JPS6139361Y2 - - Google Patents

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JPS6139361Y2
JPS6139361Y2 JP1973082U JP1973082U JPS6139361Y2 JP S6139361 Y2 JPS6139361 Y2 JP S6139361Y2 JP 1973082 U JP1973082 U JP 1973082U JP 1973082 U JP1973082 U JP 1973082U JP S6139361 Y2 JPS6139361 Y2 JP S6139361Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
core
optical fiber
pit
cross
cladding
Prior art date
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Expired
Application number
JP1973082U
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JPS58123404U (ja
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  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はサイドピツト型とした単一偏波光フア
イバに関する。
シングルモード光フアイバの研究とともに開発
されている単一偏波光フアイバは、そのモードの
うち1つの偏光面(偏波面)の光のみを伝送する
機能を備えており、当該光フアイバは偏波面の保
存を利用したセンサへの応用やコヒーレントな光
通信などに有望視されている。
従来、上記光フアイバの偏波面の保存特性をよ
くする1手段として、そのコアの複屈折を大きく
する方法が採用されており、これの具体例として
つぎに掲げるものが実施さていた。
コアを楕円形、ダンベル形などにする。
クラツドを楕円形にする。
光フアイバ断面における直交する二軸方向の
屈折率分布に差をもたせるため、コア中心を対
称軸として対称的にサイドピツトを形成する。
上記における各手段はいずれも軸対称型と称す
る単一偏波光フアイバを意図したものであるが、
このうち、)、)の手段は楕形コア、楕形ク
ラツドの加工に難度がともなうため単一偏波光フ
アイバの製造能率が低下している。
一方、)の手段にしてもコアの周囲に複数の
サイドピツトを設けねばならないのでその構造の
複雑化にともなう加工難度は避けられず、前述し
たと同じ問題が生じる。
本考案は上記の問題点に鑑み、サイドピツト型
の単一偏波光フアイバに改善を加え、これにより
従来例の問題点を解消したもので、以下その構成
を図示の実施例により説明する。
第1図〜第4図は本考案に係る単一偏波光フア
イバの各種の実施例を示したもので、これらの実
施例において共通している態様は、コア1および
サイドピツト3の周囲をクラツド2が覆つている
こと、コア1の一部にサイドピツト3が接触して
いること、さらに各部の屈折率をn1(コア)、n2
(クラツド)、n3(サイドピツト)とした場合、n1
>n2>n3であつてコア1の屈折率分布が非軸対称
型となつていることである。
つぎに各実施例相互で相違している態様を述べ
ると、第1図のものはコア1およびサイドピツト
3に関してこれらの断面形状および断面積が互い
に等しい円弧形(半円形)であること、しかもこ
れらコア1およびサイドピツト3がその弦面1
a,3aを介して相互に接触し、両者1,3の円
弧面1b,3bが1つの円形を形成していること
が他のものとの相違点となつている。
さらに第1図との共通性をもつ第2図のもの
は、もちろん第3図、第4図と相違しているが、
この第2図のものでは、コア1およびサイドピツ
ト3の円弧形が半円形よりも大きいこと、しかも
サイドピツト3の断面積がコア1のそれよりも小
さいことが第1図との相違となつている。
一方、第3図、第4図のものはコア1およびサ
イドピツト3の断面形状が円形である点において
前記第1図、第2図と相違しており、さらに第3
図、第4図相互では、第3図のものがコア1およ
びサイドピツト3の断面積を互いに等しくしてい
るのに対し、第4図のものはサイドピツト3の断
面積をコア1のそれよりも小さくしている点で両
者に相違がある。
以上の各実施例で述べた本考案の単一偏波光フ
アイバはサイドピツト3を介して得られるコア1
の複屈折現象により、所定の偏波面を長手方向に
連続してそなえている。
以下この点につき説明すると、サイドピツト3
を構成している低曲折率のガラスは、コア1やク
ラツド2に比べその軟化点がかなり低くなつてい
る。
例えばコア1、クラツド2の軟化点が1200℃程
度であるとき、サイドピツト3はこれよりも250
℃程度下回る軟化点を有している。
したがつて各実施例の光フアイバと相似形であ
るプリフオームロツドを紡糸(加熱延伸)して所
定の単一偏波光フアイバをつくるとき、サイドピ
ツト3が固化する時点では他の部分がすでに固化
しており、この結果コア1には固化状態に入つた
サイドピツト3を介してそのピツト方向の引張応
力が働き、これにより当該コア1には複屈折現象
が生じる。
しかもこの際の引張応力はコア1の全周とかコ
ア1を軸として対称に働くのではなく、当該コア
1の一部のみに作用するから、光フアイバ断面に
おける当該コア1の屈折率分布は非軸対称型とな
る。
もちろん上記のごとき複屈折が生じた光フアイ
バは所定の偏波面をそなえており、その偏波面も
長手方向に連続している。
具体例として、コア部をSiO2−GeO2、クラツ
ド部をSiO2、サイドピツト部をSiO2−B2O3とし
たプリフオームロツドをロツドインチユーブ法、
外付CVD法などの組み合わせ手段でつくり、当
該ロツドを紡糸して第1図、第3図の光フアイバ
をつくつたところ、単一偏波光フアイバとして特
性のよいものが得られた。
以上説明した通り、本考案の単一偏波光フアイ
バはコアと、該コアよりも屈折率の低いクラツド
と、該クラツドよりも屈折率の低いサイドピツト
とを備え、サイドピツトはコアの一部と接触して
いるとともにクラツドはこれらコアおよびサイド
ピツトの外周を覆つており、コアの屈折率分布が
非軸対称型となつていることを特徴としている。
したがつて本考案の場合、光フアイバ断面内に
少なくとも1つだけサイドピツトを介在させただ
けのきわめて簡潔な構成で所定の単一偏波特性が
確保できることとなり、当該単一偏波光フアイバ
が難度なしに能率よくしかも低コストで製造でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係る単一偏波光
フアイバの各種実施例を示した断面図である。 1……コア、2……クラツド、3……サイドピ
ツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コアと、該コアよりも屈曲率の低いクラツド
    と、該クラツドよりも屈折率の低いサイドピツ
    トとを備え、サイドピツトはコアの一部と接触
    しているとともにクラツドはこれらコアおよび
    サイドピツトの外周を覆つており、コアの屈折
    率分布が非軸対称型となつている単一偏波光フ
    アイバ。 (2) コアおよびサイドピツトはいずれも弧面と弦
    面とからなる断面円弧形であり、これらコアお
    よびサイドピツトはその弦面を介して互いに接
    触している実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の単一偏波光フアイバ。 (3) コアおよびサイドピツトはいずれも断面円形
    である実用新案登録請求の範囲第1項記載の単
    一偏波光フアイバ。 (4) サイドピツトの断面積はコアの断面積よりも
    小さい実用新案登録請求の範囲第1項または第
    2項または第3項記載の単一偏波光フアイバ。
JP1973082U 1982-02-15 1982-02-15 単一偏波光フアイバ Granted JPS58123404U (ja)

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JP1973082U JPS58123404U (ja) 1982-02-15 1982-02-15 単一偏波光フアイバ

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JP1973082U JPS58123404U (ja) 1982-02-15 1982-02-15 単一偏波光フアイバ

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JPS58123404U JPS58123404U (ja) 1983-08-22
JPS6139361Y2 true JPS6139361Y2 (ja) 1986-11-12

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ID=30031926

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