JPS6140320B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6140320B2
JPS6140320B2 JP56187200A JP18720081A JPS6140320B2 JP S6140320 B2 JPS6140320 B2 JP S6140320B2 JP 56187200 A JP56187200 A JP 56187200A JP 18720081 A JP18720081 A JP 18720081A JP S6140320 B2 JPS6140320 B2 JP S6140320B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel strip
arm
electrically insulating
plating
plating cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56187200A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5891183A (ja
Inventor
Toshimichi Ukiana
Takao Shimizu
Hiroshi Narumi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP18720081A priority Critical patent/JPS5891183A/ja
Publication of JPS5891183A publication Critical patent/JPS5891183A/ja
Publication of JPS6140320B2 publication Critical patent/JPS6140320B2/ja
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  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は連続電気鍍金ラインにおける鋼帯端部
の過剰鍍金防止装置に関する。
従来の鋼帯の連続電気鍍金方法においては、鋼
帯両側端部に鍍金電流が集中することにより、エ
ツジオーバーコーテイングと称する過剰付着が生
ずる問題があつた。
従来、上記の過剰付着対策として鋼帯幅に対し
て陽極幅を調整する方法がとられてきた。
しかし、連続電気鍍金ラインにおいては、鋼帯
の幅変更および蛇行などにより陽極幅の調整を連
続的に行うことは困難であり安定した対策効果は
期待できなかつた。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決
し、鋼帯の板幅変更およびライン内における蛇行
に影響されない鋼帯の連続電気鍍金ラインにおけ
る鋼帯両側端部の過剰鍍金防止装置を提供するに
ある。
本発明の要旨とするところは次のとおりであ
る。すなわち鋼帯を浸漬通板させる鍍金セルと、
前記鋼帯の下方に定置されたアノードとを有して
成る鋼帯の連続電気鍍金ラインにおいて、前記鍍
金セルの上部に前記鋼帯の幅方向に配設されたビ
ームと、前記ビームに移動自在に設けられた2台
の台車と、前記記台車に吊下され前記通板鋼帯の
側端に直接接触する電気絶縁性ガイドを支持する
アームと、前記アームに取付けられ前記通板鋼帯
の両側端部近傍において該両側端部を前記アノー
ドから遮蔽するL字型電気絶縁性遮蔽体と、前記
台車に連結されたロープと該ロープの先端に取付
けられた重錘によりシーブを介して前記鋼帯を中
心方向へ押付ける押付け装置と、前記台車を幅広
鋼帯通板時のみたるみロープを介して該通板鋼帯
を前記鍍金セルの壁面方向に強制的に開かせる駆
動装置と、を有することを特徴とする連続電気鍍
金ラインにおける鋼帯端部の過剰鍍金防止装置で
ある。
本発明の詳細ならびに実施例を添付図面を参照
して説明する。第1図および第2図は本発明の連
続電気鍍金ラインにおける鋼帯両側端部の過剰鍍
金を防止する鍍金装置の正面および断面図であ
る。
鋼帯4は鍍金セル2の中央を通板し、その下方
にアノード6が定置されている。鋼帯4の端部に
は鋼帯4に直接接触する電気絶縁性ガイド8が、
鋼帯4の端部とアノード6の間にはL字型電気絶
縁性遮蔽体10が設けられ、共にアーム11で支
持されている。アーム11は車輪12を設けた台
車13により通板方向に直角のIビーム14に懸
架され水平に移動することが可能であり、さらに
連結したロープ16の先端の重錘18によりシー
ブ20を介してアーム11にはセル2の中心方向
への力が常に働くようになつている押付け装置に
よつて鋼帯の蛇行に追従し、また幅広鋼帯から幅
狭鋼帯への切替え時にも追従するようになつてい
る押付け装置によつて、鋼帯の蛇行時および幅広
鋼帯から切替えによつて幅狭鋼帯通板時にも鋼帯
両側端部に追従するようになつている。一方、幅
狭鋼帯から切替えによつて幅広鋼帯が通板する場
合には、前記押付け装置とは別個に、エアシリン
ダーの如き駆動装置22が設けられ、台車13を
通板最大幅鋼帯の幅より長いたるみロープ23を
介してアーム11を強制的にセル2の壁面方向に
開かせることができる。幅広鋼帯通板後は、駆動
装置22を開放してロープ23をたるませれば、
アーム11に取付けられたL字型電気絶縁性遮蔽
体10および電気絶縁性ガイド8が通板鋼帯の両
側端部に追従する。なお、鋼帯圧延時には一般に
幅広から幅狭へと切替えるが、これと同様に連続
電気鍍金においてもその順序で切替えが行われる
ので駆動装置22を頻繁に操作する必要がない。
第3図は電気絶縁性ガイド8の取付の詳細を示
しており、ガイド支持具24によつて回転可能に
支持されているが、状況によつては固定でもよ
い。
次に上記の装置を使用して本発明の鋼帯の連続
電気鍍金ラインにおける付着量分布の制御方法を
説明する。通板される鋼帯4はL字型電気絶縁性
遮蔽体10によつて端部がアノード6から遮蔽さ
れている。遮蔽体10は電気絶縁性ガイド8が常
にロープ16、重錘18等の作用によりアノード
6の端部と接触することにより、鋼帯4のセル2
内の蛇行に対しても、鋼帯4との位置関係を良好
に一定に保つことができる。
電気絶縁性遮蔽体10と鋼帯4側端との水平方
向および垂直方向のオーバーラツプ量△xおよび
△yを第3図に図示したが、△xおよび△yの適
性範囲はそれぞれ065mm、10〜20mmであり、△x
が5mmを越えるか、あるいは△yが10mm未満の場
合には端部の付着量不足の危険があり、△xが0
未満すなわちマイナス、あるいは△yが20mm以上
の場合は遮蔽効果が期待できないからである。
又鋼帯4の板幅変更時には、板幅変更部がセル
2内に進入前に駆動装装置22によりアーム11
および遮蔽体10を強制的にセル2壁面側に開か
せ、板幅変更部がセル2通過後駆動装置22を開
放して通常の状態に戻し、鋼帯4の端部を遮蔽す
る。
本発明は上記の如く、鋼帯の板幅変更およびラ
イン内における鋼帯の蛇行に対応して、鋼帯端部
を遮蔽して過剰鍍金量を防止することができた。
実施例 連続電気錫鍍金ラインにおいて、錫付着量目標
3.0g/m2の片面鍍金を本発明装置を用いた場合と
用いない従来法で行つた。本発明による装置にお
いては、第3図で図示されているオーバーラツプ
量を△x=5mm、△y=15mmにて実施し、電流密
度、ラインスピード、鍍金液濃度等のその他の鍍
金条件は本発明法も従来法と同一条件であつた。
電気絶縁性遮蔽体を使用した本発明法と使用し
ない従来法の付着量を調査し、第4図Aに鍍金
面、第4図Bに非鍍金面の付着量分布を比較して
表示した。
第4図A,Bから明らかなように、本発明法は
側端部の鍍金面の過剰付着防止に大きな効果があ
り、更に非鍍金面の液かぶりによる側端部付着防
止に対しても有効であつた。
上記の実施例からも明らかな如く、本発明は通
板する鋼帯の端部近傍に位置制御のできるL字型
電気絶縁性遮蔽体を設置して連続電気鍍金をする
ことによつて鋼帯両側端部の過剰付着を防止する
大きな効果を上げることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気鍍金装置の正面断面図、
第2図は第1図の側面断面図、第3図は本発明の
電気絶縁性遮蔽体付近の拡大断面図、第4図A,
Bはそれぞれ鍍金面と非鍍金面の付着量分布を示
す線図である。 4…鋼帯、8…電気絶縁性ガイド、10…L字
型電気絶縁性遮蔽体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鋼帯を浸漬通板させる鍍金セルと、前記鋼帯
    の下方に定置されたアノードとを有して成る鋼帯
    の連続電気鍍金ラインにおいて、前記鍍金セルの
    上部に前記鋼帯の幅方向に配設されたビームと、
    前記ビームに移動自在に設けられた2台の台車
    と、前記台車に吊下され前記通板鋼帯の側端に直
    接接触する電気絶縁性ガイドを支持するアーム
    と、前記アームに取付けられ前記通板鋼帯の両側
    端部近傍において該両側端部を前記アームから遮
    蔽するL字型電気絶縁性遮蔽体と、前記台車に連
    結されたロープと該ロープの先端に取付けられた
    重錘によりシーブを介して前記鋼帯を中心方向へ
    押付ける押付け装置と、前記台車を幅広鋼帯通板
    時のみたるみロープを介して該通板鋼帯を前記鍍
    金セルの壁面方向に強制的に開かせる駆動装置
    と、を有することを特徴とする連続電気鍍金ライ
    ンにおける鋼帯端部の過剰鍍金防止装置。
JP18720081A 1981-11-21 1981-11-21 連続電気鍍金ラインにおける鋼帯端部の過剰鍍金防止装置 Granted JPS5891183A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18720081A JPS5891183A (ja) 1981-11-21 1981-11-21 連続電気鍍金ラインにおける鋼帯端部の過剰鍍金防止装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18720081A JPS5891183A (ja) 1981-11-21 1981-11-21 連続電気鍍金ラインにおける鋼帯端部の過剰鍍金防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5891183A JPS5891183A (ja) 1983-05-31
JPS6140320B2 true JPS6140320B2 (ja) 1986-09-08

Family

ID=16201841

Family Applications (1)

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JP18720081A Granted JPS5891183A (ja) 1981-11-21 1981-11-21 連続電気鍍金ラインにおける鋼帯端部の過剰鍍金防止装置

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JP (1) JPS5891183A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5881992A (ja) * 1981-11-11 1983-05-17 Kawasaki Steel Corp エツジオ−バ−コ−ト防止装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5881992A (ja) * 1981-11-11 1983-05-17 Kawasaki Steel Corp エツジオ−バ−コ−ト防止装置

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JPS5891183A (ja) 1983-05-31

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