JP7016528B2 - 箱詰めシステム - Google Patents
箱詰めシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7016528B2 JP7016528B2 JP2018044576A JP2018044576A JP7016528B2 JP 7016528 B2 JP7016528 B2 JP 7016528B2 JP 2018044576 A JP2018044576 A JP 2018044576A JP 2018044576 A JP2018044576 A JP 2018044576A JP 7016528 B2 JP7016528 B2 JP 7016528B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holding
- box
- moving
- sealing
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
角筒状に起函した空の箱(10)の内側に挿入されて、上下方向に開口を向けた箱(10)を該箱(10)の内寸に合わせて保持する第1保持部(15)と、物品を供給して上方が開口した前記箱(10a)の底面を支持すると共に、該箱(10a)を箱(10a)の外寸に合わせて保持する第2保持部(16)とからなる保持手段(K)と、
前記保持手段(K)を横移動する移動手段(17)と、
該移動手段(17)により横移動される前記保持手段(K)で保持した箱(10,10a)の上方に延出するフラップ(13a,13b,14a,14b)を折り畳んで封止する封止手段(18)と、
該封止手段(18)の下方を通過する箱(10,10a)に対して前記封止手段(18)を所定高さに位置付けるよう、前記保持手段(K)で保持した箱(10,10a)の高さと、前記封止手段(18)の高さとを相対的に変化させる昇降手段(60)とを備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、空の箱を内側から保持する第1保持部と、物品が供給された箱を外側から保持する第2保持部とからなる保持手段を、封止手段の下方を移動するよう構成したので、物品供給前後の箱のフラップの折り畳みと封止とを1基の封止手段で行うことができ、システム全体の設置面積を小さくすることができる。また、空の箱を内側から保持することで、箱を変形することなくフラップを折り畳んで適切に封止することができる。
請求項2の発明によれば、箱を保持する一対の第1保持体および一対の第2保持体の夫々を、箱を保持する保持位置に駆動手段で位置決めするよう構成したので、サイズの異なる箱を適切に保持することができる。
請求項3の発明によれば、箱の内面を吸着保持する第1保持体と、箱の底面を載置すると共に該箱の外面を支持する第2保持体とを一体に設けたので、部品点数を削減し得ると共に、空の箱を吸着して確実に保持して、フラップの折り畳みや封止に際して箱が位置ずれしてフラップの合わせ目などがずれるのを防止することができる。
前記昇降手段(60)は、前記保持手段(K)で保持した箱(10,10a)を前記封止手段(18)で封止するよう、前記移動手段(17)で往動する際に封止手段(18)を第1の高さに位置付け、移動手段(17)での復動時において、封止手段(18)を前記第1の高さより上方に離間した退避位置に位置付けるよう構成したことを特徴とする。
請求項4の発明によれば、保持手段を、封止手段の下方を往復移動するよう構成したので、装置をコンパクトにすることができ、設置スペースをより小さくすることができる。
請求項5の発明によれば、封止手段を駆動手段により昇降移動するよう構成したので、保持手段で保持した箱の高さを変えることなくフラップを折り畳んで封止することができる。
請求項6の発明によれば、保持手段を駆動手段により昇降移動するよう構成したので、封止手段の高さを変えることなく、箱のフラップを折り畳んで封止することができる。
該空箱移送手段(20)は、角筒状に保持した空の箱(10)を、前記受渡し位置(N2)において前記第1保持部(15)が空の箱(10)の内側に入るまで下降させる構成としたことを特徴とする。
請求項7の発明によれば、横移送される箱より上方に、角筒状に起函した空の箱の待機位置を設けたので、待機中の空の箱と干渉することなく保持手段で保持した箱に対する作業を行うことができる。
請求項8の発明によれば、保持手段が箱を受け取る位置と保持手段から箱を排出する位置とを離間して設けたので、両位置において作業を行う装置が互いに干渉しないように複雑な構成とする必要はなく、装置構成を簡単にすることができる。
本発明は実施例の構成に限定されるものではなく、例えば、以下のようにも変更実施可能である。また、以下の変更例に限らず、実施例に記載した構成については、本発明の主旨の範囲内において種々の実施形態を採用し得る。
(1) 実施例では、第1保持体と第2保持体とを一体としたが、夫々を別体で構成して独立した駆動手段により移動して空箱および実箱を保持する構成を採用し得る。
(2) 実施例では、第2保持体によって箱の底部と側部とを保持するようにしたが、箱の側部を吸着部によって吸着して保持する構成を採用し得る。
(3) 実施例では、底側が封止された空箱を起函装置によって第1保持部から取り上げるよう構成したが、第1保持部の空箱をロボットハンドによって直接取り上げて物品供給工程に移送する構成を採用し得る。そして、物品供給工程で物品が供給された実箱を、ロボットハンドによって第2保持部に受け渡すよう構成することもできる。また、ロボットハンドによって第2保持部に実箱を受け渡す構成では、保持部材を昇降移動する駆動手段および実箱を搬送する搬送コンベヤを省略することができる。
(4) 移動手段の第2作動手段は、ボールネジとサーボモータとを組み合わせたボールネジ機構を採用し得る。
(5) 実施例では、主移動体に対して相対的に移動可能な一対の副移動体の夫々に保持部材を配設したが、一つの移動体上に一対の保持部材を相互に接近離間移動自在に支持し、一対の保持部材を作動手段によって接近離間移動する構成を採用し得る。
(7) 実施例では、封止手段の移動位置について、第1の封止位置と第2の封止位置との夫々に対応する第1の退避位置と第2の退避位置とを設定したが、第1保持部で保持した空箱の封止完了位置からの復動時における第1の退避位置を第2の封止位置とすることができる。
すなわち、空箱を第1保持部によって封止手段の下方を通過する際に第1の封止位置に位置付けられている封止手段を、第1保持部の封止完了位置からの復動時には空箱が封止手段と干渉しないように、第1の封止位置よりも上方に位置する第2の封止位置(第1の退避位置)に上昇する。その後、第2の封止位置(第1の退避位置)に位置付けられている封止手段の下方を、第2保持部に保持されている実箱を通過させて封止完了位置に至ると、第2保持部の封止完了位置からの復動時には実箱が封止手段と干渉しないように、封止手段を第2の封止位置(第1の退避位置)よりも上方に位置する第2の退避位置に上昇する。このように、実箱を封止する際の第2の封止位置を、空箱の復動時の第1の退避位置とすることで、封止手段の下方を往復移動する箱の順を、空箱→実箱→空箱→実箱・・・とする場合における処理効率を高くすることができる。
(8) 実施例では、第1保持部または第2保持部で保持した箱の高さ応じて、第4作動手段(昇降手段)により封止手段を封止位置や退避位置に移動するよう構成したが、封止手段を定位置に配置したもとで、第1保持部および第2保持部をエアシリンダ(昇降手段,駆動手段)によって昇降移動することで、当該第1保持部および第2保持部で保持した箱と封止手段との相対的な高さ位置を変化して、該封止手段を封止位置(第1の高さ)や退避位置に位置付ける構成を採用することができる。
(9) 実施例では、折り畳んだフラップに粘着テープを貼り付けて封止するようにしたが、接着剤などによって外フラップ同士を接着して封止する構成を採用することができる。
14a 天側の内フラップ,14b 天側の外フラップ,15 第1保持部
16 第2保持部,17 移動手段,18 封止手段,20 起函装置(空箱移送装置)
38 保持部材,40 吸着カップ(吸着具),41 第1保持体,42 第2保持体
45 サーボモータ(駆動手段),59 サーボモータ(駆動手段)
60 第4作動手段(昇降手段),N1 待機位置,N2 受渡し位置,N5 排出位置
K 保持手段
Claims (8)
- 角筒状に起函した空の箱の内側に挿入されて、上下方向に開口を向けた箱を該箱の内寸に合わせて保持する第1保持部と、物品を供給して上方が開口した前記箱の底面を支持すると共に、該箱を箱の外寸に合わせて保持する第2保持部とからなる保持手段と、
前記保持手段を横移動する移動手段と、
該移動手段により横移動される前記保持手段で保持した箱の上方に延出するフラップを折り畳んで封止する封止手段と、
該封止手段の下方を通過する箱に対して前記封止手段を所定高さに位置付けるよう、前記保持手段で保持した箱の高さと、前記封止手段の高さとを相対的に変化させる昇降手段とを備えた
ことを特徴とする箱詰めシステム。 - 前記第1保持部と第2保持部との夫々は、対応する一対の第1保持体および一対の第2保持体により構成し、該一対の第1保持体および一対の第2保持体を、箱のサイズに応じた所定の保持位置に位置決めする駆動手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の箱詰めシステム。
- 前記保持手段は、吸着具により空の箱の内面を吸着保持する前記第1保持体と、物品を供給した箱の底面を載置すると共に該箱の外面を支持する前記第2保持体とを一体に設けた一対の保持部材により構成し、該一対の保持部材を前記駆動手段により接近離間移動する構成としたことを特徴とする請求項2記載の箱詰めシステム。
- 前記移動手段は、前記保持手段を所定範囲に亘り往復で横移動するよう構成し、
前記昇降手段は、前記保持手段で保持した箱を前記封止手段で封止するよう、前記移動手段で往動する際に封止手段を第1の高さに位置付け、移動手段での復動時において、封止手段を前記第1の高さより上方に離間した退避位置に位置付けるよう構成したことを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載の箱詰めシステム。 - 前記昇降手段は、前記封止手段を昇降動する駆動手段を設けたことを特徴とする請求項1~4の何れか一項に記載の箱詰めシステム。
- 前記昇降手段は、前記保持手段を昇降動する駆動手段を設けたことを特徴とする請求項1~5の何れか一項に記載の箱詰めシステム。
- 前記移動手段により横移動される前記保持手段で保持した箱より上方となる待機位置から、前記移動手段における前記保持手段への空の箱の受渡し位置へ、角筒状に起函した空の箱を供給する空箱移送手段を備え、
該空箱移送手段は、角筒状に保持した空の箱を、前記受渡し位置において前記第1保持部が空の箱の内側に入るまで下降させる構成としたことを特徴とする請求項1~6の何れか一項に記載の箱詰めシステム。 - 前記角筒状に起函した空の箱を、前記保持手段で受け取る前記受渡し位置と、全てのフラップを折り畳んで封函した箱の排出位置とを、前記移動手段の移動方向に離間して設けたことを特徴とする請求項1~7の何れか一項に記載の箱詰めシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018044576A JP7016528B2 (ja) | 2018-03-12 | 2018-03-12 | 箱詰めシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018044576A JP7016528B2 (ja) | 2018-03-12 | 2018-03-12 | 箱詰めシステム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019156440A JP2019156440A (ja) | 2019-09-19 |
JP2019156440A5 JP2019156440A5 (ja) | 2020-11-19 |
JP7016528B2 true JP7016528B2 (ja) | 2022-02-07 |
Family
ID=67996754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018044576A Active JP7016528B2 (ja) | 2018-03-12 | 2018-03-12 | 箱詰めシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7016528B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200030330A (ko) * | 2018-09-12 | 2020-03-20 | 한국수력원자력 주식회사 | 주제어실 이중바닥 공간 화재진압 시스템 및 이를 이용한 화재진압 방법 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3003428U (ja) | 1994-04-22 | 1994-10-18 | 板橋工業株式会社 | 凾体の製緘兼封緘装置 |
JP2014162216A (ja) | 2013-02-28 | 2014-09-08 | Fuji Machinery Co Ltd | 箱詰機における製函装置 |
US20150360433A1 (en) | 2013-01-29 | 2015-12-17 | Neopost Technologies | A method and system for automatically processing blanks for packaging boxes |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61155121U (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-26 |
-
2018
- 2018-03-12 JP JP2018044576A patent/JP7016528B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3003428U (ja) | 1994-04-22 | 1994-10-18 | 板橋工業株式会社 | 凾体の製緘兼封緘装置 |
US20150360433A1 (en) | 2013-01-29 | 2015-12-17 | Neopost Technologies | A method and system for automatically processing blanks for packaging boxes |
JP2014162216A (ja) | 2013-02-28 | 2014-09-08 | Fuji Machinery Co Ltd | 箱詰機における製函装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200030330A (ko) * | 2018-09-12 | 2020-03-20 | 한국수력원자력 주식회사 | 주제어실 이중바닥 공간 화재진압 시스템 및 이를 이용한 화재진압 방법 |
KR102093035B1 (ko) * | 2018-09-12 | 2020-03-24 | 한국수력원자력 주식회사 | 주제어실 이중바닥 공간 화재진압 시스템 및 이를 이용한 화재진압 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019156440A (ja) | 2019-09-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11607858B2 (en) | Methods and machine for forming a shipping container with an article retaining web | |
JP5878517B2 (ja) | カートンをカートントラックに供給するためのカートン供給装置及び方法 | |
JP6151322B2 (ja) | 製函装置 | |
JP5841086B2 (ja) | 箱詰機における製函装置 | |
CN113928614B (zh) | 一种自动包装设备 | |
JP4913009B2 (ja) | 製函包装装置 | |
JP2019001522A (ja) | 箱詰め装置 | |
JP6876588B2 (ja) | 箱詰め装置および箱詰め方法 | |
JP7016528B2 (ja) | 箱詰めシステム | |
JP2013086837A (ja) | 製函装置 | |
JP7123406B2 (ja) | 箱詰め装置 | |
JP2013035607A (ja) | カートンマガジン、カートンハンド及び文書積載挿入装置 | |
JP4806585B2 (ja) | コーナー補強型トレーの製函方法および製函装置 | |
JP2019142539A (ja) | 箱詰め装置 | |
ITRE20100016A1 (it) | Apparecchiatura e metodo per la formazione di vassoi bordati | |
JP7266855B2 (ja) | 箱詰め装置 | |
JP2005119730A (ja) | ロボット式ケーサ | |
JP5808642B2 (ja) | 製函装置 | |
JP6978088B2 (ja) | 箱詰め機のカートン形成装置 | |
WO2022138783A1 (ja) | 包装装置 | |
JP2019001093A (ja) | 製函装置およびそれを備えた箱詰め装置 | |
JPH0620597Y2 (ja) | 袋移送装置 | |
JP6978085B2 (ja) | 物品供給装置 | |
JP2023109581A (ja) | 包装用箱の製函装置 | |
JP6871613B2 (ja) | 枠体の起函装置及び枠体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201009 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201009 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211005 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211115 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220119 |