JPS6141626Y2 - - Google Patents

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JPS6141626Y2
JPS6141626Y2 JP10466580U JP10466580U JPS6141626Y2 JP S6141626 Y2 JPS6141626 Y2 JP S6141626Y2 JP 10466580 U JP10466580 U JP 10466580U JP 10466580 U JP10466580 U JP 10466580U JP S6141626 Y2 JPS6141626 Y2 JP S6141626Y2
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JP
Japan
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engine
engine room
vehicle
outside
intake port
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JP10466580U
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JPS5728019U (ja
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエンジンルームの熱気換気装置の改良
に関するものである。
従来、エンジンルーム内の熱気を調整するもの
においては、第1図に示すようにエンジンフード
1の上面に多数の小孔2を穿設配列したルーバ式
のものと、第2図に示すようにエンジンフード1
の一部に後部が開口された凹部3を設けた、いわ
ゆるエアーインテーク式のものとがあり、それら
は別部材により形成され、エンジンフードに取付
けられる場合もある。しかしながらこの従来のも
のは、前者においては車の停車時においてはエン
ジンルーム内の熱気放出効果はあるが、走行時に
おける冷却効果が得られず又、後者においては上
記とは逆に走行時には外気を取入れエンジンルー
ム内を冷却することはできても、停車時には放熱
効果が得られないという、それぞれ一長一短があ
つた。このため該ルーバとエアーインテークとを
組合せることも考えられるが、走行時に取入れた
外気がルーバから出てしまいあまり効果的でな
い。
本考案は上記従来の問題を解消するためになさ
れたものであつて、走行時に積極的に外気を取入
れ、エンジンルーム内を冷却し、又、停車時には
効率よくエンジンルーム内の熱気を放熱すること
ができる両方の機能を備えた熱気換気装置を提供
することを目的とするものである。
以下、本考案を図示せる実施例に随つて説明す
る。
車体Aの前方にエンジンルーム15と車外を仕
切るエンジンフード11が開閉可能に設けられ、
該エンジンフード11に前下がりの傾斜面16が
形成され、かつ、該エンジンフード11の上面に
エンジンルーム15と車外を連通する開口部17
が穿設されている。
aは上記開口部17に取付けられる熱気換気装
置であつて、前方が略三角形状をなし、後方が長
方形状をなす蓋材18により形成されている。該
蓋材18の前方には、後下方に向つて傾斜し、か
つ、その終端が垂直に前後方向に開口された吸気
口12が形成されて車外とエンジンルーム15を
連通するようになされている。又、上記吸気口1
2の後方には車外とエンジンルーム15を連通す
る排出口13が多数の小孔が上下方向に向けて穿
設配列されて開口されている。さらに、上記吸気
口12と排出口13の間には、蓋材18から後下
方に延在するエアーガイド板14が接着剤等によ
つて固着されている。
尚、上記エアーガイド板14は蓋材18と共に
樹脂等で一体成形してもよい。
上記のように形成された熱気換気装置aは、蓋
材18を上記傾斜面16と一致するようにしてエ
ンジンフード11の開口部17に塞ぐようにして
取付けられている。
尚、上記蓋材18はエンジンフード11の傾斜
面16と必ずしも一致させる必要はなく、傾斜面
16よりも膨出していてもよい。
上記熱気換気装置aをエンジンフード11の開
口部17に取付ければ、車の走行時において吸気
口12から外気が走行風によつて積極的に取入れ
られ、それをエアーガイド板14によつて、例え
ばエキゾースト部品19等のエンジン高温部に流
れ込むようにする等、エンジンルーム15内に効
率よく廻し冷却する。これにより、実験結果、冷
却する部分によつても下がる温度が異なるが、約
8〜30℃の冷却効果を得ることができた。
又、走行後のエンジンルーム15内の熱気は、
その対流現象により、上方に流れ排出口13から
放出されるが、この時エアーガイド板14により
吸気口12からも熱気が放出されるため、該熱気
の放出効果を上げることができる。
以上述べたように本考案によれば、外気を取入
れる吸気口とエンジンルーム内の熱気を放出する
排出口とを組込み、さらに吸気口の後部にエアー
ガイド板を設けたので、車の走行時と停車時と異
つた状態においてもエンジンルーム内を効率よく
冷却、あるいは熱気の放出をすることができ、し
かも放熱時においてもエアーガイド板により吸気
口からも放出させることができるため、従来のル
ーバー式の場合より、放熱効果を向上させること
ができる。
又、本考案によれば吸気口と排気口を一体成形
したので、部品点数が少なく、部品費の低減、及
び外観上の見栄えを向上させることができ、しか
も、車体への取付けも簡単である。
さらに、本考案によればエアーガイド板を設け
たことによつて、吸気口から入つた外気が直接排
出口から抜け出てしまう、いわゆるシヨートパス
現象を解消することができる等の効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のルーバを設けたエンジンフード
の部分側断面図、第2図は従来のエアーインテー
クを設けたエンジンフードの部分側断面図、第3
図は本考案による熱気換気装置を取付けた車の部
分斜視図、第4図は第3図の−線拡大断面
図、第5図は本考案による熱気換気装置の拡大斜
視図である。 aは熱気換気装置、11はエンジンフード、1
2は吸気口、13は排気口、14はエアーガイド
板、15はエンジンルーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の前方にエンジンルームと車外を仕切るエ
    ンジンフードが設けられ、該エンジンフードに前
    下がりの傾斜面が形成され、かつ、該エンジンフ
    ードの上面に、エンジンルームと車外を連通する
    開口部が穿設されていると共に、該開口部は上記
    傾斜面に一致もしくは上記傾斜面より膨出した蓋
    材で塞がれ、該蓋材には車外とエンジンルームを
    連通する吸気口が前後方向に向けて開口され、か
    つ、該吸気口の後方には車外とエンジンルームを
    連通する排出口が上下方向に向けて開口され、さ
    らに、上記吸気口と排出口の間には、蓋材から後
    下方に延在するエアーガイド板が設けられている
    ことを特徴とするエンジンルームの熱気換気装
    置。
JP10466580U 1980-07-25 1980-07-25 Expired JPS6141626Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10466580U JPS6141626Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10466580U JPS6141626Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5728019U JPS5728019U (ja) 1982-02-13
JPS6141626Y2 true JPS6141626Y2 (ja) 1986-11-27

Family

ID=29466048

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10466580U Expired JPS6141626Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5397769B2 (ja) * 2009-12-15 2014-01-22 スズキ株式会社 車両用エンジンの冷却装置

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JPS5728019U (ja) 1982-02-13

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