JPS6139851B2

JPS6139851B2 -

Info

Publication number: JPS6139851B2
Application number: JP57050243A
Authority: JP
Inventors: Gorutohamaa Aruberuto
Original assignee: Feinwerktechnik Schleicher and Co
Current assignee: Feinwerktechnik Schleicher and Co
Priority date: 1981-03-30
Filing date: 1982-03-30
Publication date: 1986-09-05
Also published as: NL8201331A; LU84055A1; GB2098502A; US4627582A; NL192251B; YU69282A; GB2098502B; NL192251C; CH657539A5; DE3112639C2; BE892671A; JPS57174152A; DE3112639A1; FR2502511A1; BR8201778A; FR2502511B1

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、２個の駆動される、相互に係合して
いる、刃物円板によつて形成さてれいる、横方向
に延びている、刃物円板表面の中に切り込まれた
溝を有している刃物ローラを持つている廃材料、
例えば、紙ブロツクの破砕装置に関するものであ
る。

本発明は、本質的に、例えば、約７cmの背幅を
有している文書フアイルを、特に、この場合、文
書フアイルに典型的な紙ばさみ機構があらかじめ
除去されなければならないことなしに、廃却する
ことを可能とさせる事務室用品の破砕のための事
務室用器具を得るという課題に基礎を置くもので
ある。比較的に厚い金属部分から成立つているこ
の紙ばさみ機構は、通常の破砕装置の中に持込ま
れることは不可能である。なぜならば、この破砕
装置は、紙材料の破砕のために考慮されているも
のであるからである。（もつとも、全く他の構造
によると、金属材料が比較的に厚い時でさえも、
金属部分もまた、破砕されることはできるが。）このような文書フアイルの中において、200〜
400葉の書類がはずれるということが顧慮される
時には、その時には、このような紙ブロツクがそ
の紙ばさみ機構と一諸に廃却されること、ないし
は、破砕されることが希望されるならば、従来の
切断機器によつては解決されることのできない問
題が生ずる、この場合、この破砕は、比較的に短
時間内に行なわれなければならないこと、全体の
文書が紙ブロツクとして持ち込まれることのでき
ること、破砕が、守秘義務がこのような紙片にお
いて十分になされるようになる程度にまで紙片が
切断され、破砕されるように、行なわれること
が、常に、考慮されなければならない。

本発明は、公知の紙片の破砕のための装置から
出発して、溝の間に横たわつている刃物円板の外
周辺の領域内において、のこ歯状の輪郭が設けら
れるようすると共にそれらののこ歯状の輪郭が、
刃物円板の回転方向に見て、それらの前側におい
て、後側におけるよりも、より急な切断面を有す
るようにして、その課題を解決するものである。

本発明の他の特徴は、特許請求の範囲の中に記
載されており、特に、追加して、せん断効果を生
じさせる全く他の形状の溝が設けられ、従つて、
さもなければ、細いうどん状の条片が、更に破砕
されるようにする組合わせにもあるものである。

大きな紙の積み重ねを文書フアイルと一諸に切
断、又は、粉砕する際には、刃物ローラが詰ま
り、動かなくなり、このために、この大きな積み
重ね量は、簡単には処理されないことが分かつ
た。

本発明による配置を有しているのこ歯状の輪郭
の形成、特に、その歯面が80゜の角度で交差して
いる、すなわち、根本において鋭角であるのこ歯
状の輪郭及び同時に、切断物に対する滑べり表面
を形成している、すなわち、回転方向に関して前
方に傾斜するのではなく、後方に傾斜する切断歯
面を考慮している形成によつて、全く別の効果が
達成されるものである。

以下、本発明をその実施例を示す添附図面に基
づいて詳細に説明する。

本発明による配置を有しているこの歯状の輪郭
の形成においては、前述のように、まず、第２図
に示すように、紙の積み重ね７は、刃物ローラ
１，２におけるねじ状の輪郭５及び６のために、
矢印９の方向にローラすきま４の中に引き入れら
れることが分かる。このために、第４図も参照の
こと。第２図から、紙の積み重ね７は、ローラす
きま４の中に達するには、余りも厚いことが分か
る。のこ歯状の輪郭によつて、紙の積み重ね７の
正面の角は、とがり８に変形され、旋削される。
それ故、自動的な送り込みが行なわれる。なぜな
らば、今や、のこ歯状の輪郭が、紙の積み重ね７
の中央の中に横たわつている、とがり８の最前方
に横たわつている紙葉を捕捉し、ローラすきま４
の中に引込め、一方、他の紙葉は後に残り、新た
に整列され、新たに、とがり８に旋削されるから
である。この過程は、継続的に且つ連続的に生
じ、これによつて、段々と紙の全体の積み重ね７
は、絶えず薄くなり、引続いて、ある厚さの際
に、全体がローラすきま４の中に引き入れられ、
そこで破砕される。本実施例の場合には、15〜20
cm/secの通過速度を生成するために、駆動装置を
有する4kWのモータのモータ出力が、十分であ
ることが分かつた。

第３図に示すように、のこ歯状の輪郭がとがつ
ていないこと、すなわち、先端部が除去されるこ
とが、特に、重要である。なぜならば、これによ
つて、文書フアイルの金属部分の捕捉の際に折れ
ることのある先端部の折れが、回避されるからで
ある。刃物ローラ１，２は、一体であること、す
なわち、ローラ心１６から全体の輪郭が加工され
ることもできるが、しかしながら、それらのロー
ラ１，２は、刃物円板１４，１５から形成される
こともでき、この場合、その時には、こらの円板
１４，１５は、心１６の上をしゆう動され、管状
の間隔片の差し込みによつて、相互に間隔を置い
て配置されることが目的にかなつている。第１図
に示すように、隣接するのこ歯状の輪郭の重なり
３０は、先端部から基部で測られた歯の高さ１０
の２倍に、約１mmの寸法を加えたものに相当す
る。この重なりは、それぞれののこ歯状の輪郭
が、引裂かれるべき紙材料の中への侵入過程又は
侵入効果を保証するために必要である。のこ歯状
の輪郭のこの重なり３０は、一つの刃物円板の一
つののこ歯状の輪郭が紙の中に侵入する時に、他
の既に侵入された刃物円板によつて、紙が固持さ
れるように、与えられなければならない。この場
合、横方向の切断ないしは横方向の引き裂きが、
長手方向の切断に対して時間的に先立つて行なわ
れることが、重要である。刃物ローラの回転の際
に、横方向の引き裂きの角において長手方向の切
断が始まり、次ぎの領域内においても続行され、
これによつて、連続した長手方向の切断の最後の
端部が、生ずるようになる。

第１図から、ローラ心１６の上に、刃物円板１
４，１５が、間隔２４を残して変位して置かれて
いることが分かる。この歯は、いわゆる、方向を
変えられた、又は、ねじ状の輪郭５，６に配置さ
れている。相互にかみ合つている刃物ローラ１，
２は、ローラすきま４を形成している。紙の積み
重ね７は、第２図に示すように、矢印９の方向に
ローラすきま４の中に差し込まれる。反応方向に
作用をする刃物ローラ１，２の回転方向は、１
２，１３である。例えば、紙ブロツク７が、第１
図に示されるように、位置１７にあるならば、そ
の時には、ねじ状に配置されたのこ歯及び対応し
て選択された間隔によつて、紙ブロツク７は、矢
印１８の方向にローラすきま４の中に引き込まれ
る。第３図において、のこ歯状の輪郭の歯面２０
と80゜の角度で交差している歯面１９が見られ、
この場合、切断面２０は、刃物円板１４の半径２
１と、切断面２０が同時に滑べり表面を形成する
ように、20゜の角度を包囲しており、この場合、
のこ歯状の輪郭のより鋭い基部は、切断物品が切
断の後に、歯面１９の直上に更に輸送されること
を配慮している。その先端部２５が除去されてい
る鈍い歯が、重要である。

また、細いうどん状に流れ出る紙の条片の引き
裂きに第２図に示された溝２２が、役立つてい
る。この溝２２は、広い溝底２３を有しており、
同様に、ねじ状に配置されている。

刃物ローラの駆動は、第４図に示されるよう
に、それ自体公知のように、歯車２６，２７を介
して行なわれ、この場合、歯車２８は、一つの刃
物ローラの方向の逆転に役立つている。ねじ状の
輪郭５，６として配置されているのこ歯状の輪郭
３の間に、溝２２を有しているねじ状の輪郭が、
配置されることもできる。

第１図から、相互に係合する刃物ローラ１，２
の係合の際における間隔１１は、本発明によつて
与えられる許容差を、歯の高さに応じて有してい
ることが分かる。

のこ歯は、ピツチとしては、モジユールが２mm
以上で、例えば、３mmまでであることが重要であ
る。なお、ここに、モジユールとは、一般的に、
歯車の歯のピツチを現す単位であり、ピツチをｔ
mmとする時、モジユール＝t/π(mm) の式により定義されているものもである。

これによつて、確実な紙の流れが達成される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による刃物ローラの１実施例
の正面図、第２図は第１図の−線による断面
図、第３図は、のこ歯の輪郭の詳細図、第４図
は、第１図に示す２個の係合する刃物ローラを駆
動装置と一諸に示す部分平面図である。１，２……刃物ローラ；３……のこ歯状の輪
郭；４……ローラすきま；５，６……ねじ状の輪
郭；１４，１５……刃物円板；１６……ローラ
心；１９，２０……歯面；２４……間隔。

Claims

【特許請求の範囲】１同一回転数で反対方向に駆動される２個の刃
物ローラ１，２を有しており各刃物ローラ１，２は、多数の刃物円板１４，
１５を有しており、これらの刃物円板１４，１５
は、それぞれ、他の刃物ローラ２，１の刃物円板
１５，１４の間に交互にはまり込むと共にこの刃
物円板１５，１４とはさみ状の切断刃を形成して
おりこの場合、刃物円板１４，１５は、それらの外
周辺に、広い溝底２３を有している溝２２を有し
ている廃材料、特に、紙ブロツクの破砕のための装置
において、溝２２の間に横たわつている刃物円板１４，１
５の外周辺の領域内に、のこ歯状の輪郭５，６が
設けられておりそれらののこ歯の輪郭５，６は、回転方向１
２，１３に見て、それらの前側において、それら
の後側における歯面１９よりも、より急な歯面２
０を有しており、この場合、前側の、より急な歯面２０も、後方
に傾斜されていることを特徴とする破砕装置。２のこ歯状の輪郭５，６の前側及び後側の歯面
２０，１９が、80゜の角度で交差している特許請
求の範囲第１項記載の破砕装置。３のこ歯状の輪郭５ののこ歯の前側の歯面２０
が、刃物円板１４，１５の半径２１と20゜の角度
で交差している特許請求の範囲第１項記載の破砕
装置。４のこ歯状の輪郭５，６が、切頭状である特許
請求の範囲第１項記載の破砕装置。５隣接する刃物円板１４，１５ののこ歯状の輪
郭５，６の重なり３０が、先端から基部まで測ら
れたのこ歯の高さ１０の２倍に１mmを加えたもの
に相当している特許請求の範囲第１項記載の破砕
装置。６刃物円板１４，１５ののこ歯状の輪郭４，５
のピツチが、２mm以上で、例えば、３mmまでのモ
ジユールを有している特許請求の範囲第１項記載
の破砕装置。