JPS6140561Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6140561Y2 JPS6140561Y2 JP1302281U JP1302281U JPS6140561Y2 JP S6140561 Y2 JPS6140561 Y2 JP S6140561Y2 JP 1302281 U JP1302281 U JP 1302281U JP 1302281 U JP1302281 U JP 1302281U JP S6140561 Y2 JPS6140561 Y2 JP S6140561Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center cap
- mounting device
- bent
- elastic
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はホイールデイスクの中央部を被覆する
センターキヤツプの取付装置に関するものであ
る。
センターキヤツプの取付装置に関するものであ
る。
従来自動車等の車輪のホイールデイスクには主
として装飾用として中央部のみ被覆するセンター
キヤツプが取り付けられているが、これらの取付
はデイスク側に取付金具が溶接やネジ止めによつ
てあらかじめ固定されたものが多く、これらはデ
イスクそのものが重くなり、ひいては燃費を悪く
し、かつ又外観を良くする目的に取り付けられる
センターキヤツプにもかかわらずデイスクへの取
付金具にコストがかかつているものが多かつた。
本考案はこういつた傾向に鑑み、センターキヤツ
プの取付金具の嵌合体を簡素化してコストならび
に軽量化を図り、かつ又センターキヤツプの脱着
性並びに、回転時の離脱性をも向上させたセンタ
ーキヤツプの取付装置を提供するものである。
として装飾用として中央部のみ被覆するセンター
キヤツプが取り付けられているが、これらの取付
はデイスク側に取付金具が溶接やネジ止めによつ
てあらかじめ固定されたものが多く、これらはデ
イスクそのものが重くなり、ひいては燃費を悪く
し、かつ又外観を良くする目的に取り付けられる
センターキヤツプにもかかわらずデイスクへの取
付金具にコストがかかつているものが多かつた。
本考案はこういつた傾向に鑑み、センターキヤツ
プの取付金具の嵌合体を簡素化してコストならび
に軽量化を図り、かつ又センターキヤツプの脱着
性並びに、回転時の離脱性をも向上させたセンタ
ーキヤツプの取付装置を提供するものである。
以下図面に基づいて本考案の一実施例について
説明する。
説明する。
第１図は従来のセンターキヤツプの取付装置の
断面図を示したもので、中央開口縁をホイール
デイスクの中央フランジ内側に位置決めし、外
周部にスプーン状の掛止部を直角に上部に立て
て成る、いわゆる中央部に穴があいたカツプ状の
取付装置をホイールデイスクの平坦部にスポ
ツト溶接又はネジ止め等によつて固定させたもの
で、該取付装置の掛止部に中央部がキヤツプ状
に突出し外周部に装飾鍔を備えたセンターキヤツ
プの外周下端部に設けられたスプーン状の係止
を嵌合したものであつた。従つて取付装置そ
のものが大きく高コストとなり、かつ重量も重い
ものであつた。その為、取付装置に重量軽減用
の穴を明けたり又板厚を薄くしたりして軽量化を
図つているが、性能特にセンターキヤツプの脱着
性並びに回転時の離脱性が強度不足により低下す
るということで両者を同時に満足させることが困
難であつた。
断面図を示したもので、中央開口縁をホイール
デイスクの中央フランジ内側に位置決めし、外
周部にスプーン状の掛止部を直角に上部に立て
て成る、いわゆる中央部に穴があいたカツプ状の
取付装置をホイールデイスクの平坦部にスポ
ツト溶接又はネジ止め等によつて固定させたもの
で、該取付装置の掛止部に中央部がキヤツプ状
に突出し外周部に装飾鍔を備えたセンターキヤツ
プの外周下端部に設けられたスプーン状の係止
を嵌合したものであつた。従つて取付装置そ
のものが大きく高コストとなり、かつ重量も重い
ものであつた。その為、取付装置に重量軽減用
の穴を明けたり又板厚を薄くしたりして軽量化を
図つているが、性能特にセンターキヤツプの脱着
性並びに回転時の離脱性が強度不足により低下す
るということで両者を同時に満足させることが困
難であつた。
本考案はこれを解決するためになされたもの
で、第２図に本考案のセンターキヤツプの取付装
置のデイスクの取付断面図を示すようにホイール
デイスクの補強用ビード部の斜面に近い適当
な位置に角穴を数箇所設け、該角穴に下端部
をつりばり状に折り曲げた係合部と、背面両サ
イドに下端より上部へ大きくなるようにテーパに
した弾性側板と、上部係合部と弾性的に挾着
できるように成形した弾性ビード部から成る嵌
合体をもつた取付装置を弾性的に挿入して完全固
定したものである。又、取付装置上端部にはセン
ターキヤツプの係止と挾着できるようにＳ字
状にした掛止を設けたフツク状の折り曲げ部
を形成し、さらにホイールデイスクビード部の斜
面に沿うように折り曲げた立上り部を形成し
て挾着体となし、下部の嵌合体と接続したもので
ある。このようにして成る取付装置は下端部の嵌
合体をデイスクへ完全固定し、デイスク回転時の
振動及び衝撃等を充分吸収できる弾性的嵌合体で
あり、上端部のフツク状の挾着体でセンターキヤ
ツプを弾性的に支え脱着性、離脱性を充分満足
したものである。
で、第２図に本考案のセンターキヤツプの取付装
置のデイスクの取付断面図を示すようにホイール
デイスクの補強用ビード部の斜面に近い適当
な位置に角穴を数箇所設け、該角穴に下端部
をつりばり状に折り曲げた係合部と、背面両サ
イドに下端より上部へ大きくなるようにテーパに
した弾性側板と、上部係合部と弾性的に挾着
できるように成形した弾性ビード部から成る嵌
合体をもつた取付装置を弾性的に挿入して完全固
定したものである。又、取付装置上端部にはセン
ターキヤツプの係止と挾着できるようにＳ字
状にした掛止を設けたフツク状の折り曲げ部
を形成し、さらにホイールデイスクビード部の斜
面に沿うように折り曲げた立上り部を形成し
て挾着体となし、下部の嵌合体と接続したもので
ある。このようにして成る取付装置は下端部の嵌
合体をデイスクへ完全固定し、デイスク回転時の
振動及び衝撃等を充分吸収できる弾性的嵌合体で
あり、上端部のフツク状の挾着体でセンターキヤ
ツプを弾性的に支え脱着性、離脱性を充分満足
したものである。
なお、取付装置のデイスクへの挿入は角穴に
係合部をのぞませ嵌合体の弾性ビード部を油
圧プレスやハンマー等によつて挿え込んではめる
ものである。
係合部をのぞませ嵌合体の弾性ビード部を油
圧プレスやハンマー等によつて挿え込んではめる
ものである。
第３図は本考案の取付装置の斜視図を示したも
のであり、嵌合体の弾性側板を両サイドに突出
させ、つりばり状に折り曲げた係合部がはずれ
ないようデイスク角穴へ挿し拡げるように成形
されている。
のであり、嵌合体の弾性側板を両サイドに突出
させ、つりばり状に折り曲げた係合部がはずれ
ないようデイスク角穴へ挿し拡げるように成形
されている。
第４図、第５図は他の実施例を示した取付装置
の断面図及び斜視図であり、つばり状に折り曲げ
た係合部の代りに切り曲げした係合部にした
もので、設計的及びプレス成形工程の都合により
使いわけされるものである。
の断面図及び斜視図であり、つばり状に折り曲げ
た係合部の代りに切り曲げした係合部にした
もので、設計的及びプレス成形工程の都合により
使いわけされるものである。
以上の如く本考案は数個の薄板状により成形さ
れた弾性的取付装置を用いるので、従来のような
カツプ状の取付装置より省資源化が可能で大巾に
重量軽減ができ、かつ低コストにできる。又薄板
状のバネ鋼、バネステンレス鋼等によつて製作さ
れるため、センターキヤツプの脱着性及び回転時
の衝撃力等を充分吸収できる。さらに取付装置の
デイスクへの組立も挿入によつて完全に固定でき
るもので、自動車産業が発展している現在、特に
産業利用性の大きいものである。
れた弾性的取付装置を用いるので、従来のような
カツプ状の取付装置より省資源化が可能で大巾に
重量軽減ができ、かつ低コストにできる。又薄板
状のバネ鋼、バネステンレス鋼等によつて製作さ
れるため、センターキヤツプの脱着性及び回転時
の衝撃力等を充分吸収できる。さらに取付装置の
デイスクへの組立も挿入によつて完全に固定でき
るもので、自動車産業が発展している現在、特に
産業利用性の大きいものである。
第１図は従来のセンターキヤツプの取付装置の
断面図、第２図は本考案のセンターキヤツプの取
付装置の断面図、第３図は本考案の斜視図、第４
図は他の実施例の取付装置断面図、第５図はその
斜視図。 ……ホイールデイスク、……取付装置、
……センターキヤツプ、……係止、……掛
止、……折り曲げ部、……立上り部、……
係合部、……弾性ビード部、……弾性側板、
……角穴、……補強用ビード部、……切り
曲げした係合部、……中央開口縁、……掛止
部。
断面図、第２図は本考案のセンターキヤツプの取
付装置の断面図、第３図は本考案の斜視図、第４
図は他の実施例の取付装置断面図、第５図はその
斜視図。 ……ホイールデイスク、……取付装置、
……センターキヤツプ、……係止、……掛
止、……折り曲げ部、……立上り部、……
係合部、……弾性ビード部、……弾性側板、
……角穴、……補強用ビード部、……切り
曲げした係合部、……中央開口縁、……掛止
部。
Claims (1)
- 車両用ホイールデイスクの適当な位置に弾性金
属からなる帯状の取付用爪を数箇所設け、該取付
用爪にセンターキヤツプを固定する取付構造にお
いて、センターキヤツプの係止と挾着できる
ようにＳ字状にした掛止部を設けたフツク状の
折り曲げ部を形成し、ホイールデイスクのビー
ド部の斜面に沿うように折り曲げた立上り部
を形成した挾着体と、ホイールデイスク角穴に
下端部をつりばり状に折り曲げた係合部と、背
面両サイドに下端より上部へ大きくなるようにテ
ーパした弾性側板と、該係合部と弾性的に挾
着できるように成形した弾性ビード部から成る
嵌合体を有したセンターキヤツプの取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1302281U JPS6140561Y2 (ja) | 1981-01-30 | 1981-01-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1302281U JPS6140561Y2 (ja) | 1981-01-30 | 1981-01-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57125603U JPS57125603U (ja) | 1982-08-05 |
| JPS6140561Y2 true JPS6140561Y2 (ja) | 1986-11-19 |
Family
ID=29811116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1302281U Expired JPS6140561Y2 (ja) | 1981-01-30 | 1981-01-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6140561Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-01-30 JP JP1302281U patent/JPS6140561Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57125603U (ja) | 1982-08-05 |
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