JPS6141434Y2 - - Google Patents

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JPS6141434Y2
JPS6141434Y2 JP13978080U JP13978080U JPS6141434Y2 JP S6141434 Y2 JPS6141434 Y2 JP S6141434Y2 JP 13978080 U JP13978080 U JP 13978080U JP 13978080 U JP13978080 U JP 13978080U JP S6141434 Y2 JPS6141434 Y2 JP S6141434Y2
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transistor
voltage
coil
diode
base
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JP13978080U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は比較的簡単な構成であつて、負荷変動
や入力電圧変動に対して安定で、しかも効率の高
い電源回路に関する。
従来から効率の良い電源として、第1図に示す
ようなスイツチング型定電圧回路(チヨツパ型と
もいう)がある。これは比較演算回路120によ
り定電圧ダイオード112で規定される基準電圧
と、出力電圧を抵抗で分圧した電圧を比較し、出
力電圧が基準電圧より低い時は比較演算回路12
0の出力がローレベルとなり、パワトランジスタ
101をONさせコイル104を介して負荷10
3に電流を供給すると共にコンデンサ105の充
電を行ない、コンデンサ105の充電が進み出力
電圧が高くなり定電圧ダイオード112で規定さ
れた基準電圧以上に上昇すると、比較演算回路1
20の出力がハイレベルとなり、パワトランジス
タ101がOFFとなる。パワトランジスタ10
1のOFFで、それ迄コイル104を流れていた
電流によりコイル104に蓄えられていた磁気エ
ネルギーにより、コイル104には電流を流し続
けようとする起電力が発生し、コイル104、負
荷103、ダイオード108の経路で電流が流れ
る。しかしパワトランジスタ101のOFFの時
間経過と共にコンデンサ105の放電が進み出力
電圧が低下し定電圧ダイオード112で規定され
た基準電圧以下になると、再び比較演算回路12
0の出力がローレベルに反転しパワトランジスタ
101がONされ、電流供給が行なわれる。この
ようにパワトランジスタ101のON、OFF制御
で負荷にかかる電圧を定電圧ダイオード112の
降伏電圧に略等しい安定した値とすることができ
るものである。
ところでこの電源回路は90乃至95%という高効
率であるが、集積回路等を利用しないと回路が複
雑となり、又基準電圧のサンプルがコイル104
の前段である為、出力電圧の微調整が微妙で、し
かも出力電圧への過度応答性があまりよくなく、
更に出力電圧のみ帰環しているので出力電流の変
化に伴なう電圧変動に対して応答が悪いという欠
点がある。
本考案はこれらの欠点を改めるためになされた
もので、以下実施例に基づいて詳細に説明する。
第2図は本考案の実施例を示す電源回路の回路
図である。1は入力電源のプラス端子2と負荷と
の間に直列に接続されたPNP型の第1のトランジ
スタで、4は第1のトランジスタ1の出力(コレ
クタ)と負荷3との間に直列に挿入接続されたコ
イルである。5は負荷3に並列に挿入されたコン
デンサで、コイル4と共に平滑回路を構成してい
る。6は第1のトランジスタ1のベースと電源の
マイナス間に直列に挿入され、第1のトランジス
タ1のベース電流を制御するNPN型の第2のト
ランジスタで、入力電源から抵抗7を介してベー
ス電流を得ている。8は第1トランジスタ1が
OFFになつた時コイル4に発生する起電力によ
り導電されるダイオードで、その端子電圧の変化
分は抵抗9とコンデンサ10を介して第2のトラ
ンジスタ6のベースに導かれている。11は第2
のトランジスタ6のベース・エミツタ間に並列に
接続されたNPN型の第3のトランジスタで、1
2は出力端子13と第3のトランジスタ11のベ
ースとの間に接続された定電圧ダイオードであ
る。14,15は電流制限抵抗である。
そこでこの回路に非安定の入力電圧が印加され
ると、抵抗7を介して第2のトランジスタ6が
ONとなり、これによつて第1のトランジスタ1
もONとなる。この第1のトランジスタ1のONに
より、コイル4を介して負荷3に電流を供給する
と共に、コンデンサ5に充電を行なう。出力端子
13の電圧即ちコンデンサ5の充電電位が定電圧
ダイオード12の降伏電圧より低い期間は、第1
のトランジスタ1はON状態を継続し負荷3に入
力電源より電流を供給し続けるが、コンデンサ5
の充電が進みコンデンサ5の電位が定電圧ダイオ
ード12の降伏電圧より高くなると、定電圧ダイ
オード12の導通で第3のトランジスタ11のベ
ースに電流が供給され第3のトランジスタ11の
ONで第2のトランジスタ6がOFFとなり、第1
のトランジスタ1もOFFされる。第1のトラン
ジスタ1のOFFで入力電源よりの電流供給は遮
断されるが、第1のトランジスタ1がONの期間
に流れていた電流によりコイル4には電磁エネル
ギーが蓄積されており、このエネルギーにより第
1のトランジスタ1のOFFと同時にコイル4に
は電流を続けて流そうとする起電力が発生し、こ
の起電力によりコイル4、負荷3、ダイオード8
の経路で電流が流れる。これによりダイオード8
のカソード側電位は急激に低下し、この電位の変
化が抵抗9、コンデンサ10により微分され第2
のトランジスタ6のベースに伝えられるので、第
2のトランジスタ6は一層OFFとなり、第1の
トランジスタ1を完全にOFF状態とする。第1
のトランジスタ1のOFF時間の経過と共に、コ
イル4の電磁エネルギーの消費により、コンデン
サ5の電荷は放電されるのみで、放電によるコン
デンサ5の電位即ち出力電圧が低下する。出力電
圧の低下に伴ない定電圧ダイオード12が不電通
となり、第2のトランジスタ6が再びONとなる
ことにより、第1のトランジスタ1が再びONと
なり、上述の入力電源印加時と同じ状態にもど
る。
以後同様にして出力電圧の変動に応じ第1のト
ランジスタ1がON、OFFを繰り返す発振状態と
なることにより、入力電源の電圧が変動したとし
ても、出力端子13には定電圧ダイオード12の
降伏電圧に略等しい安定した出力電圧が得られ
る。このようにして第1のトランジスタ1を制御
する発振は、コンデンサ10の充放電量及びその
時間、いいかえるとコイル4を流れる電流の時間
微分の大きさと、定電圧ダイオード12による電
圧帰環量に依存した発振を行なう。
以上の如く本考案は、負荷に直列に接続された
コイルと第1のトランジスタと、この第1のトラ
ンジスタのベース電流を制御する第2のトランジ
スタと、前記第1のトランジスタのOFFでコイ
ルに発生した起電力により第2のトランジスタの
ベース電流を制御し、第1のトランジスタを一層
OFFに引込み以後第1のトランジスタのON、
OFFで発振を起こさせる回路と、出力電圧が一
定値以上になつたら前記第2のトランジスタのベ
ース電位に干渉して前記第1のトランジスタの発
振の状態を変化させる帰環回路とを備えた電源回
路であるから、集積回路に頼らなくても簡単に構
成でき、電流と電圧の両方を監視しているので負
荷変動にも入力変動にも安定であつて、しかも効
率は従来同様に高い。さらに電圧のサンプルを出
力端子で行なつているので応答が高いのみなら
ず、第1のトランジスタと出力端子との間に各種
保護回路等を挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電源の回路図、第2図は本考案
の電源回路図である。 1……第1のトランジスタ、4……コイル、5
……コンデンサ、6……第2のトランジスタ、8
……ダイオード、10……コンデンサ、11……
第3のトランジスタ、12……定電圧ダイオー
ド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の入力電源と負荷との間に直列に接続され
    た第1のトランジスタ及びコイルと、第1のトラ
    ンジスタとコイルの接続点にカソード電極が接続
    されアノード電極が他方の入力電源に接続された
    ダイオードと、第1のトランジスタのベース電流
    を制御する第2のトランジスタと、前記ダイオー
    ドのカソード電極と第2のトランジスタのベース
    間に直列接続された抵抗及びコンデンサと、第2
    のトランジスタのベース、エミツタ間に接続され
    た第3のトランジスタと、第3のトランジスタの
    ベースと出力端子との間に接続された定電圧ダイ
    オードとを具備したことを特徴とする電源回路。
JP13978080U 1980-09-30 1980-09-30 Expired JPS6141434Y2 (ja)

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JP13978080U JPS6141434Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30

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JP13978080U JPS6141434Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5763495U JPS5763495U (ja) 1982-04-15
JPS6141434Y2 true JPS6141434Y2 (ja) 1986-11-25

Family

ID=29499715

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JP13978080U Expired JPS6141434Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30

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JPS5763495U (ja) 1982-04-15

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