層の剥
離を行う。
以上説明したように、本発明の平型多心電線部材の製
造方法は、固定用テープとして連続する軟質テープの必
要個所に、あらかじめ所定の間隔で、所定の長さの硬質
テープを貼り合わせた複合テープを、テープ融着工程に
おいてテープ融着部に供給することにより、一連の製造
工程で製造することができ、その効果が大きい。
造方法は、固定用テープとして連続する軟質テープの必
要個所に、あらかじめ所定の間隔で、所定の長さの硬質
テープを貼り合わせた複合テープを、テープ融着工程に
おいてテープ融着部に供給することにより、一連の製造
工程で製造することができ、その効果が大きい。
本発明の平型多心電線部材の製造方法により製造され
た平型多心電線部材は、端末部の固定一体化部を形成す
る固定用テープを、複数の丸型電線に融着固定する軟質
テープの融着固定部の背面に硬質テープを貼り合わせて
強度を保持した二重構造の複合テープで構成したことか
ら、接続作業時のコネクタとの挿抜等に際して、硬質テ
ープの強度保持により複数電線の所定間隔で固定された
状態の乱れは生ぜず、また複合テープの曲折も起り難
く、安定かつ容易に接続作業を行うことができる。
た平型多心電線部材は、端末部の固定一体化部を形成す
る固定用テープを、複数の丸型電線に融着固定する軟質
テープの融着固定部の背面に硬質テープを貼り合わせて
強度を保持した二重構造の複合テープで構成したことか
ら、接続作業時のコネクタとの挿抜等に際して、硬質テ
ープの強度保持により複数電線の所定間隔で固定された
状態の乱れは生ぜず、また複合テープの曲折も起り難
く、安定かつ容易に接続作業を行うことができる。
第1図は本発明の平型多心電線部材の製造方法により製
造された平型多心電線部材の模式的構造図、 第2図は本発明の平型多心電線部材の製造方法において
適用する複合テープ19の模式的構成図、 第3図は本発明の平型多心電線部材の製造方法の構成概
要図、 第4図は本発明の平型多心電線部材の製造方法において
適用するテープ融着部4の模式的構成断面図である。 1……コアサプライ 2……ダンサローラ 3……整線部 4……テープ融着部 5……冷却部 6……切断剥離部 7……フィーダ 8……カッタ 9……融着テープ調整カッタ 10……目板 111……カッタ付溝ガイド 112……温調器を備えた溝ガイド 12……スライド機構 13……クランプ 14……軟質テープ 15……丸型電線 16……絶縁被覆層 17……導体 18……硬質テープ 19……複合テープ 20……温調器
造された平型多心電線部材の模式的構造図、 第2図は本発明の平型多心電線部材の製造方法において
適用する複合テープ19の模式的構成図、 第3図は本発明の平型多心電線部材の製造方法の構成概
要図、 第4図は本発明の平型多心電線部材の製造方法において
適用するテープ融着部4の模式的構成断面図である。 1……コアサプライ 2……ダンサローラ 3……整線部 4……テープ融着部 5……冷却部 6……切断剥離部 7……フィーダ 8……カッタ 9……融着テープ調整カッタ 10……目板 111……カッタ付溝ガイド 112……温調器を備えた溝ガイド 12……スライド機構 13……クランプ 14……軟質テープ 15……丸型電線 16……絶縁被覆層 17……導体 18……硬質テープ 19……複合テープ 20……温調器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 啓一 栃木県鹿沼市さつき町3番3号 住友電 気工業株式会社関東製作所内 (72)発明者 小島 慶一 栃木県鹿沼市さつき町3番3号 住友電 気工業株式会社関東製作所内 (72)発明者 坂間 健二 埼玉県入間市宮前町8番38号 有限会社 カスガ電材内 (56)参考文献 特開 昭57−34614(JP,A) 特開 昭59−117012(JP,A) 特開 昭61−229307(JP,A) 実開 昭60−183313(JP,U) 実開 昭59−135267(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01B 7/08 H01B 13/00 525
Claims (1)
- 【請求項1】コアサプライから複数本の丸型電線を供給
し、前記丸型電線を目板を通した後、整線部を介して相
互に所定の間隔を保持して平行に配列し、前記平行に配
列した丸型電線の端部のみ相互の間隔をテープ融着部へ
供給する固定用テープにより固定し、前記固定し一体化
した丸型電線端部を接続用に端末加工する工程からなる
平型多心電線部材の製造方法において、 前記テープ融着部で、前記平行に配列した複数本の丸型
電線端部のみ相互の間隔を固定する一方の側は連続する
軟質テープで、前記軟質テープの他方の側にあらかじめ
定めた間隔で間欠的に硬質テープを貼り合わせた固定用
の複合テープを供給する工程と、 前記平行に配列した複数本の丸型電線に対して、製品端
部となる位置にのみ所定の間隔で固定用の複合テープを
融着固定する工程と、 前記テープ融着部において供給される複合テープは、連
続した軟質テープの一方の面に所定の間隔で、丸型電線
を固定する必要箇所に対応して、あらかじめ所定の長さ
で所定の間隔で間欠的に硬質テープを貼り合わせたもの
を使用し、融着固定の際は、平行に配列した複数本の丸
型電線の所定の位置に対して、軟質テープ上の硬質テー
プが位置する様に複合テープを位置合わせする工程と、 前記複合テープにより前記複数本の丸型電線端部のみを
固定し一体化した平型多心電線を形成した後、前記平型
多心電線の端部を融着テープ調整カッタを備えた切断剥
離部により所定の長さに切断し、前記切断した平型多心
電線の端部の丸型電線の絶縁被覆層を剥離して丸型電線
の導体を露出せしめる工程とからなることを特徴とする
平型多心電線部材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63020877A JP2850909B2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | 平型多心電線部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63020877A JP2850909B2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | 平型多心電線部材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01197908A JPH01197908A (ja) | 1989-08-09 |
JP2850909B2 true JP2850909B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=12039415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63020877A Expired - Lifetime JP2850909B2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | 平型多心電線部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2850909B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5223062A (en) * | 1990-12-03 | 1993-06-29 | Fujikura Ltd. | Resin-insulated cable and method for manufacturing the same |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60183313A (ja) * | 1984-03-01 | 1985-09-18 | ストラパック株式会社 | 卓上用梱包機 |
JPS6064522U (ja) * | 1984-09-06 | 1985-05-08 | 日立電線株式会社 | 端末処理済絶縁電線帯の製造装置 |
JPS61229307A (ja) * | 1985-04-04 | 1986-10-13 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 平型電線 |
-
1988
- 1988-01-30 JP JP63020877A patent/JP2850909B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01197908A (ja) | 1989-08-09 |
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