JP2687387B2 - 平型多心電線の製造方法 - Google Patents
平型多心電線の製造方法Info
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- JP2687387B2 JP2687387B2 JP63020873A JP2087388A JP2687387B2 JP 2687387 B2 JP2687387 B2 JP 2687387B2 JP 63020873 A JP63020873 A JP 63020873A JP 2087388 A JP2087388 A JP 2087388A JP 2687387 B2 JP2687387 B2 JP 2687387B2
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- electric wire
- tape
- fixing
- round
- parallel
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数本の丸型電線を相互に間隔を保持して平
行に配列し、端末部において固定用テープにより丸型電
線相互の間隔を固定して平型多心電線を製造する方法に
関するものである。
行に配列し、端末部において固定用テープにより丸型電
線相互の間隔を固定して平型多心電線を製造する方法に
関するものである。
電気機器や電子機器などの配線において、スペースフ
アクタの問題、配線作業の合理化などから平型多心電線
の需要が増えている。
アクタの問題、配線作業の合理化などから平型多心電線
の需要が増えている。
従来、この種の平型多心電線は、全長にわたつて共通
の絶縁被覆層により、並列配置されている電線導体の間
隔が定まり固定されている。ところで、実際に配線に使
用する場合、複数本の電線を所定の間隔で並べることを
必要とするのは端末部分のみであり、このため複数本の
電線を必要な長さに切断したあと、各端末を所定の間隔
で並べて端末部のみ固定用テープを貼り付け一体固定化
して使用する配線も試みられている。
の絶縁被覆層により、並列配置されている電線導体の間
隔が定まり固定されている。ところで、実際に配線に使
用する場合、複数本の電線を所定の間隔で並べることを
必要とするのは端末部分のみであり、このため複数本の
電線を必要な長さに切断したあと、各端末を所定の間隔
で並べて端末部のみ固定用テープを貼り付け一体固定化
して使用する配線も試みられている。
従来の複数本の電線端末を所定の間隔を並べて、端末
部のみ固定用テープを貼り付け一体固定化して配線を行
う方法では、電線を所定の長さに切断した後、端末部に
間隔固定用のテープを融着するのに、電線の切断、絶縁
被覆の剥離、並列配置、固定用テープ貼り付け・融着と
いつた作業を人為的に行うことが通用で、作業上の問題
がある。また、従来の全長にわたつて共通の絶縁被覆層
を施した平型多心電線では、配線上の不便さに併せて、
端末部の処理に、被覆剥離、裸導体露出の手作業を要
し、作業上の問題がある。
部のみ固定用テープを貼り付け一体固定化して配線を行
う方法では、電線を所定の長さに切断した後、端末部に
間隔固定用のテープを融着するのに、電線の切断、絶縁
被覆の剥離、並列配置、固定用テープ貼り付け・融着と
いつた作業を人為的に行うことが通用で、作業上の問題
がある。また、従来の全長にわたつて共通の絶縁被覆層
を施した平型多心電線では、配線上の不便さに併せて、
端末部の処理に、被覆剥離、裸導体露出の手作業を要
し、作業上の問題がある。
本発明は従来の問題点を解決し、丸型電線を所定の間
隔で並列配置し、端末部を固定用テープで一体固定化す
るとともに、固定されたそれぞれの丸型電線の接続用端
部は、絶縁被覆を剥離して電線導体を露出した状態の平
型多心電線の製造方法を提供するもので、コアサプライ
から複数本の丸型電線を供給し、丸型電線を目板を通し
た後、整線部を介して相互に間隔を保持して平行に配列
し、平行に配列した丸型電線の端部相互の間隔をテープ
融着部から供給する固定用テープにより固定する工程か
らなる平型多心電線の製造方法において、平行に配列し
た複数本の丸型電線端部相互の間隔をテープ融着部から
供給する固定用テープにより固定して平型多心電線を形
成した後、平型多心電線の端部を融着テープ調整カツタ
を備えた切断剥離部により所定の長さに切断し、切断し
た平型多心電線の端部の丸型電線の絶縁被覆層を剥離し
て丸型電線の導体を露出せしめる工程を含んでなること
を特徴としている。
隔で並列配置し、端末部を固定用テープで一体固定化す
るとともに、固定されたそれぞれの丸型電線の接続用端
部は、絶縁被覆を剥離して電線導体を露出した状態の平
型多心電線の製造方法を提供するもので、コアサプライ
から複数本の丸型電線を供給し、丸型電線を目板を通し
た後、整線部を介して相互に間隔を保持して平行に配列
し、平行に配列した丸型電線の端部相互の間隔をテープ
融着部から供給する固定用テープにより固定する工程か
らなる平型多心電線の製造方法において、平行に配列し
た複数本の丸型電線端部相互の間隔をテープ融着部から
供給する固定用テープにより固定して平型多心電線を形
成した後、平型多心電線の端部を融着テープ調整カツタ
を備えた切断剥離部により所定の長さに切断し、切断し
た平型多心電線の端部の丸型電線の絶縁被覆層を剥離し
て丸型電線の導体を露出せしめる工程を含んでなること
を特徴としている。
本発明は、所定の間隔を保持して平行に配列した複数
本の丸型電線の端部の所定の位置に固定用テープを貼り
付け一体に固定した後、固定部の所要の長さの丸型電線
を切断し絶縁被覆層を剥離する工程を備えていることか
ら、所定の端末処理を行つた平型多心電線を一連の工程
で製造することができる。以下図面にもとづき実施例に
ついて説明する。
本の丸型電線の端部の所定の位置に固定用テープを貼り
付け一体に固定した後、固定部の所要の長さの丸型電線
を切断し絶縁被覆層を剥離する工程を備えていることか
ら、所定の端末処理を行つた平型多心電線を一連の工程
で製造することができる。以下図面にもとづき実施例に
ついて説明する。
第１図に本発明の平型多心電線製造方法の構成概要を
示す。コアサプライ１から複数本の丸型電線15をライブ
形式で繰り出す。丸型電線15はダンサローラ２を介して
バツクテンシヨンを与えるとともに、起動時の衝撃を吸
収させるため或る程度の蓄線をさせ目板10に通す。目板
10を通過した丸型電線15は整線部３を通して平行に配列
・整線され、テープ融着部４に送り込む。
示す。コアサプライ１から複数本の丸型電線15をライブ
形式で繰り出す。丸型電線15はダンサローラ２を介して
バツクテンシヨンを与えるとともに、起動時の衝撃を吸
収させるため或る程度の蓄線をさせ目板10に通す。目板
10を通過した丸型電線15は整線部３を通して平行に配列
・整線され、テープ融着部４に送り込む。
第２図にテープ融着部４の実施例の構成概要を示す。
平行に配列・整線された丸型電線15は、テープ融着部４
の溝ガイド11により、相互の間隔を固定する。間隔を固
定された丸型電線15に、フイーダ７により固定用テープ
14を垂下させ、温調器20で両面を温度調節した溝ガイド
11により固定用テープ14を融着させる。
平行に配列・整線された丸型電線15は、テープ融着部４
の溝ガイド11により、相互の間隔を固定する。間隔を固
定された丸型電線15に、フイーダ７により固定用テープ
14を垂下させ、温調器20で両面を温度調節した溝ガイド
11により固定用テープ14を融着させる。
固定用テープ14を融着して丸型電線15を所定間隔で並
列固定した後、カツタ８を起動してフイーダ７から固定
用テープ14を切り離す。
列固定した後、カツタ８を起動してフイーダ７から固定
用テープ14を切り離す。
並列に、所定の間隔で整線された丸型電線15を固定用
テープ14で固定し、平型多心電線を形成した後、切断剥
離部６に繰り出す。
テープ14で固定し、平型多心電線を形成した後、切断剥
離部６に繰り出す。
切断剥離部６は、たとえば汎用の切断剥離機を適用す
る。切断剥離機の駆動モータを周波数制御することによ
り、テープ融着部４とタイミングを計り、切断起動信号
でテープ融着部４と切断剥離部６とを連動させる。
る。切断剥離機の駆動モータを周波数制御することによ
り、テープ融着部４とタイミングを計り、切断起動信号
でテープ融着部４と切断剥離部６とを連動させる。
切断剥離部６のクランプ13のストロークを変えること
により、任意の所定の長さに設定した固定用テープ14を
融着・固定した丸型電線の並列端部を、切断剥離部６の
平型多心電線挿入口に備えてある融着テープ調整カツタ
９により切断、丸型電線絶縁被覆層の剥離を行う。
により、任意の所定の長さに設定した固定用テープ14を
融着・固定した丸型電線の並列端部を、切断剥離部６の
平型多心電線挿入口に備えてある融着テープ調整カツタ
９により切断、丸型電線絶縁被覆層の剥離を行う。
以上の工程により、端部のみ並列・固定し、かつ接続
用の絶縁被覆層を剥離した導体を露出形成した平型多心
電線を連続して製造することができる。
用の絶縁被覆層を剥離した導体を露出形成した平型多心
電線を連続して製造することができる。
第３図に本発明の製造方法により製造した平型多心電
線の構造概要を示す。第２図と同じ符号は同じ部分を示
す。16は絶縁被覆層、17は導体である。
線の構造概要を示す。第２図と同じ符号は同じ部分を示
す。16は絶縁被覆層、17は導体である。
以上説明したように、本発明の平型多心電線の製造方
法は、所定の間隔を保持して平行に配列した複数本の丸
型電線の端部の所定の位置に固定用テープを貼り付け、
融着して一体に固定した後、固定部の所要の長さの丸型
電線を切断し、絶縁被覆層を剥離する工程によることか
ら、所定の端末処理を行つた平型多心電線を連続した一
連の工程で製造することができ、従来の人手による端末
処理、加工を要せず、平型多心電線の製造の効率化に効
果が著しい。
法は、所定の間隔を保持して平行に配列した複数本の丸
型電線の端部の所定の位置に固定用テープを貼り付け、
融着して一体に固定した後、固定部の所要の長さの丸型
電線を切断し、絶縁被覆層を剥離する工程によることか
ら、所定の端末処理を行つた平型多心電線を連続した一
連の工程で製造することができ、従来の人手による端末
処理、加工を要せず、平型多心電線の製造の効率化に効
果が著しい。
第１図は本発明の平型多心電線製造方法の構成概要図、
第２図は本発明に適用するテープ融着部の実施例の構成
断面図、第３図は本発明により製造された平型多心電線
の一例の構造図である。 １……コアサプライ、２……ダンサローラ、３……整線
部、４……テープ融着部、６……切断剥離部、７……フ
イーダ、８……カツタ、９……融着テープ調整カツタ、
10……目板、11……溝ガイド、13……クランプ、14……
固定用テープ、15……丸型電線、16……絶縁被覆層、17
……導体、20……温調器
第２図は本発明に適用するテープ融着部の実施例の構成
断面図、第３図は本発明により製造された平型多心電線
の一例の構造図である。 １……コアサプライ、２……ダンサローラ、３……整線
部、４……テープ融着部、６……切断剥離部、７……フ
イーダ、８……カツタ、９……融着テープ調整カツタ、
10……目板、11……溝ガイド、13……クランプ、14……
固定用テープ、15……丸型電線、16……絶縁被覆層、17
……導体、20……温調器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉原 政明 栃木県鹿沼市さつき町３番３号 住友電 気工業株式会社関東製作所内 (72)発明者 田中 啓一 栃木県鹿沼市さつき町３番３号 住友電 気工業株式会社関東製作所内 (72)発明者 小島 慶一 栃木県鹿沼市さつき町３番３号 住友電 気工業株式会社関東製作所内 (72)発明者 坂間 健二 埼玉県入間市宮前町８番38号 有限会社 カスガ電材内 (56)参考文献 特開 昭57−34614（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−262309（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−64522（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−192508（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭49−141368（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭49−41267（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】コアサプライから複数本の丸型電線を供給
し、前記丸型電線を目板を通した後、整線部を介して相
互に間隔を保持して平行に配列し、前記平行に配列した
丸型電線の端部相互の間隔をテープ融着部から供給する
固定用テープにより固定する工程からなる平型多心電線
の製造方法において、 前記平行に配列した複数本の丸型電線端部相互の間隔を
テープ融着部から供給する固定用テープにより固定して
平型多心電線を形成した後、 前記平型多心電線の端部を融着テープ調整カツタを備え
た切断剥離部により所定の長さに切断し、 前記切断した平型多心電線の端部の丸型電線の絶縁被覆
層を剥離して丸型電線導体を露出せしめる工程を含んで
なる ことを特徴とする平型多心電線の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63020873A JP2687387B2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | 平型多心電線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63020873A JP2687387B2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | 平型多心電線の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01197912A JPH01197912A (ja) | 1989-08-09 |
| JP2687387B2 true JP2687387B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=12039292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63020873A Expired - Lifetime JP2687387B2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | 平型多心電線の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2687387B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5818725B2 (ja) * | 1980-08-09 | 1983-04-14 | 株式会社フジクラ | テ−プ電線の製造方法 |
| JPS60262309A (ja) * | 1984-06-07 | 1985-12-25 | 株式会社フジクラ | フラツトケ−ブルの製造方法および製造装置 |
| JPS6064522U (ja) * | 1984-09-06 | 1985-05-08 | 日立電線株式会社 | 端末処理済絶縁電線帯の製造装置 |
-
1988
- 1988-01-30 JP JP63020873A patent/JP2687387B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01197912A (ja) | 1989-08-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080822 Year of fee payment: 11 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080822 Year of fee payment: 11 |