JPS6140366B2 - - Google Patents

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JPS6140366B2
JPS6140366B2 JP57099458A JP9945882A JPS6140366B2 JP S6140366 B2 JPS6140366 B2 JP S6140366B2 JP 57099458 A JP57099458 A JP 57099458A JP 9945882 A JP9945882 A JP 9945882A JP S6140366 B2 JPS6140366 B2 JP S6140366B2
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JP
Japan
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casing
core
sleeve core
compressed
flange
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JP57099458A
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JPS57208940A (en
Inventor
Heraa Betsukuman Jon
Harorudo Mahoonii Jooji
Rii Sheridan Aasaa
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Union Carbide Corp
Original Assignee
Union Carbide Corp
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Publication date
Application filed by Union Carbide Corp filed Critical Union Carbide Corp
Publication of JPS57208940A publication Critical patent/JPS57208940A/ja
Publication of JPS6140366B2 publication Critical patent/JPS6140366B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C11/00Sausage making ; Apparatus for handling or conveying sausage products during manufacture
    • A22C11/02Sausage filling or stuffing machines
    • A22C11/0245Controlling devices
    • A22C11/0254Sizing means

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、セルロース質食品ケーシングに関す
るものであり、特に剛性の中空チユーブ状芯体即
ち引張スリーブの周りに密なひだ折り状態に圧縮
して装着された、圧縮効率の高い、調湿されたひ
だ付きセルロース質食品ケーシングに関する。こ
の引張スリーブ芯体付きひだ付きケーシングステ
イツク物品は、従来のものより相当に増大された
詰込み長、構造的安定性および強度を有する。ケ
ーシングを担持する引張スリーブ芯体(以下、単
に「引張スリーブ」または「芯体」とも称する)
には、填充ホーンのスラツカー(弛緩)機構に連
結するようになされたフランジ付き端部分と、填
充操作中ケーシングの引止め制御を容易にするた
めのサイジング部材(通常は、サイジングデイス
ク)を設ける。本発明は、ケーシングのクリツプ
止め操作を行うためにケーシングを弛緩させる工
程が必要とされる、いわゆるチヤブサイズまたは
それ以上の大型寸法のソーセージ製品の製造に使
用するのに特に有利である。本発明のケーシング
には、塩化物系塩特に塩化ナトリウムなどで防黴
処理を施すことができる。 ソーセージ、チーズロール、七面鳥ロール等の
ような多種類の肉その他の食品物品を加工処理す
るのに世界中で使用されている加工食品ケーシン
グは、普通、再生セルロースおよび他のセルロー
ス質材料から作製される。ケーシングは、調製す
べき様々な種類の食品に適合するように幾つかの
異つた型式及び寸法を有し、そして補強形態で或
いは非補強形態で提供されている。一般に「繊維
入りケーシング」と呼ばれる前者の補強形態のケ
ーシングには、ケーシング壁中に繊維質の支持ウ
エブが埋入されている。 多くの加工食品、特に肉食品の一般的特徴は、
「エマルジヨン」と呼ばれる食用に適する各種成
分の混合物が圧力下でケーシング内へ填充され、
食品の加工処理はそのケーシング詰め後に実施さ
れることである。食品は、ケーシングに詰めたま
ま保管され、輪送されることもあるが、多くの場
合、特にフランクフルトソーセージのような小さ
なソーセージ製品の場合、ケーシングは加工処理
の完了後食品から剥取られる。 「小寸食品ケーシング」という表示は、一般
に、フランクフルトソーセージのような小寸のソ
ーセージ物品の調製に使用されるケーシングを指
す。その名が示す通り、この型式の食品ケーシン
グは填充直径が小さく、一般に約15〜40mmの範囲
内の膨脹(満)径を有し、通常は非常に長尺の薄
肉チユーブとして供給される。これらのケーシン
グは、20〜50m、あるいはもつと長い長さとされ
るが、取扱いを便利にするために、ひだ付けさ
れ、圧縮されて、「ひだ付きケーシングステイツ
ク」と一般に呼ばれる約20〜60cm長のひだ折り圧
縮形態のものとされる。ひだ付け機及びその製品
は、例えば米国特許第2983949号及び第2984574号
に示されている。 サラミやボローニヤソーセージ、肉ローブス、
調理されくん製にしたハムバツト等のような一般
に大きな食品の調製に使用されるケーシング、即
ち「大寸食品ケーシング」は、約50〜200mmの、
あるいは更に大きな填充直径寸法で製造される。
一般に、このようなケーシーグは、「小寸ケーシ
ング」の肉厚より約3倍厚い肉厚を有し、ケーシ
ング壁中に繊維質ウエブ補強材を埋入されている
が、そのような補強媒体を施されてないケーシン
グもある。長年の間、大寸のチユーブ状ケーシン
グは、約0.6〜2.2mの所定長さに切断されて扁平
な状態で食品加工業者に供給されてきた。しか
し、最近になつて、繊維補強および非補強型式の
いずれにおいても大寸ケーシングは、最高約65m
もの長さのケーシングを折込んだひだ付きステイ
ツクの形態で供給されるようになり、現在もその
形態で供給されている。 「チヤブサイズ食品ケーシング」は、約38mmか
ら約99mmまでの填充直径を有する一定範囲の中間
寸法のケーシングであり、上述した小寸ケーシン
グの部類に入るものも、大寸ケーシングの部類に
入るものもあるが、主として大寸法ケーシングの
部類に入る。従つて、本発明の主たる対象物であ
るチヤブサイズ食品ケーシングは、一般的には大
寸食品ケーシングの部類に入るということができ
る。 セルロース質ケーシングの作製と使用に当つて
は、ケーシングの水分含量の管理が重要である。 小寸のセルロースケーシングを製造する場合
は、填充作業をケーシングを損傷することなく実
施しうるようにするためには、ケーシングがその
総重量の約14〜18%の範囲での含水量を持つよう
にすることが一般に必要である。この比較的狭い
含水量範囲は、これより低い含水量においては填
充作業中ケーシングの過度の破損が起り、他方こ
れより大きい含水量ではケーシング材料の過度の
塑性とその結果としての過剰填充がもたらされる
という点から規定される。 上述したような大寸ケーシングは、ひだ付けさ
れ圧縮された上予備調湿された状態で入手される
ので、填充作業の直前にケーシングを浸軟化する
というこれまで長年にわたり使用された面倒な工
程がもはや不要になるに至るまでに改善された。
繊維補強型の大寸ケーシングの含水量は、それら
がひだ付けされ予備調湿された状態で供給される
時点では、通常、総ケーシング重量の約16〜35%
水分の範囲にあることが確認されている。 先に挙げた特許その他による上述のケーシング
ひだ付け技法は、一般的には、一定の長さの扁平
化されたケーシング供給材料を例えばリールから
ひだ付け機に連続的に給送し、ひだ付け機におい
て通常は空気などの低圧ガスでケーシングを膨ま
せ、膨脹したケーシングをひだ付けロールの配列
体に通し、ひだ付けロールによりケーシングを所
定のひだ付き長が得られるまでひだ付けマンドレ
ル上の拘束体に押しつけてひだ付けすることから
成るものであるということができる。例えば米国
特許第3766603号に記載されているような浮遊マ
ンドレル型式のひだ付け機を使用した場合は、ひ
だ付けされたケーシングは、ひだ付けを行つた拘
束体から離れて延長マンドレル部分上に直接的に
移行され、ここでケーシングは所望のステイツク
長に圧縮される。あるいは、例えば米国特許第
2583654号に記載されているような引抜きマンド
レル型ひだ付け機を使用した場合は、ひだ付け用
マンドレルが、ひだ付けされたケーシングを担持
したままで別の位置へ回動され、そこでひだ付き
ケーシングを所望のステイツク長に圧縮する。 通常の圧縮では、例えば元のケーシング長の約
1%から約1.2ないし1.3%までのステイツク長と
される。 米国特許第2001461号には、396インチ(1006
cm)の元のケーシング長を約4インチ(10cm)以
下のステイツク形態の長さに減縮させる態様が記
載されている。同特許は更に、ステイツク長対元
のケーシング長の比率の恐らく実現しうる最小実
用限界は1/130あたりであるごとを教示してい
る。 元のケーシング長対ひだ付きケーシング長の比
率は、本発明以前には業界全対を通じて70〜100
程度であつた。この比率は「圧縮比(pack
ratio)」と呼ばれており、上記特許に述べられた
比率の逆数である。 元のケーシング長がひだ付き形態に圧縮された
程度を定量的に表す別の尺度として圧縮効率
(packing efficiency)と称される基準がある。
圧縮効率は、単位長のひだ付けされ圧縮されたケ
ーシング材自体の容積をケーシング材によつて占
められる同単位長当りの容積で割つた比率として
定義され、次式により決定される: ここで PE=圧縮効率 Lc=ケーシング長 Ls=ひだ付きケーシングステイツク長 FW=ケーシングの折り径(扁平状態での幅) tc=ケーシング肉厚 OD=ひだ付きケーシングステイツク外径 ID=ひだ付きケーシングステイツク内径 この関係の考察から、この比率は、実際上ひだ
付きケーシングステイツクに含まれるケーシング
の扁平材料の容積を該ひだ付きケーシングステイ
ツクによつて画定される円筒体の壁厚の容積で割
つたものであることがけわかる。圧縮効率の増加
の程度は、その値が1に向けてどれだけ近づいて
いくかによつて測られる。 ひだ付け技術において追求されてきた目標は、
連続的製造を保証するように機械的欠陥或いは体
止を伴うことなく填充装置において連続的にひだ
伸しされそして填充することができるケーシング
ステイツクを製造することであつた。また、ステ
イツク自体が、包装、保管、運送及び填充装置へ
の装着に際して受ける通常の手荒な取扱いに耐え
るのに充分な構造的・機械的保全性即ちコヒーレ
ンシー(保形性)を具備し、加えて最大限に可能
な孔寸の填充ホーンにおいて使用するのに技術的
に実施可能な範囲でなるべく多くの被填充ケーシ
ングを与えられたステイツク長に圧縮するという
要望を満すものでなければならない。 代表的な先行技術の圧縮比及び圧縮効率は、米
国特許第3528825号の教示から計算することがで
きる。そこでの記載に従えば、膨脹外径が22/32
インチ(1.75cm)で、0.001インチ(0.0254mm)の
肉厚を有する95ft(30m)の長さのケーシング
が、外径7/8インチ(2.22cm)、内径1/2インチ
(1.27cm)、長さ161/4インチ(41.28cm)のステイ
ツクにひだ付けされたとされている。これらのデ
ータおよび圧縮効率に対する上記式を使用する
と、上記特許に例示された先行技術のケーシング
は、0.374の圧縮効率を有することがわかる。ま
た、この先行技術ケーシングの圧縮比は、95ft
(30m)の長さが161/4インチ(41.28cm)の長さ
にひだ付け及び圧縮されたから70であつた。 本発明が対象となる中間寸法のチヤブサイズケ
ーシングは、例えば米国特許再発行番号第30390
に記載されている「シヤーマテイツク」(登録商
標)自動サイジング−填充装置や、それと同様
な、適当な寸法の填充ホーンを備えた市販の填充
機によつて食品エマルジヨンを填充することがで
きる。チヤブサイズケーシングを填充作業に当つ
て処理する場合、填充ずみケーシングに閉鎖クリ
ツプを嵌めるための補助装置が使用されるのが普
通である。チヤブサイズケーシング用の填充装置
に広く使用されている自動ダブルクリツパーは、
2個のクリツプをケーシングの両端に同時に嵌め
る。填充される製品の重量および粘度に応じてい
ろいろな太さのクリツプを使用することができ
る。高速度でケーシングを収束して(すぼめて)
クリツプ止めするには、調湿されたケーシングを
用いるのが有利であるが、更に、ケーシング材の
裂開または過度の伸張を防止するために、あるい
は填充過度によりケーシングの長さが長くなりす
ぎて、グリツプ閉鎖端がはちきれてしまうのを防
止するためにケーシングに若干の弛みを与える必
要がある。この目的のために、クリツプ止め操作
を容易にするようにケーシングを弛緩させるため
の手段として、本出願の対応米国出願と共に1981
年6月12日付で出願された本出願人の米国特許出
願第 号には、ケーシング弛緩および収
束方法および装置が開示されている。この方法お
よび装置では、ケーシングの芯体である引張スリ
ーブを填充装置上で長手方向に往復動させる。 本発明は、その一要素として、上記米国出願に
記載された弛緩装置に作動的に連結することがで
きる引張スリーブを提供する。即ち、本発明は、
剛性の引張スリーブ芯体と、その上に従来技術に
おけるよりも高い圧縮効率でひだ付けされ圧縮さ
れたケーシングとから成り、該芯体にはそれを填
充機の弛緩機構に連結するための手段が設けられ
ている引張スリーブ付きのひだ付きケーシング物
品を提供することを企図したものである。 従つて、本発明の目的は、特にチヤブサイズ食
品ケーシング用の自動填充機と連携して使用する
のに適した引張スリーブ付きの高密度ひだ付きケ
ーシングステイツクを提供することである。 本発明の他の目的は、現行のケーシングひだ付
け機で、それにほとんど改変を加える必要なし
に、製造することができる引張スリーブ付きの高
密度ひだ付きケーシングを提供することである。 本発明の重要な目的は、ケーシングの芯体が填
充装置の一要素となるようにしたこと、即ちケー
シングの芯体である引張スリーブをチヤブサイズ
用自動填充装置上に往復動自在に連結したことを
特徴とする高密度ひだ付きケーシングステイツク
を提供することである。ただし、チヤブサイズ製
品のための填充法に関する弛緩−クリツプ止め法
および装置の改良は別発明である、と考えられ、
1981年6月12日付の本出願の上記米国出願の主題
とされている。また、芯体付き高密度ひだ付きケ
ーシングの基本思想も別発明であり、本出願人の
米国出願第261304号の主題とされている。 本発明のもう1つの目的は、引張スリーブ芯体
に装着され、ひだ付きケーシングのひだ伸ばしさ
れた部分の内部に配設された何らかの型式のサイ
ジングデイスクを備えた芯体付き高密度ひだ付き
ケーシングステイツク物品を提供することであ
る。 略述すれば、本発明は、実質的に剛性のケーシ
ング担持用引張スリーブ芯体と、 前記引張スリーブ芯体を填充装置の往復動自在
の弛緩機構に連結するための、該引張スリーブ芯
体の一端に設けられた手段と、 芯体無しで同じひだ付けおよび圧縮条件下でひ
だ付けされ圧縮された同じ長さのケーシングの圧
縮効率より高い圧縮効率にまで前記引張スリーブ
芯体上でひだ付けされ、圧縮されたものであつ
て、総重量の約16ないし約35%の含水量を有する
調湿されたセルロース質の食品ケーシングと、該
引張スリーブ芯体は、芯体無しで同じひだ付けお
よび圧縮条件下でひだ付けされ圧縮された場合の
ケーシングの内孔円周より大きい外円周を有する
ものとしたことと、 前記引張スリーブ芯体上に装着され、前記ひだ
付きケーシングのひだ伸しされた部分の内部に収
容されたサイジング部材とから成るケーシング物
品を提供する。 前記圧縮効率は0.50以上とすることが有利であ
ることが判明している。 引張スリーブ芯体の肉厚は特定のケーシング物
品に適合するように、また、用途や、使用される
芯体の素材の種類に応じて変えることができる
が、一般には引張スリーブ芯体の肉厚は約
0.040in.(1.02mm)から約0.060in.(1.52mm)の範
囲とする。 引張スリーブ芯体を弛緩機構に連結するための
前記手段は、該引張スリーブ芯体の筒状外周面か
ら半径方向外方に突出した環状フランジから成る
ものとすることが好ましい。 前記フランジは、該圧縮されたケーシングの端
部と、それと対面する該フランジの表面との間に
配置された肩部材を備えており、該肩部材は、該
フランジを前記弛緩機構に連結するのを容易にす
るために該ケーシングの端部とフランジの該表面
との間に空間を画定する。 前記サイジング部材は、サイジングデイスクの
形であることが好ましい。 ケーシングには、黴の発生を防止するのに十分
な濃度の防黴剤を施すことができる。そのような
防黴剤としては、塩化ナトリウム、塩化マグネシ
ウム、塩化アンモニウム、塩化カルシウムおよび
塩化カリウムなどがある。防黴剤として塩化物塩
を使用することは、1980年3月3日付で出願され
た本出願人の米国特許第130190号の主題である。 本発明の叙上およびその他の目的、特徴ならび
に利点は、添付図を参照して記述した以下の説明
から一層明瞭になろう。 添付図を参照して説明すると、本発明のひだ付
きケーシングステイツク物品は、剛性のケーシン
グキヤリア芯体即ち引張スリーブ11と、サイジ
ング(寸法ぎめ)デイスク19と、スリーブ11
およびデイスク19を覆つて嵌着させた、調湿さ
れたセルロース質のひだ付き食品ケーシング17
とから成つている。(部材11は、「ケーシングキ
ヤリア芯体」、「引張スリーブ」、「ケーシングキヤ
リア引張スリーブ」、「引張スリーブ芯体」、ある
いは単に「芯体」と称される。) 引張スリーブ11は、ケーシングキヤリアとし
て使用され、ケーシングを担持(キヤリー)した
まま填充ホーンの先端部の外周面にかぶせられ、
填充機(図示せず)の往復動自在の弛緩(スラツ
カー)機構15によつて填充ホーン上で摺動され
る。スリーブ11の一端には、それを弛緩機構1
5に連結するためのフランジ13を設けてある。 ケーシング17は、高密度にひだ付けされ、圧
縮された状態で引張スリーブ11上に嵌着させて
あり、ケーシングの一端はフランジ13に隣接さ
せ、他端はひだを伸ばしてサイジングデイスク19
およびスリーブ11のフランジのない他端を覆つ
て嵌着させ、クリツプ23によつて閉じてある。
ケーシング17のひだ付けおよび圧縮は、上述し
た米国特許出願第261304号に記載された方法によ
つて行われる。 サイジングデイスク19は、筒状引張スリーブ
11に取付けられており、該スリーブの外表面か
ら半径方向外方に延長した脚部25と、該脚部の
外周縁に付設された円周リム27とから成つてい
る。ケーシング17のひだ伸ばしされた部分は、
このリム27を覆つて引張られている。 引張スリーブ11のフランジ13を掴み該フラ
ンジを弛緩機構15に連結するのを容易にするた
めに、ケーシング17の端部31とフランジ13
の内側面33との間に肩部材29を設けるのが有
利である。そのような部材またはそれに類する手
段を設けることの基準は、ケーシング材が弛緩機
構15に接触して損傷することがないように弛緩
機構から離隔した状態に保持されるようにするこ
とである。 例 本発明による中間寸法の繊維質ケーシングは、
中間寸法のソーセージ製品を製造する場合、填充
機に装填して使用するための高密度ポリエチレン
製の引張スリーブ芯体上で下記の表1に従つて調
製することができる。
【表】 寸法43から100までのケーシングの肉厚は、
0.0024in.(0.061mm)とし、寸法110のケーシング
の肉厚は0.0035in.(0.089mm)とする。引張スリ
ーブ芯体の肉厚は0.050in.(1.27mm)とする。芯
体付きケーシングの場合は、どの寸法のものもそ
の圧縮効率は0.500である。芯体無しケーシング
の各サンプルは、芯体付きケーシングと同じ条件
でひだ付けされ、同じ圧縮比に圧縮されたもので
あるが、芯体が設けられていない。 例 本発明は、主として中間寸法即ちチヤブサイズ
のソーセージ製品の製造に適用されるものである
が、引張スリーブ操作を必要とする大寸法のケー
シング詰め食品の製造にも適用することができ
る。 例えば米国特許再発行番号第30390号に記載さ
れているような大型製品填充機、あるいは上述し
た引張スリーブ操作が行われるような他の用例に
使用するための本発明の大寸法の繊維質ケーシン
グ物品は、高密度ポリエチレン製引張スリープ芯
体上に下記の表2に従つて製造することができ
る。
【表】 ケーシングの肉厚は、どの寸法のものも、
0.004in.(0.10mm)とし、張スリーブ芯体の肉厚
は0.062in.(1.57mm)とする。圧縮効率は、芯体
付きケーシングの場合は、どの寸法のものも
0.500である。芯体無しケーシングの各サンプル
は、芯体付きケーシングと同じ条件でひだ付けさ
れ、同じ圧縮比に圧縮されたものであるが、芯体
が設けられていない。 上述の米国特許出願第261304号に記載された実
験結果からみれば、本発明のケーシング物品のた
めの高密度ポリエチレン製引張スリーブの肉厚は
約0.040in.(1.0mm)から約0.060in.(1.52mm)の
範囲にすべきである。 引張スリーブをABS(アクリロニトリル−ブ
タジエン−スチレン共重合体)で製造した場合
は、高密度ポリエチレン製とした場合よりも多少
肉厚を薄くしても良好な機能を発揮する。 ポリ塩化ビニール製の引張スリーブは、ケーシ
ングとの間に非常に高い摩擦を生じるので好まし
くない。 本発明のための引張スリーブ芯体の素材の選択
は、経済性と設計選択の問題であるが、考慮すべ
き要素は、スリーブの肉厚と、強度と、素材の弾
性率と、スリーブを変形させ径を減少させようと
するケーシングの膨脹力に抵抗する力である。 叙上のように、本発明は当該技術分野に重要な
進歩をもたらすものである。即ち、本発明によつ
て得られる単位ステイツク長当りのひだ付きケー
シング量の増大は、より長い連続填充操作を可能
にする。予備湿潤された、あるいは調湿されたケ
ーシングの使用するか否かは、本発明の他の要素
との組合せに当つて極めて重要である。なぜな
ら、予備湿潤を省除とするとすれば、湿潤を容易
にするためにひだ間に間隙を設ける必要がなく、
ケーシングを本発明に従つて高密度状態にきつく
圧縮することができるからである。 以上、本発明を実施例に関連して説明したが、
本発明は、ここに例示した実施例の構造および形
態に限定されるものではなく、本発明の精神およ
び範囲から逸脱することなく、いろいろな実施形
態が可能であり、いろいろな変更および改変を加
えることができることは当業者には明らかであろ
う。
【図面の簡単な説明】
添付図は、本発明のケーシング物品の透視図で
ある。 11:引張スリーブ芯体、13:フランジ、1
7:ケーシング、19:サイジングデイスク、2
9:肩部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 実質的に剛性のケーシング担持用引張スリー
    ブ芯体と、 前記引張スリーブ芯体を填充装置の往復動自在
    の弛緩機構に連結するための、該引張スリーブ芯
    体の一端に設けられた手段と、 芯体無しで同じひだ付けおよび圧縮条件下でひ
    だ付けされ圧縮された同じ長さのケーシングの圧
    縮効率より高い圧縮効率にまで前記引張スリーブ
    芯体上でひだ付けされ、圧縮されたものであつ
    て、総重量の約16ないし約35%の含水量を有する
    調湿されたセルロース質の食品ケーシングと、該
    引張スリーブ芯体は、芯体無しで同じひだ付けお
    よび圧縮条件下でひだ付けされ圧縮された場合の
    ケーシングの内孔円周より大きい外円周を有する
    ものとしたことと、 前記引張スリーブ芯体上に装着され、前記ひだ
    付きケーシングのひだ伸しされた部分の内部に収
    容されたサイジング部材とから成るケーシング物
    品。 2 前記圧縮効率は約0.50より小さくない値であ
    る特許請求の範囲第1項記載のケーシング物品。 3 該ケーシングの膨脹径は約1.5in.(38mm)か
    ら約3.9in.(39mm)の範囲であり、前記引張スリ
    ーブ芯体の外径は約1.0in.(25.4mm)から約2.0in.
    (50.8mm)の範囲であり、ケーシングの圧縮比は
    約50ないし約360の範囲である特許請求の範囲第
    1項記載のケーシング物品。 4 前記引張スリーブ芯体の肉厚は約0.040in.
    (1.02mm)から約0.060in.(1.52mm)の範囲であ
    る。 5 該ケーシングの膨脹径は約4.0in.(101.6mm)
    から約6.00in.(152.4mm)の範囲であり、前記引
    張スリーブ芯体の外径は約3.5in.(88.9mm)の範
    囲であり、ケーシングの圧縮比は約100ないし190
    の範囲である特許請求の範囲第1項記載のケーシ
    ング物品。 6 前記引張スリーブ芯体の肉厚は約0.050in.
    (1.27mm)から約0.075in.(1.91mm)の範囲である
    特許請求の範囲第5項記載のケーシング物品。 7 引張スリーブ芯体を弛緩機構に連結するため
    の前記手段は、該引張スリーブ芯体の筒状外周面
    から半径方向外方に突出した環状フランジから成
    るものである特許請求の範囲第1項記載のケーシ
    ング物品。 8 前記フランジは、該圧縮されたケーシングの
    端部と、それと対面する該フランジの表面との間
    に配置された肩部材を備えており、該肩部材は、
    該フランジを前記弛緩機構に連結するのを容易に
    するために該ケーシングの端部とフランジの該表
    面との間に空間を画定するものである特許請求の
    範囲第7項記載のケーシング物品。 9 前記サイジング部材はサイジングデイスクで
    ある特許請求の範囲第1項記載のケーシング物
    品。 10 前記サイジングデイスクは、前記引張スリ
    ーブ芯体の外周面から該デイスクの円周リムにま
    で半径方向に延長した脚部を有している特許請求
    の範囲第9項記載のケーシング物品。 11 該ケーシングは、黴の発生を防止するのに
    十分な濃度の防黴剤を施されている特許請求の範
    囲第1項記載のケーシング物品。 12 前記防黴剤は、塩化ナトリウム、塩化マグ
    ネシウム、塩化アンモニウム、塩化カルシウムお
    よび塩化カリウムから成る群から選ばれた1つで
    ある特許請求の範囲第11項記載のケーシング物
    品。
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