JPS6139566Y2 - - Google Patents

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JPS6139566Y2
JPS6139566Y2 JP6557381U JP6557381U JPS6139566Y2 JP S6139566 Y2 JPS6139566 Y2 JP S6139566Y2 JP 6557381 U JP6557381 U JP 6557381U JP 6557381 U JP6557381 U JP 6557381U JP S6139566 Y2 JPS6139566 Y2 JP S6139566Y2
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JP
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thermal
pressure
thermal head
paper
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JP6557381U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は感熱式印刷機に関し、殊に紙送り時に
おいてはサーマルヘツドを感熱紙から離間し、印
刷時においてはサーマルヘツドを感熱紙に加圧す
る加圧装置を備えた感熱式印刷機に関する。
感熱印刷機はサーマルヘツド先端に一列に多数
設けたドツト(発熱体)を感熱紙に加圧接触させ
た状態で、印刷したい部分に位置するドツトに瞬
間的に電流を流し感熱紙を発色させることにより
印刷を行なう。発色の濃さは感熱紙に加わるサー
マルヘツドの圧力の強さにより決まる。
このような印刷時にサーマルヘツドを感熱紙に
圧接し、紙送り時にサーマルヘツドを感熱紙から
離間させる構成の感熱式印刷機における印刷時の
サーマルヘツド押圧力を発生する加圧装置の従来
例としては、本出願人他により先に出願されてい
る特開昭55−97976号の中で記載されているもの
があり、第1図A,Bに示す。
図において、各サーマルヘツド1上面に固定し
たヘツド取付足2はクランク軸3を中心に揺動可
能になつている。このヘツド取付足2のクランク
軸貫通部には切欠部2aが形成され、この切欠部
2aとわずかな遊びを設けてピン4をクランク軸
3に埋設してある。そして、ヘツド取付足2のサ
ーマルヘツド1とは反対側の端部はコイルバネ5
により上方に付勢され、プラテン6上の感熱紙7
に対してサーマルヘツド1が圧接するようになつ
ている。この圧力の調整は固定体8に螺合した圧
力調整ねじ9により行なわれ、圧力が弱いときは
コイルバネ5の圧縮長を短くしてバネ力を強め、
圧力が強いときには前記圧縮長を長くしてバネ力
を弱めるように構成されている。尚、3aはクラ
ンク軸3に固着されたクランクで、図示しないカ
ムと当接するローラ10を介して揺動する。しか
しながら、このような加圧装置ではサーマルヘツ
ド1が感熱紙7から離間している時でもクランク
軸3及びヘツド取付足2等にはピン4を介して常
時バネ圧が作用し、しかもバネ圧はサーマルヘツ
ド1が感熱紙7に圧接する時よりも強まる。この
ため、クランク軸3等が変形し易く各サーマルヘ
ツド1と感熱紙7との接触状態が不均一になる原
因となり印刷が不鮮明になつたり極端な場合には
不可能になつたりする恐れがある。又、クランク
軸3に取り付けるピン4とヘツド取付足2の切欠
部2aとの間隙によつてサーマルヘツド1と感熱
紙7の開離量が決まり、ピン4がクランク軸3に
同一直線上に埋設できれば比較的容易に開離量の
調整が行なえるが、ピン4を同一直線上に埋設す
るにはかなり高い加工精度が要求され、この加工
精度が不充分なときには開離量の調整は極めて難
しくなるという問題を有している。
更に、加圧装置がサーマルヘツド1の回動中心
に対してサーマルヘツド1の感熱紙圧接部と反対
側に設けられているために、サーマルヘツド1が
経時変化により撓んだ場合、感熱紙7に均一に圧
接されなくなり印刷の品質悪化を招く。
この他、実開昭51−34437号公報、実開昭51−
82460号公報等に感熱式印刷機の加圧装置が記載
されているが、前者のものは、前述の特開昭55−
97976号公報と同様、サーマルヘツドの感熱紙圧
接部と反対側に加圧装置が位置するので、サーマ
ルヘツドの変形に伴う印刷品質の悪化の問題を有
している。また、後者のものは、サーマルヘツド
が常時感熱紙に圧接する構成の印刷機を対象とし
ており、本考案のような紙送り時にサーマルヘツ
ドを感熱紙から離間させる構成の印刷機への適用
は難しい。
本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、
サーマルヘツドと感熱紙との圧接力及び開離量の
調整が極めて簡単に行なえ、かつサーマルヘツド
と感熱紙が離間状態にある時にはサーマルヘツド
及びこのサーマルヘツドを支承する軸部等に対し
て加圧力をほとんど加えない加圧装置を提供する
ことを目的とする。
以下、本考案の1実施例を図面に基づいて説明
する。第2図〜第4図において、各サーマルヘツ
ド11上面に位置調整可能に取り付けられるヘツ
ド取付足12は主軸13に揺動可能に支承されて
いる。このヘツド取付足12の上面の金具14と
支柱15周囲に取り付けたリング部材16との間
にはサーマルヘツド11を常時感熱紙26との離
間方向に付勢するコイルバネ17が張架されてい
る。又、前記主軸13には当該主軸13に中間部
が揺動可能に支承され先端部にサーマルヘツド1
1を感熱紙26に圧接させるための加圧部19を
有する加圧装置本体としての加圧レバー20が設
けられている。前記加圧レバー20の後端側には
各加圧レバー20を連結し当該レバー20の後端
を押し上げるための押上軸21が貫通し、この押
上軸21には第3図示の如くローラ22が設けら
れている。このローラ22には図示しないモータ
により回転する偏心カム23が当接し、偏心カム
23の回転により加圧レバー20が揺動する。そ
して、前記押上軸21、ローラ22及びモータに
より駆動される偏心カム23等により加圧レバー
20の揺動手段を構成している。
即ち、印刷時及び待機時等プラテン18が停止
している時には、偏心カム23の回転により加圧
レバー20の後端が押し上げられサーマルヘツド
11が感熱紙26に圧接し、紙送りをする場合は
偏心カム23の回動により加圧レバー20の後端
が下がつてサーマルヘツド11が感熱紙26から
離間し、プラテン18が回動して感熱紙26が移
動するようになつている。尚、第3図中、23a
は位置決めを兼ねた回り止め用キー、24,25
は偏心カム23の位置検出用ホトセンサである。
次に第4図に基づいて加圧レバー先端の加圧部
の構成を説明する。
第4図A,Bにおいて、加圧レバー20先端に
圧力調整ネジ31が螺合し、この圧力調整ネジ3
1を当該ネジ31の軸方向に移動自由に押圧ボル
ト33が貫通し、その下端部には底部が円弧状を
なし常時サーマルヘツド11上面に当接する鍔部
33aが設けられている。この鍔部33a上面と
圧力調整ネジ31の上部内壁との間には圧縮スプ
リング34が圧縮状態で保持され押圧ボルト33
を常時加圧レバー20から離間する方向に弾性付
勢している。前記押圧ボルト33の上部貫通部に
は、圧力調整ネジ31上端と当接することにより
押圧ボルト33の前記離間方向への移動を規制す
るストツパー32が移動可能に螺合している。こ
のストツパ32は押圧ボルト33を移動させてサ
ーマルヘツド11と感熱紙26とが離間状態にあ
るときの両者の開離量も調整するように構成され
ている。35は締付用ナツト、36はストツパ3
2と押圧ボルト33を固定する割りピン、37は
回り止めである。
かかる構成において、第3図A,Bを参照して
本実施例の感熱式印刷機の動作を簡単に説明す
る。ローラ22と当接する偏心カム23がその半
径距離が次第に大となる方向に回転している時に
は、偏心カム23の回転に伴なつてローラ22及
び押上軸21を介して加圧レバー20後端が押し
上げられる。これにより、主軸13を中心に加圧
レバー20が反時計方向に回動し、その先端が押
し下げられ加圧部19の圧縮スプリング34及び
押圧ボルト33を介してサーマルヘツド11が第
3図Aに示す如く感熱紙26に圧接され感熱紙2
6への印刷が可能になる。又、偏心カム23が更
に半回転しローラ22との当接部分の半径距離が
次第に小になる時には、コイルバネ17のバネ力
によつてサーマルヘツド11を介して加圧レバー
20が逆に主軸13を中心に時計方向に回動しサ
ーマルヘツド11と感熱紙26とが第3図Bに示
す如く離間する。この間にプラテン18が回り感
熱紙26の送り動作が行なわれるようになつてい
る。
そして、この感熱式印刷機におけるサーマルヘ
ツド11とプラテン18との圧接力と開離量の調
整は次のように行なう。
例えば圧接力を強めたい場合には、圧力調整ネ
ジ31を回して下方に移動させれば第3図Aに示
す加圧時において、圧縮スプリング34の圧緒長
が短かくなりバネ力が強まるので圧接力が強ま
る。この時、押圧ボルト33はサーマルヘツド1
1に当接しているので、圧力調整ネジ31とスト
ツパ32とのすきま1が大きくなり、第3図B
に示す圧力解放時においてサーマルヘツド11と
プラテン18との開離量が少なくなるので、前記
ストツパ32を回して下方に移動させ、開離量を
元の状態になるように調整する。これにより、圧
縮スプリング34の圧縮長が短かくなりバネ力が
強まるので圧縮力を強めるともに前記開離量の調
整も行なえる。
一方圧接力を弱めたい時には、逆に圧力調整ネ
ジ31を回して、上方に移動させればよい。この
場合圧力調整ネジ31の上方への移動によりこれ
の上面がストツパ32に当接し押圧ボルト33を
押し上げるので、始めにストツパ32を回して上
方に移動し、次に圧力調整ネジを回して圧接力を
調整し、しかるのち再びストツパ32を回して前
記開離量が元の大きさとなるよう調整を行なえば
良い。これにより圧縮スプリング34の圧縮長が
長くなりバネ力が弱まるので圧接力を弱めると共
に前記開離量の調整も行なえる。
そして、印刷時、即ちサーマルヘツド11が感
熱紙26に圧接している状態では、加圧レバー2
0の揺動距離とサーマルヘツド11と感熱紙26
との離間距離l1、(第3図Bに示す)との差の分
だけ第3図Aのl2で示すように押圧ボルト33を
介してストツパ32が圧力調整ネジ31から浮き
上り圧縮スプリング34のバネ圧が押圧ボルト3
3を介してサーマルヘツド11に加わりサーマル
ヘツド11が感熱紙26に圧接される。又、サー
マルヘツド11と感熱紙26の離間時にはストツ
パ32が圧力調整ネジ31に係合し押圧ボルト3
3の移動が規制されるので加圧部19の圧縮スプ
リング34によるサーマルヘツド11への押圧力
は解放される。尚、この際に、コイルバネ17の
ばね力によつてサーマルヘツド11が押圧ボルト
33側に圧接されるが、このコイルバネ17のば
ね力は、サーマルヘツド11の重量を確実に支え
るのに必要な下限値に設定してあり、従つて、コ
イルバネ17のばね力に基づく前記圧接力はほと
んど零に近いものである。このように、サーマル
ヘツド11の圧接部上方から印刷時のみ加圧する
ようにすれば、その加圧力はプラテン18上のみ
に加わることになり主軸13、ヘツド取付足12
等にほとんど作用しないので、これらの変形が防
止でき常に良好な印刷性能を維持できる。又、従
来に比べてサーマルヘツド11と感熱紙26との
開離量の調整が各部の加工精度とは無関係に極め
て簡単に行なうことができる。
以上述べたように本考案によれば、印刷時にお
いて、サーマルヘツドの圧接部上方からサーマル
ヘツドを押圧すると共に、感熱紙とサーマルヘツ
ドとの離間時に加圧部からの圧力がサーマルヘツ
ド及びその支軸部等に加わらないので、これらの
変形が防止され長期使用による印刷性能の低下を
防止できる。又、サーマルヘツドと感熱紙との圧
接力及び開離量の調整が各調整ネジにより極めて
容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の加圧装置を示し、Aは部分平面
図、BはA図中A−A線矢視断面図、第2図は本
考案の1実施例を示す部分平面図、第3図は動作
状態図を示し、Aは加圧時、Bは圧力解放時、第
4図は加圧レバーの構成図を示し、Aは一部断面
側面図、Bは平面図である。 11……サーマルヘツド、13……主軸、17
……コイルバネ、18……プラテン、19……加
圧部、20……加圧レバー、26……感熱紙、3
1……圧力調整ネジ、32……ストツパ、33…
…押圧ボルト、34……圧縮スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 印刷時にはプラテンに装填された感熱紙上にサ
    ーマルヘツドを加圧接触させ、感熱紙移動時には
    サーマルヘツドを感熱紙から離間させる構成の感
    熱式印刷機において、中間部において揺動可能に
    軸支された加圧装置本体の一端部に、当該加圧装
    置本体に螺合する圧力調整ネジと、該調整ネジを
    当該ネジの軸方向に移動自由に貫通し前記加圧装
    置本体から突出した一端に鍔部を有する押圧部材
    と、前記鍔部と圧力調整ネジとの間に保持され押
    圧部材の前記鍔部を加圧装置本体から離間する方
    向に常時弾性付勢する圧縮スプリングと、前記押
    圧部材の他端に移動可能に螺合し圧力調整ネジと
    の係合により押圧部材の前記離間方向への移動を
    規制するストツパ部材と、を備えた加圧装置を、
    プラテンに装填された感熱紙に接離可能でかつ感
    熱紙離間方向に常時弾性支持されたサーマルヘツ
    ドを介して押圧部材鍔部がプラテンと対向するよ
    う配置すると共に、加圧装置本体の他端部側に、
    当該加圧装置本体をプラテン離接方向に揺動させ
    る揺動手段を配置して構成したことを特微とする
    感熱式印刷機。
JP6557381U 1981-05-08 1981-05-08 Expired JPS6139566Y2 (ja)

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JPS57177745U JPS57177745U (ja) 1982-11-10
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JP2546669Y2 (ja) * 1990-11-09 1997-09-03 グラフテック株式会社 サーマルヘッド印字調整装置

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