JP4324448B2 - 包装装置 - Google Patents

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本発明は、包装装置、特に、ペットボトルやボトル缶等に充填された飲料水や液体調味料等(以下、「ボトル製品」という。)を段ボール等のケースに箱詰めする包装装置に関するものである。
図19は、ボトル製品を段ボール製のケースに箱詰めする従来の包装装置の概略斜視図である。
ボトル製品(A)(A)を後述の中継ステーション(4)に供給する供給コンベヤ(10)の走行域には、前記ボトル製品(A)(A)を複数列に整列させるレーンガイド(13)(13)が並設されていると共に、該レーンガイド(13)(13)の配設域の途中には、ボトル製品(A)(A)を包装単位にグルーピングする図示しないグルーパが設けられている。又、供給コンベヤ(10)に於けるレーンガイド(13)(13)の配設部の下流側には包装単位にグルーピングされたボトル製品(A)(A)を一時的にストックする中継ステーション(4)が形成されている。
上記中継ステーション(4)にストックされたボトル製品(A)(A)を受け取る充填コンベヤ(15)は、ボトル製品(A)(A)を受容するバケット部(16)(16)を具備していると共に、該バケット部(16)(16)内のボトル製品(A)(A)は、一対のプッシャ(17)と補助プッシャ(18)で挟まれた状態で後述のケースコンベヤ(21)上のケース(25)側に移動されるようになっている。
充填コンベヤ(15)の側方には、シートストック部(22)から取り出されたブランクシート(段ボールケースを展開した形状のシート)を、上方が開放したコ字状の半整形状態で搬送するケースコンベヤ(21)が並設されている。又、ケースコンベヤ(21)の側方には、既述補助プッシャ(18)(18)が所定ピッチで取り付けられたプッシャコンベヤ(23)が並設されている。
このものでは、供給コンベヤ(10)で供給されるボトル製品(A)(A)は、レーンガイド(13)(13)部分を通過するときに図示しないグルーパで行列状の包装単位にグルーピングされて中継ステーション(4)上に取り出されると共に、中継ステーション(4)上のボトル製品(A)(A)が移送棒(12)で押されて充填コンベヤ(15)のバケット部(16)に移し替えられる。
又、充填コンベヤ(15)のバケット部(16)内のボトル製品(A)(A)は、プッシャ(17)と補助プッシャ(18)で挟まれた状態でケースコンベヤ(21)上のケース(25)内まで押し動かされ、これにより、ボトル製品(A)(A)がケース(25)内に充填される。その後、ケース(25)が矩形箱状に適宜折り畳まれて包装物(B)が完成する。
このものでは、充填コンベヤ(15)上のバケット部(16)内のボトル製品(A)(A)をプッシャ(17)でケース(25)側に押し動かせる際に、該ボトル製品(A)(A)の最前列に補助プッシャ(18)を当接させた状態に維持する。従って、該最前列のボトル製品(A)(A)が充填コンベヤ(15)とケース(25)の境界部で躓いて転倒するような不都合が防止される。
特開2001−322607号公報(図1) 特開2001−335004号公報(図1)
しかしながら、上記従来のものでは、中継ステーション(4)のボトル製品(A)(A)を受け取ってこれをケース(25)に充填する為の充填コンベヤ(15)やプッシャ(17)以外に、充填コンベヤ(15)からケース(25)に充填されるボトル製品(A)(A)の転倒を防止する為の特別な補助プッシャ(18)(18)や、該補助プッシャ(18)(18)を搬送するプッシャコンベヤ(23)が必要になるから、装置全体が大型化するだけでなく構造が複雑化してコスト高の問題を招来する。
又、中継ステーション(4)にストックされたボトル製品(A)(A)を移送棒(12)で押し動かせて充填コンベヤ(15)に移し替える際に、ボトル製品(A)(A)の最前列が、中継ステーション(4)上を摺動する時又は中継ステーション(4)から充填コンベヤ(15)に乗り移る時に躓いて転倒する心配がある。特に、高速包装する場合や、下部が5本脚状等に形成された耐圧性ボトル(炭酸飲料等を充填するボトル)では、安定性が悪いことから極めて転倒し易い。そして、高速包装中にボトル製品(A)(A)が転倒した場合は、搬送されて来る後続のボトル製品(A)(A)が連鎖的に次々と転倒して転倒ボトルが搬送経路に充満し、その後の復旧作業に多大な手間が掛かる。
本発明は、かかる点に鑑みて成されたもので、
『箱詰め側端部と上方が開放した半整形状態のケース(25)を、前記箱詰め側端部がコンベヤ幅方向に向くように載置して搬送するケースコンベヤ(21)と、
グルーパで行列状にグルーピングされたボトル製品(A)(A)を受け取って前記搬送される半整形状態のケース(25)に対して前記箱詰め側端部から充填する充填装置を備えた、包装装置』に於いて、前記グルーピングされたボトル製品(A)(A)をケース(25)に充填するまでの経路で該ボトル製品(A)(A)が転倒するのを一層確実に防止すると共に、必要な装置数を少なくして構造の簡略化と小型化が図れるようにし、もって、装置全体の据付場所の省スペース化、及び、コストダウンに貢献できるようにすることを課題とする。
1.請求項1に係る発明
上記課題を解決する為の請求項1に係る発明の技術的手段は、
『前記ケース(25)は、底板部(259)の搬送方向の前後端から屈曲起立した一対の側板部(260)(261)と、該一対の側板部(260)(261)に於ける前記箱詰め側端部側から延長した一対のサイドフラップを備えており、
前記ボトル製品(A)(A)の充填対象となる前記ケース(25)の前記一対のサイドフラップを自由端側に向かって次第に離反する開放姿勢に保持する為のフラップ開放手段が設けられたガイド用コンベヤ(6)が前記ケースコンベヤ(21)と平行に配設され、
前記充填装置は、前記グルーピングされたボトル製品(A)(A)を上端の瓶口部で各別に掴むことにより吊下げ状に保持する保持体を備えた移送クレーン(5)で構成されており、
前記移送クレーン(5)は、前記ボトル製品(A)(A)を前記ケース(25)の前記箱詰め側端部からケース内へ水平移動させてから降下させた後に前記保持を解除する機能を備えており、
前記ガイド用コンベヤ(6)は、前記ボトル製品(A)(A)の充填対象となる前記ケース(25)の前記箱詰め側端部の下部に接近した状態で対面しながら移動する転倒防止ガイドを備えている』ことである。
上記技術的手段によれば、移送クレーン(5)は、行列状にグルーピングされたボトル製品(A)(A)の上端の瓶口部を各別に掴むことによって、該ボトル製品(A)(A)を吊下げ状に保持し、この吊下げ状態でボトル製品(A)(A)をケースコンベヤ(21)上のケース(25)側に移送する。
そして、ボトル製品(A)(A)の充填時には、移送クレーン(5)は、吊下げ状態に保持したボトル製品(A)(A)を、ケース(25)の箱詰め側端部からケース内へ水平移動させた後に降下させ、これにより、ボトル製品(A)(A)の充填を完了させる。
このように、上記技術的手段によれば、既述従来のようにボトル製品(A)(A)が中継ステーション(4)や充填コンベヤ(15)の上面、更には、これらの境界部や充填コンベヤ(15)とケース(25)の境界部を摺動することがないから、摺動時の躓きによってボトル製品(A)(A)が転倒する不都合を防止することができる。
又、上記技術的手段によれば、ボトル製品(A)(A)、特に、胴部が角筒状に形成されたボトル製品(A)(A)を移送クレーン(5)で箱詰め側端部からケース(25)内に移動させる際には、自由端側に向かって次第に離反する開放姿勢のサイドフラップがボトル製品(A)(A)のガイドとして機能する。従って、該ボトル製品(A)(A)の充填動作が円滑に進行する。
そして、前記ガイド用コンベヤ(6)は、前記ボトル製品(A)(A)の充填対象となる前記ケース(25)の前記箱詰め側端部の下部に接近した状態で対面しながら移動する転倒防止ガイドを備えているので、ボトル製品(A)(A)の充填時には、ケース(25)の箱詰め側端部(開放状態にある)の下部に転倒防止ガイドが接近した状態で対面している。従って、ボトル製品(A)(A)がケース(25)内で移送クレーン(5)から開放(保持解除)されたとき(転倒し易い状態にあるとき)には、ボトル製品(A)(A)の下部側面に接近対面した転倒防止ガイドによって該ボトル製品(A)(A)が前記箱詰め側端部側に転倒するのを防ぐことができる。
よって、ボトル製品(A)(A)の転倒を一層確実に防止することができる。
.請求項に係る発明
上記課題を解決する為の請求項に係る発明の技術的手段は、
『前記ケース(25)は、底板部(259)の搬送方向の前後端から屈曲起立した一対の側板部(260)(261)と、該一対の側板部(260)(261)に於ける前記箱詰め側端部側から延長した一対のサイドフラップを備えており、
前記充填装置は、前記グルーピングされたボトル製品(A)(A)を上端の瓶口部で各別に掴むことにより吊下げ状に保持する保持体を備えた移送クレーン(5)で構成され、
前記保持体には、前記ボトル製品(A)(A)の充填対象となる前記ケース(25)の箱詰め側端部に対向する部分に、前記保持したボトル製品(A)(A)群の両側部から前記ケース(25)内に向けて接近するように傾斜する一対の製品挿入ガイドが設けられており、
前記サイドフラップは、前記フラップ開放手段又は前記製品挿入ガイドで開放姿勢に保持される上部サイドフラップと、該上部サイドフラップの下方に位置する下部サイドフラップとに上下二分割されており、
前記ボトル製品(A)(A)の充填対象となる前記ケース(25)の前記下部サイドフラップを閉方向に折り畳んだ状態に保持する手段を備えている』ことである。
上記技術的手段によれば、保持されたボトル製品(A)(A)群の両側部から前記ケース(25)内に向けて接近するように傾斜する一対の製品挿入ガイドが保持体に設けられている。従って、ケース(25)に設けられた一対のサイドフラップが自由端側に向けて接近するような非平行状態にあっても、移送クレーン(5)の前記保持体に設けられた一対の製品挿入ガイド(ケーシング(25)内に向けて相互接近するように傾斜している)が、一対のサイドフラップの自由端側の相互間に侵入するときに該一対のサイドフラップを開放するようにガイドする。従って、ボトル製品(A)(A)がケース(25)に円滑に充填される。
そして、前記サイドフラップは、前記フラップ開放手段又は前記製品挿入ガイドで開放姿勢に保持される上部サイドフラップと、該上部サイドフラップの下方に位置する下部サイドフラップとに上下二分割されており、
前記ボトル製品(A)(A)の充填対象となる前記ケース(25)の前記下部サイドフラップを閉方向に折り畳んだ状態に保持する手段を備えているので、ケース(25)に充填されたボトル製品(A)(A)の下部側面に前記下部サイドフラップが対面する。従って、ボトル製品(A)(A)がケース(25)内で移送クレーン(5)から開放(保持解除)されて倒れ易くなったときでも、ボトル製品(A)(A)の下部側面に接近対面した前記下部サイドフラップによって該ボトル製品(A)(A)の転倒を防ぐことができる。
3.請求項3に係る発明
請求項1又は2に係る発明に於いて、
『前記ケースコンベヤ(21)は、前記ボトル製品(A)(A)の充填対象となる半整形状態のケース(25)を前記箱詰め側端部が高くなるような傾斜姿勢で載置するものであり、
前記ボトル製品(A)(A)を充填する半整形状態のケース(25)の前記箱詰め側端部と反対側の端部を閉じるフラップが閉状態に折り畳まれている』ものでは、ボトル製品(A)(A)が箱詰め側端部と反対側(閉塞状態にある)に傾斜姿勢になるから、移送クレーン(5)から開放された際の衝撃でボトル製品(A)(A)が箱詰め側端部側に転倒する心配が少なくなる。
.請求項4に係る発明
請求項1〜請求項に係る発明に於いて、
『前記グルーパは、
前記供給コンベヤ(10)の上方に設けられ且つコンベヤ幅方向にボトル製品(A)の幅に略等しい間隔を置いて並設されたレーンガイド(13)(13)と、
前記レーンガイド(13)(13)間を通過するように前記供給コンベヤ(10)で連続搬送されて来るボトル製品(A)(A)の搬送方向の相互間に対して、前記供給コンベヤ(10)より遅い速度で移動するフィンガを順次下方より入り込ませることにより前記ボトル製品(A)(A)の移動速度を規制すると共に、前記フィンガのうち先行のフィンガを降下させてボトル製品(A)(A)から外すことにより、同フィンガ間の所定個数のボトル製品を前記供給コンベヤ(10)の搬送速度で搬送して取り出すグルーパ本体とを備えている』ものでは、供給コンベヤ(10)で搬送されて来るボトル製品(A)(A)は、コンベヤ幅方向に間隔を置いて並設されたレーンガイド(13)(13)間を通過することにより、複数列に整列される。又、レーンガイド(13)(13)間を連続搬送されるボトル製品(A)(A)の前後間には、供給コンベヤ(10)より遅い速度で移動するフィンガが下方から入り込む。すると、該フィンガより前方のボトル製品(A)(A)は、供給コンベヤ(10)の搬送速度で移動して前記フィンガから次第に前方に離れて行き、これにより、ボトル製品(A)(A)が行列状に箱詰め単位毎にグルーピングされて取り出される。
以上のように、請求項1に係る発明によれば、移送クレーン(5)によってボトル製品(A)(A)を吊下げ状態に保持してケース(25)に充填するから、既述従来のようにボトル製品(A)(A)が継ステーション(4)と充填コンベヤ(15)の境界部等を摺動することがない。従って、該摺動時の躓きによってボトル製品(A)(A)が転倒するのを防止することができる。
又、サイドフラップを自由端側に向かって次第に離反する開放姿勢に保持する為のフラップ開放手段を設けたから、既述したようにボトル製品(A)(A)の充填動作が円滑に進行する。
更に、既述従来のように、ケース(25)に押し込まれるボトル製品(A)(A)の最前列に当接する補助プッシャ(18)やこれを搬送するプッシャコンベヤ(23)が不要となるから、必要な装置数が少なくなり構造の簡略化と小型化が図れる。よって、装置全体の据付場所の省スペース化、及び、コストダウンに貢献できる。
また、移送クレーン(5)による保持が開放された直後の不安定なボトル製品(A)(A)は、前記転倒防止ガイドによって転倒が防止される。従って、ボトル製品(A)(A)が転倒するのを一層確実に防止することができる。
請求項に係る発明では、保持されたボトル製品(A)(A)群の両側部から前記ケース(25)内に向けて接近するように傾斜する一対の製品挿入ガイドが保持体に設けられているから、既述したようにボトル製品(A)(A)がケース(25)に円滑に充填できる。
また、半整形状態にあるケース(25)の前記下部サイドフラップを閉方向に折り畳んだ状態に保持しつつボトル製品(A)(A)を充填する。従って、ケース(25)内で移送クレーン(5)からボトル製品(A)(A)が開放(保持解除)されて倒れ易くなったときには、ボトル製品(A)(A)の下部側面に接近対面した前記下部サイドフラップによって該ボトル製品(A)(A)の転倒を防ぐことができる
請求項に係る発明では、ボトル製品(A)(A)が箱詰め側端部と反対側(閉塞状態にある)に傾斜姿勢になるから、移送クレーン(5)から開放され際の衝撃でボトル製品(A)(A)が箱詰め側端部側に転倒する心配が少なくなる。

以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
《第1実施形態》
[全体構成]
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る包装装置は、供給コンベヤ(10)で供給されるボトル製品(A)(A)を包装単位毎に行列状にグルーピングするグルーパ本体(3)を備えており、該グルーパ本体(3)の下流側には、グルーピングされた前記ボトル製品(A)(A)を受け取る中継ステーション(4)が形成されている。
一方、上記供給コンベヤ(10)の側方には、該供給コンベヤ(10)の下流端近傍からこれと平行に延びるケースコンベヤ(21)が配設されていると共に、該ケースコンベヤ(21)は、コンベヤ幅方向の一方の端部(箱詰め側端部)及び上方が開放する半整形状態のケース(25)(25)を搬送する機能を有している。
又、前記中継ステーション(4)の前方には、行列状に配列されたボトル製品(A)(A)を中継ステーション(4)から受け取る充填装置たる移送クレーン(5)が配設されている。そして、該移送クレーン(5)は、ケースコンベヤ(21)で搬送される半整形状態のケース(25)に対して箱詰め側端部からボトル製品(A)(A)を充填するように制御される。
又、ケースコンベヤ(21)の側方には、半整形状態にあるケース(25)の箱詰め側端部の下部に接近した状態で対面しながら移動する転倒防止ガイド(61)(61)を備えたガイド用コンベヤ(6)が設けられている。
更に、ケースコンベヤ(21)の走行域の近傍には、フラップ折畳み用の揺動板(71)〜(74)や傾斜トッププレート(75)等のフラップ折り畳み装置(7)が配設されている。
以下各部の詳細を説明する。
[グルーパ(G)]
図1,2に示すように、供給コンベヤ(10)は駆動ローラ(14)及び従動ローラ(19)等の外周に幅の狭い7本の単位ベルト(100)(100)を並列状態で掛け回したものであり、該単位ベルト(100)(100)によって、ボトル製品(A)(A)を6列状態で搬送できるようになっている。尚、上記供給コンベヤ(10)には、図示しない幅広の搬入コンベヤからボトル製品(A)(A)が供給されるようになっている。
前記供給コンベヤ(10)の上方には、ボトル製品(A)の幅にほぼ等しい間隔を置いてコンベヤ幅方向に並設された7本のレーンガイド(13)(13)が設けられており、これら7本のレーンガイド(13)(13)の相互間の6本のボトルレーン(130)(130)をボトル製品(A)(A)が通過するようになっている。
上記供給コンベヤ(10)及びレーンガイド(13)(13)と共にグルーパ(G)を構成するグルーパ本体(3)は、前記ボトルレーン(130)(130)を搬送方向に密に並んで通過するボトル製品(A)(A)間に順次下方より入り込むフィンガ(31)(31)を所定ピッチ(本実施の形態では、ボトル製品(A)(A)の4本分の間隔)で具備させたアンダチェーン(30)を駆動スプロケット(36)と従動スプロケット(37)(37)に掛け回したものである。そして、アンダチェーン(30)は供給コンベヤ(10)より遅い速度で走行するようになっている。
尚、上記フィンガ(31)(31)は、供給コンベヤ(10)を構成する単位ベルト(100)(100)の走行域の下方から、該単位ベルト(100)(100)の幅方向の相互間を介して、ボトル製品(A)(A)の搬送方向の相互間に入り込むようになっている。そして、ボトル製品(A)(A)の搬送方向の相互間に、供給コンベヤ(10)より低速移送するフィンガ(31)(31)が入り込むと、単位ベルト(100)(100)上のボトル製品(A)(A)の移動速度が減少される。
従って、ボトル製品(A)(A)間にフィンガ(31)を下方から入り込ませる動作と、該フィンガ(31)に先行する他のフィンガ(31)を降下させてボトル製品(A)(A)から外す動作によって、搬送方向に隣接するフィンガ(31)(31)間の4個のボトル製品(A)(A)を単位ベルト(100)(100)の搬送速度で搬送して下流側の中継ステーション(4)に取り出せる。即ち、ボトル製品(A)(A)の間からフィンガ(31)を降下させると、該フィンガ(31)によって移動速度が規制されていたボトル製品(A)(A)は、単位ベルト(100)(100)の搬送速度で移動して前記フィンガ(31)から次第に前方に離れて行き、これにより、ボトル製品(A)(A)が中継ステーション(4)に取り出される。
そして、中継ステーション(4)に取り出されたボトル製品(A)(A)は、レーンガイド(13)(13)とフィンガ(31)(31)によって、4行6列の行列状にグルーピングされた状態になると共に、該ボトル製品(A)(A)の最前列は中継用ストッパ(40)で塞き止められた状態で中継ステーション(4)にストックされる。
[移送クレーン(5)]
図1に示すように、上記中継ステーション(4)からボトル製品(A)(A)を取り出す移送クレーン(5)は、基台(50)と、該基台(50)上に回転自在に配設された旋回支柱(51)を備えており、該旋回支柱(51)の上端には進退アーム(53)を摺動自在に挿通させる保持筒(54)が支軸(55)によって上下及び水平方向に回動自在に取付けられている。又、進退アーム(53)の先端には、支軸(57)によって頭部ブロック(56)(既述した発明特定事項としての保持体に対応する。)が揺動自在に取付けられている。
従って、基台(50)に対する旋回支柱(51)の水平回転と、該旋回支柱(51)に対する保持筒(54)の上下回転と、該保持筒(54)に対する進退アーム(53)の軸方向移動と、該進退アーム(53)の先端での頭部ブロック(56)の首振りによって、中継ステーション(4)のボトル製品(A)(A)をケースコンベヤ(21)上の特定のケース(25)部分まで移送することができる。
上記頭部ブロック(56)は、具体的には図3〜図5に示すように構成されており、図3は頭部ブロック(56)の縦断面図,図4はその底面図である。
頭部ブロック(56)の外フレーム(560)は下方開放の矩形箱状に形成されており、該外フレーム(560)の一対の対向側壁(561)(562)の外面にはシリンダ(563)(564)が各別に取付けられている。そして、該シリンダ(563)(564)のピストンロッド(563a)(564a)によって、後述するボトル製品(A)(A)を保持するグリップヘッド(81)(81)用のヘッド取付け基材(82)(82)が相互に接近する方向に押されるようになっている。
外フレーム(560)の対向側壁(561)(562)間には、平行なガイドロッド(565)(566)が架設されており、該ガイドロッド(565)(566)はヘッド取付け基材(82)(82)の側壁に貫設されたガイド挿通孔(82a)に相対摺動自在に挿通されている。
又、各ヘッド取付け基材(82)の下面にはグリップヘッド(81)(81)が長手方向に4個並んで取付けられており、該グリップヘッド(81)(81)をボトル製品(A)(A)の上端の瓶口部に外嵌して図示しないバキューム装置を作動させると、上記グリップヘッド(81)(81)が前記瓶口部を外周方向から圧迫して掴み、これにより、ボトル製品(A)(A)をグリップヘッド(81)(81)で吊下げ状態に保持できるようになっている。
一方、ヘッド取付け基材(82)の側面の上端部には起立フランジ(82b)(82b)が突設されている。そして、隣接するヘッド取付け基材(82)(82)相互の対向面側に位置する起立フランジ(82b)(82b)に貫設された透孔(820)(820)に間隔設定軸(83)(83)が遊挿されていると共に、該間隔設定軸(83)(83)の両端部にはストパナット(84)(84)が螺合されている。さらに、上記起立フランジ(82b)(82b)はU字状に曲成されたキックバネ(85)(85)で相互に離反する方向に付勢されている。
従って、グリップヘッド(81)(81)にボトル製品(A)(A)を保持させた状態でシリンダ(563)(564)のピストンロッド(563a)(564a)を進出させると、ヘッド取付け基材(82)(82)がガイドロッド(565)(566)を摺動して相互に接近し(図5の状態)、これにより、中継ステーション(4)上のボトル製品(A)(A)の各列間に間隙(レーンガイド(13)の厚み分の間隙)が存在しても、これを消失させてボトル製品(A)(A)を密集させ、これにより、ケース(25)に充填し易くできる。
一方、ボトル製品(A)(A)をケース(25)に充填した後にピストンロッド(563a)(564a)を後退させると、キックバネ(85)(85)の付勢力によって各ヘッド取付け基材(82)(82)が図5の接近状態から図3の離反状態に復帰し、これにより、中継ステーション(4)にストックされたボトル製品(A)(A)(各列間にはレーンガイド(13)(13)の厚み分の間隙が形成されている。)を保持できる状態に復帰する。
[ケースコンベヤ(21)]
図1,図6に示すように、ケース(25)を搬送するケースコンベヤ(21)は駆動ローラ(213)と従動ローラ(214)との間にコンベヤベルト(210)を掛け回したもので、該コンベヤベルト(210)にはケース(25)を搬送方向の前後から挟む位置に設けられた起立板(211)(211)が所定ピッチで配設されている。そして、これら起立板(211)(211)の間がケース(25)を搬送するバケット部(212)になっており、ケース(25)(25)を展開したブランクシートを保持するシートストック部(22)から一枚のブランクシートが取り出されると、これが、図示しない整形ガイドで水平方向の一方(コンベヤ幅方向)及び上方が開放した半整形状態のケース(25)に整形されてケースコンベヤ(21)上のバケット部(212)にセットされる。
図6,図7に示すように、ケースコンベヤ(21)の両側部には、該ケースコンベヤ(21)に沿って延びる表裏の下フラップガイド(201)(202)が設けられている。図7に示すように、表側下フラップガイド(201)には、ケース(25)の箱詰め側端部に位置する下フラップ(252)が下方に折り曲げられた状態で接触しながら搬送方向に移動するようになっている。一方、裏側下フラップガイド(202)には、上折り状態にあるケース(25)の後側下フラップ(253)が接触しながら搬送方向に移動するようになっている。又、図7に示す半整形状態(この状態でボトル製品(A)(A)が充填される)では、後側のサイドフラップ(254)(255)も内側に折り曲げられており、これにより、ボトル製品(A)(A)が移送クレーン(5)からケース(25)に投入される際に、該ボトル製品(A)(A)が後方(サイドフラップ(254)(255)側)へ倒れる心配を少なくしている。
又、図1に示すように、ケースコンベヤ(21)の走行域に沿った範囲には、フラップ折り畳み用の揺動板(71)〜(74)や傾斜トッププレート(75)が配設されており、これらの集合によって折り畳み装置(7)が構成されている。
揺動板(71)はボトル製品(A)(A)を投入する箱詰め側のサイドフラップ(250)(251)(底板部(259)の搬送方向の前後端から屈曲起立する一対の側板部(260)(261)から延長されている)を閉方向に折り畳む機能を有している。同様に、揺動板(72)(73)は蓋板部(256)のコンベヤ幅方向の両端から延長する上フラップ(257)(258)を、揺動板(74)は下フラップ(252)を夫々閉方向に折り畳む機能を有している。又、底板部(259)の搬送方向の前端から屈曲起立する側板部(261)の上辺に連設された蓋板部(256)は傾斜トッププレート(75)部分を通過するときに、該傾斜トッププレート(75)で下方に押えられて閉じられる。
尚、図示していないが、各フラップに接着剤を付着させる為の糊噴射銃がケースコンベヤ(21)の走行域に配設されており、該糊噴射銃からの接着剤で各フラップの重ね合わせ部が接着固定されるように成っている。
[ガイド用コンベヤ(6)]
図1に示すように、ケースコンベヤ(21)の側方に並設されたガイド用コンベヤ(6)は、駆動ローラ(62)と従動ローラ(63)との間に無端ベルト(65)を掛け回したものである。図1,図8,図9に示すように、無端ベルト(65)には、従動ローラ(63)部分を上昇する際にサイドフラップ(250)(251)の相互間に侵入してこれらを自由端側に向かって次第に離反させた開放姿勢に保持する為のフラップ開放手段たるフラップ開放板(66)(66)が所定ピッチで配設されている。一対のフラップ開放板(66)(66)は、サイドフラップ(250)(251)を前記開放姿勢に保持できるように、ケースコンベヤ(21)に近付くに従って相互間隔が狭くなるように平面視に於いてハの字型に傾斜している。
従って、ボトル製品(A)(A)、特に、角筒状のボトル製品(A)(A)を移送クレーン(5)で吊下げ状態で前記箱詰め側端部からケース(25)内に移動させる際に、自由端側に向かって離反するサイドフラップ(250)(251)が、ケース(25)内に向けて移動するボトル製品(A)(A)のガイドとして機能するから、該ボトル製品(A)(A)が円滑に充填できる。
又、無端ベルト(65)には、半整形状態にあるケース(25)の箱詰め側端部(S)(移送クレーン(5)側の端部)の下部に接近した状態で対面しながらケース搬送方向に移動する転倒防止ガイド(61)(61)が設けられている。具体的には、一対のフラップ開放板(66)(66)の下端から互いに接近する方向に転倒防止ガイド(61)(61)が屈曲形成されている。
図10は、半整形状態にあるケース(25)にボトル製品(A)(A)を充填する際の動作説明図である。
移送クレーン(5)の保持体たる頭部ブロック(56)に吊り下げられたボトル製品(A)(A)が転倒防止ガイド(61)の上方隣接部をケース(25)側へ水平方向に横切った後に移送クレーン(5)の頭部ブロック(56)が前記転倒防止ガイド(61)のほぼ高さ分だけ降下する。すると、ボトル製品(A)(A)の底面がケース(25)の底板部(259)に着地し、この状態で、グリップヘッド(81)(81)によるボトル保持状態を解除する。これにより、ボトル製品(A)(A)を半整形状態にあるケース(25)に対して箱詰め側端部(S)から充填することができる。
この場合、グリップヘッド(81)(81)によるボトル保持状態を解除したとき、特に高速充填時には、ボトル製品(A)(A)が一時的に不安定になって転倒し易いが、ボトル製品(A)(A)の下部側面には前記転倒防止ガイド(61)が対面した状態になる(図9参照)。従って、ボトル製品(A)(A)の下部側面に接近対面した転倒防止ガイド(61)(61)によって該ボトル製品(A)(A)の転倒を防ぐことができる。
尚、上記実施の形態では、ケースコンベヤ(21)に配設されたフラップ開放板(66)(66)に転倒防止ガイド(61)(61)を連設したが、図18に示すように、フラップ開放板(66)(66)とは独立した転倒防止ガイド(67)をケースコンベヤ(21)に固定してもよい。
《第2実施形態》
次に、本発明の第2実施形態を図11〜図13に基づいて説明する。
移送クレーン(5)を構成する進退アーム(53)の先端に上下及び水平回動自在に取付けられた既述保持体たる頭部ブロック(56)の長手方向の一端には、保持したボトル製品(A)(A)群の両側部からケース(25)(ボトル製品(A)(A)の充填対象となるケース(25))内に向けて接近するような初期姿勢にセットされた既述製品挿入ガイドたるファンネル板(93)(94)が設けられている。
上記ファンネル板(93)(94)の配設構造を更に詳述すると、頭部ブロック(56)の短辺部の両端に位置する両コーナ部には軸受筒(96)(97)が突設されていると共に、該軸受筒(96)(97)にはファンネル板(93)(94)の基端部に固定された取付け軸(98)(99)が回動自在に挿通されている。そして、該取付け軸(98)(99)の自由端側の屈曲垂下部(981)(991)は、引張りバネ(B)(B)の付勢力によって頭部ブロック(56)の側壁に当接されており、これにより、ファンネル板(93)(94)は、ボトル製品(A)(A)の充填対象たるケース(25)内に向けて相互に接近するように傾斜している。
このものでは、頭部ブロック(56)に前記ファンネル板(93)(94)を具備させた点と、第1実施形態の包装装置に備えられていたガイド用コンベヤ(6)は原則的に設けられていない点を除いて既述第1実施形態と同様に構成されている。
このものでは、ボトル製品(A)(A)の充填対象たるケースコンベヤ(21)上のケース(25)(半整形状態にある)に設けられた一対のサイドフラップ(250)(251)が自由端に向けて相互接近するように傾斜している場合(図12の実線の状態)、即ち、サイドフラップ(250)(251)が平行姿勢から閉方向に若干傾斜している場合であっても、製品挿入ガイドたるファンネル板(93)(94)が前記サイドフラップ(250)(251)間に侵入してこれを図12の想像線の状態に開放する。従って、頭部ブロック(56)に保持されたボトル製品(A)(A)の両側部がサイドフラップ(250)(251)の先端に当たり難くなり、これにより、特に角筒状のボトル製品(A)(A)の円滑充填が確保できる。
そして、ボトル製品(A)(A)をケース(25)内に充填したときには、ファンネル板(93)(94)がケース(25)の奥側のサイドフラップ(254)(255)(閉状態にある)に押圧され、これにより、ファンネル板(93)(94)が引張りバネ(B)(B)の付勢力に抗して前記サイドフラップ(254)(255)に沿う姿勢まで回動する(図13参照)。
以後、グリップヘッド(81)(81)によるボトル製品(A)(A)の保持力を解除して頭部ブロック(56)を上昇させると、ボトル製品(A)(A)をケース(25)に充填する作業が終了する。
以後、既述第1実施形態と同様に、ケース(25)を矩形箱状に適宜折り畳む。
《その他》
1.第1実施形態に於いてガイド用コンベヤ(6)に転倒防止ガイド(61)(61)が設けられていない場合、及び、第2実施形態に於いては、図14に示す構成のケース(25)を採用してもよい。
即ち、底板部(259)の搬送方向の前後端から屈曲起立した一対の側板部(260)(261)と、該一対の側板部(260)(261)に於ける前記箱詰め側端部側(S)から延長した一対のサイドフラップ(250)(251)を設けることは既述実施の形態のケース(25)と同一構成であるが、図14のものでは、前記サイドフラップ(250)(251)の夫々は、下部サイドフラップ(250a)(251a)と上部サイドフラップ(250b)(251b)に上下二分割されている。
そして、ケース(25)にボトル製品(A)(A)を充填するときは、前記下部サイドフラップ(250a)(251a)を、図示しない下フラップ開放手段で閉方向に折り畳んだ状態に保持する。尚、前記下フラップ開放手段としては、例えば、ケースコンベヤ(21)に沿って延びる箱詰め側の下フラップガイド(201)の上辺を前記ケースコンベヤ(21)の搬送面より高くすることにより構成することができる。
このものでは、ボトル製品(A)(A)が移送クレーン(5)でケース(25)に充填される際には、ケース(25)に充填されたボトル製品(A)(A)の下部側面に前記下部サイドフラップ(250a)(251a)が対面する。従って、ボトル製品(A)(A)がケース(25)内でグリップヘッド(81)(81)から開放されて倒れそうになったときには、ボトル製品(A)(A)の下部側面に対面した下部サイドフラップ(250a)(251a)によって該ボトル製品(A)(A)の転倒を防ぐことができる。
2.第1実施形態に於いてガイド用コンベヤ(6)に転倒防止ガイド(61)(61)が設けられていない場合、及び、第2実施形態に於いては、図15のようにしてもよい。即ち、サイドフラップ(250)(251)の基端部に、下方へ開放するスリット(250c)(251c)を形成し、ケースコンベヤ(21)に沿って延びる転倒防止板(29)を上記スリット(250c)(251c)に挿通させてもよい。このようにすると、ケース(25)に投入されるボトル製品(A)(A)が転倒防止板(29)側に転倒しそうになっても、ボトル製品(A)(A)の下部が転倒防止板(29)で支持されるから前記転倒の防止が図れる。
3.第1実施形態に於いてガイド用コンベヤ(6)に転倒防止ガイド(61)(61)が設けられていない場合、及び、第2実施形態に於いては、図16に示すようにケースコンベヤ(21)をコンベヤ幅方向に傾斜させてもよい。
即ち、ボトル製品(A)(A)の充填対象たるケース(25)を箱詰め側端部(S)が高くなる傾斜姿勢で載置できるようにケースコンベヤ(21)を傾斜させる(図16では、水平に対してθだけ傾斜している)のである。
このようにすると、移送クレーン(5)から充填されたボトル製品(A)(A)が箱詰め側端部(S)と反対側(T)(下フラップ(253)及びサイドフラップ(254)(255)が閉じられている)に傾斜姿勢になるから、該ボトル製品(A)(A)が箱詰め側端部(S)側に転倒する心配が少なくなる。
4.第2実施形態に於いては、ケースコンベヤ(21)の側方に、これと並走する既述ガイド用コンベヤ(6)を設け、該ガイド用コンベヤ(6)には、ボトル製品(A)(A)の充填対象となるケース(25)の箱詰め側端部(S)に接近した状態で対面しながら移動する帯板状の転倒防止ガイド(69)を立設してもよい。
このようにすると、既述第1実施形態で説明したように、ケース(25)に投入されるボトル製品(A)(A)の転倒が上記転倒防止ガイド(69)で未然に防止できる。
5.上記何れの実施形態においても、グルーパ(G)を図17のように変形することができる。
このものでは、供給コンベヤ(10)で供給されるボトル製品(A)(A)は、昇降する塞ぎ止め板(91)によって、包装単位(本実施の形態では4行6列の24本単位)のボトル製品(A)(A)が中継ステーション(4)たる中継コンベヤ(92)に排出される毎に塞ぎ止められるようになっている。又、供給コンベヤ(10)から中継コンベヤ(92)にボトル製品(A)(A)が供給されるときは、前後移動するガイド板(93)が最前列のボトル製品(A)(A)に当接した状態に維持され、これにより、ボトル製品(A)(A)の転倒防止が図られる。
第1実施形態に係る包装装置の概略斜視図 グルーパ(G)と中継ステーション(4)の近傍の側面図 移送クレーン(5)の頭部ブロック(56)部分の縦断面図 移送クレーン(5)の頭部ブロック(56)部分の底面図 移送クレーン(5)の頭部ブロック(56)部分の縦断面図であって、ヘッド取付け基材(82)(82)が集合した状態の説明図 ケースコンベヤ(21)の斜視図 ケース(25)の斜視図 ガイド用コンベヤ(6)に於けるフラップ開放板(66)(66)及び転倒防止ガイド(61)(61)の配設部の斜視図 ケースコンベヤ(21)とガイド用コンベヤ(6)の配設部の平面図 ケース(25)にボトル製品(A)(A)を充填する部分の説明図 第2実施形態に係る包装装置の要部の斜視図 第2実施形態に係る包装装置に於けるボトル製品(A)(A)の充填動作を説明する図 第2実施形態に係る包装装置に於けるボトル製品(A)(A)の充填動作を説明する図 ケース(25)の変形例の部分斜視図 ケース(25)の変形例の部分斜視図 ケースコンベヤ(21)が幅方向に傾斜した変形例の説明図 グルーパ(G)の変形例の図 転倒防止ガイド(67)の他の配設態様を説明する図 従来例の説明図
符号の説明
(5)・・・移送クレーン
(6)・・・ガイド用コンベヤ
(21)・・・ケースコンベヤ
(25)・・・ケース
(254)(255)・・・サイドフラップ
(259)・・・底板部
(260)(261)・・・側板部
(A)・・・ボトル製品
(G)・・・グルーパ

Claims (4)

  1. 箱詰め側端部と上方が開放した半整形状態のケース(25)を、前記箱詰め側端部がコンベヤ幅方向に向くように載置して搬送するケースコンベヤ(21)と、
    グルーパで行列状にグルーピングされたボトル製品(A)(A)を受け取って前記搬送される半整形状態のケース(25)に対して前記箱詰め側端部から充填する充填装置を備えた、包装装置に於いて、
    前記ケース(25)は、底板部(259)の搬送方向の前後端から屈曲起立した一対の側板部(260)(261)と、該一対の側板部(260)(261)に於ける前記箱詰め側端部側から延長した一対のサイドフラップを備えており、
    前記ボトル製品(A)(A)の充填対象となる前記ケース(25)の前記一対のサイドフラップを自由端側に向かって次第に離反する開放姿勢に保持する為のフラップ開放手段が設けられたガイド用コンベヤ(6)が前記ケースコンベヤ(21)と平行に配設され、
    前記充填装置は、前記グルーピングされたボトル製品(A)(A)を上端の瓶口部で各別に掴むことにより吊下げ状に保持する保持体を備えた移送クレーン(5)で構成されており、
    前記移送クレーン(5)は、前記ボトル製品(A)(A)を前記ケース(25)の前記箱詰め側端部からケース内へ水平移動させてから降下させた後に前記保持を解除する機能を備えており、
    前記ガイド用コンベヤ(6)は、前記ボトル製品(A)(A)の充填対象となる前記ケース(25)の前記箱詰め側端部の下部に接近した状態で対面しながら移動する転倒防止ガイドを備えている、包装装置。
  2. 箱詰め側端部と上方が開放した半整形状態のケース(25)を、前記箱詰め側端部がコンベヤ幅方向に向くように載置して搬送するケースコンベヤ(21)と、
    グルーパで行列状にグルーピングされたボトル製品(A)(A)を受け取って前記搬送される半整形状態のケース(25)に対して前記箱詰め側端部から充填する充填装置とを備えた、包装装置に於いて、
    前記ケース(25)は、底板部(259)の搬送方向の前後端から屈曲起立した一対の側板部(260)(261)と、該一対の側板部(260)(261)に於ける前記箱詰め側端部側から延長した一対のサイドフラップを備えており、
    前記充填装置は、前記グルーピングされたボトル製品(A)(A)を上端の瓶口部で各別に掴むことにより吊下げ状に保持する保持体を備えた移送クレーン(5)で構成され、
    前記保持体には、前記ボトル製品(A)(A)の充填対象となる前記ケース(25)の前記箱詰め側端部に対向する部分に、前記保持したボトル製品(A)(A)群の両側部から前記ケース(25)内に向けて接近するように傾斜する一対の製品挿入ガイドが設けられており、
    前記サイドフラップは、前記フラップ開放手段又は前記製品挿入ガイドで開放姿勢に保持される上部サイドフラップと、該上部サイドフラップの下方に位置する下部サイドフラップとに上下二分割されており、
    前記ボトル製品(A)(A)の充填対象となる前記ケース(25)の前記下部サイドフラップを閉方向に折り畳んだ状態に保持する手段を備えている、包装装置。
  3. 請求項1又は請求項に記載の包装装置に於いて、
    前記ケースコンベヤ(21)は、前記ボトル製品(A)(A)の充填対象となる半整形状態のケース(25)を前記箱詰め側端部が高くなるような傾斜姿勢で載置するものであり、
    前記ボトル製品(A)(A)を充填する半整形状態のケース(25)の前記箱詰め側端部と反対側の端部を閉じるフラップが閉状態に折り畳まれている、包装装置。
  4. 請求項1から請求項の何れかに記載の包装装置に於いて、
    前記グルーパは、
    前記供給コンベヤ(10)の上方に設けられ且つコンベヤ幅方向にボトル製品(A)の幅に略等しい間隔を置いて並設されたレーンガイド(13)(13)と、
    前記レーンガイド(13)(13)間を通過するように前記供給コンベヤ(10)で連続搬送されて来るボトル製品(A)(A)の搬送方向の相互間に対して、前記供給コンベヤ(10)より遅い速度で移動するフィンガを順次下方より入り込ませることにより前記ボトル製品(A)(A)の移動速度を規制すると共に、前記フィンガのうち先行のフィンガを降下させてボトル製品(A)(A)から外すことにより、同フィンガ間の所定個数のボトル製品を前記供給コンベヤ(10)の搬送速度で搬送して取り出すグルーパ本体とを備えている、包装装置。
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