JP6801881B2 - 箱詰め装置 - Google Patents
箱詰め装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6801881B2 JP6801881B2 JP2018027817A JP2018027817A JP6801881B2 JP 6801881 B2 JP6801881 B2 JP 6801881B2 JP 2018027817 A JP2018027817 A JP 2018027817A JP 2018027817 A JP2018027817 A JP 2018027817A JP 6801881 B2 JP6801881 B2 JP 6801881B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- article
- robot hand
- article supply
- flaps
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
- Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
Description
なお、近年、箱のサイズ変更などに簡単に対応可能なロボットを用いて箱詰め作業を行う装置が採用されているが、ロボットを用いる場合においても、前述した問題があった。
折り畳みシート(9)を側方が開口する角筒状に起函した箱(10)内に向けて物品(19)を押し込んで箱詰めする箱詰め装置であって、
物品供給部(S2)に臨み、前記物品(19)を集合状態で収容する装填ベース(21)と、
前記角筒状に起函した箱(10)を保持して、前記装填ベース(21)の先端に前記箱(10)の開口が横向きになるようにして被せ、該箱(10)が前記物品供給部(S2)において前記物品(19)の押し込みを許容する正対姿勢を取るよう動作制御されるロボットハンド(18)と、
前記装填ベース(21)内に収容した物品(19)を、前記箱(10)の開口に向けて押し込む押し込み手段(20)とを備え、
前記装填ベース(21)は、箱(10)の胴部(15)から延出するフラップ(11a,13a)を、箱(10)が先端に被された際に内側から支持するガイド体(60)を有し、
前記ロボットハンド(18)で保持した箱(10)を傾斜させ、該箱(10)の胴部(15)から延出する内フラップ(13a)と該内フラップ(13a)と直交方向で隣り合う外フラップ(11a)との内側を前記装填ベース(21)のガイド体(60)に押し当てながらそれら各フラップ(11a,13a)を外側に拡げると共に、箱(10)を装填ベース(21)に対して前進させて複数のフラップ(11a,12a,13a,14a)で囲まれた内部空間(E)に前記ガイド体(60)を受け入れて前記正対姿勢とした箱(10)を前記物品供給部(S2)に位置付けた状態で、前記押し込み手段(20)により物品(19)を押し込むよう構成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、ロボットハンドに保持した箱を傾斜して、胴部から延出する内フラップおよび外フラップの内側をガイド体に押し当てて外側に拡げた後に、箱を物品の押し込みを許容する正対姿勢に変換させつつ装填ベースに対して前進するよう構成したので、ガイド体の先端がフラップの開放端に引掛かることなくフラップで囲まれた内部空間にガイド体を円滑に受け入れることができる。これにより、フラップが傷付いたり変形したり、あるいはフラップが内側に折り曲がって物品の箱詰めが阻害される事態の発生を防ぐことができる。
請求項2の発明によれば、ロボットハンドで吸着して保持したパネルから延出するフラップを、ガイド体に押し当てながら外側に拡げるよう構成したので、胴部を変形することなくフラップで囲まれた内部空間にガイド体を円滑に受け入れることができる。
請求項3の発明によれば、フラップで囲まれた内部空間にガイド体を円滑に受け入れ得るもとで、箱内へ物品を押し込む際に胴部が変形するのを防ぐことができる。
請求項4の発明によれば、物品が箱詰めされた箱を持ち上げることなく次工程まで横移送することができ、吸着が外れることなく安定的に箱を保持し得ると共に、ロボットハンドの負荷を抑制することができる。
請求項5の発明によれば、天面パネルと、移送方向の後方の側面パネルとを保持して箱を横移送するようにしたので、横移送に際して第2の吸着部で箱を押すので安定的な吸着保持に加えて箱が変形するのを抑制することができる。
本発明は実施例等の構成に限定されるものではなく、例えば、以下のようにも変更実施可能である。また、以下の変更例に限らず、実施例等に記載した構成については、本発明の主旨の範囲内において種々の実施形態を採用し得る。
(1) 実施例では、装填ベースの両サイドガイドの上端間にアッパーガイドを架設したが、サイドガイドの側面および上面によって箱の天側外フラップと第1内フラップとを押し拡げる構成を採用し得る。
(2) 4枚のフラップで囲まれる内部空間にガイド体の先端部を受け入れる際に押し拡げる2枚のフラップは、天側外フラップおよび第1内フラップの組合わせに限らず、天側外フラップおよび第2内フラップの組合わせ、底側外フラップおよび第1内フラップの組合わせ、あるいは底側外フラップおよび第2内フラップの組合わせであってもよい。なお、底側外フラップと第1内フラップとをガイド体で押し拡げる場合は、箱の物品供給側と反対側の後部を斜めに下げて、箱を物品供給側の開口が上向きの斜傾姿勢とすればよい。
(3) また、内部空間にガイド体の先端部を受け入れるに際し、押し拡げる2枚のフラップが延出する2枚のパネルをロボットハンドで保持することが好適であるが、押し拡げられないフラップが延出するパネルを保持する構成を採用することができる。
(4) 箱内への物品供給に際して底面パネルを下方から支持する支持手段は、実施例の昇降移動に限らず、少なくとも退避位置と箱支持位置との間を移動する構成を採用すればよく、例えば回動や水平移動などの移動形態を用いた構成を採用し得る。
(5) 角筒状に起函された箱の天面パネルと一側の側面パネルとを吸着してロボットハンドで保持するようにしたが、側面パネルについては支持部材などによって天面パネルに対する姿勢が変化しないように押し付けて支えるなどの構成や、底面パネルも含めて支持するなどの適宜構成を採用し得る。
(6) 実施例では支持手段と支持部材とを別体としたが、両者を一体として物品供給部において箱の下面を支持する支持手段上を封函部まで滑らせて移送する構成を採用し得る。
11a 天側外フラップ(外フラップ),12a 底側外フラップ(外フラップ)
13 第1側面パネル(一側のパネル),13a 第1内フラップ(内フラップ)
14a 第2内フラップ(内フラップ),15 胴部,18 ロボットハンド
19 物品,20 押し込み手段,21 装填ベース、25 第1の吸着部
26 第2の吸着部,32 支持手段,56 支持部材,60 ガイド体,E 内部空間
S2 物品供給部,S3 封函部(次工程)
Claims (5)
- 折り畳みシートを側方が開口する角筒状に起函した箱内に向けて物品を押し込んで箱詰めする箱詰め装置であって、
物品供給部に臨み、前記物品を集合状態で収容する装填ベースと、
前記角筒状に起函した箱を保持して、前記装填ベースの先端に前記箱の開口が横向きになるようにして被せ、該箱が前記物品供給部において前記物品の押し込みを許容する正対姿勢を取るよう動作制御されるロボットハンドと、
前記装填ベース内に収容した物品を、前記箱の開口に向けて押し込む押し込み手段とを備え、
前記装填ベースは、箱の胴部から延出するフラップを、箱が先端に被された際に内側から支持するガイド体を有し、
前記ロボットハンドで保持した箱を傾斜させ、該箱の胴部から延出する内フラップと該内フラップと直交方向で隣り合う外フラップとの内側を前記装填ベースのガイド体に押し当てながらそれら各フラップを外側に拡げると共に、箱を装填ベースに対して前進させて複数のフラップで囲まれた内部空間に前記ガイド体を受け入れて前記正対姿勢とした箱を前記物品供給部に位置付けた状態で、前記押し込み手段により物品を押し込むよう構成した
ことを特徴とする箱詰め装置。 - 前記ロボットハンドは、前記正対姿勢の箱の胴部における天面パネルとそれに直交する前記胴部における一側の側面パネルを吸着して保持し、その保持した両パネルにおける物品供給側に位置する端縁部から延出する両フラップを一度に外側に押し拡げるよう、保持した箱の物品供給側と反対の後部を斜めに持ち上げて前記装填ベースのガイド体に前記両フラップの内側を押し当てるよう構成したことを特徴とする請求項1記載の箱詰め装置。
- 前記物品供給部において、前記ロボットハンドで吸着保持した箱に前記押し込み手段で物品が押し込まれるのに先立ち、前記正対姿勢の箱の胴部における底面パネルを下方から支持する支持位置まで進出する支持手段を備え、該支持手段は、前記物品供給部に位置付けられた箱の物品供給側に位置するフラップに干渉しない移動領域を移動するよう構成されることを特徴とする請求項1または2記載の箱詰め装置。
- 前記物品供給部において物品の箱詰め後に、前記ロボットハンドで吸着保持した箱を次工程に向けて横移送するよう構成され、その横移送経路には、前記支持手段の支持位置における前記底面パネルの維持高さと一致する支持面を備えた支持部材を設け、箱の底面パネルを支持部材に対して横滑りさせるようロボットハンドを移動するようにしたことを特徴とする請求項3記載の箱詰め装置。
- 角筒状に起函した箱を前記ロボットハンドで保持して次工程に向けて横移送する際に、前記正対姿勢の箱の胴部における天面パネルと、該天面パネルと直交し移送方向の後方となる前記胴部における一側の側面パネルとを保持する第1の吸着部および第2の吸着部をロボットハンドに設けたことを特徴とする許求項1〜4の何れか一項に記載の箱詰め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018027817A JP6801881B2 (ja) | 2018-02-20 | 2018-02-20 | 箱詰め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018027817A JP6801881B2 (ja) | 2018-02-20 | 2018-02-20 | 箱詰め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019142539A JP2019142539A (ja) | 2019-08-29 |
JP6801881B2 true JP6801881B2 (ja) | 2020-12-16 |
Family
ID=67773519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018027817A Active JP6801881B2 (ja) | 2018-02-20 | 2018-02-20 | 箱詰め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6801881B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7123406B2 (ja) * | 2019-08-30 | 2022-08-23 | 株式会社フジキカイ | 箱詰め装置 |
JP7240351B2 (ja) * | 2020-04-13 | 2023-03-15 | 積水化学工業株式会社 | 製函機 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07257514A (ja) * | 1994-03-25 | 1995-10-09 | Sony Corp | 物品の折り箱への収納機構 |
ITBO20020521A1 (it) * | 2002-08-05 | 2004-02-06 | Gd Spa | Metodo e macchina per l'impacchettamento di un prodotto |
JP4477938B2 (ja) * | 2004-05-25 | 2010-06-09 | 大和製衡株式会社 | 挿入装置及び挿入方法並びに自動箱詰め装置 |
JP6285141B2 (ja) * | 2013-10-10 | 2018-02-28 | アルトリスト株式会社 | カートンの取扱設備及び取扱方法 |
-
2018
- 2018-02-20 JP JP2018027817A patent/JP6801881B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019142539A (ja) | 2019-08-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5878518B2 (ja) | 複数のピックアップヘッドを利用することによって複数のカートンをコンベアトラックに同時に供給するためのカートン供給システム及び方法 | |
JP5878517B2 (ja) | カートンをカートントラックに供給するためのカートン供給装置及び方法 | |
US10640308B2 (en) | Carton feeding system and method and related carton forming and sealing machine | |
JP6151322B2 (ja) | 製函装置 | |
ITBO20070087A1 (it) | Macchina per il confezionamento di articoli in astucci con disposizione variabile rispetto alla linea di produzione | |
JP6801881B2 (ja) | 箱詰め装置 | |
KR20180021654A (ko) | 제함기 | |
JP2023037509A (ja) | 箱詰機におけるフラップ折曲げ装置 | |
JP6228766B2 (ja) | 集積装置 | |
JP2013035607A (ja) | カートンマガジン、カートンハンド及び文書積載挿入装置 | |
JP6005587B2 (ja) | ケーサー装置 | |
US5484377A (en) | Carton blank erector and feeder | |
JP7266855B2 (ja) | 箱詰め装置 | |
JP4403751B2 (ja) | 物品と紙片の装填方法および装填装置 | |
KR20200057224A (ko) | 박스 포장 장치 | |
JP5808642B2 (ja) | 製函装置 | |
JP6978085B2 (ja) | 物品供給装置 | |
JP7016528B2 (ja) | 箱詰めシステム | |
JP2023534019A (ja) | カートンスタック供給装置 | |
JP3780641B2 (ja) | 紙片挿入装置 | |
JP5432216B2 (ja) | 箱詰機における添付書類の供給方法およびその装置 | |
JP6978088B2 (ja) | 箱詰め機のカートン形成装置 | |
JP7538540B2 (ja) | 箱詰機 | |
JP2018177353A (ja) | 梱包装置、梱包方法 | |
JP7184374B2 (ja) | 集積品収容装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201013 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201118 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6801881 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |