JPS6141079B2 - - Google Patents

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JPS6141079B2
JPS6141079B2 JP5837385A JP5837385A JPS6141079B2 JP S6141079 B2 JPS6141079 B2 JP S6141079B2 JP 5837385 A JP5837385 A JP 5837385A JP 5837385 A JP5837385 A JP 5837385A JP S6141079 B2 JPS6141079 B2 JP S6141079B2
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Kenzo Masuda
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、半導体リードオンリメモリ(以下
ROMと称する)に関し、特に1本の出力線に対
し複数個の絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
(以下MISFET又は単にFETを称する)が直列接
続された、いわゆる縦型ROMに関する。
最近のROMにおいては、集積度の向上を図る
目的で上記縦型構成のROMが用いられている。
しかし、かかる縦型ROMは動作速度が遅いとい
う欠点を有する。その理由は1本の出力線に複数
個のFETが多段接続されることにより、インピ
ーダンス大となりプリチヤージ、デイスチヤージ
が遅くなるためである。
このため本願出願人は第1A図のような回路を
先に提案した(特願昭51−156493号)。すなわ
ち、第1A図に示すように、出力線を8本に分
け、これを4本(l1〜l4),(l1′〜l4′)毎に並列接
続するとともに、この並列接続されたものを上下
に配し、今迄1本の出力ラインに接続された
FETを8等分して上記8本の出力ラインに分割
接続する方法(これを縦分割と称する)が採られ
ている。なお、上記並列接続された出力ラインl1
〜l4,I1′〜l4′の出力側に両出力を2入力とする
NORゲート回路G0を設け、この出力点から出力
を取り出す。また、各ラインは、プリチヤージ用
クロツクパルスφBによつて駆動されるFETを介
して電源VDD(又はVGG)に接続されている。そ
して、各ラインの電源側にはカラムセレクトライ
ンが設けられており、接地側にはROMアドレス
ラインが設けられている。これらのラインと出力
ラインとは適宜FET(図中○印の部分)によつ
て接続されており、例えば、Aの○印は第1B図
に示すように、出力ラインl1は、そこに直列接続
されたFETM0と、このFETのゲートに接続され
るラインl6とによつて電気的に接続されるように
なつている。上記構成のROMにあつては、先ず
クロツクパルスφBを高レベルとすることによつ
て出力ラインl1〜l4,l1′〜l4′をプリチヤージし、
次に接地側に設けられたデイスチヤージ用FET
(図示せず)によつてデイスチヤージを行うとと
もに、アドレスラインに印加される信号によつて
適宜の行を選択し、また、セレクトラインの信号
によつて適宜の列を選択し、もつてゲート回路
G0より所望のROM出力を得ることができる。か
かる構成を用いれば、従来1本の出力ラインに極
めて多段のFETを接続しなければならなかつた
構成に比して、1本の出力ラインに接続される
FETの個数は1/8で済むからインピーダンスが小
さくなりスピードの向上が図れることになる。し
かし、上下各方向に同数のセレクトラインと、ア
ドレスラインを必要とするため総合的に容量が大
きくなり折角の高速化がこれにより阻害されてし
まうという欠点を有する。
上記欠点を除くため本願出願人は第2図に示す
ような回路を、本願発明に先だつて考えた。すな
わち、出力ラインを8本に分け、4本毎に並列接
続しl1〜l4,l1′〜l4′、さらにこれらを横方向に配
列み(横分割と称する)、これらに共通にセレク
トラインl5〜l10及びROMアドレスラインを配置
するものである。そして、各並列接続した出力ラ
インの信号を2入力とするNANDゲート回路を設
けそこからROM出力を得る。かかる構成のROM
の動作は上記縦分割の場合と同様である。そし
て、このような構成をとることによつて、配線容
量を減らすことができるから上記縦分割のものよ
りも一層高速化が図れるものとなる。
ところで、ROMの動作速度を向上させるため
には上述のようにインピーダンス及び容量を小と
することの外に、プリチヤージレベルを制限して
充放電時間を短かくすることによつて高速化を図
るという方法が考えられる。
第3図は上記の点に着目して本願出願人らが先
に提案したプリチヤージ制限回路の回路図である
(特願昭52−65777号)。同図に示すように、4本
の出力ラインを並列接続し、その共通接続点をプ
リチヤージ用クロツクパルスφBによつて駆動さ
れるプリチヤージ用FETM、を介して電源に接
続するものにおいて、上記共通接続点とプリチヤ
ージ用FETとの間にスイツチングFETM2を設
け、このスイツチングFETM2を、出力ラインの
プリチヤージレベルによつて駆動されるインバー
タG2によつて制御する。かかる構成の回路の動
作は次の通りである。プリチヤージ開始前はプリ
チヤージ用FETM1がオフ、出力ラインがグラン
ドレベル、インバータ出力が電源レベルのためス
イツチングFETM2がオンとなつている。次にク
ロツクパルスφBが電源レベルとなるとプリチヤ
ージを開始し、出力ラインのレベルが立上る。そ
して、出力ラインのプリチヤージレベルがインバ
ータG2の反転レベル以上になると、インバータ
が反転し、FETM2がオフとなる。その結果プリ
チヤージ動作を停止する。このため、出力ライン
はインバータのしきい値電圧以上には充電されな
い。その結果デイスチヤージも早くなり、高速化
が図れる。
そこで、本願発明者は、インピーダンスの減少
化、容量の減少化、及びプリチヤージ制限の三種
類の方法を適宜組み合せることにより高速化が図
れるのではないかと考えた。
本発明は上記着想の下になされたものであつて
その目的とするところは、縦型ROMの速度を更
に向上させることにある。
上記目的を達成するための本発明の一実施例
は、1本の出力線に対し複数個の絶縁ゲート型電
界効果トランジスタが直列接続された縦型レシオ
レス構成のリードオンリメモリにおいて、上記複
数個の絶縁ゲート型電界効果トランジスタを縦又
は横に配列された複数本の出力線に分割して配置
するとともに、各出力線のプリチヤージレベルを
制限する手段を設けることによつて動作速度を向
上せしめたことを特徴とするものである。
以下実施例にそつて図面を参照し本発明を具体
的に説明する。
第4図は本発明に係るROMの一実施例を示す
回路図である。同図に示すように、4本の出力ラ
インに適宜にFETがマトリクス状に配置された
メモリマトリクス群の複数個MR1〜MRoを行状に
配列し、各メモリマトリクス群の出力点はそれぞ
れプリチヤージ用FETQp1〜Qpoを介して電源V
DD(又はVGG)に接続し、電源VDDB端子間
にデコーダプリチヤークロツクφAが印加される
FETQpAと、上記メモリマトリクス群MR1〜MRo
の個数に対応する数の検出用FETQs1〜Qsoを直
列接続し、この検出用FETQs1〜Qsoのゲートに
は各メモリマトリクス群MR1〜MRoの出力点をそ
れぞれ接続する。そして、デコーダプリチヤージ
用FETQpAと検出用FETQs1の接続点の信号によ
つて制限されるインバータIN1を設けるととも
に、このインバータの出力と、プリチヤージクロ
ツクパルスφBの反転信号Bを2入力とする
NORゲート回路NR0を設け、このNORゲート回
路の出力によつて上記プリチヤージ用FETQp1
poを共通駆動する。なお、上記回路では、
FETは全てpチヤンネル型を使い、電源は負電
位とし、さらに、接地電位を高レベル(H)と
し、電源電位を低レベル(L)として説明する。
上記構成のROMの動作は次の通りである。以
下第5図に示すタイミングチヤートとともに説明
する。
先ず、デコーダプリチヤージクロツクφA
“H”から“L”に変るとインバータIN1の入力点
N2が“H”から“L”へと変化する。このた
め、インバータIN1の出力点N3が“L”から
“H”へと変化する(図中期間t1)。
次にデコーダプリチヤージクロツクφAが元に
戻つても各点は変化せず上記期間t1の状態を保持
する(期間t2)。
プリチヤージ用クロツクの反転信号B
“L”から“H”に変わると、NORゲート回路
NR0の出力点N4も“H”から“L”に変るため
ROMのプリチヤージ用FETQp1〜Qpoがオンと
なり、各出力ラインのプリチヤージが開始され、
例えばメモリマトリクス群MR1〜MRoの出力点
N01〜N0oが“L”レベルへとプリチヤージされ
る(期間t3)。
この各出力点のプリチヤージレベルが、そこに
接続される検出用FETQS1〜QSoのしきい値電圧
(Vth)を越えると、この検出用FETがオンとな
り、インバータIN1の入力点N2が“L”から
“H”へと変化し、インバータの出力点N3
“H”から“L”に変化する(期間t4)。
そして、上記インバータの出力点N3が“L”
となるためNORゲート回路NR0の出力点N4
“H”レベルになりプリチヤージ用FETQp1〜Qp
がオフとなることによりROMのプリチヤージが
停止され、デイスチヤージを開始する。このと
き、出力点N01〜N0oはVth+α(αはFETの動
作のために消費される電圧であつて僅少な値を有
する)迄しかチヤージされていないため、上記デ
イスチヤージは+α分だけの時間で良くROMの
高速化が図れるものとなることは言うまでもない
(期間t5)。
以上にように、本発明の一実施例を示す上記
ROMは、出力ラインをメモリマトリクス群MR1
〜MRoの如く横方向に分割することによつてイン
ピーダンスの減少化及び、容量の減少化を図つて
スピードの向上を図ると共に、プリチヤージレベ
ルを制限することによつて充放電時間を短かくし
て一層動作の高速化を図ることができるものとな
る。また、ROMの出力が縦分割又は横分割等に
より多数に分割されていても単に検出用FETの
数を増やすだけで良いこと、及び、上記検出用
FETが直列接続された検出回路はレシオレス構
成となつていることより検出用FETの個数が増
えてもそのFETの面積を大きくする必要がない
こと等によりチツプ面積はそれ程増加することは
なく、集積度を阻害するおそれはない。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく
種々の変形を用いることができる。
例えば、上記実施例では出力ラインを横分割す
るとともにプリチヤージ制限回路を設けた場合を
示したが、出力ラインを縦分割するとともに横分
割したものを組み合せて構成し、それに、上記実
施例で説明したプリチヤージ制限回路を付加すれ
ば、より大きな効果が得られる。
すなわち、第6A図は、出力ラインを縦分割と
積分割にしたものを組み合せたROMの構成を示
すものであり、第6B図は、それに付加するプリ
チヤージ制限回路の構成を示すものであり、両者
を接続することによつて上記目的が達成できる。
以下同図とともに説明する。
第6A図は、FETが直列接続された出力ライ
ンを16本有し、それを4本毎に並列接続すること
によつて第1〜第4のメモリマトリクス群MR1
MR4を構成し、メモリマトリクス群MR1とMR3
び、MR2とMR4を上下に対応させて配置するとと
もに、メモリマトリクス群MR1とMR2を横に配列
し、MR3とMR4を横に配列する。そして、メモリ
マトリクス群MR1とMR2の出力点はクロツクパル
スφBが印加されるプリチヤージ用FETQp1,Qp
を介してそれぞれ電源VDDに接続し、メモリマ
トリクス群MR3とMR4の出力点も、クロツクパル
スφBが印加されるプリチヤージ用FETQp3,Qp
を介してそれぞれ電源に印加する。また、メモ
リマトリクス群MR1とMR2の出力12はAND
ゲート回路AN1に印加し、メモリマトリクス群
MR3とMR4の出力34はAND回路AN2に印加
する。さらに、上記2つのAND回路AN1とAN2
出力をNORゲート回路NR1に印加し、このNOR
ゲート回路NR1からROM出力を取り出すものと
する。さらに、メモリマトリクス群MR1とMR2
びMR3とMR4には共通にアドレスラインが走つて
いる。なお、各メモリマトリクス群の出力側には
セレクトラインが配されており、接地側にはアド
レスラインが配されている。また、図中1,1′
はアドレス選択用デコーダであり、縦方向に配さ
れたデコーダラインの信号によつて所定にアドレ
スラインを選択するものである。さらに、2つの
デコーダの中間に設けられたインバータIN2は両
デコーダを切替るための切替手段である。上記カ
ラムセレクトは、8本のROMデータラインのう
ちの1本を選択する機能を有し、アドレスデコー
ダは縦に2分割されたアドレスラインのうちの一
本を選択する機能を有するものであり、選択され
たアドレスラインは接地(GND)レベルとな
る。
上記構成のROMの概略動作を説明する。以下
の動作説明では便宜上アドレスデコーダにより、
上段のラインAD1が選ばれ、カラムセレクトによ
り側端のラインD1,D2が選択された場合を例と
して説明する。
先ず、出力24を得る出力ラインl02,l04
接続されているデータラインは、カラムセレクト
が非選択であるためその出力は全て“1”(“L”
レベル)となる。出力3のラインl03に接続され
ているデータラインは一本選択されているが、ア
ドレスラインが全て“L”レベルとなつているた
め出力ラインl03に貯わえられた電荷はデイスチ
ヤージしてしまい出力3は“O”(“H”レベ
ル)となる。出力1については、通常の縦型
ROMと同様にROMBitが“1”(エンハンスメン
ト型FET)であれば、その出力1は“1”
(“L”レベル)になり、ROMBitが“O”(デイ
プレツシヨン型FET)であれば、出力1
“O”(“H”レベル)となる。このように、出力
3が“O”、O4が“1”となつていることにより
ANDゲート回路AN2の出力は“O”となつてお
り、NORゲート回路NR1の出力は他方のANDゲ
ート回路AN1の出力状態によりり決定される。そ
して、出力2が“1”となつているからANDゲ
ート回路AN1の出力は、他方の出力1の状態によ
り決定されることになる。故に、NORゲート回
路NR1Bitが“0”の時は“1”となり、分割し
ない時のROMの出力を反転した場合と等しいも
のとなる。
かかる構成のROMに第6B図に示すようなプ
リチヤージ制限回路を設ければよい。すなわち、
第6B図は、デコーダプリチヤージ用FETQpA
と、検出用FETQs1〜Qs4が直列接続された回路
と、インバータIN1と、、このインバータの出力と
プリチヤージ用クロツクの反転信号Bとを2入
力とするNORゲート回路NR0からなるものであ
り、第4図に示したプリチヤージ制限回路の部分
と同様である。この回路を図中1点鎖線で示す第
6A図の回路部分2の適宜個所に接続すれば良
い。すなわち、出力ラインl01を検出用FETQs1
ゲートに、出力ラインl02を検出用FETQs2のゲー
トに、出力ラインl03を検出用FETQs3のゲート
に、そして出力ラインl04を検出用FETQs4のゲー
トにそれぞれ接続するとともに、プリチヤージ用
FETQp1〜Qp4には上記NORゲート回路NR0の出
力φBを共通に印加するものとする。
以上のような、第6A図と第6B図の組合せ回
路によれば、更にスピードが向上することは言う
までもない。
第7図乃至第12図は上記プリチヤージ制限回
路の変形例を示す回路図である。
第7A図は、クロツクパルスφAが印加される
FETQpAと検出用FETQs1〜Qso及び、デイスチ
ヤージ用FETQDを電源端子と接地端子間に直列
接続し、この検出用FETQs1〜Qsoのゲートには
メモリマトリクス群MR1〜MRoの出力を印加し、
上記メモリマトリクス群MR1〜MRoの他方の出力
点は、それぞれ2つのFET(プリチヤージ用
FETとスイツチングFET)、(Qp1,QR1),(Qp
,QR2)、……(Qpo,QRo)を介して電源に接
続し、上記プリチヤージ用FETQp1〜Qpo及びデ
バイスチヤージ用FETQDには共通にクロツクパ
ルスφBを印加する。そして、FETQpAと検出用
FETQs1の接続点の信号を入力するバツフア回路
GBを設け、そのバツフア回路の出力によつて上
記スイツチングFETQR1〜QRoを制御する。
第7B図は、上記クロツクパルスφAとφBの関
係を示すタイミングチヤートである。すなわち、
上記回路は、先ず、デコーダプリチヤージクロツ
クφAが“L”レベルになることによつてスイツ
チングFETQR1〜QRoがオンとなり(期間t1)、次
にROMプリチヤージクロツクφBが“L”となる
ことによつて、プリチヤージ用FETQp1〜Qpo
オンとなりプリチヤージを開始する(期間t2)。
そして、各メモリマトリクス群の出力が検出用
FETのしきい値電圧を越えると、検出用FETQs1
〜Qsoがオンとなり、スイツチングFETQR1〜Q
Roをオフとすることによつてプリチヤージ動作を
停止させるものである。すなわち、この回路は、
上記第4図の回路と異なり、プリチヤージクロツ
クφBを使用した場合の一例である。
第8図は、レシオタイプの検出回路を用いたプ
リチヤージ制限回路の一例を示すものである。す
なわち、電源端子と接地端子間に、ゲート・ソー
ス間を短絡接続したデイプレツシヨン型FETQRA
と、エンハンスメント型検出用FETQs1〜Qs
直列接続することによつて検出回路を構成し、上
記検出用FETQs1〜Qsoのゲートにメモリマトリ
クス群MR1〜MRoの出力点を接続するとともに、
上記メモリマトリクス群MR1〜MRoの他方の出力
点は、それぞれ2つのFET(プリチヤージ用
FETと、スイツチングFET),(Qp1,QR1)(Q
p2,QR2)……(Qpo,QRo)を介して電源に接
続し、上記プリチヤージ用FETQp1〜Qpoにはク
ロツクパルスφBを共通に印加するとともに、上
記スイツチングFETQR1〜QRoのゲートは上記デ
イスプレツシヨン型FETQRAのゲートに共通に接
続する。このような構成によると、プリチヤージ
を開始して出力がしきい値電圧Vthを越えるとス
イツチングFETQR1〜QRoがオフとなりプリチヤ
ージ動作を停止する。かかる回路によれば、回路
構成が簡単であるという利点を有する。
第9A図は上記プリチヤージ制限回路の他の実
施例を示すものであり、ROM出力電圧をチヤー
ジシエアにより強制的に、入力インバータIN3
th迄下げる方法を用いたものである。すなわ
ち、同図に示すようにメモリマトリクス群MRの
一方の出力端はプリチヤージ用FETQpを介して
電源VDDに接続し、他方の出力端はFETQAを介
して次段回路の入力インバータIN3に接続する。
そして、上記FETQAの両端と接地端子間にはそ
れぞれコンデンサC1,C2を設ける。さらに、コ
ンデンサC2には並列にFETQDを設ける。上記
FETQp,QDはプリチヤージ用クロツクφBによ
つて共通駆動し、FETQAは読み込みクロツクφC
によつて駆動する。この2つのクロツクφBとφC
は第9B図のようなタイミング関係に設定する。
上記構成の回路によると、プリチヤージクロツ
クφBが“H”から“L”に変化するとROM出力
(コンデンサC1の端子)が“L”レベルにプリチ
ヤージされ、読み込み容量C2はデイスチヤージ
され“H”レベルになる。次に読み込みクロツク
φCが“H”から“L”に変化するとFETQAがオ
ンとなる。このため、容量C1とC2との間でチヤ
ージシエアが生じ、メモリマトリクス群MRの出
力点の電圧は容量分割された低い値となる。すな
わち、FETQpを介して容量C1に充電された電圧
がインバータIN3のVth以下になる迄デイスチヤ
ージされる必要はなく、上記容量分割された電圧
がVth以下になる迄デイスチヤージするだけで良
いから、プリチヤージレベルを制限することがで
きるとともにデイスチヤージが早くなる。すなわ
ち容量分割を利用してメモリマトリクス群MRに
プリチヤージされる電圧が制限される。
第10図は、上記プリチヤージ制限回路のさら
に他の構成を示すものである。同図に示すよう
に、クロツクパルスφBが印加されるプリチヤー
ジ用FETQPに、ゲートが接地されたデイプレツ
シヨン型FETQDを直列接続する。このようにす
れば、出力ラインはVthD(FHTQDのしきい値電
圧)迄しかプリチヤージされない。このように、
プリチヤージ制限は、電圧制限手段を設けてVth
を多少越える程度の電圧にROMをプリチヤージ
してもよいし、又、プリチヤージFETQpの一方
の電極に接続される電源ラインの電圧を外部回路
により下げるようにしてもよい。
ところで、上述のように、プリチヤージを短時
間で終了したり、あるいはプリチヤージレベルを
低くすると、第11図に示すような欠点を有す
る。すなわち、容量C0の端子間電圧がVth以上に
プリチヤージされていたとしても、CL1,CL2
CL3……CLo-1,CLoが充分にプリチヤージされ
ていないため、プリチヤージ用FETQpがオフし
た後、容量C0の電荷がCL1,CL2……CLoに移動
し出力点の電圧が下るという欠点を有する。
かかる欠点を除去するために第12図のような
回路構成を用いればよい。すなわち、メモリマト
リクス群MRの一方の出力端は、デイプレツシヨ
ン型FETQD2及びプリチヤージ用FETQp2を介し
て電源VDDに接続し、上記メモリマトリクス群
MRの他方の出力端はFETQTを介して次段回路
のインバータIN3に接続し、このFETQTの両端と
接地端子間にはそれぞれ容量C1,C2を設け、容
量C2の接続点と電源VDD間にはプリチヤージ用
FETQp1を設け、さらに上記EFTQTのゲートと
電源VDD間にはデイプレッシヨン型FETQD1を設
ける。そして、上記プリチヤージ用FETQp1,Q
p2にはクロツクパルスφBを共通に印加し、デイ
プレツシヨン型FETQD1、QD2のゲートは共通に
接地する。
かかる構成の回路によれば容量C2がVDDレベ
ル、容量C1とFETQTのゲートNTがVthD迄チヤ
ージされる。容量C1がプリチヤージ終了後、メ
モリマトリクス群MRの出力端にプリチヤージさ
れた電圧が多少下がつても、そのレベルがVthD
ーVth以下にならない限りFETQTがオンとなら
ないので容量C2のレベルはVDDのままとする。
すなわち、前述のようにプリチヤージ用FETQp2
がオフとなつて電荷が移動しても出力電圧は下ら
ない。
すなわち、インバータ回路IN3の入力端に印加
される電圧、言い換えるならば容量C2に保持さ
れている電圧は、容量C1に蓄えられている電荷
が多少メモリマトリクス群の方へ移動しても、変
化せず、VDDレベルに保持される。なお、上記イ
ンバータ回路IN3の入力端に印加される電圧は、
選択されたメモリセルの情報に従つて、VDDレベ
ルあるいは接地電位となる。
本発明は縦型レシオレスROMを使用してい
る。MOSICに広く利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は縦分割のROM構成法を示す回路
図、第1B図はその部分拡大図、第2図は横分割
のROM構成法を示す回路図、第3図はプリチヤ
ージ制限回路の一例を示す回路図、第4図は横分
割とプリチヤージ制限回路とを組合せたROMの
構成法を示す回路図、第5図はその動作説明のた
めのタイミングチヤート、第6A図は縦分割と横
分割を組合せたROM構成法の一例を示す回路
図、第6B図はそれにプリチヤージ制限回路を組
合せる場合の接続状態を示す回路図、第7A図、
第8図、第9A図、第10図はそれぞれプリチヤ
ージ制限回路の他例を示す回路図、第7B図、第
9B図はクロツクパルスのタイミングチヤート、
第11図は欠点を説明するための回路図、第12
図はその欠点を改良した回路図である。 M0,M1,M2,QpA,Qs1〜Qso,Qp1〜Qpo
R1〜QRo,QA〜QD……FET、C0〜C2……容
量、G0,G1,NR0,NR1,AN1,AN2……ゲート
回路、IN1〜IN3…インバータ、GB……バツフア
回路、1,1′…デコーダ、2……メモリマトリ
クス、MR,MR1〜MRo……メモリマトリクス
群。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 出力線と基準電位線との間に互いに並列接続
    され、かつ、それぞれが互いに直列接続された複
    数のMISFETから成る複数の直列回路をそれぞ
    れ有する第1、第2のメモリマトリクス群と、少
    なくとも、上記第1、第2のメモリマトリクス群
    のそれぞれの出力信号を受ける論理回路とを含む
    半導体リードオンリメモリであつて、電源を接続
    するための電源線と上記第1、第2のメモリマト
    リクス群のそれぞれの出力線との間に結合され、
    上記電源線から上記第1、第2のメモリセル群の
    それぞれの出力線をプリチヤージするためのプリ
    チヤージ期間を制御するためのプリチヤージ手段
    と、上記第1、第2のメモリマトリクス群のそれ
    ぞれの出力線に結合され、かつ、出力線と上記基
    準電位線間のそれぞれのプリチヤージ電圧が、上
    記電源線と上記基準電位線間に供給される電源電
    圧よりも絶対値的に低くなるように制限するプリ
    チヤージ制限手段とを含むことを特徴とする半導
    体リードオンリメモリ。 2 出力線と基準電位線との間に互いに並列的に
    結合され、かつそれぞれが直列接続された複数の
    MISFETから成る複数の直列回路を含む半導体
    リードオンリメモリであつて、電源が接続される
    電源線と上記出力端子との間に結合され、上記電
    源線から上記出力線をプリチヤージするプリチヤ
    ージ期間を制御するプリチヤージ手段と、上記直
    列回路の出力線側の端子に結合され、上記直列回
    路の出力線側の端子と上記基準電位線間にプリチ
    ヤージされる電圧を、上記出力線と上記基準電位
    線間のプリチヤージ電圧よりも絶対値的に低く制
    限する電圧制限手段と、上記出力線と上記直列回
    路の出力線側の端子との間に結合され、上記複数
    の直列回路から選択された直列回路の出力線側の
    端子における電位変化を上記出力線に伝える伝達
    手段とを含むことを特徴とする半導体リードオン
    リメモリ。
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