JPS6215967Y2 - - Google Patents

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JPS6215967Y2
JPS6215967Y2 JP1979147281U JP14728179U JPS6215967Y2 JP S6215967 Y2 JPS6215967 Y2 JP S6215967Y2 JP 1979147281 U JP1979147281 U JP 1979147281U JP 14728179 U JP14728179 U JP 14728179U JP S6215967 Y2 JPS6215967 Y2 JP S6215967Y2
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JP
Japan
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base
amalgam
branch pipe
fluorescent lamp
bulb
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JP1979147281U
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JPS5664659U (ja
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  • Discharge Lamp (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は白熱電球と交換して使用でき、かつ省
電力化を図るけい光ランプ装置に関する。
けい光ランプは一般の白熱電球に比べて光効率
に優れ、低電力で使用できることから、近時けい
光ランプに一般の白熱電球に用いられているE26
型の如きねじこみ型の口金を取着するとともに、
安定器、点灯回路等を組込んで白熱電球との互換
性を得るようにした装置が開発されている。この
種装置用のけい光ランプは直管形バルブの中央を
略U字状に屈曲させるとともに、その両端部を上
記U字形を含む平面と直交する方向に略U字状に
湾曲させた概略鞍形状をなし、外形寸法の小形化
が図られている。したがつて、このけい光ランプ
を用いれば、白熱電球との寸法的な互換性が得ら
れるとともに、限られたスペースの中に管長の長
いバルブを有効に配置することが可能となつて、
全光束を大きくできる等の利点がある。
しかして、上記形状のけい光ランプは、通常光
拡散性ならびに外観向上等の理由からグローブ内
にて点灯されることが多く、グローブ内はこのラ
ンプ点灯に伴う発熱によつて高温になり易いもの
である。このようにけい光ランプをグローブ内の
高い周囲温度のもとで使用すると、その水銀蒸気
圧が最適値よりも高くなつて紫外線強度ならびに
けい光体から放射される可視線強度が著しく低下
し、点灯効率が悪くなる等の不具合が生じ、実用
的な面で改善の余地があつた。
本考案は上記の不具合を除去するためになされ
たもので、その目的とするところは、ランプを高
い周囲温度のもとで点灯させたとしても、バルブ
内の水銀蒸気圧の高圧化を規制でき、点灯効率の
低下を抑制できるけい光ランプ装置を提供するこ
とにある。
以下本考案を図面に示す一実施例にもとづいて
説明する。
図中1は椀状をなすベースであつて、この一側
面中央には例えばE26型の如きねじ込み型の口金
2が取着されている。ベース1の他側面開口周縁
に設けたフランジ部3には、例えば白色のグロー
ブ4が取り付けられ、これらグローブ4とフラン
ジ部3相互はグローブ4の開口周縁に設けた凸部
5…をフランジ部3に設けた凹部6…に着脱可能
に嵌合することによつて移動不能に連結固定され
ている。そしてベース1の他側面開口周縁には、
このベース1内とグローブ4内とを区画する仕切
板7が設けられ、この仕切板7はベース1の外側
から螺装されるねじ部材8…によつて固定されて
いる。この仕切板7のグローブ4側表面は反射面
をなしているとともに、この反射面側にはグロー
ブ4内に位置するようにして曲管形のけい光ラン
プ9が設けられている。この曲管形けい光ランプ
9のバルブ10は、直管形のガラスバルブをその
中央で略U字状に屈曲して屈曲部10aを形成す
るとともに、その両端部を上記U字形を含む平面
と略直交する方向にU字状に湾曲させたもので、
その全体形状が乗馬用の鞍に似ていることから鞍
形けい光ランプと称している。この曲管形バルブ
10の両端部には放電電極11,11が設けられ
ており、このような曲管形バルブ10はその両端
部ならびに屈曲部10aを仕切板7に向けた姿勢
で、上記グローブ4内に配置固定されている。な
お、曲管形バルブ10の内面にはけい光体被覆が
被着されているとともに、内部には所定量の水銀
と不活性ガスが封入されている。そして、仕設板
7の中央には曲管形バルブ10に包囲されるよう
にして安定器12が配置されている。またベース
1の外周面には周方向に沿つて複数の通気孔13
…が設けられ、このベース1内を外気が流通する
ようになつている。
しかして、上記曲管形バルブ10の屈曲部10
aには、口金2側に向つて突出する枝管14が設
けられている。この枝管14は曲管形バルブ10
内と連通しているとともに、上記仕切板7に設け
た透孔15を介して上記ベース1内に導出されて
いる。そしてこの枝管14内にはアマルガム16
が収容されている。すなわちこのアマルガム16
としては、インジウム、カドミウム、鉛および亜
鉛等に水銀を加えたものが知られており、特にイ
ンジウムは水銀と合金を作り易いことから、本実
施例ではインジウムを使用している。そして、こ
のようなアマルガム16は枝管14の先端開口か
ら導入されてこの枝管14内面に被着されるとと
もに、枝管14の先端を加熱し、かつ気密に切断
封止することによつて上記突出部位に収容保持さ
れている。そしてまた、この枝管14は通気孔1
3…を介して流通する外気によつて冷却されるよ
うになつている。
なお、放電電極11,11は安定器12および
図示しない点灯管を介して口金2に接続されてい
る。
しかして、上述の如く構成されたけい光ランプ
装置によれば、枝管14に収容されたアマルガム
16は、放電空間中における余分な水銀蒸気の一
部を吸収する作用をなし、このためバルブ10の
周囲温度が上昇したとしても水銀蒸気圧の高圧化
が規制される。加えて枝管14はベース1内を流
通する外気によつて冷却されるとともに、バルブ
10の屈曲部10aは、最も発熱する部位である
バルブ10の両端部から離間しており、しかもア
マルガム16は放電路から離れた部位に配置され
ているので、アマルガム16は効率良く余分な水
銀蒸気を吸収することができる。したがつて放電
空間中における水銀蒸気圧の規制を確実に行うこ
とができ、ランプの点灯効率低下を抑制できる。
しかも、枝管14は放電空間から外れて発光に
寄与しない部分であるので、アマルガム16を収
容保持するに当つては枝管14の内面に被着され
たけい光体被覆を十分に除去してから装着するこ
とができる。このためアマルガム16の固定を光
束に関与されることなく強固に行なえる利点があ
る。
そしてまた、枝管14はアマルガム16を収容
するばかりでなく、この枝管14が切断封止され
る以前にこの枝管14を利用して、例えばバルブ
10内の排気、ならびに水銀、不活性ガスの封入
等を行い、かつアマルガム16の封入を行うよう
にすれば、バルブ10の両端部つまりステムに格
別な排気管を形成する必要もなくなり、ステムの
構造およびバルブ10の製造工程を簡略化でき
る。
なお、上述した実施例では枝管内にアマルガム
を封入したが、水銀と結合することによりアマル
ガムを形成する金属体を封入しても同様に実施で
きる。
また、上記実施例ではベースに通気孔を設け、
ベース内の温度上昇を積極的に防止するようにし
たが、例えばけい光ランプのワツト数が少なく発
熱量が少ない場合等には、この通気孔は必ずしも
設ける必要はない。
また上述の実施例ではベースとグローブ内とを
仕切板で区画したが、本考案はこれに限らず、要
はけい光ランプ、安定器および点灯管がベースと
グローブとで囲まれた同一空間内に配置されてい
ればよい。
以上説明したように本考案によれば、概略鞍形
状の曲管形バルブの屈曲部に、口金側に突出する
枝管を設けるとともに、この枝管内にアマルガム
もしくはアマルガム形成用の金属体を収容したか
ら、このアマルガムもしくはアマルガム形成用の
金属体によつて放電空間中における水銀蒸気の一
部が吸収され、上記バルブの周囲温度が上昇した
としても管内水銀蒸気圧の高圧化が抑制される。
また枝管が設けられた屈曲部は、最も発熱する部
位であるバルブの両端部から離間しているととも
に、上記アマルガムもしくは金属体が配置されて
いる部位は放電路から外れているため、アマルガ
ム動作温度が比較的低くなり、水銀蒸気が凝縮し
易くなる。したがつて管内水銀蒸気圧の高圧化を
規制でき、ランプの点灯効率低下を抑制できる等
の優れた実用上の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は斜視
図、第2図および第3図は各々異なる方向から見
た断面図、第4図は要部を拡大して示す断面図で
ある。 1……ベース、2……口金、4……グローブ、
10……曲管形バルブ、10a……屈曲部、11
……電極、14……枝管、16……アマルガム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 口金を有するベースと、このベースとともに外
    囲器を構成するグローブと、この外囲器内に収容
    され、両端に電極を設けた管形バルブをその中央
    で略U字状に屈曲して屈曲部を形成するととも
    に、その両端部を上記U字形を含む平面と略直交
    する方向にU字状に湾曲させ、かつ上記両端部を
    口金側に向けた姿勢で配置された曲管形けい光ラ
    ンプとを具備し、上記曲管形けい光ランプの屈曲
    部にバルブ内と連通して上記口金側に突出する枝
    管を設け、この枝管内にアマルガムもしくはアマ
    ルガム形成用の金属体を収容したことを特徴とす
    るけい光ランプ装置。
JP1979147281U 1979-10-24 1979-10-24 Expired JPS6215967Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5664659U JPS5664659U (ja) 1981-05-30
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JPS59191252A (ja) * 1983-04-15 1984-10-30 Toshiba Corp けい光ランプ装置
JP2563028B2 (ja) * 1991-12-28 1996-12-11 東芝ライテック株式会社 電球形蛍光ランプ装置
JP2010015828A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Nec Lighting Ltd 安定器内蔵蛍光ランプおよび照明器具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5553053A (en) * 1978-10-11 1980-04-18 Philips Nv Low voltage mercury discharge lamp

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