JPS6142248Y2 - - Google Patents

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JPS6142248Y2
JPS6142248Y2 JP17034081U JP17034081U JPS6142248Y2 JP S6142248 Y2 JPS6142248 Y2 JP S6142248Y2 JP 17034081 U JP17034081 U JP 17034081U JP 17034081 U JP17034081 U JP 17034081U JP S6142248 Y2 JPS6142248 Y2 JP S6142248Y2
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JP
Japan
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cover
fluorescent lamp
frequency
lighting circuit
curved
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JP17034081U
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JPS5874713U (ja
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
(1) 考案の分野 本考案は白熱電球と互換性を有するけい光ラン
プ装置に関する。 (2) 考案の背景 けい光ランプは一般の白熱電球に比べて低電力
で使用できることから、最近本出願人によつて既
存の白熱電球用ソケツトにそのままねじ込んで使
用できる電球形のけい光ランプ装置が実用化さ
れ、広く普及しつつある。このものは一端にねじ
込み形の口金を有し、かつ他端が開口された合成
樹脂製のカバー内に、始動および点灯のための回
路部品を収容するとともに、このカバーの他端開
口部側に概略鞍形状をなした曲管形けい光ランプ
を取に付け、この曲管形けい光ランプを周囲を、
上記カバーの他端開口部に避冠されたグローブに
よつて覆つた構造となつている。 ところで、直管形や環形等の一般の、けい光ラ
ンプの点灯手段としては、チヨークバラスト形の
点灯回路が一般的であるが、トランジスタインバ
ータにより容易に商用周波電源を高周波に変換で
きるようになつたのに伴い、上記けい光ランプを
高周波点灯させる方式が検討され、既に実用化さ
れている。この高周波点灯によると、けい光ラン
プの発光効率が向上するとともに、回路構成の小
型軽量化を図れる利点があるが、上述のけい光ラ
ンプ装置のように、グローブとカバーとによつて
囲まれる狭い空間内に曲管形けい光ランプと点灯
回路とを一体化して組み込む場合に特に好都合と
なるものである。 しかしながら、曲管形けい光ランプと高周波点
灯回路とを一体化して組み込むと、ランプ点灯中
におけるけい光ランプからの輻射熱や点灯回路自
体の発熱によつてカバー内の温度が上昇するの
で、この熱から点灯回路部品を保護することが重
要な課題となる。それとともに、高周波点灯回路
では、その発振回路の共振用インダクタンスや限
流用チヨークコイルから高周波ノイズが発生する
ので、この高周波ノイズが外部に漏洩し、通信障
害を招来する等の虞れがある。 (3) 考案の目的 本考案はこのような事情にもとづいてなされた
もので、高周波ノイズの影響を低減でき、通信障
害を確実に防止できるとともに、カバーの放熱効
果が向上し、曲管形けい光ランプはもちろん、高
周波点灯回路への熱影響が少なくなるけい光ラン
プ装置を提供しようとするものである。 (4) 考案の構成 すなわち、本考案は上記目的を達成するため、
高周波点灯回路を収容したカバーの内周面に、例
えばアルミ蒸着被膜等の導電層を設けたことを特
徴とする。 (5) 考案の実施例 以下本考案を図面に示す一実施例にもとづいて
説明する。 図中1はカバーであり、例えばポリカーボネー
ト等の耐熱合成樹脂材料によつて構成してある。
このカバー1は一端側が絞られるとともに、他端
側が拡開開口された形状をなし、この一端部には
例えば白熱電球用のE26型の如き口金2が取着さ
れている。そしてカバー1の他端開口部側には、
概略鞍形状をなした曲管形けい光ランプ3が取り
付けられている。この曲管形けい光ランプ3は、
管形バルブを軸方向に沿う中央で略U字状に曲成
せしめて中央曲成部4を形成するとともに、この
中央曲成部4と両端部との間の中央部を、上記U
字形を含む平面と略直交する方向に略U字状に曲
成せしめられ1対の両端曲成部5,5を形成し、
これら2回の曲げにより、両端部と中央曲成部4
とが互に隣接して同方向に位置された概略鞍形状
に曲成されているものである。そしてこの曲管形
けい光ランプ3は、その両端部ならびに中央曲成
部4を口金2側に向けた姿勢で固定されているも
のであり、本実施例の場合は詳図しないが、カバ
ー1の一端部側から導出された図示しない支持ス
チーに、中央曲成部4を係止させることにより固
定してある。またカバー1の他端開口部には、透
光性および光拡散性を備えた略球状のグローブ6
が被冠されている。このグローブ6は上記曲管形
けい光ランプ3の周囲を覆つており、このことに
より装置全体の外観がホワイトボール形の白熱電
球に近似されている。 一方、上記カバー1内には高周波点灯回路7が
収容されている。この高周波点灯回路7は既に公
知であるので、その詳細な説明は省略するが、第
2図に示されるように商用周波数電源を直流変換
する整流回路8と、この整流回路8に接続され高
周波電流を発生するとともに、この高周波電流を
曲管形けい光ランプ3に供給する高周波発振回路
9と、この高周波発振回路9と上記曲管形けい光
ランプ3との間に直列に介装された限流チヨーク
コイル10とによつて構成されている。なお、限
流チヨークコイル10は磁性体の周囲にコイルを
巻装してなるもので、磁路が開放されている。そ
して、このような高周波点灯回路7が内蔵された
カバー1の内周面全面には、例えばアルミニウム
を真空蒸着してなる導電被膜11が被着されてい
る。 このような構成によると、口金2を一般の白熱
電球用ソケツトに螺装して電源を投入すると、高
周波点灯回路7によつて高周波電流が生起され
る。この高周波電流は限流チヨークコイル10を
通じて曲管形けい光ランプ3に流され、この結
果、曲管形けい光ランプ3が点灯される。この場
合、高周波発振回路9および磁路が開放されてい
る限流チヨークコイル10からは、高周波電磁界
が発生するが、カバー1の内周面には導電被膜1
1を設けてあるので、上記高周波電磁界はこの導
電被膜11によつて遮蔽されてカバー1の外部に
漏洩することがなくなる。したがつて、装置全体
としてみたときに、高周波電磁界の外部への漏洩
が格段に軽減され、通信障害の発生を未然に防止
することができる。 なお、本考案者はカバーの内周面に設ける導電
層の種類を変えて高周波電磁界の強度を測定した
ところ、第1表に示される如き結果が得られた。
この第1表中、サンプル1は合成樹脂製のカバー
の内周全面に導電性テープを被着したもの、サン
プル2は合成樹脂製のカバーの内面全面に無電解
メツキを施してメツキ層を被着したもの、サンプ
ル3は上記構成の如くカバーの内面にアルミニウ
ムの蒸着被膜を形成したもの、サンプル4は合成
樹脂製のカバーの内面にアルミニウムの蒸着被膜
又は金属線材をメツシユ状に設けたものを夫々示
す。
【表】 この第1表からも明らかなように、カバー1の
内周面に導電被膜11等からなる導電層を設ける
だけで高周波電磁界強度は規格値の65dBを大幅
に下回つており、導電層による電磁界漏洩効果が
充分に発揮されていることが分る。 なお、カバー1全体をアルミニウム製とするこ
とも考えられるが、こうすると重量が大となるの
はもちろん高周波電磁界の遮蔽に寄与しない不必
要な部分までアルミニウムを用いていることにな
るので、過品質となり、したがつてコスト高とな
り易く実用向きではない。 一方、ランプ点灯中にあつては、曲管形けい光
ランプ3から発せられる輻射熱ならびに高周波点
灯回路7自体の発熱によつてカバー1とグローブ
6とによつて囲まれる空間内の温度上昇が考えら
れる。しかるにカバー1の内周面に導電被膜11
が存在すると、この導電被膜11はカバー1自体
つまり合成樹脂よりも熱伝導性に優れるので、カ
バー1内の熱はこの導電被膜11を介して効率良
くカバー1全体に伝熱拡散され、このカバー1外
周面と外気との熱伝導により外方に放熱される。
この結果、カバー1内の放熱効果が向上し、高周
波点灯回路7をランプ点灯中における熱から保護
することができる。そして特に口金2を上向きに
して垂直点灯させた場合には、熱対流の関係から
昇温された空気がカバー1側に上昇するので、よ
り一層の放熱効果が期待できる。しかもまた、樹
脂製のカバー1の一部分に熱が集中することもな
いので、熱が局部的に集中することに伴うカバー
1の変形も防止できる。 なお、上記実施例では曲管形けい光ランプを鞍
形状としたが、例えば単にU字状に曲成された形
状のものや、両端部間にループ部を形成した形状
であつても良く、さらにグローブの形状も球形に
限らず円筒状であつても良い。 (6) 考案の効果 以上詳述した本考案は、高周波点灯回路を収容
した樹脂製カバーの内周面に、導電層を設けたけ
い光ランプ装置である。このものによると、ラン
プ点灯中高周波点灯回路からは高周波電磁界が発
生するが、この電磁界は導電層に遮蔽されるの
で、カバーから外部に漏洩することはなくなる。
この結果、装置全体としてみたときに高周波電磁
界の外部への漏洩が頗る軽減されて、電磁界強度
が許容限度以下に保たれるので、通信障害の発生
を未然に防止することができる。しかも導電層は
熱伝導性を有するので、ランプ点灯中カバー内に
蓄熱された熱は、導電層を介して効率良くカバー
側に拡散伝熱されることになり、この結果カバー
内の放熱効果が向上し、高周波点灯回路の熱保護
が可能となるとともに、カバーの熱変形も防止で
きる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は断面
図、第2図は高周波点灯回路の概略を示す構成図
である。 1……カバー、2……口金、3……曲管形けい
光ランプ、6……グローブ、7……高周波点灯回
路、11……導電層(導電被膜)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に口金を有する樹脂製カバー内に、高周波
    点灯回路を収容するとともに、このカバーの他端
    部側に曲管形けい光ランプを配置し、この曲管形
    けい光ランプの周囲は上記カバーの他端部に被冠
    されたグローブによつて覆うようにし、かつ上記
    カバーの内周面に導電層を設けたことを特徴とす
    るけい光ランプ装置。
JP17034081U 1981-11-16 1981-11-16 けい光ランプ装置 Granted JPS5874713U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17034081U JPS5874713U (ja) 1981-11-16 1981-11-16 けい光ランプ装置

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JP17034081U JPS5874713U (ja) 1981-11-16 1981-11-16 けい光ランプ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5874713U JPS5874713U (ja) 1983-05-20
JPS6142248Y2 true JPS6142248Y2 (ja) 1986-12-01

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ID=29962304

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JP17034081U Granted JPS5874713U (ja) 1981-11-16 1981-11-16 けい光ランプ装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8836196B2 (en) 2010-11-17 2014-09-16 Electric Torque Machines, Inc. Transverse and/or commutated flux systems having segmented stator laminations
US8952590B2 (en) 2010-11-17 2015-02-10 Electric Torque Machines Inc Transverse and/or commutated flux systems having laminated and powdered metal portions

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US8836196B2 (en) 2010-11-17 2014-09-16 Electric Torque Machines, Inc. Transverse and/or commutated flux systems having segmented stator laminations
US8854171B2 (en) 2010-11-17 2014-10-07 Electric Torque Machines Inc. Transverse and/or commutated flux system coil concepts
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JPS5874713U (ja) 1983-05-20

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