JPS6139201B2 - - Google Patents

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JPS6139201B2
JPS6139201B2 JP52106532A JP10653277A JPS6139201B2 JP S6139201 B2 JPS6139201 B2 JP S6139201B2 JP 52106532 A JP52106532 A JP 52106532A JP 10653277 A JP10653277 A JP 10653277A JP S6139201 B2 JPS6139201 B2 JP S6139201B2
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JP
Japan
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buffer member
plate
storage box
guide plate
flap
Prior art date
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Application number
JP52106532A
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English (en)
Other versions
JPS5440770A (en
Inventor
Katsuhiro Fujimoto
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP10653277A priority Critical patent/JPS5440770A/ja
Publication of JPS5440770A publication Critical patent/JPS5440770A/ja
Publication of JPS6139201B2 publication Critical patent/JPS6139201B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はフラツプを折り曲げることにより閉塞
される収納箱内に、被収納物の損傷を防止するた
めの緩衝部材を挿入する装置に関する。
[従来の技術] 一般に工場で生産された製品、たとえばけい光
ランプは多数個を収納箱に箱詰して出荷、搬送、
保管がなされる。この収納箱にはもつぱら段ボー
ル箱が使用され、その形状は第1図に示す如きも
のである。すなわち、この段ボール箱Aは4個の
側壁B,B,C,Cから構成される四角筒状の側
壁部Dと、各側壁B,B,C,Cの上,下端から
突設されたフラツプE…,F…を備えている。そ
して、長手方向両端の側壁B,Bに突設されたフ
ラツプE…は短フラツプと称され、この短フラツ
プE…は折曲されたときその先端部間に隙間すな
わち開口が形成される。また、他のフラツプF…
は長フラツプと称され、この長フラツプF…は折
曲されたときその先端が互に衝合される。
このような段ボール箱Aにけい光ランプを箱詰
するには、まず側壁部D,D,C,Cを第1図に
示す如く四角形に拡開し、次いで下側の短フラツ
プE…および長フラツプF…を折曲して底壁部を
構成する。次にこの内部にけい光ランプを収容
し、このランプと収納箱との間に緩衝部材を挿入
してから上記と同様にして上側のフラツプE…お
よびF…を折曲することにより上部閉塞壁部を形
成するようになつている。上記緩衝部材は収納さ
れたけい光ランプ相互が当接しないように保護し
たり、各けい光ランプをそれぞれ軟質段ボール製
の個装箱に収納してある場合には、この個装箱の
端部開口から突出するけい光ランプの口金ピンが
収納箱の側面に当つて変形したりバルブを破損さ
せる等の不具合を防止する目的で収納される。
[発明が解決しようとする間題点] 上記のような緩衝部材を収納箱に挿入する場
合、従来は人手によつて行つていた。すなわち、
緩衝部材を収納箱に投入する場合にチヤツクによ
つて上記緩衝部材を収納箱に収容しようとして
も、上記収納箱の側壁に延長されているフラツプ
が、その折り曲げぐせによつて内方に傾いている
場合があり、上記チヤツクによつて運んできた緩
衝部材を収納箱の所定位置に挿入しようとしても
上記フラツプが邪魔をして所定位置に正確に差し
込めない欠点があつた。
また、上記フラツプを外側に開くように押える
手段を採用した場合はこの押える手段と上記チヤ
ツクが必要となるので構造が複雑となる欠点があ
つた。
特に、すでに収納箱にけい光ランプを収容し、
これらけい光ランプと収納箱の側壁との隙間に上
記緩衝部材を差し込もうとするような場合、上記
隙間が小さいため上記チヤツクによつて運んでき
た軟かい緩衝部材をこの小さな隙間に確実に差し
込むことが困難であつた。
したがつて、結局は人手に頼る方が、確実とな
つていた。
本発明は上記の事情にもとづきなされたもの
で、その目的とするところは、フラツプを外側に
押してこのフラツプが緩衝部材を挿入する際の邪
魔をしないようにし、かつ同時に緩衝部材の挿入
案内をすることできて緩衝部材を確実に収納箱に
挿入することができる装置を提供しようとするも
のである。
[間題点を解決するための手段] 本発明は、所定位置に停止される収納箱よりも
上方に位置して略水平に設けられ前端が上記収納
箱の側壁に対向するとともに後端が上記収納箱の
外側方に配置された案内板と、この案内板上に前
後方向へ移動可能に載置され前面に緩衝部材が面
対向して当接される略垂直状をなした保持板と、
この保持板の下端に回動自在に連結され上記保持
板が前記案内板の後部に位置する場合に上記案内
板の上面に摺接して略水平姿勢となることにより
上記保持板に当接された緩衝部材の下端を支える
とともに、上記保持板が案内板の前端に移動され
た場合に先端がこの案内板の前端から落ちること
により回動しこの回動によつて前記フラツプを内
側から外側に向けて押しかつ上記緩衝部材の支え
を解放してこの緩衝部材の落下を案内する支持部
材と、上記支持部材が上記案内板の後部に位置し
て略水平姿勢となつている場合に上記緩衝部材を
上記保持板および支持部材に当接させるように供
給する供給装置と、上記保持板に向つて空気を噴
出することによりその圧力で上記供給装置から供
給された緩衝部材を上記保持板に起立姿勢で押し
付ける空気噴出機構とを具備したことを特徴とす
る。
[作用] 上記の構成によると、供給装置から供給された
緩衝部材を空気噴出機構から噴出される空気圧に
より保持板の前面に起立させた姿勢で押し付け、
この緩衝部材の下端を上記保持板の下端に回動自
在に連結されかつ案内板の上面に当接することに
より略水平姿勢となつた支持部材によつて支承
し、この状態で保持板を上記案内板の上面に沿つ
て前端まで移動させ、上記支持部材の先端が上記
案内板の前端から下向きに回動された場合にこの
支持部材によつて収納箱のフラツプを外側に押す
とともに上記緩衝部材の支えを解放し、この緩衝
部材の降下をこの支持部材によつて案内するよう
になる。したがつて、緩衝部材を収納箱の所定位
置に挿入させることができる。
[実施例] 以下本発明を図面に示す一実施例にもとづき説
明する。
この一実施例は直管形のけい光ランプを箱詰め
する装置であつて段ボール箱の組立から箱詰まで
を自動的におこなう装置である。
まず、この装置の全体を第2図にしたがつて概
略的に説明する。図中1は折畳まれた段ボール頭
A…を供給する供給機構である。この供給装置1
の終端部には供給された段ボール箱A…を箱状に
拡開する拡開機構2が設けられている。また、こ
の部分には拡開された段ボール箱A…の下側の短
フラツプE,Eを折曲する短フラツプ折曲機構3
および段ボール箱A…を箱詰位置まで送る送り機
構4が設けられている。上記箱詰位置にはこの段
ボール箱A内にけい光ランプGを箱詰めする箱詰
機構5が設けられている。この箱詰位置の上方に
はたとえば四角形の段ボール紙等の緩衝部材H…
を供給する緩衝部材供給機構6およびこの供給さ
れた緩衝部材Hを箱詰されたけい光ランプGの端
部と段ボール箱A内面との間に挿入する緩衝部材
挿入機構7とが設けられている。箱詰位置の側方
には第2図には図示されていないが、けい光ラン
プGが詰められた段ボール箱Aを搬送する搬送機
構8が設けられ、この搬送機構8と箱詰位置の間
には段ボール箱Aの下側の長フラツプF,Fを折
曲する長フラツプ折曲機構9が設けられている。
次に上記の各機構についてそれぞれ詳述する。
まず、段ボール箱Aの供給機構1を第3図および
第4図にもとづき説明する。
図中10,10は一対の無端状をなす供給チエ
ンであつて、これら供給チエン10,10はスプ
ロケツト11…間に張設され、傾斜して配置され
ている。上記スプロケツト11…の回動軸12に
は一方向クラツチ13を介して駆動スプロケツト
14が取付けられている。駆動スプロケツト14
には駆動チエン15が巻装され、この駆動チエン
15の一端は送りスプリング16を介して基台
(図示せず)に取付けられ、他端は送りシリンダ
17のピストンロツドに連結されている。
ピストンロツドが短縮することにより駆動チエ
ン15の他端が引かれ、駆動スプロケツト14が
回転するが、この回転は一方向クラツチ13の空
転のために回転軸12を回転させず、また、ピス
トンロツドが伸長したときには送りスプリング1
6の弾性力により駆動チエン15の一端が引かれ
て駆動スプロケツト14が逆方向に回転し、一方
向クラツチを介して回転軸13が回転され、供給
チエン10,10が間欠的に移動するように構成
されている。上記供給チエン10,10には所定
の間隔で送り突片18…が突設されている。これ
らの送り突片18…間には扁平に折畳まれた段ボ
ール箱A…所定枚数づて重ねて載置されている。
上記供給チエン10,10の終端側に近接して受
板19が水平に設けられている。また、上記供給
チエン10,10の終端側上方にはストツパ板2
0が設けられ、このストツパ板20はシリンダ2
1により上下動されるようになつている。受板1
9にはこれを貫通して下方よりその上面に突出す
るストツパピン22,22が設けられ、このスト
ツパピン22,22はシリンダ23,23により
突没されるようになつている。これらのストツパ
板20およびストツパピン22,22によつて段
ボール箱A…の前進は止められている。
この供給機構1の終端部には第3図,第5図お
よび第6図に示す如く供給された段ボール箱A…
を拡開する拡開機構2が設けられている。24は
その吸着引出部材で、内部は中空に形成され前面
には発泡ウレタン等の弾性材25が貼着され、こ
の弾性材25には多数の吸着孔26…が形成され
ている。この吸着引出部材24内は可撓性のホー
ス27を介して真空ポンプ(図示せず)に接続さ
れている。吸着引出部材24はシリンダ28によ
つて前進、後退されるようになつている。吸着引
出部材24が前進するとこれが最前端の上記段ボ
ール箱Aの側壁Cに吸着し、上記ストツパ板20
が上昇して吸着された段ボール箱Aの一枚分が引
出され、こののちストツパ板20が下降して後続
の段ボール箱Aの上縁部を押える。次いでストツ
パピン22,22が没入し吸着引出部材24が後
退して吸着した段ボール箱Aを引出す。そして、
この段ボール箱Aが引出される際には側方に設け
られた棒状の拡開部材29に当接して側壁部Dが
四角形に開かれる。すなわち、この拡開部材29
は段ボール箱Aの引出軌跡内に突出しており、引
出される段ボール箱Aは吸着された側壁Cに隣接
する側壁のうちこれと鈍角をなす側壁B、すなわ
ち前方側に位置する側の側壁Bがこの拡開部材2
9に当接し、引出されるにしたがつてこの側壁B
が後方に折曲されて側壁部Dが四角形に拡開され
るものである。
この拡開された段ボール箱Aは下側の短フラツ
プE,Eが折曲されて箱詰位置まで送られる。
この短フラツプ折曲機構3と機構4について詳
述する。30は短フラツプ折曲部材であつて、シ
リンダ31により下方から斜上方に昇降自在とな
つている。短フラツプ折曲部材30が上昇するこ
とにより一方の下側短フラツプEが略水平に折曲
される。また、32は送り部材であつて四角形に
拡開された段ボール箱Aの一側部に嵌合し、これ
を開いた状態のまま箱詰位置まで送り得るように
コ字状をなしている。この送り部材32の下端部
には上記折曲された短フラツプEを折曲位置に保
持する保持片33が突設されている。
送り部材32は鉤状の連結部材34を介してシ
リンダ35に接続され、水平横方向に移動される
ようになつている。この送り部材32は段ボール
箱Aの一側部に嵌着し、一方の短フラツプEを折
曲状態に保持しつつ箱詰位置まで送る。そして、
この段ボール箱Aの送り径路の下側には先端が下
方に彎曲した短フラツプ折曲板36が設けられ、
送られる際に他方の短フラツプEが略水平に折曲
されるものである。
箱詰位置に送られた段ボール箱A内にはけい光
ランプG…が箱詰される。次にこの箱詰機構5を
第7図ないし第9図にもとづき説明する。図中3
7は搬送コンベアであつて、この搬送コンベア3
7によつて角筒形の個装ケースに個々に収容され
たけい光ランプG…が送られて来る。搬送コンベ
ア37の終端部には整列板38が設けられ、この
上には送られて来たけい光ランプG…が押込ロー
ラ39,39によつて押されて互に密着状で整列
される。整列されたけい光ランプG…は整列板3
8の端部に設けられたストツパ板80によつて止
められている。なお、このストツパ板80はシリ
ンダ40によつて上下動されるようになつてい
る。
箱詰位置の下方には載置体41が設けられ、こ
の載置体41はロツド81を介してシリンダ42
によつて昇降動されるようになつている。載置体
41およびロツド81は短フラツプE,E先端間
の底面開口より段ボール箱A内を通り、この段ボ
ール箱Aの上方まで上昇し、上記整列板38に隣
接するようになつている。なお、この載置体41
の下方にはスイツチ駆動ロツド43が突設され、
このスイツチ駆動ロツド43の下端部がマイクロ
スイツチ44aに当接することにより載置板41
が上記の上昇位置で停止されるようになつてい
る。載置体41の上方には押え板45が設けら
れ、この押え板45はシリンダ46によつて昇降
動されるようになつている。上記整列板38には
その上面に沿つて移動自在な二叉状の移送板47
が設けられ、この移送板47はシリンダ48によ
つて前進、後退されるようになつている。そし
て、上記載置体41が上昇すると、ストツパ板8
0が上昇されるとともに移送板47が前進し、整
列されたけい光ランプG…を所定個数だけ載置体
41の上方に移送する。そして、この移送された
けい光ランプG…が載置体41の端部に位置した
マイクロスイツチ49に当接するとストツパ板8
0が下降してその下方のけい光ランプGを押える
とともに移送板47が後退し、移送されたけい光
ランプG…は載置体41上に載置される。次に押
え板45が下降して載置板41上のけい光ランプ
G…を上方より押圧し、これを押圧したまま載置
体41が下降する。そして載置体41が整列され
たけい光ランプG…の一段分だけ下降するとスイ
ツチ駆動ロツド43が次のマイクロスイツチ44
bに当接して下降が停止される。そして押え板4
5が上昇するとともにストツパ板80が上昇し、
移送板47が前進して2段目のけい光ランプG…
を載置体41上に移送する。以下これを繰返して
載置体41上に所定段数だけけい光ランプG…を
積重ねる。
なお、スイツチ駆動ロツド43は上下方向に連
設されたマイクロスイツチ44c〜44eにそれ
ぞれ当接して載置体41を一段毎に停止させるも
のである。
また、段ボール箱Aの上方両側には載置体41
上に積重ねられたけい光ランプG…を保持案内す
るためのガイド板50,50が設けられている。
そしてこれらのガイド板50,50の下縁部には
第9図に示す如きフラツプ押え板51,51が設
けられている。これらのフラツプ押え板51,5
1はその先端部が内側に彎曲しており、段ボボー
ル箱Aがこの箱詰位置まで送られる際に上側の長
フラツプF,Fがこれらのフラツプ押え板51,
51に当接して外側に広げられ、この長フラツプ
F,Fが内側に倒れ込まないようになつている。
所定段数だけけい光ランプG…が載置された載
置体41は下降し、これらのけい光ランプG…を
段ボール箱A内に収容し、この載置体41は段ボ
ール箱Aの底面開口より下方に抜け出す。この
際、けい光ランプG…はすでに折曲保持されてい
る下側の短フラツプE,E上に載置されて段ボー
ル箱A内に収容保持される。
このようにして箱詰されたけい光ランプG…の
端部と段ボール箱A内面との間には口金ピン等を
保護するために矩形に切断された段ボール紙等の
緩衝部材Hが挿入される。この緩衝部材挿入機構
7および緩衝部材供給機構6を第10図ないし第
13図にもとづき詳述する。
図中52,52は緩衝部材挿入装置7の保持板
であつて、これらの保持板52,52は箱詰位置
の段ボール箱Aの両側上方に互に対向するように
鉛直に設けられている。これら保持板52,52
はシリンダ53,53により前進、後退されるよ
うに構成され、前進したときには段ボール箱Aの
長手方向両端部に位置する側壁B,Bの上方に位
置するように構成されている。これら保持板5
2,52の下端縁にはヒンジを介して支持板5
4,54がそれぞれ上下方向に回動自在に設けら
れている。また、これら保持板52,52の下方
にはその移動方向に沿つてそれぞれ案内板55,
55が設けられている。この案内板55,55は
第11図に示すように、前端が段ボール箱Aの側
壁B,Bの上方位置に設けられ、後端は段ボール
箱Aの外側方に位置されている。そして上方保持
板52,52が後退したときには上記支持板5
4,54がこれら案内板55,55上に乗り上げ
て略水平位置に保持され、また保持板52,52
が前進したときに支持板54,54はこの案内板
55,55の前端から外れて下向き鉛直に垂下す
るようになつている。56,56は空気噴出ノズ
ルであつて、上記保持板52,52が後退してい
る場合にその前面に向つて空気を吹付けるように
構成されている。
上記保持板52,52が後退したときにはこれ
らに対して後述する緩衝部材供給機構6より緩衝
部材Hが供給され、これらの緩衝部材Hは空気噴
出ノズル56,56より噴出する空気により上記
保持板52,52の前面に密着し、また下縁が支
持板54,54上に当接して保持される。この保
持板52,52がシリンダ53,53によつて前
進されると支持板54,54が案内板55,55
の前端から外れて下向きに落下回動し、緩衝部材
Hはこの保持板52,52の前面から支持板5
4,54の前面を密着しながら滑り落ち、段ボー
ル箱Aの内面とけい光ランプG…の端部間に挿入
される。この場合、支持板54,54が案内板5
5,55の前面から外れて落下回動するとき、段
ボール箱Aの側壁B,Bに連らなる上短フラツプ
E,Eの内面に当り、これにより上短フラツプ
E,Eは外側に押されるため、段ボール箱Aの上
部開口を塞ぐ位置から外側へ押し拡げられる。こ
のため上短フラツプE,Eがその折りぐせにより
緩衝部材Hの挿入を阻害することはない。
しかも上記上短フラツプE,Eを外方に押し拡
げた支持板54,54は、この上短フラツプE,
Eを押しつつ、側壁B,Bの上方に位置するか
ら、緩衝部材Hを側壁B,Bとけい光ランプ端部
との間の隙間にガイドする。
よつて緩衝部材Hの案内が確実に行われる。つ
ぎに案内板52,52が後退すると前記押え板4
5が下降し、緩衝部材Hを押し込むようになつて
いる。
次に、上記緩衝部材供給機構6について詳述す
る。図中57,57は供給ホツパであつて、これ
らの供給ホツパ57,57には緩衝部材H…がそ
れぞれ積重ねられている。そして、これら供給ホ
ツパ57,57の下側には供給板58,58が斜
上方に向けて設けられている。これら供給板5
8,58は連結板59で互に一体的に連結され、
また案内レール60に案内されてその長手方向に
往復動自在に設けられている。そして、これら供
給板58,58はシリンダ61によつて往復動さ
れるようになつている。
これら供給板58,58の後端部には緩衝部材
H…の厚さに相当する高さの段部62,62が形
成され、供給板58,58の往復動に伴つて最下
位置の緩衝部材H…がこの段部62,62に押さ
れて押出されるようになつている。また、供給ホ
ツパ57,57の下端部前方側にはL字形の止め
部材63,63が設けられ、この止め部材63,
63は供給板58,58の上面から緩衝部材H…
の厚さよりわずかに大きな距離だけ離間してお
り、最下位置の緩衝部材H…のみが1枚ずつ押し
出されるようになつている。また、これら止め部
材63,63には前方斜下方に向けてばね64,
64が取付けられており、これらばね板64,6
4によつて押し出された緩衝部材H…が戻らない
ようになつている。
したがつて供給板58,58が往復する毎に緩
衝部材H…が1枚ずつ押し出され、この供給板5
8,58上に整列して供給されるようになつてい
る。これら供給板58,58の先端は前記緩衝部
材挿入機構7の案内板52,52の上方に位置し
ており、これら供給板58,58の先端から押し
出された緩衝部材H…はシユート65、およびガ
イド66,66に案内されて前記保持板52,5
2の前面に供給される。
そしてこのようにしてけい光ランプG…が箱詰
され、かつ緩衝部材H…が挿入された段ボール箱
Aは次の段ボール箱Aが箱詰位置まで送られるこ
とによつて搬送機構8上に押し出される。
この段ボール箱Aが搬送機構8に押し出される
際には長フラツプ折曲機構9によつて下側の長フ
ラツプF,Fが折曲されて底壁部が形成される。
第14図にはこの長フラツプ折曲機構9を示す。
図中67,67は水平面内で回転自在に設けられ
た水平ローラであつて、段ボーール箱Aの両側に
位置して設けられている。また、これら水平ロー
ラ67,67に続いて鉛直面内で回転可能に設け
られた一連の鉛直ローラ68…が段ボール箱Aの
下面に対応して設けられ、これらの鉛直ローラ6
8は順次中心側に向うように斜めに配置して設け
られている。これら鉛直ローラ68…の後方には
さらに鉛直面内で回転自在な細長円筒状の長ロー
ラ69が設けられている。
段ボール箱Aは搬送機構8まで送られる際に下
側の長フラツプF,Fが水平ローラ67,67に
当接して内側に折曲され、次いでこれらの長フラ
ツプF,Fは鉛直ローラ68…、長ローラ69に
順次乗り上げて完全に折曲される。そして、上記
搬送機構8にはその端部にL字状の搬送板70が
設けられ、この搬送板70はシリンダ71によつ
て往復動されるようになつている。また、この搬
送板70の両側には2本の搬送レール72,72
が設けられている。そして、上記搬送板70上に
段ボール箱Aが送られると、この搬送板70が移
動してこの段ボール箱Aを搬送レール72,72
上に押し上げる。そして以下同様にして後続の段
ボール箱Aを搬送レール72,72上に押し上
げ、これら段ボール箱A…は搬送レール72,7
2上に整列して次々に次工程に送られる。
以上の如く構成された本発明の一実施例は前述
の如く折畳まれた段ボール箱A…を拡開し、この
内部にけい光ランプG…を箱詰し、緩衝部材H…
を差し込んだのち底壁部を組立るまでの作業を全
部自動的におこなうものである。
なお、本発明は上記一実施例には限定されな
い。
たとえば本発明の緩衝部材挿入装置は必らずし
も上記一実施例の如き他の機構と一体的に組合さ
れなくてもよく、別個の装置としても構成でき
る。
また、緩衝部材は必らずしも上記の如き段ボー
ル紙に限定されず、ある程度軟質のものであれば
どのようなものでも挿入し得る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、鉛直に
設けた保持板に緩衝部材を供給して支持部材上に
支持するとともに空気噴出ノズルから噴出する空
気によつてこの緩衝部材を上記保持板に密着さ
せ、この保持板および支持部材を案内板に沿つて
前端に進ませ、支持部材を案内板の前端から落下
回動させることにより上記緩衝部材を解放し、緩
衝部材を支持部材に沿つて落下させて被収納物と
収納箱との間の間隙内に挿入するものである。こ
のものによると、支持部材が案内板の前端から落
下回動した場合に、この支持部材が上フラツプを
外側に向けて押すので、上フラツプがその折りぐ
せにより、収納箱の上方にかぶさつて緩衝部材の
挿入を阻害するようなことがなくなり、加えて回
動垂下された上記支持部材が緩衝部材の降下の案
内をなすので緩衝部材を被収納物と収納箱の間の
小さな隙間に正確に、確実に挿入することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は収納箱として使用される段ボール箱の
構造の説明図である。第2図ないし第13図は本
発明の一実施例を示し、第2図は全体の斜視図、
第3図は拡開機構部分の斜視図、第4図は供給機
構の斜視図、第5図は拡開機構を示す平面図、第
6図は送り部材の斜視図、第7図は箱詰機構部分
の斜視図、第8図は同側面図、第9図はフラツプ
押え板の斜視図、第10図は緩衝部材挿入機構の
斜視図、第11図はその断面図、第12図は緩衝
部材供給機構の斜視図、第13図は同要部の側面
図、第14図は長フラツプ折曲機構および搬送機
構の斜視図である。 6……緩衝部材供給機構、52……保持板、5
4……支持板(支持部材)、55……案内板、5
6……空気噴出ノズル、A……段ボール箱(収納
箱)、E,F……フラツプ、G……けい光ランプ
(被収納物)、H……緩衝部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 側壁に連接されたフラツプを折り曲げること
    により閉塞される収納箱に、被収納物の損傷を防
    止するための緩衝部材を挿入する装置において、 所定位置に停止される収納箱よりも上方に位置
    して略水平に設けられ前端が上記収納箱の側壁に
    対向するとともに後端が上記収納箱の外側方に配
    置された案内板と、この案内板上に前後方向へ移
    動可能に載置され前面に緩衝部材が面対向して当
    接される略垂直状をなした保持板と、この保持板
    の下端に回動自在に連結され上記保持板が前記案
    内板の後部に位置する場合に上記案内板の上面に
    摺接して略水姿勢となることにより上記保持板に
    当接された緩衝部材の下端を支えるとともに、上
    記保持板が案内板の前端に移動された場合に先端
    がこの案内板の前端から落ちることにより回動し
    この回動によつて前記フラツプを内側から外側に
    向けて押しかつ上記緩衝部材の支えを解放してこ
    の緩衝部材の落下を案内する支持部材と、上記支
    持部材が上記案内板の後部に位置して略水平姿勢
    となつている場合に上記緩衝部材を上記保持板お
    よび支持部材に当接させるように供給する供給装
    置と、上記保持板に向つて空気を噴出することに
    よりその圧力で上記供給装置から供給された緩衝
    部材を上記保持板に起立姿勢で押し付ける空気噴
    出機構とを具備したことを特徴とする収納箱に緩
    衝部材を挿入する装置。
JP10653277A 1977-09-05 1977-09-05 Device for inserting buffer member Granted JPS5440770A (en)

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JP6985903B2 (ja) * 2017-11-27 2021-12-22 川崎重工業株式会社 箱組立装置と箱組立方法

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