JPS6139415Y2 - - Google Patents

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JPS6139415Y2
JPS6139415Y2 JP1979167969U JP16796979U JPS6139415Y2 JP S6139415 Y2 JPS6139415 Y2 JP S6139415Y2 JP 1979167969 U JP1979167969 U JP 1979167969U JP 16796979 U JP16796979 U JP 16796979U JP S6139415 Y2 JPS6139415 Y2 JP S6139415Y2
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lamp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、キセノンランプを点灯するに際
し、1回の起動で確実にに点灯させるとともに、
点灯後のランプが安定状態に至るまでの時間を短
縮するようにしたキセノンランプ用整流装置に関
する。
〔従来の技術〕
一般に、キセノンランプは映写機やスライド投
影機の光源として用いられる。
そして、キセノンランプを光源負荷とする整流
装置は、常時使用されることが少なく、例えば、
映画館においては、通常3台の映写機を備え、そ
のうちの1台を選択的に使用し、かつ他の2台を
待機状態にしておき、フイルムの終了にともなつ
て順次他の映写機を使用するようになつている。
そのため、待機中においては、ランプの電流値
を使用状態の電流値の約半分程度にする所謂ハー
フ使用に切換えておくようになつている。
ところで、従来の映写機に用いられるキセノン
ランプ用整流装置は、通常、キセノンランプがハ
ーフ使用の状態で点灯されるようになつており、
必要に応じてランプの電流値を実使用の電流値に
する所謂フル使用へと切換えられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
したがつて、ハーフ使用の状態では前述のよう
に電流が小さいため、ランプを点灯させるに際し
て良好な点灯性が得られず、しかも、ランプが安
定状態になるまでに時間を要する。
この理由を説明すると、ランプが点灯される以
前においては、ランプの電極が冷却状態にあるた
め、点灯時に冷陰極として動作し、アークを形成
する電子の放出が容易でなく、ランプの点灯も容
易でない。
そのため、電極を暖めて電子の放出が容易とな
る熱陰極状態にしなければならないが、ハーフ使
用で点灯起動するので、電流が小さく、電極が暖
まるのに時間を要し、その間、入力電圧の急激な
落ち込み等の入力電源変動が生じれば、冷陰極状
態であるためにアーク電圧を維持できなくなり、
発生したアークの立ち消えが生じる場合がある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、前記従来の問題点に留意してなさ
れたたものであり、交流電流を整流してキセノン
ランプに供給する出力制御部と、前記キセノンラ
ンプのハーフ使用時の前記出力制御部の出力電流
を設定する第1の出力電流設定部と、前記キセノ
ンランプのフル使用時の前記出力制御部の出力電
流を設定する第2の出力電流設定部と、電源投入
時から一定時間経過後に前記出力制御部の出力電
流の設定を、前記第2の出力電流設定部または前
記キセノンランプのフル使用時の前記出力制御部
の出力電流より大きい出力電流を設定する第3の
出力電流設定部から前記第1の出力電流設定部に
切換える時限装置とを備えたキセノンランプ用整
流装置である。
〔作 用〕
したがつて、この考案によると、電源投入時
は、出力制御部がキセノンランプのフル使用時の
出力電流またはそれより大きい出力電流に設定さ
れ、時限装置により、一定時間経過後にハーフ使
用時の出力電流に切換えられるため、キセノンラ
ンプが1回の起動で確実に点灯され、かつ、キセ
ノンランプが安定した点灯状態になる時間が短縮
される。
〔実施例〕
つぎに、この考案を、その実施例を示した図面
とともに説明する。
まず、1実施例を示した第1図および第2図に
ついて説明する。
第1図において、IPは交流電流の入力端子、S
は点灯用スイツチ、Tは変圧器、OPCはサイリ
スタ等の制御整流素子THからなる出力制御部、
SMは直流リアクトルLおよびコンデンサCから
なる平滑回路、RAはキセノンランプ、CTはキセ
ノンランプRAに供給される整流装置の出力電流
を検出する電流検出器であり、検出電流に比例し
た電圧に変換して出力する。
そして、入力制御部IPに、点灯用スイツチS,
変圧器T、出力制御部OPC、平滑回路SM、電流
検出器CTおよびキセノンランプRAが順次接続さ
れている。
EAは反転入力端子(−)が電流検出器CTに接
続された誤差増幅器、SW1は共通端子が誤差増
幅器EAの非反転入力端子(+)に接続された第
1切換スイツチである。
E3は第1切換スイツチSW1の常閉接点Bと
接地端子間に接続された第3の出力電流設定部で
あり、キセノンランプRAの点灯起動時の出力制
御部OPCの出力電流を、キセノンランプRAのフ
ル使用時の出力電流より大きい出力電流に設定す
る。
SW2は共通端子が第1切換スイツチSW1の常
開接点Aに接続された第2切換スイツチ、E1、
E2は第2切換スイツチSW2の常閉接点Bと接
地端子間および常開接点Aと接地端子間にそれぞ
れ接続された第1および第2の出力電流設定部で
あり、第1の出力電流設定部E1がハーフ使用時
の出力電流設定部OPCの出力電流を設定し、第
2の出力電流設定部E2がフル使用時の出力制御
部OPCの出力電流を設定する。
PSは誤差増幅器EAの出力により出力制御部
OPCの制御整流素子THを位相制御する点弧信号
を入力端子IPからの交流電源に同期して出力する
移相器である。
TLは電源投入後一定時間を計時して第1切換
スイツチSW1を常閉接点Bから常開接点Aに切
換える時限装置である。
つぎに、前記実施例の動作を、第2図を参照し
て説明する。
点灯用スイツチSをオンすると、入力端子IPの
商用交流が、変圧器TによりランプRAの定格電
圧に応じた電圧に変換され、出力制御部OPCに
おいて、移相器PSからの点弧信号により点弧さ
れる制御整流素子THで整流され、さらに、平滑
回路SMにより平滑されてランプRAに供給され、
この平滑回路SMの出力電圧に高周波発生装置
(図示せず)の高周波電圧が重畳されて、ランプ
RAの電極間のギヤツプが破壊されてアークが発
生し、ランプRMに電流が流れてランプRAが点
灯する。
一方、点灯用スイツチSのオンにより、商用交
流が時限回路TLに印加されて時限回路TLが所定
時間の計時を開始する。
そして、ランプRAに電流が供給されると、こ
の電流が電流検出器CTで検出されて電圧に変換
されたのち、誤差増幅器EAの反転入端子(−)
に入力される。
また、誤差増幅器EAの非反転入力端子(+)
には、第1切換スイツチSW1が常閉接点Bに接
続されているため、第3の出力設定部E3に設定
されたスタート電流設定信号が印加されており、
誤差増幅器EAからは、電流検出器CTの出力信号
とスタート電流設定信号との差が零になるような
信号が出力され、移相器PSから誤差増幅器EAの
出力信号に応じた点弧信号が出力され、出力制御
器OPCの制御整流素子THが位相制御され、第2
図のaで示すように、出力制御部OPCから大き
な電流が出力され、ランプRAが1回の起動によ
り確実に点灯される。
そして、第2図のtで示す時限装置TLの設定
時間が経過すると、時限装置TLにより第1切換
スイツチSW1が常開接点Aに切換えられ、第1
の出力電流設定部E1に設定されたハーフ使用電
流設定信号が、第2および第1切換スイツチSW
2,SW1を介して誤差増幅器EAの非反転入力
端子(+)に入力されて電流検出器CTの出力信
号と比較される。
したがつて、位相器PSからはハーフ使用電流
設定信号に基づいた点弧信号が出力され、出力制
御部OPCの出力電流が、第2図のbで示すよう
に、第1の出力設定部E1に設定されたハーフ使
用電流時になるようにフイードバツク制御され
る。
つぎに、映写機等を実使用する場合は、第2切
換スイツチSW2を常開接点Aに切換えると、第
2の出力電流流設定部E2のフル使用電流設定信
号が誤差増幅器EAの非反転入力端子(+)に入
力され、出力制御部OPCの出力電流が、第2図
cで示すように、第2の出力電流設定部E2に設
定されたフル使用電流値になるようにフイードバ
ツク制御される。
つぎに、他の実施例を示した第3図について説
明する。
この実施例は、スタート設定電流をフル使用設
定電流と同一にした場合である。
同図において、第1図の回路構成と異なる点
は、第3の出力電流設定部E3を除去し、第2切
換スイツチSW2の常開接点Aを、第1切換スイ
ツチSW1の常閉接点Bに接続したことである。
さらに、時限装置TLにより、高周波発生装置
HFVの電源スイツチである第3切換スイツチ
SW3を切換えるようにしたことである。
そして、この実施例の動作は、第1図の場合と
ほぼ同様であり、異なる点は、スタート電流設定
信号をフル使用時の出力制御部OPCの出力電流
にしたことであり、また、時限装置TLの設定時
間経過後の出力により、第1切換スイツチSW1
の切換えのほかに、第3切換スイツチSW3を切
換えて高周波発生装置HFVの駆動を停止し、高
電圧による危険および高周波による電波障害をそ
れぞれ防止していることである。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によると、電流投入
時、キセノンランプのフル使用時の電流またはそ
れ以上の電流がキセノンランプに供給されるた
め、アークの立ち消えが防止され、キセノンラン
プを1回の起動で確実に点灯できるとともに、キ
セノンランプが安定した点灯状態になるのに要す
る時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のキセノンランプ用整流装置
の1実施例のブロツク図、第2図は第1図の時間
と出力電流の関係図、第3図はこの考案の他の実
施例のブロツク図である。 RA……キセノンランプ、OPC……出力制御
部、E1……第1の出力電流設定部、E2……第
2の出力電流設定部、TL……時限装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電流を整流してキセノンランプに供給する
    出力制御部と、前記キセノンランプのハーフ使用
    時の前記出力制御部の出力電流を設定する第1の
    出力電流設定部と、前記キセノンランプのフル使
    用時の前記出力制御部の出力電流を設定する第2
    の出力電流設定部と、電源投入時から一定時間経
    過後に前記出力制御部の出力電流の設定を、前記
    第2の出力電流設定部または前記キセノンランプ
    のフル使用時の前記出力制御部の出力電流より大
    しい出力電流を設定する第3の出力電流設定部か
    ら前記第1の出力電流設定部に切換える時限装置
    とを備えたキセノンランプ用整流装置。
JP1979167969U 1979-12-04 1979-12-04 Expired JPS6139415Y2 (ja)

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JP1979167969U JPS6139415Y2 (ja) 1979-12-04 1979-12-04

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JP1979167969U JPS6139415Y2 (ja) 1979-12-04 1979-12-04

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Publication Number Publication Date
JPS5685829U JPS5685829U (ja) 1981-07-10
JPS6139415Y2 true JPS6139415Y2 (ja) 1986-11-12

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