JPS6142125A - Mbe用基板およびその温度測定法 - Google Patents
Mbe用基板およびその温度測定法Info
- Publication number
- JPS6142125A JPS6142125A JP16400884A JP16400884A JPS6142125A JP S6142125 A JPS6142125 A JP S6142125A JP 16400884 A JP16400884 A JP 16400884A JP 16400884 A JP16400884 A JP 16400884A JP S6142125 A JPS6142125 A JP S6142125A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- mbe
- melting point
- high melting
- point metal
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は、表面にMBE(分子線エピタキシャル成長
)装置で層が形成されるMB’E用基板鉛基板その温度
測定法に関する。
)装置で層が形成されるMB’E用基板鉛基板その温度
測定法に関する。
(ロ)従来技術
半導体レーザ等の製作において、各成長層の厚さを精度
良く形成する手段としてMBE法が有効である。しかる
にMBE法において、所望の特質をもった層を再現性良
く成長させるには、結晶成長条件である成長途中におけ
る基板の温度を測定制御することが重要な要件となる。
良く形成する手段としてMBE法が有効である。しかる
にMBE法において、所望の特質をもった層を再現性良
く成長させるには、結晶成長条件である成長途中におけ
る基板の温度を測定制御することが重要な要件となる。
第2図は、MBE装置の構成を示す模式図であり、1は
内部が超高真空に引かれるチャンバ、2は主表面に成長
層が形成されるMBE用基板基板り基板台3に装着され
ている。4はMBE用基板基板2子線の形で入射される
Ga、AI、As等の材料供給源である。5は前記材料
供給源4の外周に巻回されたヒータ線、6は前記材料供
給源4の前面に配設されたシャッタである。7は電子銃
、8は質量分析器、9はRHEED (高速反射電子線
回折の略称)スクリーン、10はビューポート、11は
MBE用基板基板2度測定用の赤外線パイロメータであ
る。
内部が超高真空に引かれるチャンバ、2は主表面に成長
層が形成されるMBE用基板基板り基板台3に装着され
ている。4はMBE用基板基板2子線の形で入射される
Ga、AI、As等の材料供給源である。5は前記材料
供給源4の外周に巻回されたヒータ線、6は前記材料供
給源4の前面に配設されたシャッタである。7は電子銃
、8は質量分析器、9はRHEED (高速反射電子線
回折の略称)スクリーン、10はビューポート、11は
MBE用基板基板2度測定用の赤外線パイロメータであ
る。
第3図は、第1面における基板台3の拡大図であり、従
来のMBE用基板基板2着されている。″基板台3は、
MBE用基板基板2熱制御を容易にするため、特願昭5
9−22313にみられるようにMBE用基板2が螺子
37および押圧部材36で支持される基板台ブロック3
1にはMBE用基板2よりも僅かに小径の開孔部38が
形成され、ヒータ33でMBE用基板2を直接加熱でき
るように改良が加えられている。
来のMBE用基板基板2着されている。″基板台3は、
MBE用基板基板2熱制御を容易にするため、特願昭5
9−22313にみられるようにMBE用基板2が螺子
37および押圧部材36で支持される基板台ブロック3
1にはMBE用基板2よりも僅かに小径の開孔部38が
形成され、ヒータ33でMBE用基板2を直接加熱でき
るように改良が加えられている。
このような構成の装置を用い、従来は、成長途中のMB
E用基板2の温度をそれから発せられる赤外線の強度を
ビューボー目0を通して赤外線パイロメータ11により
測定していた。
E用基板2の温度をそれから発せられる赤外線の強度を
ビューボー目0を通して赤外線パイロメータ11により
測定していた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
上述のように赤外線の強度で成長途中のMBE用基板2
の温度を測定する方法は、基板台ブロック31に熱電対
を設けて測定する方法よりも精度が良いが以下のような
不都合を生じる。即ちMBE用基板としてGaAs、S
i、I nP等の赤外線の透過率の大きい材質の基板
を用いる場合、赤外線パイロメータが感受する赤外線に
はMBE用基板2から発せられるものに、ヒータ33か
ら発せられMBE用基板2を透過したものが加わる可能
性がありMBE用基板の温度を正確に測定しているとは
言えないということである。
の温度を測定する方法は、基板台ブロック31に熱電対
を設けて測定する方法よりも精度が良いが以下のような
不都合を生じる。即ちMBE用基板としてGaAs、S
i、I nP等の赤外線の透過率の大きい材質の基板
を用いる場合、赤外線パイロメータが感受する赤外線に
はMBE用基板2から発せられるものに、ヒータ33か
ら発せられMBE用基板2を透過したものが加わる可能
性がありMBE用基板の温度を正確に測定しているとは
言えないということである。
(ニ)問題を解決するための手段およびその作用このた
め本件第1の発明はMBE用基板において層を成長させ
る面の背面に高融点金属層を被着し赤外線の透過を防い
だ。又第2の発明は第1の発明に係るMBE用基板の成
長途中における温度測定にあたり、高融点金属層側に加
熱手段を設け、層を成長させる面側にパイロメータを配
備し、このパイロメータが加熱手段より射出される赤外
線を感受することがないようにした。
め本件第1の発明はMBE用基板において層を成長させ
る面の背面に高融点金属層を被着し赤外線の透過を防い
だ。又第2の発明は第1の発明に係るMBE用基板の成
長途中における温度測定にあたり、高融点金属層側に加
熱手段を設け、層を成長させる面側にパイロメータを配
備し、このパイロメータが加熱手段より射出される赤外
線を感受することがないようにした。
(ホ)実施例
第1図は、本件第1の発明に係るMBE用基板20を装
着した基板台の拡大図であり、第2図と同一部分には同
じ符号を付しである。
着した基板台の拡大図であり、第2図と同一部分には同
じ符号を付しである。
MBE用基板20の層を成長させる面22の背面には赤
外線を反射する高融点金属層23が蒸着、スパッタリン
グ等により被着されている。この高融点金属としては、
チャンバl内の分子汚染を避けるためチャンバl内に既
存する金属、例えば、基板台3の通常の材質であるMo
(モリブデン)の他、W(タングステン)、Ti(チタ
ン)を用いるのが望ましい。
外線を反射する高融点金属層23が蒸着、スパッタリン
グ等により被着されている。この高融点金属としては、
チャンバl内の分子汚染を避けるためチャンバl内に既
存する金属、例えば、基板台3の通常の材質であるMo
(モリブデン)の他、W(タングステン)、Ti(チタ
ン)を用いるのが望ましい。
第2の発明の実施にあたっては、第3図に示した従来か
らのMBE装置を何等変更することなく用いることがで
きる。但し基板台3に第1の発明に係るMBE用基板2
0を装着すべきことは言うまでもない。
らのMBE装置を何等変更することなく用いることがで
きる。但し基板台3に第1の発明に係るMBE用基板2
0を装着すべきことは言うまでもない。
しかるに、第3図をもとに説明すると、MBE用基板の
加熱手段であるヒータ33が内部に設けられた基板台3
には高融点金属層がヒータ33に対向するようにMBE
用基板20が装着され、層の成長にあたって加熱される
。このときMBE用基板21から射出される赤外線をビ
ューボート10を通してパイロメータ11で検知し、赤
外線の強度を電気変換することにより層の成長途中のM
BE用基板21の温度を換算して求める。
加熱手段であるヒータ33が内部に設けられた基板台3
には高融点金属層がヒータ33に対向するようにMBE
用基板20が装着され、層の成長にあたって加熱される
。このときMBE用基板21から射出される赤外線をビ
ューボート10を通してパイロメータ11で検知し、赤
外線の強度を電気変換することにより層の成長途中のM
BE用基板21の温度を換算して求める。
(へ)効果
この発明によれば、MBE用基板の層を成長させる面の
背面に被着された高融点金属層が加熱用ヒータから射出
される赤外線を遮断するのでパイロメータが感受する赤
外線はMBE用基板から射出されるものに限定され成長
途中のMBE用基板の温度を正確に測定することができ
るので、成長条件の制御の精度が向上する。
背面に被着された高融点金属層が加熱用ヒータから射出
される赤外線を遮断するのでパイロメータが感受する赤
外線はMBE用基板から射出されるものに限定され成長
途中のMBE用基板の温度を正確に測定することができ
るので、成長条件の制御の精度が向上する。
なお、本発明の効果が顕著に現れるので基板台ブロック
に開孔部を設けた改良型の基板台を配備したMBE装置
を例にとって説明したが基板台ブロックに開孔部を設け
ない基板台を用いる場合にも本発明の効果は現れる。即
ちヒータで加熱された基板台ブロックから射出される赤
外線をパイロメータが感受することが避けられるからで
ある。
に開孔部を設けた改良型の基板台を配備したMBE装置
を例にとって説明したが基板台ブロックに開孔部を設け
ない基板台を用いる場合にも本発明の効果は現れる。即
ちヒータで加熱された基板台ブロックから射出される赤
外線をパイロメータが感受することが避けられるからで
ある。
第1図は、本発明に係るMBE用基板が装着された基板
台の拡大断面図、第2図は、従来のMBE用基板が装着
された基板台の拡大断面図、第3図は、MBE装置の構
成を略示した模式図である。 20・・・MBE用基板、21・・・高融点金属層。
台の拡大断面図、第2図は、従来のMBE用基板が装着
された基板台の拡大断面図、第3図は、MBE装置の構
成を略示した模式図である。 20・・・MBE用基板、21・・・高融点金属層。
Claims (2)
- (1)層を成長させる面の背面に高融点金属層を被着し
たことを特徴とするMBE用基板。 - (2)該MBE用基板を、前記高融点金属層側より加熱
し、前記層を成長させる面側に配備したパイロメータで
該MBE用基板より射出される赤外線の強度を検知する
ことを特徴とするMBE用基板の温度測定法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16400884A JPS6142125A (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | Mbe用基板およびその温度測定法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16400884A JPS6142125A (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | Mbe用基板およびその温度測定法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6142125A true JPS6142125A (ja) | 1986-02-28 |
Family
ID=15785012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16400884A Pending JPS6142125A (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | Mbe用基板およびその温度測定法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6142125A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6430916A (en) * | 1987-07-22 | 1989-02-01 | Mazda Motor | Bearing device for engine |
JPH024193A (ja) * | 1988-05-19 | 1990-01-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 高温炉の断熱方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58190897A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-07 | Fujitsu Ltd | 分子線結晶成長方法 |
JPS58197719A (ja) * | 1982-05-13 | 1983-11-17 | Ricoh Co Ltd | 基板の加熱構造および加熱方法 |
JPS5992998A (ja) * | 1982-11-19 | 1984-05-29 | Agency Of Ind Science & Technol | 分子線結晶成長方法 |
JPS60240119A (ja) * | 1984-05-15 | 1985-11-29 | Fujitsu Ltd | 分子線結晶成長法 |
-
1984
- 1984-08-03 JP JP16400884A patent/JPS6142125A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58190897A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-07 | Fujitsu Ltd | 分子線結晶成長方法 |
JPS58197719A (ja) * | 1982-05-13 | 1983-11-17 | Ricoh Co Ltd | 基板の加熱構造および加熱方法 |
JPS5992998A (ja) * | 1982-11-19 | 1984-05-29 | Agency Of Ind Science & Technol | 分子線結晶成長方法 |
JPS60240119A (ja) * | 1984-05-15 | 1985-11-29 | Fujitsu Ltd | 分子線結晶成長法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6430916A (en) * | 1987-07-22 | 1989-02-01 | Mazda Motor | Bearing device for engine |
JPH024193A (ja) * | 1988-05-19 | 1990-01-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 高温炉の断熱方法 |
JP2553633B2 (ja) * | 1988-05-19 | 1996-11-13 | 住友電気工業株式会社 | 高温炉の断熱方法 |
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