JP2023109581A - 包装用箱の製函装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 外観が整った包装用箱の製函作業を包装行程を含めて歩留まり良く、且つ円滑に行うことができる包装用箱の製函装置の提供。【解決手段】 偏平なブランクシートαを箱状に成形する製函装置において、前記ブランクシートαを保持する成形ベース1と、前記成形ベース1に保持されたブランクシートαを成形する成形ヘッド2を具備する起函手段を備え、前記成形ベース1は、前記ブランクシートαに対しその領域毎に吸着と解放を行う保持手段を備え、前記成形ヘッド2は、製函時の各側面を内から支えるガイドブロックと、当該成形ヘッド2を前記成形ベース1上で転動させ当該成形ベース1の吸着から解放される領域を順次吸着しつつ起函することを特徴とする包装用箱の製函装置。【選択図】 図1
Description
特許法第30条第2項適用申請有り 令和3年8月5日に株式会社ファンケル美健での説明会にて発表 〔刊行物等〕 令和3年8月12日に株式会社タイヨーパッケージでの説明会にて発表 〔刊行物等〕 令和3年8月12日に新新薬品工業株式会社での説明会にて発表 〔刊行物等〕 令和3年8月12日に日医工株式会社での説明会にて発表 〔刊行物等〕 令和3年9月9日に株式会社ヤマノでの説明会にて発表 〔刊行物等〕 令和3年9月14日に株式会社広野での説明会にて発表 〔刊行物等〕 令和3年9月14日に五洲薬品株式会社での説明会にて発表 〔刊行物等〕 令和3年10月12日に株式会社オーエム機械での説明会にて発表 〔刊行物等〕 令和3年11月17日に株式会社タイヨーパッケージへ納品 〔刊行物等〕 令和3年12月20日にニプロファーマ株式会社での説明会にて発表 〔刊行物等〕 令和3年12月20日に野村マイクロ・サイエンス株式会社での説明会にて発表 〔刊行物等〕 令和4年1月10日にジェイドルフ製薬株式会社での説明会にて発表 〔刊行物等〕 令和4年1月19日に株式会社スズキエンジニアリングでの説明会にて発表 〔刊行物等〕 令和4年1月24日に株式会社ノードクラフトでの説明会にて発表
本発明は、ブランクシートから包装用箱を組み立てる製函装置に関する。
箱詰の薬品や食品等の商品は、ブランクシートから包装用箱へ立体的に展開させ天面及び底面を封じる作業(以下「製函作業」という。)の過程で包装用箱に装填される。
製函作業及び包装用箱への商品の装填は未だ人手によるものが多いが自動製函装置で行われる場合もある。
前記ブランクシートは、紙や樹脂等からなるシート材を素材とし、包装用箱として形作るために予定された輪郭形状に裁断されたものである。
製函作業及び包装用箱への商品の装填は未だ人手によるものが多いが自動製函装置で行われる場合もある。
前記ブランクシートは、紙や樹脂等からなるシート材を素材とし、包装用箱として形作るために予定された輪郭形状に裁断されたものである。
従来の製函作業は、例えば、下記特許文献1乃至特許文献4に記載の如く、ブランクシートの両端部が熱溶融された樹脂(以下、「ホットメルト」と記す)等で連結された偏平な中間材を予めマガジンに多数準備し、自動起函装置で筒状に展開する起函行程、一方の開口部のフラップ等を折り曲げて封じる底閉じ行程及び商品を充填する包装行程を行い、最後に、他方の開口部のフラップ等を折り曲げて封じる封緘行程を経る手法が採られる(下記特許文献4参照)。
しかしながら、上記従来の手法は、いずれも起函行程において中間材の表面に応力をかける形態を採っているために、起函ユニット等との干渉によって包装用箱の中間材が損傷するという問題がある。
また、封緘行程にあっても、未完成カートンの保形が不十分な状態で、開口部に延設されたフラップ等を、成形ユニットで折り込みつつホットメルトを適宜塗布して封緘するため、フラップ等の折り曲げ若しくは挿し込みを伴う封緘行程の支障となる他、商品充填の妨げともなる。
また、封緘行程にあっても、未完成カートンの保形が不十分な状態で、開口部に延設されたフラップ等を、成形ユニットで折り込みつつホットメルトを適宜塗布して封緘するため、フラップ等の折り曲げ若しくは挿し込みを伴う封緘行程の支障となる他、商品充填の妨げともなる。
しかも、その際、包装用箱のコーナーを折り曲げ線で定められた角度(例えば90度)に屈曲させることが求められるが、未完成カートンの保形が不十分な状態で過度に応力を掛けると、箱の外観を損ない歩留まりを低下させるという問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、外観が整った包装用箱の製函を包装行程を含めて歩留まり良く、且つ円滑に行うことができる包装用箱の製函装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明による端子連鎖帯の連結具は、偏平なブランクシートを箱状に成形する製函装置において、前記ブランクシートを保持する成形ベースと、前記成形ベースに保持されたブランクシートを成形する成形ヘッドを具備する起函手段を備え、前記成形ベースは、前記ブランクシートに対しその領域毎に吸着と解放を行う保持手段を備え、前記成形ヘッドは、製函時の各側面を内から支えるガイドブロックと、当該成形ヘッドを前記成形ベース上で転動させ(転がし)当該成形ベースの吸着から解放される領域を順次吸着しつつ起函することを特徴とする。
尚、ここで、領域とは、天面や底面等、包装用箱を構成する複数の面の、外観上認識できる境界を外縁とする一連の範囲を言う。前記ブランクシートは、薬品のパッケージ等に用いられる薄手の紙、段ボールの様な厚手の紙、アルミラミネートシート紙又は樹脂製シート等のシート材から裁断されたものである。
尚、ここで、領域とは、天面や底面等、包装用箱を構成する複数の面の、外観上認識できる境界を外縁とする一連の範囲を言う。前記ブランクシートは、薬品のパッケージ等に用いられる薄手の紙、段ボールの様な厚手の紙、アルミラミネートシート紙又は樹脂製シート等のシート材から裁断されたものである。
前記起函手段は、当該起函手段で起函したカートンの開口部を封じる封緘手段を備え、前記封緘手段は、前記ガイドブロック上でブランクシートの被成形領域を折り曲げ方向へ加圧しつつ進退する成形ローラーと、前記被成形領域が折り重なる接着領域に接着剤を塗布する接着手段を備える構成を採ることができる。
前記成形ヘッドは、複数のガイドブロックを製函後のカートンの側面を内から支える配置で支持し、前記ガイドブロックの保持面に、ブランクシートの裏面に対し吸着及び解放を行う吸着孔を備える構成を採ることができる。
また、前記成形ベースは、ブランクシートの各側面の配置に副った複数のベースブロックを備え、前記ベースブロックの支持面に、ブランクシートの表面に対し吸着及び解放を行う吸着孔を備える構成を採ることができる。
また、前記成形ベースは、ブランクシートの各側面の配置に副った複数のベースブロックを備え、前記ベースブロックの支持面に、ブランクシートの表面に対し吸着及び解放を行う吸着孔を備える構成を採ることができる。
前記包装用箱の製函装置は、複数のブランクシートを同じ向きに位置決めしてストックするシートホルダと、当該シートホルダの最上位のブランクシートを確保し、確保したブランクシートを前記成形ベースに移送し、移送したブランクシートを前記成形ベースの定位置に載置するキャリアを備え、前記キャリアは、定位置に載置したブランクシートの吸着を、前記成形ベースへの吸着に伴って領域毎に解放するグリップ手段を備える構成を採ることができる。
前記グリップ手段は、前記シートホルダからブランクシートを確保した後に、確保したブランクシートを湾曲又は屈曲させる剥離手段を備える構成を採ることができる。
前記グリップ手段は、前記シートホルダからブランクシートを確保した後に、確保したブランクシートを湾曲又は屈曲させる剥離手段を備える構成を採ることができる。
本発明による包装用箱の製函装置によれば、外観が整った包装用箱の製函を包装行程を含めて歩留まり良く、且つ円滑に行うことができる。
例えば、起函行程及び成形行程において、ブランクシートを成形ベースへしっかりと固定し保形した後、成形ヘッドに前記ブランクシートの裏面を吸着させながら転動させつつ折癖動作、起函動作、及び封緘動作を行う事により、起函行程において起函ユニットとの干渉によって包装用箱の中間材が損傷するという問題が解消する。
例えば、起函行程及び成形行程において、ブランクシートを成形ベースへしっかりと固定し保形した後、成形ヘッドに前記ブランクシートの裏面を吸着させながら転動させつつ折癖動作、起函動作、及び封緘動作を行う事により、起函行程において起函ユニットとの干渉によって包装用箱の中間材が損傷するという問題が解消する。
また、成形ヘッドは、高精度に成形された金型を組み合わせて形作ることができるため、成形ブロックの精度に応じた再現性の高いブランクシートの加工を実現することができ、予め設定された塗布位置及び塗布量が正確にコントロールされた再現性の高い封緘加工が可能となる。
また、成形ベースや成形ヘッドの形態を適宜変更できるため、多様な形態の製函に適用できる汎用性を奏する。
また、成形ベースや成形ヘッドの形態を適宜変更できるため、多様な形態の製函に適用できる汎用性を奏する。
また、成形ヘッドを用いた封緘行程にあっては、起函行程後の未完成カートンをその内側から確実に保形し、正確に位置決めし、且つ静止した状態で、開口部に延設されたフラップ等を成形ユニットで折り込みつつ、ホットメルトを適宜塗布して封緘する作業を行うことができるため、フラップ等の折り曲げ及び挿し込みを伴う封緘行程が容易となる他、商品充填に支障が生じることも防止できる。
しかも、包装用箱のコーナーを折り曲げ線で定められた角度に屈曲させる際に、過度に応力がかかる事もないため、包装用箱の外観の損傷により歩留まりを低下させるという問題を解消することもできる。
しかも、包装用箱のコーナーを折り曲げ線で定められた角度に屈曲させる際に、過度に応力がかかる事もないため、包装用箱の外観の損傷により歩留まりを低下させるという問題を解消することもできる。
更に、シートテーブルにおいてブランクシートを吸着する際に、取り出し高さ、取り出し角度及び取り出し位置が一定に制御されているため、キャリアによる一定の加圧によってシートテーブル上に重ねられたブランクシートが天地方向へ密着されることとなり、ブランクシート同士の真空吸着や静電気による帯電吸着を解消する作用効果を奏する。
加えて、前記キャリアに、前記吸着保持の際にグリップしたブランクシートを湾曲又は屈曲させる剥離手段を備えることによって、シートホルダに装填されたブランクシートを一枚単位で余分な圧力を加えることなく無傷で確実に取り出すことができる。
これによって、複数のブランクシートが成形ベースに移送されることに伴う歩留まりの低下を解消することができる。
加えて、前記キャリアに、前記吸着保持の際にグリップしたブランクシートを湾曲又は屈曲させる剥離手段を備えることによって、シートホルダに装填されたブランクシートを一枚単位で余分な圧力を加えることなく無傷で確実に取り出すことができる。
これによって、複数のブランクシートが成形ベースに移送されることに伴う歩留まりの低下を解消することができる。
以下、本発明による包装用箱(以下、「カートン」という。)の製函装置(以下、「製函装置」という。)の実施の形態を、図1等に示すブランクシートαから製函する例に基づいて図面を示しつつ詳細に説明する。
図に示す製函装置は、偏平なブランクシートαを直方体状に成形する製函装置である。
図に示す製函装置は、偏平なブランクシートαを直方体状に成形する製函装置である。
この製函装置は、前記ブランクシートαからスティック状の商品(以下、「分包商品」という。)を充填するための筒状のカートン(以下、「空カートンβ」と言う。)を製造する起函手段と、規定数の分包商品を空カートンβの内空部へ整然と充填する包装手段と、分包商品の充填時又は充填後に、下開口部の下端サイドフラップJ及び下中サイドフラップL、アンダーフラップM及びボトムフラップKを封鎖して接着固定する底面封緘手段を具備する。
<<起函手段>>
前記起函手段は、前記ブランクシートαを保持する成形ベース1と(図4)、前記成形ベース1に保持されたブランクシートαを成形する成形ヘッド2と(図5及び図6)、前記成形ヘッド2の保持面に上端サイドフラップF及び上中サイドフラップH、アッパーフラップI及びトップフラップG等の延出片を密着させて封緘する天面封緘手段と(図7乃至図9)、前記ブランクシートαを一枚ずつ起函手段の成形ベース1に配置するシート供給手段(図10)を具備する。
前記起函手段は、前記ブランクシートαを保持する成形ベース1と(図4)、前記成形ベース1に保持されたブランクシートαを成形する成形ヘッド2と(図5及び図6)、前記成形ヘッド2の保持面に上端サイドフラップF及び上中サイドフラップH、アッパーフラップI及びトップフラップG等の延出片を密着させて封緘する天面封緘手段と(図7乃至図9)、前記ブランクシートαを一枚ずつ起函手段の成形ベース1に配置するシート供給手段(図10)を具備する。
<成形ベース>
前記成形ベース1は、前記ブランクシートαが形作るカートンの各側面領域B,C,D,Eの配置に副って、各側面領域B,C,D,Eを個別に載置する複数のベースブロック1a,1b,1c,1dを配置し固定したものである(図4)。
この例の様に直方体状のカートンの製函を行う場合には、一般的に同じ高さの側面領域B,C,D,Eが連続し、その連続方向の一方の端部に糊代Aが延設され、各側面領域の上下に、それぞれ上端サイドフラップF、トップフラップG、上中サイドフラップH、及びアッパーフラップI並びに下端サイドフラップJ、ボトムフラップK、下中サイドフラップL及びアンダーフラップMが延設されたブランクシートαが用いられる(図1乃至図4)。
前記成形ベース1は、前記ブランクシートαが形作るカートンの各側面領域B,C,D,Eの配置に副って、各側面領域B,C,D,Eを個別に載置する複数のベースブロック1a,1b,1c,1dを配置し固定したものである(図4)。
この例の様に直方体状のカートンの製函を行う場合には、一般的に同じ高さの側面領域B,C,D,Eが連続し、その連続方向の一方の端部に糊代Aが延設され、各側面領域の上下に、それぞれ上端サイドフラップF、トップフラップG、上中サイドフラップH、及びアッパーフラップI並びに下端サイドフラップJ、ボトムフラップK、下中サイドフラップL及びアンダーフラップMが延設されたブランクシートαが用いられる(図1乃至図4)。
この例の前記成形ベース1は、それぞれが直方体状の金属製ブロックであり、四つの側面を保持するベースブロック1a,1b,1c,1dが基板の外縁に沿って直線的に、且つ全てのベースブロック1a,1b,1c,1dの支持部の外側面が、そこに支持される四つの側面の上下いずれかの境界線(この例では上の境界線:導入線)に合わせて面一となる様に配置されている。
各ベースブロック1a,1b,1c,1dは、ブランクシートαの側面領域B,C,D,Eを個別に載置するための上向きの支持面を具備する支持部を、一方の側(この例では外側)に備えると共に、各ベースブロック1a,1b,1c,1dを、前記基板に対して位置調整可能に固定するための固定手段を具備する固定部を前記支持部の反対側(この例では内側)に備える。
前記支持部の支持面は、それぞれが支持する側面B,C,D,Eと同じ形状であり、前記固定部は、前記固定手段を含む高さが前記支持部の高さ以下に設定されている。
前記固定手段として、例えば、固定ボルトを採用する場合には、当該ボルトが挿通する固定孔として、当該ベースブロック1a,1b,1c,1dの配置を調整してビス止めを行うことが出来る長孔を前記ベースブロック1a,1b,1c,1dの配置(支持部が支持する側面の幅)に沿って長くなる様に穿設する。
前記基板は、基台に固定されたフレームの上面に当該基台の外縁に対して迫り出し量調整可能に固定されている。基板の固定手段として、例えば、固定ボルトが用いられる場合には、前記ベースブロック1a,1b,1c,1dの固定部と同様に、迫り出し方向(支持部が支持する側面の高さ)へ長い長孔が穿設される(図4)。
前記固定手段として、例えば、固定ボルトを採用する場合には、当該ボルトが挿通する固定孔として、当該ベースブロック1a,1b,1c,1dの配置を調整してビス止めを行うことが出来る長孔を前記ベースブロック1a,1b,1c,1dの配置(支持部が支持する側面の幅)に沿って長くなる様に穿設する。
前記基板は、基台に固定されたフレームの上面に当該基台の外縁に対して迫り出し量調整可能に固定されている。基板の固定手段として、例えば、固定ボルトが用いられる場合には、前記ベースブロック1a,1b,1c,1dの固定部と同様に、迫り出し方向(支持部が支持する側面の高さ)へ長い長孔が穿設される(図4)。
各ベースブロック1a,1b,1c,1dは、前記ブランクシートαに対しその側面領域B,C,D,E毎に独立した保持手段を備える。
この例の保持手段は、その支持面に、ブランクシートαの表面に対し吸着及び解放を行う吸引システムであって前記支持面の吸着孔3から単数又は複数の連結面(他のベースブロック又は継手が連結される面)へ通じる通気路を備える。
この例の保持手段は、その支持面に、ブランクシートαの表面に対し吸着及び解放を行う吸引システムであって前記支持面の吸着孔3から単数又は複数の連結面(他のベースブロック又は継手が連結される面)へ通じる通気路を備える。
各側面領域B,C,D,Eを保持するベースブロック1a,1b,1c,1dの数は、単数又は複数のいずれでも良い。
側面領域B,C,D,Eを保持するベースブロック1a,1b,1c,1dが各々複数のベースブロックの組み合わせで構成されている場合には、各ベースブロックは、割り当てられた側面領域B,C,D,E毎に前記保持手段の通気路が連通し、ベースブロック1a,1b,1c,1dを構成する各ベースブロックの吸着及び解放の時期は、原則として一致する様に調整されている。
側面領域B,C,D,Eを保持するベースブロック1a,1b,1c,1dが各々複数のベースブロックの組み合わせで構成されている場合には、各ベースブロックは、割り当てられた側面領域B,C,D,E毎に前記保持手段の通気路が連通し、ベースブロック1a,1b,1c,1dを構成する各ベースブロックの吸着及び解放の時期は、原則として一致する様に調整されている。
前記成形ベース1には、ブランクシートαの配置を規制する位置決めピン4と、当該位置決めピン4にブランクシートαの基準部位を誘導する位置決めプレート5が添設されている(図4)。
前記位置決めピン4は、成形ベース1の制止線上の側面領域B,C,D,Eの境界に出没可能に立設される一方、位置決めプレート5は、成形ベース1の導入線に面して配置され、当該導入線に直交する方向に前記制止線へ向けて進退自在に配置されている。
尚、前記制止線は、前記位置決めプレート5の稼働により各側面領域B,C,D,Eが割り当てられたベースブロック1a,1b,1c,1dに正確に配置された際に、前記ブランクシートαにおける側面領域B,C,D,Eと下フラップ領域J,K,L,Mとの境界線が配置される仮想の線であり、前記導入線は、その際、前記側面領域B,C,D,Eと上フラップ領域F,G,H,Iとの境界線が配置される仮想の線であって、当該成形ベース1の支持部の外縁と一致する線である。
前記位置決めピン4は、成形ベース1の制止線上の側面領域B,C,D,Eの境界に出没可能に立設される一方、位置決めプレート5は、成形ベース1の導入線に面して配置され、当該導入線に直交する方向に前記制止線へ向けて進退自在に配置されている。
尚、前記制止線は、前記位置決めプレート5の稼働により各側面領域B,C,D,Eが割り当てられたベースブロック1a,1b,1c,1dに正確に配置された際に、前記ブランクシートαにおける側面領域B,C,D,Eと下フラップ領域J,K,L,Mとの境界線が配置される仮想の線であり、前記導入線は、その際、前記側面領域B,C,D,Eと上フラップ領域F,G,H,Iとの境界線が配置される仮想の線であって、当該成形ベース1の支持部の外縁と一致する線である。
かかる構成の下、前記ベースブロック1a,1b,1c,1d各々の支持部の平面形状にブランクシートαの側面領域B,C,D,Eを合わせて載置し、載置されたブランクシートαを各位置決めプレート5で各位置決めピン4に向けて均等な力で加圧すれば、当該ブランクシートαの各側面領域から延びる下フラップ領域J,K,L,M間の谷の最深部が位置決めピン4に掛かることによって、極めて正確な位置決めが可能となる。
この際、前記保持手段は、位置決め完了までは、全てのベースブロック1a,1b,1c,1dにおいて解放又は弱めの吸着状態を維持し、位置決めが完了した時点で、位置決めピン4及び位置決めプレート5が退避しても安定的に保持できる程度の強い吸着状態となる様に吸引力を調整する。
尚、前記成形ベース1は、金属製のブロックに限定されるものではなく、上記成形ベース1の機能を満たす限りにおいて、合成樹脂等から成形されたブロックを用いることもできる。
この際、前記保持手段は、位置決め完了までは、全てのベースブロック1a,1b,1c,1dにおいて解放又は弱めの吸着状態を維持し、位置決めが完了した時点で、位置決めピン4及び位置決めプレート5が退避しても安定的に保持できる程度の強い吸着状態となる様に吸引力を調整する。
尚、前記成形ベース1は、金属製のブロックに限定されるものではなく、上記成形ベース1の機能を満たす限りにおいて、合成樹脂等から成形されたブロックを用いることもできる。
<成形ヘッド>
前記成形ヘッド2は、金属又は合成樹脂等からなる複数のガイドブロックを具備し、各ガイドブロックは、製函後の空カートンβの側面領域B,C,D,Eを内から支える配置で支持されている。
各ガイドブロックは、各々の保持面に、ブランクシートαの裏面に対し吸着及び解放を行う吸着孔6を備える(図5及び図6)。
前記吸着孔6は、ブランクシートαの裏面に対して吸着及び解放を行う吸引手段の吸気口であり、前記保持面の吸着孔6から単数又は複数の連結面(他のガイドブロック又は継手7が連結される面)へ通じる通気路を備える。
前記成形ヘッド2は、金属又は合成樹脂等からなる複数のガイドブロックを具備し、各ガイドブロックは、製函後の空カートンβの側面領域B,C,D,Eを内から支える配置で支持されている。
各ガイドブロックは、各々の保持面に、ブランクシートαの裏面に対し吸着及び解放を行う吸着孔6を備える(図5及び図6)。
前記吸着孔6は、ブランクシートαの裏面に対して吸着及び解放を行う吸引手段の吸気口であり、前記保持面の吸着孔6から単数又は複数の連結面(他のガイドブロック又は継手7が連結される面)へ通じる通気路を備える。
この例の成形ヘッド2は、空カートンβの側面領域B,C,D,Eの高さと同じ高さ(有効高:内空部の高さ)を持ち、同側面領域B,C,D,Eの対向する長側面C,Eの長さと同じ長さを持ち、且つ同側面領域B,C,D,Eの対向する短側面B,Dの長さと同じ幅を持つ直方体状の成形ヘッド2を形作る様に配置された9個のガイドブロック2a,2b,2c,2d,2e,2f,2g,2h,2iで構成され、当該空カートンβの天面及び底面の中心(成形ヘッド2の前保持面の中心)を通る軸を回転軸とし、同空カートンβの側面を周面として回転する(図1乃至図3)。
前記成形ヘッド2の回転軸は、基台に固定された六軸多関節ロボットアーム(以下、「ロボットアーム」と記す。)20の回転制御可能な先端部材(以下、「先端ロッド」と言う。)に装着されている(図5)。
前記成形ヘッド2の回転軸は、基台に固定された六軸多関節ロボットアーム(以下、「ロボットアーム」と記す。)20の回転制御可能な先端部材(以下、「先端ロッド」と言う。)に装着されている(図5)。
この例の前記ガイドブロックは、前記成形ヘッド2の四隅に配置されて前記周面の四隅(四側面の端部)となる四つのコーナーガイド(そのうちのひとつは糊代ガイド)2a,2c,2e,2gと、前記周面を形作る短面の中央部となり空カートンβの短側面B,Dの中央部を支持する短側面ガイド2b,2fと、前記周面を形作る長面の中央部となり空カートンβの長側面C,Eの中央部を支持する長側面ガイド2d,2hと、前記短側面ガイド2b,2f及び長側面ガイド2d,2hの内側に配置され空カートンβの上開口部を封じるフラップF,G,H,Iを保持する中央フラップガイド2iからなる(図1及び図6)。
前記成形ヘッド2を構成するガイドブロックは、いずれも直方体状のブロックであって、当該成形ヘッド2が形作る直方体状は、空カートンβの側面領域B,C,D,Eを保持する側保持面と、同空カートンβの上フラップ領域F,G,H,Iを保持する前保持面は平坦面とし、これらの保持面を構成するガイドブロックの各面は相互に面一となる様に連結されている。
前記成形ヘッド2は、長側面ガイド2dをガイド位置と退避位置とで切り替えるべく進退させるガイド昇降手段8と、トップフラップGを、上開口部を覆わない姿勢となる様に支える支持部材を機能させ又は退避させるべく進退させるフラップ支持手段9を備える。
ここでガイド位置とは、成形ヘッド2が空カートンβの内空部に丁度嵌る形態となる長側面ガイド2dの配置位置であり、退避位置とは、天面封緘行程においてアッパーフラップIの挿込み領域を開口部へ挿し入れる際の邪魔とならない成形ヘッド2における長側面ガイド2dの配置位置である。
ここでガイド位置とは、成形ヘッド2が空カートンβの内空部に丁度嵌る形態となる長側面ガイド2dの配置位置であり、退避位置とは、天面封緘行程においてアッパーフラップIの挿込み領域を開口部へ挿し入れる際の邪魔とならない成形ヘッド2における長側面ガイド2dの配置位置である。
尚、前記成形ヘッド2は、その裏面に、底面を封じる下端サイドフラップJ、ボトムフラップK、下中サイドフラップL及びアンダーフラップMに対し、それぞれ端短側面B、中長側面C、中短側面D及び端長側面Eとの境界線から外側へ広げる折り癖を付ける癖付手段を設けることができる。
前記癖付手段は、前記成形ヘッド2の裏側から当該成形ヘッド2の裏面(同境界線に囲まれる仮想の平面)に沿って、それぞれ端短側面B、中長側面C、中短側面D及び端長側面Eの内外を直線的に行き来する癖付けローラーを具備した成形ユニットである。
前記成形ユニットの軌道は、その進退手段によって同境界線の中央を直角に横切る様に規制される。
当該癖付手段を付設することによって、歩留まり及び処理スピードの向上が得られ、生産性を高めることができる。
前記癖付手段は、前記成形ヘッド2の裏側から当該成形ヘッド2の裏面(同境界線に囲まれる仮想の平面)に沿って、それぞれ端短側面B、中長側面C、中短側面D及び端長側面Eの内外を直線的に行き来する癖付けローラーを具備した成形ユニットである。
前記成形ユニットの軌道は、その進退手段によって同境界線の中央を直角に横切る様に規制される。
当該癖付手段を付設することによって、歩留まり及び処理スピードの向上が得られ、生産性を高めることができる。
<天面封緘手段>
前記天面封緘手段は、前記アッパーフラップIの挿込み領域を折り曲げる挿込み成形手段100と、糊代Aを成形ヘッド2に沿って折り曲げる糊代成形手段10と、上端サイドフラップFを成形ヘッド2に沿って折り曲げる上端サイドフラップ成形手段11と、上中サイドフラップHを成形ヘッド2に沿って折り曲げる上中サイドフラップ成形手段12と、前記糊代Aにホットメルトを塗布する第一接着剤吐出手段と、前記アッパーフラップIを成形ヘッド2に沿って折り曲げるアッパーフラップ成形手段13と、当該アッパーフラップIにホットメルトを塗布する第二接着剤吐出手段と、トップフラップGをホットメルトが塗布されたアッパーフラップI上に成形ヘッド2に沿って折り曲げるトップフラップ成形手段14を備える(図1乃至図4,図8及び図9)。
尚、この例では、第一接着剤吐出手段及び第二接着剤吐出手段として一体の起函接着剤吐出手段105を用いる。
アッパーフラップ成形手段13が稼働する際には、前記成形ヘッド2のガイド昇降手段8及びフラップ支持手段9が併せて稼働する(図5,図6及び図9)。
前記天面封緘手段は、前記アッパーフラップIの挿込み領域を折り曲げる挿込み成形手段100と、糊代Aを成形ヘッド2に沿って折り曲げる糊代成形手段10と、上端サイドフラップFを成形ヘッド2に沿って折り曲げる上端サイドフラップ成形手段11と、上中サイドフラップHを成形ヘッド2に沿って折り曲げる上中サイドフラップ成形手段12と、前記糊代Aにホットメルトを塗布する第一接着剤吐出手段と、前記アッパーフラップIを成形ヘッド2に沿って折り曲げるアッパーフラップ成形手段13と、当該アッパーフラップIにホットメルトを塗布する第二接着剤吐出手段と、トップフラップGをホットメルトが塗布されたアッパーフラップI上に成形ヘッド2に沿って折り曲げるトップフラップ成形手段14を備える(図1乃至図4,図8及び図9)。
尚、この例では、第一接着剤吐出手段及び第二接着剤吐出手段として一体の起函接着剤吐出手段105を用いる。
アッパーフラップ成形手段13が稼働する際には、前記成形ヘッド2のガイド昇降手段8及びフラップ支持手段9が併せて稼働する(図5,図6及び図9)。
前記挿込み成形手段100は、挿込み領域の曲げ位置にあてがわれる曲げ尺101と、挿込み領域を曲げ尺101に沿って挿込み方向へ屈曲させるべく加圧する曲げユニット102と、前記挿込みを曲げ尺101の縁で屈曲させるべく、前記曲げユニット102を曲げ位置対して前進及び後退させるユニット進退手段103と、前記曲げユニット102を曲げ尺101との平行を保ちながら昇降させるユニット昇降手段104を備える(図7及び図9)。
この例において、前記曲げ尺101は、アッパーフラップIの先端部に設けられた挿込み領域の境界線に沿って配置される直線定規状のガイドであり、前記曲げユニット102は、当該曲げ尺101の直線的な先端縁を通過する様に進退する成形ローラーを具備したユニットである。
この例において、前記曲げ尺101は、アッパーフラップIの先端部に設けられた挿込み領域の境界線に沿って配置される直線定規状のガイドであり、前記曲げユニット102は、当該曲げ尺101の直線的な先端縁を通過する様に進退する成形ローラーを具備したユニットである。
前記糊代成形手段10は、昇降動作により、前記成形ヘッド2のコーナーガイド(糊代ガイド)2aの側保持面(周面)に糊代Aを密着させ加圧する成形ローラーを具備した成形ユニットが用いられている(図4)。
前記上端サイドフラップ成形手段11は、昇降動作により、上端サイドフラップFをコーナーガイド2a,2c、短側面ガイド2b、長側面ガイド2d,2h及び中央ガイド2iに密着させる成形ローラーを具備した成形ユニットが用いられている。
前記上中サイドフラップ成形手段12は、昇降動作により、上中サイドフラップHをコーナーガイド2e,2g、短側面ガイド2f、長側面ガイド2h,2d及び中央ガイド2iに密着させる成形ローラーを具備した成形ユニットが用いられている。
前記上端サイドフラップ成形手段11は、昇降動作により、上端サイドフラップFをコーナーガイド2a,2c、短側面ガイド2b、長側面ガイド2d,2h及び中央ガイド2iに密着させる成形ローラーを具備した成形ユニットが用いられている。
前記上中サイドフラップ成形手段12は、昇降動作により、上中サイドフラップHをコーナーガイド2e,2g、短側面ガイド2f、長側面ガイド2h,2d及び中央ガイド2iに密着させる成形ローラーを具備した成形ユニットが用いられている。
前記アッパーフラップ成形手段13は、昇降動作により、アッパーフラップIを全てのフラップガイド2a,2b,2c,2d,2e,2f,2g,2h,2iの前保持面に密着させる成形ローラーを具備した成形ユニットが用いられている(図4及び図9)。
前記トップフラップ成形手段14は、水平方向への進退及び昇降を行う二次元ガイドレールに支持され、昇降動作により、トップフラップGをホットメルトが塗布されたアッパーフラップIに密着させ加圧する成形ローラーを具備した成形ユニットが用いられている(図7及び図9)。
前記起函接着剤吐出手段105は、ホットメルトを吐出するホットメルトガンと、当該ホットメルトガンを上下前後左右に移動させるサーボアクチュエータ106と、ホットメルトの塗布状態を検査するためのカメラを備える(図8)。
前記サーボアクチュエータ106は、予め設定された三次元座標の位置を狙ってホットメルト材を吐出させる三軸ロボシリンダ等の三軸移動手段又はロボットアーム等を用いることができる。前記ロボットアームには、六軸多関節ロボットを採用することができる。
前記トップフラップ成形手段14は、水平方向への進退及び昇降を行う二次元ガイドレールに支持され、昇降動作により、トップフラップGをホットメルトが塗布されたアッパーフラップIに密着させ加圧する成形ローラーを具備した成形ユニットが用いられている(図7及び図9)。
前記起函接着剤吐出手段105は、ホットメルトを吐出するホットメルトガンと、当該ホットメルトガンを上下前後左右に移動させるサーボアクチュエータ106と、ホットメルトの塗布状態を検査するためのカメラを備える(図8)。
前記サーボアクチュエータ106は、予め設定された三次元座標の位置を狙ってホットメルト材を吐出させる三軸ロボシリンダ等の三軸移動手段又はロボットアーム等を用いることができる。前記ロボットアームには、六軸多関節ロボットを採用することができる。
各成形ユニットは、成形する面の幅等に応じて単数又は複数の成形ローラーが一列又は複数列に回転自在に軸支され、そのアクチュエータの稼働により進退又は昇降するものである。
前記アクチュエータは、エアシリンダ又は前記起函接着剤吐出手段105と同様のサーボアクチュエータ106を採用することができ、いずれも基台に位置調整可能に固定され、又は当該基台に架設されたガイドフレームに装着されている。
前記アクチュエータは、エアシリンダ又は前記起函接着剤吐出手段105と同様のサーボアクチュエータ106を採用することができ、いずれも基台に位置調整可能に固定され、又は当該基台に架設されたガイドフレームに装着されている。
<シート供給手段>
前記シート供給手段は、ブランクシートαを同じ向きに位置決めしてストックするシートホルダ(図10)と、当該シートホルダから一枚ずつブランクシートαをピックアップし前記成形ベース1の定位置に移送して載置するキャリア17を備える(図5)。
前記シート供給手段は、ブランクシートαを同じ向きに位置決めしてストックするシートホルダ(図10)と、当該シートホルダから一枚ずつブランクシートαをピックアップし前記成形ベース1の定位置に移送して載置するキャリア17を備える(図5)。
前記シートホルダは、ブランクシートαを同じ向きで水平に積載するシートテーブル15と、当該シートテーブル15を昇降させるテーブルリフタと、前記シートテーブル15に積載されたブランクシートαのうち最上位のブランクシートαの表面高を一定に保つレベル調整手段を備える(図10)。
前記レベル調整手段は、前記シートテーブル15に積載されたブランクシートαの上限を検知する上限センサ16と、当該上限を検知して前記テーブルリフタの昇降及び停止を行うサーボアクチュエータとで構成される。
前記レベル調整手段は、前記シートテーブル15に積載されたブランクシートαの上限を検知する上限センサ16と、当該上限を検知して前記テーブルリフタの昇降及び停止を行うサーボアクチュエータとで構成される。
前記キャリア17は、前記ブランクシートαをその全域にわたって均等に保持して前記成形ベース1へ移送すると共に、前記成形ベース1への吸着に伴って当該ブランクシートαを領域毎に解放するグリップ手段が、前記成形ヘッド2が支持されたロボットアーム20の先端ロッドに、当該成形ヘッド2と相互に干渉しない配置で支持されたものである(図5)。
前記グリップ手段は、前記ブランクシートαの略全長に亘る長さを持つハンガー18と、当該ハンガー18に支持され、前記ブランクシートαの裏面を略全面に亘って均等に吸着できるように配置された吸着指19とで構成される。
前記吸着指19の各々は、その先端部に吸引手段に接続された通気管に通じる吸着口を具備する。
前記ハンガー18は、一対の保持フレーム18a,18aと、吊りフレーム18bと、駆動フレーム18cとで構成され、前記吊りフレーム18bがロボットアーム20の先端ロッドに固定されている。
前記吸着指19の各々は、その先端部に吸引手段に接続された通気管に通じる吸着口を具備する。
前記ハンガー18は、一対の保持フレーム18a,18aと、吊りフレーム18bと、駆動フレーム18cとで構成され、前記吊りフレーム18bがロボットアーム20の先端ロッドに固定されている。
前記保持フレーム18aは、当該保持フレーム18aの長手方向の内側の端部と外寄りに連結部を備え、当該保持フレーム18aの長手方向に沿って左右両側に吸着指19を一対づつ下向き(先端ロッドから遠ざかる向き)に装着したものである。
一方、前記吊りフレーム18bは、両保持フレーム18a,18aの内側の端部を揺動自在に吊るための部材であって、一対の保持フレーム18a,18aを縦列に連結する連結部材と、前記ロボットアーム20の先端ロッドに定着されるステーと、当該ステーと前記連結部材との間に駆動フレーム18cを昇降自在に通過させるスペーサと、前記駆動フレーム18cを当該吊りフレーム18bに対して昇降させる駆動手段を備える。
前記駆動フレーム18cは、両保持フレーム18a,18aにおける外寄りの連結部を支点として各保持フレーム18a,18aを揺動自在に連結し、前記駆動手段により姿勢を一定に保ちつつ前記ステーに対して進退するものである。
この例の前記駆動手段は、エアシリンダ等のアクチュエータである。
一方、前記吊りフレーム18bは、両保持フレーム18a,18aの内側の端部を揺動自在に吊るための部材であって、一対の保持フレーム18a,18aを縦列に連結する連結部材と、前記ロボットアーム20の先端ロッドに定着されるステーと、当該ステーと前記連結部材との間に駆動フレーム18cを昇降自在に通過させるスペーサと、前記駆動フレーム18cを当該吊りフレーム18bに対して昇降させる駆動手段を備える。
前記駆動フレーム18cは、両保持フレーム18a,18aにおける外寄りの連結部を支点として各保持フレーム18a,18aを揺動自在に連結し、前記駆動手段により姿勢を一定に保ちつつ前記ステーに対して進退するものである。
この例の前記駆動手段は、エアシリンダ等のアクチュエータである。
前記スペーサは、前記ハンガー18が剥離手段として稼働するに際し、前後対となって駆動フレーム18cの左右の動きを規制し、且つ当該駆動フレーム18cを上下方向へ移動させる空隙を確保する。
前記吸着指19は、各保持フレーム18a,18aからの足の長さを個別に調整できる様に、例えば、各保持フレーム18a,18aに下向きに穿設されたネジ孔とのネジ対偶による突出長調整が可能な構成を備える。
前記吸着指19は、各保持フレーム18a,18aからの足の長さを個別に調整できる様に、例えば、各保持フレーム18a,18aに下向きに穿設されたネジ孔とのネジ対偶による突出長調整が可能な構成を備える。
前記シートテーブル15上に載置されたブランクシートα上に前記ハンガー18が降り立つと、当該ハンガー18が支持する全ての吸着指19の吸盤が当該ブランクシートαの前面(側面領域A,B,C,D及び上下フラップ領域F,G,H,I,J,K,L,M)に満遍なく配置され(必ずしも全ての領域に配置する必要は無い。)吸引手段の稼働により一枚のブランクシートαの略全域を保持する。
その際、当該ハンガー18を介してブランクシートαが加圧されると、天地方向への密着力が高められることによって、ブランクシートα間の真空吸着及び帯電吸着が解消される。
その際、当該ハンガー18を介してブランクシートαが加圧されると、天地方向への密着力が高められることによって、ブランクシートα間の真空吸着及び帯電吸着が解消される。
当該吸引手段が稼働したまま、当該ハンガー18が、シートテーブル15上に載置されたブランクシートαから最上位のブランクシートαを確保して上昇を始めると、前記駆動フレーム18cが、前記駆動手段の稼働により押し下げられ、両保持フレーム18a,18aの内側の端部を加圧する。
そうすると、当該ハンガー18は、その中間部において下に凸の逆への字状となって屈曲し、ブランクシートαの吸着保持の際にグリップしたブランクシートαを湾曲又は屈曲させ、前記真空吸着及び帯電吸着の解消効果と相俟って、吸着指19に直接保持されたブランクシートαに付着した他のブランクシートαの剥離及び落下を促す剥離手段として機能する。
そうすると、当該ハンガー18は、その中間部において下に凸の逆への字状となって屈曲し、ブランクシートαの吸着保持の際にグリップしたブランクシートαを湾曲又は屈曲させ、前記真空吸着及び帯電吸着の解消効果と相俟って、吸着指19に直接保持されたブランクシートαに付着した他のブランクシートαの剥離及び落下を促す剥離手段として機能する。
<<<ブランクシートのセット>>>
製函装置は以上の如く構成され、前記シートホルダは、キャリア17によるピックアップに先立ち、前記上限センサ16の出力に副ったレベル調整手段のサーボアクチュエータの制御により、テーブルリフタを、前記シートテーブル15がそこに積載されたブランクシートαの最上位が規定位置に至るまで伸展させる。
前記上限センサ16が規定位置に至ったことを検知してテーブルリフタが停止すると、前記キャリア17は、向きが規制されて平積みされたブランクシートαの真上へ、そのハンガー18を移動させブランクシートαの上(裏面)に載せる。その際、ハンガー18は、前記駆動手段の収縮による駆動フレーム18cの後退により、ハンガー18全体として、逆への字状に屈曲した状態から一直線状に伸展される。
続いて、吸引手段が稼働し、一枚のブランクシートαの略全域を吸引力で保持する。
この様に、ブランクシートαを常に一定の取り出し高及び位置関係で確保する精密なピックアップ動作を採用したことにより、取りこぼしの無い安定したブランクシートαの保持が可能となる。
製函装置は以上の如く構成され、前記シートホルダは、キャリア17によるピックアップに先立ち、前記上限センサ16の出力に副ったレベル調整手段のサーボアクチュエータの制御により、テーブルリフタを、前記シートテーブル15がそこに積載されたブランクシートαの最上位が規定位置に至るまで伸展させる。
前記上限センサ16が規定位置に至ったことを検知してテーブルリフタが停止すると、前記キャリア17は、向きが規制されて平積みされたブランクシートαの真上へ、そのハンガー18を移動させブランクシートαの上(裏面)に載せる。その際、ハンガー18は、前記駆動手段の収縮による駆動フレーム18cの後退により、ハンガー18全体として、逆への字状に屈曲した状態から一直線状に伸展される。
続いて、吸引手段が稼働し、一枚のブランクシートαの略全域を吸引力で保持する。
この様に、ブランクシートαを常に一定の取り出し高及び位置関係で確保する精密なピックアップ動作を採用したことにより、取りこぼしの無い安定したブランクシートαの保持が可能となる。
前記吸引手段により、前記吸着指19に一定の吸引圧力が掛かると、前記キャリア17は、ハンガー18を上昇させ一枚のブランクシートαを成形ベース1に搬送する。
この際、従来は、密着したブランクシートαが複数枚密着し一体となって搬送される恐れがあった。
かかる問題に鑑み、この例のハンガー18は、持ち上げられる際に、前記駆動手段の伸展による前記駆動フレーム18cの前進でハンガー18が具備する一対の保持フレーム18a,18aが逆への字状に屈曲し、両保持フレーム18a,18aの吸着指19に吸着されているブランクシートα以外のブランクシートαとの剥離が促される。
これによって、最上位に複数のブランクシートαが密着して存在していたとしても、前記加圧による真空吸着及び帯電吸着の解消効果と相俟って、最上位のブランクシートαが持ち上げられる際に、他の余分なブランクシートαを分離し落下させる効果を得ることができる。
この際、従来は、密着したブランクシートαが複数枚密着し一体となって搬送される恐れがあった。
かかる問題に鑑み、この例のハンガー18は、持ち上げられる際に、前記駆動手段の伸展による前記駆動フレーム18cの前進でハンガー18が具備する一対の保持フレーム18a,18aが逆への字状に屈曲し、両保持フレーム18a,18aの吸着指19に吸着されているブランクシートα以外のブランクシートαとの剥離が促される。
これによって、最上位に複数のブランクシートαが密着して存在していたとしても、前記加圧による真空吸着及び帯電吸着の解消効果と相俟って、最上位のブランクシートαが持ち上げられる際に、他の余分なブランクシートαを分離し落下させる効果を得ることができる。
キャリア17は、ピックアップした一枚のブランクシートαを、その裏面を上にして成形ベース1の上に載置する。その際、ブランクシートαの各側面領域B,C,D,Eの載置位置が各々を担当するベースブロック1a,1b,1c,1dの支持面上に概ね配置される様に制御されている。その際、成形ベース1の表面から位置決めピン4を突出させるため、突出している位置決めピン4が当該ブランクシートαの上フラップ領域F,G,H,I間に掛かることとなる。
以上により、ブランクシートαが成形ベース1上に極めて精密にセットされることとなるが、この例では、更に、前記位置決めプレート5により前記ブランクシートαの上フラップ領域F,G,H,I間の谷の最深部を位置決めピン4に向けて加圧誘導するため位置決め位置の再現性がより高まることとなる(図4)。
上記位置決め動作を終えると、成形ベース1の吸引手段が稼働し(ブランクシートαが成形ベース1上に置かれた時点で弱い吸引力をかけておいても良い)、当該成形ベース1上にブランクシートαがずれない様に保持されると共に、前記位置決めピン4が成形の支障とならない様に支持面以下に没する。
上記位置決め動作を終えると、成形ベース1の吸引手段が稼働し(ブランクシートαが成形ベース1上に置かれた時点で弱い吸引力をかけておいても良い)、当該成形ベース1上にブランクシートαがずれない様に保持されると共に、前記位置決めピン4が成形の支障とならない様に支持面以下に没する。
<<<起函(空カートン組立)>>>
次に、前記キャリア17は、前記成形ヘッド2を稼働させ、前記起函手段による起函動作を開始する。
前記起函手段は、成形ヘッド2の周面を前記成形ベース1に沿って転がしながら、成形ベース1上のブランクシートαを当該周面で巻き取る起函動作を行う(図1乃至図3)。
前記起函手段は、当該起函動作の過程で糊代Aにホットメルトを塗布し(図8)、当該糊代Aを端長側面Eの裏面端部に接着してブランクシートαを筒状の形態に固定すると共に、形作られた筒状の上開口部を上フラップ領域F,Hを順次重ね合わせ、続いて、アッパーフラップIとトップフラップGを折り重ねて接着し封じる(図3及び図9)。
次に、前記キャリア17は、前記成形ヘッド2を稼働させ、前記起函手段による起函動作を開始する。
前記起函手段は、成形ヘッド2の周面を前記成形ベース1に沿って転がしながら、成形ベース1上のブランクシートαを当該周面で巻き取る起函動作を行う(図1乃至図3)。
前記起函手段は、当該起函動作の過程で糊代Aにホットメルトを塗布し(図8)、当該糊代Aを端長側面Eの裏面端部に接着してブランクシートαを筒状の形態に固定すると共に、形作られた筒状の上開口部を上フラップ領域F,Hを順次重ね合わせ、続いて、アッパーフラップIとトップフラップGを折り重ねて接着し封じる(図3及び図9)。
この例では、端短側面Bからブランクシートαの巻き取りが開始されるため、起函手段は、起函動作の始点となるベースブロック1a上にセットされた端短側面Bに成形ヘッド2の短側面ガイド2bの側保持面、及び隣接する二つのコーナーガイド2a,2cの側保持面を正確にセットする(図1(A)起函位置決め)。
この時、成形ヘッド2の回転軸(先端ロッド)は、ベースブロック1a,1b,1c,1dの並びに直交し、且つ当該ベースブロック1a,1b,1c,1dの支持面に平行となる(以下、これらを「回転条件」という。)。
この時、成形ヘッド2の回転軸(先端ロッド)は、ベースブロック1a,1b,1c,1dの並びに直交し、且つ当該ベースブロック1a,1b,1c,1dの支持面に平行となる(以下、これらを「回転条件」という。)。
前記起函位置決めが完了すると、起函手段は、短側面ガイド2bの吸引手段の稼働、ベースブロック1aの吸引手段の停止、前記上端サイドフラップ成形手段11により上端サイドフラップFを短側面ガイド2b,コーナーガイド2a,2c,長側面ガイド2d,2h及び中央ガイド2iの前保持面に密着させる加圧、及び糊代成形手段10により糊代Aをコーナーガイド(糊代ガイド)2aの側保持面に密着させる加圧を行う。この際、吸着孔6の吸引手段が機能しているため、成形ヘッド2の前保持面に密着させられたサイドフラップFは密着状態が維持された状態で保持される。
続いて、起函手段は、成形ヘッド2によるブランクシートαへの加圧を維持し、且つ前記回転条件を維持しつつ、当該ブランクシートαの続く中長側面Cに成形ヘッド2の長側面ガイド2dの側保持面、及び隣接する二つのコーナーガイド2c,2eの側保持面が正確にセットされる様に当該成形ヘッド2を回転させ(転がし)第二の位置決めを完了する(図1(B))。
続いて、起函手段は、成形ヘッド2によるブランクシートαへの加圧を維持し、且つ前記回転条件を維持しつつ、当該ブランクシートαの続く中長側面Cに成形ヘッド2の長側面ガイド2dの側保持面、及び隣接する二つのコーナーガイド2c,2eの側保持面が正確にセットされる様に当該成形ヘッド2を回転させ(転がし)第二の位置決めを完了する(図1(B))。
第二の位置決めが完了すると、長側面ガイド2dの吸引手段の稼働、ベースブロック1bの吸引手段の停止、及び前記挿込み成形手段100によるアッパーフラップIの挿込み片の折り曲げを行う。
続いて、成形ヘッド2によるブランクシートαへの加圧を維持し、成形ヘッド2の吸着力が成形ベース1の吸着力よりも大きい状態を維持し、前記回転条件を維持し、且つブランクシートαのテンションを維持しつつ、当該ブランクシートαの続く中短側面Dに成形ヘッド2の短側面ガイド2fの側保持面、及び隣接する二つのコーナーガイド2e,2gの側保持面が正確にセットされる様に当該成形ヘッド2を回転させ(転がし)第三の位置決めを完了する(図2(A))。
続いて、成形ヘッド2によるブランクシートαへの加圧を維持し、成形ヘッド2の吸着力が成形ベース1の吸着力よりも大きい状態を維持し、前記回転条件を維持し、且つブランクシートαのテンションを維持しつつ、当該ブランクシートαの続く中短側面Dに成形ヘッド2の短側面ガイド2fの側保持面、及び隣接する二つのコーナーガイド2e,2gの側保持面が正確にセットされる様に当該成形ヘッド2を回転させ(転がし)第三の位置決めを完了する(図2(A))。
第三の位置決めが完了すると、短側面ガイド2fの吸引手段の稼働、ベースブロック1cの吸引手段の停止、前記上中サイドフラップ成形手段12により上中サイドフラップHを短側面ガイド2f,コーナーガイド2e,2g,長側面ガイド2d,2h及び中央ガイド2iの前保持面に密着させる加圧を行う(図2(B))。
続いて、成形ヘッド2によるブランクシートαへの加圧を維持し、且つ前記回転条件を維持しつつ、当該ブランクシートαの続く端長側面Eに成形ヘッド2の長側面ガイド2hの側保持面、及び隣接する二つのコーナーガイド2g,2aの側保持面が正確にセットされる様に当該成形ヘッド2を回転させ(転がし)第四の位置決めを完了する(図3(A))。
続いて、成形ヘッド2によるブランクシートαへの加圧を維持し、且つ前記回転条件を維持しつつ、当該ブランクシートαの続く端長側面Eに成形ヘッド2の長側面ガイド2hの側保持面、及び隣接する二つのコーナーガイド2g,2aの側保持面が正確にセットされる様に当該成形ヘッド2を回転させ(転がし)第四の位置決めを完了する(図3(A))。
第四の位置決めが完了すると、前記成形ヘッド2の長側面ガイド2dをガイド位置から退避位置へ切り替えるべくガイド昇降手段8を進退させると共に、フラップ支持手段9を後退させ、前記アッパーフラップ成形手段13により前記アッパーフラップIを長側面ガイド2h,2d、短側面ガイド2b,2f、コーナーガイド2a,2g,2c,2e及び中央ガイド2iの前保持面に密着させ、その挿込み片を上開口部へ挿し入れる(図3及び図9)。
続いて、カメラにより塗布状態の検査を行いつつ接着剤としてホットメルトをアッパーフラップIの表面に吐出し(図3(B))、トップフラップ成形手段14によりトップフラップGをホットメルトが塗布された直後のアッパーフラップIに密着させ固化を待つ。
続いて、カメラにより塗布状態の検査を行いつつ接着剤としてホットメルトをアッパーフラップIの表面に吐出し(図3(B))、トップフラップ成形手段14によりトップフラップGをホットメルトが塗布された直後のアッパーフラップIに密着させ固化を待つ。
以上をもって起函行程が完了し、分包商品を包装するために下開口部が開放された空カートンβが包装手段に供給される(図20(A))。
起函手段は、シートホルダに規定嵩のブランクシートαが存在する限り、包装手段及び底面封緘手段とタイミングを取りながら、以上の起函動作を繰り返す。
起函手段は、シートホルダに規定嵩のブランクシートαが存在する限り、包装手段及び底面封緘手段とタイミングを取りながら、以上の起函動作を繰り返す。
<<包装手段>>
前記包装手段は、スティック状の分包商品の向き及び姿勢を揃える整列行程を行い、当該整列行程で整頓された分包商品を規定数単位で小ユニット化する集積手段と、規定数の小ユニットを整列状態を維持しつつシャトル22に装填するユニット化手段と、分包商品が装填されたシャトル22を充填位置へ送る搬送手段と、シャトル22に搭載された包装商品を空カートンβの内空部へ整然と充填する充填手段を備える。
前記包装手段は、スティック状の分包商品の向き及び姿勢を揃える整列行程を行い、当該整列行程で整頓された分包商品を規定数単位で小ユニット化する集積手段と、規定数の小ユニットを整列状態を維持しつつシャトル22に装填するユニット化手段と、分包商品が装填されたシャトル22を充填位置へ送る搬送手段と、シャトル22に搭載された包装商品を空カートンβの内空部へ整然と充填する充填手段を備える。
<集積手段>
この例の集積手段は、複数の分包商品を、その腹部(四辺圧着部に囲まれた膨出部)を前方へ向けて縦列状態で送り出す送出し手段と、当該送出し手段で送り出された分包商品を一定数ずつ(この例では10包)側方から加圧し整列工程へ誘導する押入れ手段と、当該押入れ手段で押し入れられた10包分の分包商品群(小ユニット)が一様な姿勢で同時に通過する先窄まりのルートを備える収集トレイ21とで構成される(図11)。
この例の前記収集トレイ21は、分包商品を1袋ずつ一様に傾斜した横臥位で通過させる先窄まりの溝が10個並説されている。
この例の集積手段は、複数の分包商品を、その腹部(四辺圧着部に囲まれた膨出部)を前方へ向けて縦列状態で送り出す送出し手段と、当該送出し手段で送り出された分包商品を一定数ずつ(この例では10包)側方から加圧し整列工程へ誘導する押入れ手段と、当該押入れ手段で押し入れられた10包分の分包商品群(小ユニット)が一様な姿勢で同時に通過する先窄まりのルートを備える収集トレイ21とで構成される(図11)。
この例の前記収集トレイ21は、分包商品を1袋ずつ一様に傾斜した横臥位で通過させる先窄まりの溝が10個並説されている。
この例の前記ユニット化手段は、3単位の小ユニットを並列に搭載するシャトル22と、ユニット化時において当該シャトル22を小ユニット1単位幅ずつシフトさせると共にユニット化を終えたシャトル22をシャトル供給モジュール23(図12)へ送る移送手段を備える。
前記集積手段とユニット化手段により、3回の搭載動作と2回のシフト動作をもって3単位の小ユニットの搭載を完了する(以下、小ユニットの搭載を終えたシャトル22を、「満シャトル22」という。)。
前記集積手段とユニット化手段により、3回の搭載動作と2回のシフト動作をもって3単位の小ユニットの搭載を完了する(以下、小ユニットの搭載を終えたシャトル22を、「満シャトル22」という。)。
<搬送手段>
前記搬送手段は、満シャトル22を確保すると共に、搬送モジュールに供給するシャトル供給モジュール23と、空シャトル22を確保すると共に、前記ユニット化手段へ供給するシャトル回収モジュール24と、満シャトル22をシャトル供給モジュール23から充填位置へ運び、空シャトル22を充填位置からシャトル回収モジュール24に運ぶシャトル搬送モジュール25と、前記シャトル供給モジュール23とシャトル搬送モジュール25との間、及び前記シャトル回収モジュール24と前記シャトル搬送モジュール25との間で、満シャトル22と空シャトル22の移し替えを行う移乗手段26を備える(図12)。
前記搬送手段は、満シャトル22を確保すると共に、搬送モジュールに供給するシャトル供給モジュール23と、空シャトル22を確保すると共に、前記ユニット化手段へ供給するシャトル回収モジュール24と、満シャトル22をシャトル供給モジュール23から充填位置へ運び、空シャトル22を充填位置からシャトル回収モジュール24に運ぶシャトル搬送モジュール25と、前記シャトル供給モジュール23とシャトル搬送モジュール25との間、及び前記シャトル回収モジュール24と前記シャトル搬送モジュール25との間で、満シャトル22と空シャトル22の移し替えを行う移乗手段26を備える(図12)。
前記シャトル供給モジュール23と前記シャトル回収モジュール24は、上下平行に二段重ねされた水平搬送コンベアである。尚、この例では、下位にシャトル回収モジュール24が配置され、上位にシャトル供給モジュール23を配置が配置されている。
前記シャトル供給モジュール23と前記シャトル回収モジュール24における移乗手段26用のプラットホームは、前記移乗手段26が具備する確保手段27の双方を同時に稼働させるべく、前記シャトル回収モジュール24は、前記シャトル供給モジュール23に比べてシャトル22の長さの約2台分以上長くされており、前記シャトル回収モジュール24の移乗手段26用のプラットホームは、前記シャトル供給モジュール23の移乗手段26用のプラットホームに対し、水平方向にシャトル22一台分以上外側へずれた配置で、前記シャトル供給モジュール23の上端部の上位を開放する態様となっている(図12)。
前記シャトル供給モジュール23と前記シャトル回収モジュール24における移乗手段26用のプラットホームは、前記移乗手段26が具備する確保手段27の双方を同時に稼働させるべく、前記シャトル回収モジュール24は、前記シャトル供給モジュール23に比べてシャトル22の長さの約2台分以上長くされており、前記シャトル回収モジュール24の移乗手段26用のプラットホームは、前記シャトル供給モジュール23の移乗手段26用のプラットホームに対し、水平方向にシャトル22一台分以上外側へずれた配置で、前記シャトル供給モジュール23の上端部の上位を開放する態様となっている(図12)。
前記シャトル搬送モジュール25は、充填位置と移乗位置を結ぶルートフレーム34に沿って一体となって水平移動する搬送ベース25aに、前記ルートフレーム34と直交する水平方向に進退する差上げベース25bを備え、当該差上げベース25bに仮底板昇降リフタ28及びシャトル昇降リフタ29を備える。
前記仮底板昇降リフタ28は、それぞれが独立して略同じ軌道の昇降動作を行う二本の平行ロッドのうちの一本の先端部に仮底板30の中央部を固定したものである。一方、前記シャトル昇降リフタ29は、前記二本のロッドのうちの他方のロッドの先端部に、前記仮底板30を囲み下支えする様にシャトルトレイ31が固定されたものである(図18)。
前記仮底板昇降リフタ28は、それぞれが独立して略同じ軌道の昇降動作を行う二本の平行ロッドのうちの一本の先端部に仮底板30の中央部を固定したものである。一方、前記シャトル昇降リフタ29は、前記二本のロッドのうちの他方のロッドの先端部に、前記仮底板30を囲み下支えする様にシャトルトレイ31が固定されたものである(図18)。
前記シャトルトレイ31及びそこに搭載されるシャトル22は、各々の中央部に前記仮底板昇降リフタ28のロッド及びその先端に固定された仮底板30が通過できる貫通孔32を備え、前記仮底板30の下位において空シャトル22を搭載したシャトルトレイ31が独立して昇降することが出来る様にされている。
前記仮底板30は、空カートンβの下開口部において閉じられた下サイドフラップJ,L間の隙間を通過できる連結片33を介して固定された平板であって、空カートンβの下開口部を充填する分包商品を落下させることなく下支えできる構造(この例では開口部の奥行きの中央部を約三分の一から約二分の一を封じる平板)を備える。
一方、シャトル22は、分包商品を前記集積手段及びユニット化手段で整列した状態を保ちつつ確保できる皿状に形作られている。
当該シャトル22を搭載する前記シャトルトレイ31は、当該シャトル22を着脱自在に、且つ前記シャトル搬送モジュール25による搬送動作で落下しない程度に確保できる台座を備える。
前記仮底板30は、空カートンβの下開口部において閉じられた下サイドフラップJ,L間の隙間を通過できる連結片33を介して固定された平板であって、空カートンβの下開口部を充填する分包商品を落下させることなく下支えできる構造(この例では開口部の奥行きの中央部を約三分の一から約二分の一を封じる平板)を備える。
一方、シャトル22は、分包商品を前記集積手段及びユニット化手段で整列した状態を保ちつつ確保できる皿状に形作られている。
当該シャトル22を搭載する前記シャトルトレイ31は、当該シャトル22を着脱自在に、且つ前記シャトル搬送モジュール25による搬送動作で落下しない程度に確保できる台座を備える。
前記移乗手段26は、共有するフレームに沿って水平移動する二基並びの昇降自在な確保手段27を備える。
前記確保手段27は、前記満シャトル22及び空シャトル22の側面を、規定姿勢を維持しつつ確保する開閉自在の爪をそれぞれ備え、一方の確保手段(供給グリップ)27が上位でシャトル供給モジュール23のプラットホームに停止し、同時に他方の確保手段(回収グリップ)27が下位でシャトル回収ユニット24のプラットホームに停止する配置となっている(図12)。
前記確保手段27は、前記満シャトル22及び空シャトル22の側面を、規定姿勢を維持しつつ確保する開閉自在の爪をそれぞれ備え、一方の確保手段(供給グリップ)27が上位でシャトル供給モジュール23のプラットホームに停止し、同時に他方の確保手段(回収グリップ)27が下位でシャトル回収ユニット24のプラットホームに停止する配置となっている(図12)。
<充填手段>
充填手段は、充填位置において空カートンβをその開口部が下向きになる様に保持する充填ベース35と、前記充填位置において分包商品群が整列状態で搭載されたシャトル22を前記充填ベース35に保持された空カートンβの内空部へ差上げる充填リフタと、前記空カートンβの左右フラップ及び前後封鎖板を、開口部を封じる方向へ折り曲げて下支えする封緘手段を備える。
充填手段は、充填位置において空カートンβをその開口部が下向きになる様に保持する充填ベース35と、前記充填位置において分包商品群が整列状態で搭載されたシャトル22を前記充填ベース35に保持された空カートンβの内空部へ差上げる充填リフタと、前記空カートンβの左右フラップ及び前後封鎖板を、開口部を封じる方向へ折り曲げて下支えする封緘手段を備える。
前記充填リフタは、前記シャトル22を昇降させるシャトル昇降リフタ29と、前記シャトル22の降下後に分包商品群を前記内空部内に留める為の仮底板30を昇降させる仮底板昇降リフタ28と、前記シャトル昇降リフタ29及び前記仮底板昇降リフタ28を支持する差上げベース25bと、充填位置と退避位置間で前記差上げベース25bを前後に水平移動させる進退手段を備える。
上記構成により、前記充填リフタは、シャトル22を前記空カートンβの内空部へ差上げた後に仮底板30を残して前記シャトル22を降下させ、前記封緘手段で左右フラップが折り曲げられ支持された後に前記差上げベース25bを退避位置へ水平に離脱させ、封緘手段は、前後封鎖板(上記例ではアンダーフラップM及びボトムフラップK)を折り曲げて封緘する。
この様な分包商品群の充填手法を採ることによって、分包商品が刺身を引き重ねた様に整頓された形で空カートンβの内空部へ搬入され、且つその整頓状態を崩すことなく分包商品群を留置することが可能となる。
この様な分包商品群の充填手法を採ることによって、分包商品が刺身を引き重ねた様に整頓された形で空カートンβの内空部へ搬入され、且つその整頓状態を崩すことなく分包商品群を留置することが可能となる。
この例の前記充填手段は、底面封緘手段と、前記シャトル搬送モジュール25とで構成される。
前記底面封緘手段は、前記成形ヘッド2から上開口部を封鎖した製函後の空カートンβを受けて当該空カートンβを充填位置へ移送し充填姿勢で配置するカートン配置手段と(図13)、カートン封緘手段(図14乃至図18)を備える。
前記底面封緘手段は、前記成形ヘッド2から上開口部を封鎖した製函後の空カートンβを受けて当該空カートンβを充填位置へ移送し充填姿勢で配置するカートン配置手段と(図13)、カートン封緘手段(図14乃至図18)を備える。
前記カートン配置手段は、空カートンβを収容する充填ベース35と、前記充填ベース35を支持する昇降フレーム200と、前記昇降フレーム200を支持する走行ベース201と、前記昇降フレーム200を前記走行ベース201に対して昇降させるベース昇降手段202と、前記走行ベース201を受け位置と包装位置を結ぶガイドフレーム203に沿って移動させる移送手段と、前記昇降フレーム200に対して前記充填ベース35の向きを側方と下方とに切り替え得る旋回手段を備える(図13)。
ここで、前記受け位置は、前記走行ベース201を停止させて前記空カートンβを受ける位置であり、前記包装位置は、前記走行ベース201を停止させて前記空カートンβに分包商品を充填する位置である。
前記充填ベース35を移送自在に且つ向きの切換自在に支持する構成は、前記ベース昇降手段、移送手段及び旋回手段からなる構成に限定されるものではなく、ロボットアームを用いることもできる。
ここで、前記受け位置は、前記走行ベース201を停止させて前記空カートンβを受ける位置であり、前記包装位置は、前記走行ベース201を停止させて前記空カートンβに分包商品を充填する位置である。
前記充填ベース35を移送自在に且つ向きの切換自在に支持する構成は、前記ベース昇降手段、移送手段及び旋回手段からなる構成に限定されるものではなく、ロボットアームを用いることもできる。
前記充填ベース35は、空カートンβの四側面B,C,D,Eの高さと同じ高さを持ち、同四側面B,C,D,Eの対向する二つの長側面C,Eの長さと同じ長さを持ち、且つ同四側面の対向する二つの短側面B,Dの長さと同じ幅を持つ直方体状の収容空間を形作る様に組み合わされた4個の保持ブロック35a,35a,35b,35cを備える(図13)。
また、前記充填ベース35は、当該空カートンβの二つの短側面B,Dを保持する保持ブロック35a,35aの保持面(内面)の中心を結ぶ線の後方に平行に配置された軸を前記旋回手段の旋回軸とし、同空カートンβの二つの長側面C,E及び天面を周面として旋回する(図13)。
前記充填ベース35の前記旋回手段の旋回軸は、前記昇降フレーム200の軸受に回転制御可能に支持されている。
また、前記充填ベース35は、当該空カートンβの二つの短側面B,Dを保持する保持ブロック35a,35aの保持面(内面)の中心を結ぶ線の後方に平行に配置された軸を前記旋回手段の旋回軸とし、同空カートンβの二つの長側面C,E及び天面を周面として旋回する(図13)。
前記充填ベース35の前記旋回手段の旋回軸は、前記昇降フレーム200の軸受に回転制御可能に支持されている。
この例の前記充填ベース35は、前記空カートンβの短側面B,Dの表面を覆う短保持ブロック35a,35aと、前記空カートンβの長側面Eの表面を覆う長保持ブロック35bと、前記空カートンβの長側面Cの表面を覆い、且つ当該長側面Cから下開口部へ向けて延設されたボトムフラップKを支持する長保持ブロック35cと、これら四つの保持ブロック35a,35a,35b,35cを支持し当該保持ブロック35a,35a,35b,35cで囲まれた保持空間の上開口部を封じる封止ブロック35dからなる。
各保持ブロック35a,35a,35b,35cは、平坦な基準面を前面に備え、平坦な保持面を内面に備えた直方体状のブロック又はその組み合わせであって、各保持ブロックの基準面は、保持すべき下サイドフラップJ,L、並びにアンダーフラップM及びボトムフラップKの操作に必要な形態の領域を適宜備える。
特に、ボトムフラップKを保持する長保持ブロック35cは、当該ボトムフラップKの全域を保持できる形態の基準面を備え、長保持ブロック35bは、空カートンβを装填する際に長保持ブロック35b,35c間の寸法を進展し、装填後に縮小させて当該空カートンβの長側面C,Eを加圧する伸縮手段を備える。
特に、ボトムフラップKを保持する長保持ブロック35cは、当該ボトムフラップKの全域を保持できる形態の基準面を備え、長保持ブロック35bは、空カートンβを装填する際に長保持ブロック35b,35c間の寸法を進展し、装填後に縮小させて当該空カートンβの長側面C,Eを加圧する伸縮手段を備える。
各保持ブロック35a,35c,35a,35bは、各々の内面に、前記空カートンβの端短側面B,中長側面C,中短側面D及び端長側面Eの表面に対しその表面毎に吸着と解放を行う保持手段を備える。
前記35cは、その表面に前記空カートンβのボトムフラップKに対し吸着と解放を行う保持手段を備える。
封止ブロック35dは、その内面にトップフラップGに対しその表面に吸着と解放を行う保持手段を備える。
この例の保持ブロック35a,35c,35a,35bの保持手段は、空カートンβの表面に対し吸着及び解放を行う吸引手段であり、端短側面B,中長側面C,中短側面D又は端長側面Eを保持する保持面、及びボトムフラップKを保持する保持ブロック35cの基準面に、前記単数又は複数の吸着孔37及び当該吸着孔37から単数又は複数の連結面(他の保持ブロック又は継手36が連結される面)へ通じる通気路を備える。
前記35cは、その表面に前記空カートンβのボトムフラップKに対し吸着と解放を行う保持手段を備える。
封止ブロック35dは、その内面にトップフラップGに対しその表面に吸着と解放を行う保持手段を備える。
この例の保持ブロック35a,35c,35a,35bの保持手段は、空カートンβの表面に対し吸着及び解放を行う吸引手段であり、端短側面B,中長側面C,中短側面D又は端長側面Eを保持する保持面、及びボトムフラップKを保持する保持ブロック35cの基準面に、前記単数又は複数の吸着孔37及び当該吸着孔37から単数又は複数の連結面(他の保持ブロック又は継手36が連結される面)へ通じる通気路を備える。
尚、各保持ブロック35a,35a,35bにも、各々の表面に、前記空カートンβの下端サイドフラップJ、下中サイドフラップL及びアンダーフラップMに対し、その表面毎に吸着と解放を行う保持手段を備える構成を採ることもできる。その際、保持ブロック35a,35a,35bの基準面にも、前記空カートンβの下端サイドフラップJ、下中サイドフラップL及びアンダーフラップMを保持する吸着孔37及び前記吸着孔37から単数又は複数の連結面へ通じる通気路を備える。
各保持ブロック35a,35a,35b,35cを構成する単数又は複数のブロックは、それぞれ、内面で保持する系統と基準面で保持する系統とに分かれて各々の通気路が連通し、系統毎に同時に吸着及び解放を行う保持手段となる。
この例の封止ブロック35dの保持手段は、当該封止ブロック35dの内面に設けられた吸着孔37で、トップフラップGの表面に対し吸着及び解放を行う吸引手段であり、前記内面の吸着孔37から単数又は複数の連結面(他の保持ブロック又は継手36が連結される面)へ通じる通気路を備える。
前記封止ブロック35dを構成する単数又は複数のブロックは、各々の通気路が連通し、同時に吸着及び解放を行う保持手段となる。
この例の封止ブロック35dの保持手段は、当該封止ブロック35dの内面に設けられた吸着孔37で、トップフラップGの表面に対し吸着及び解放を行う吸引手段であり、前記内面の吸着孔37から単数又は複数の連結面(他の保持ブロック又は継手36が連結される面)へ通じる通気路を備える。
前記封止ブロック35dを構成する単数又は複数のブロックは、各々の通気路が連通し、同時に吸着及び解放を行う保持手段となる。
この様に、充填ベース35は、高精度に成形された直方体状の保持ブロックを組み合わせて構成することができるため、起函行程を経た未完成の空カートンβを外側から確実に保形し、正確に位置決めし、且つ空カートンβを静止させた状態で、開口部に延設されたフラップ等J,K,L,Mを成形ユニットで折り込みつつ、接着剤を適宜塗布して封緘する作業を行うことができるため、フラップ等J,K,L,Mの折り曲げ又は挿し込みを伴う封緘行程が容易となり、各保持ブロック35a,35c,35a,35bの形態及び組立の精度に応じた再現性の高い封緘加工が可能となる。
しかも、その際、空カートンβのコーナーを折り曲げ線で定められた角度に屈曲させる際に、過度に応力がかかる事もないため、カートンの外観の損傷により歩留まりを低下させるという問題を解消することもできる。
しかも、その際、空カートンβのコーナーを折り曲げ線で定められた角度に屈曲させる際に、過度に応力がかかる事もないため、カートンの外観の損傷により歩留まりを低下させるという問題を解消することもできる。
前記カートン封緘手段は、前記天面封緘手段と同様に、下端サイドフラップJを開閉させる下端サイドフラップ成形手段204と、下中サイドフラップLを開閉させる下中フラップ成形手段205と、アンダーフラップMを開閉させるアンダーフラップ成形手段206と、当該アンダーフラップMの表面に接着剤を塗布する封緘接着剤吐出手段208と(図22)、ボトムフラップKを開閉させるボトムフラップ成形手段207を備える(図14乃至図17)。
前記下端サイドフラップ成形手段204及び下中サイドフラップ成形手段205は、前記下サイドフラップJ,Lを前記短保持ブロック35aの基準面に密着させて加圧し、又は前記短保持ブロック35aの基準面に倣って進退し空カートンβの内空部に充填された分包商品を前記下サイドフラップJ,Lを介して加圧し下支えする成形ローラーを具備する成形ユニットである。
前記アンダーフラップ成形手段206は、前記アンダーフラップMを前記長保持ブロック35bの基準面に密着させて加圧し、又は長保持ブロック35bの基準面に倣って進退し空カートンβの内空部に充填された分包商品を前記下サイドフラップJ,L並びにアンダーフラップMを介して加圧し下支えする成形ローラーを具備する成形ユニットである。
前記ボトムフラップ成形手段207は、前記ボトムフラップKを前記長保持ブロック35cの基準面に密着させて加圧し、又は長保持ブロック35cの基準面に倣って進退し前記ボトムフラップKを空カートンβの内空部に充填された分包商品を下支えする前記下サイドフラップJ,L及びアンダーフラップMに密着させ加圧する成形ローラーを具備する成形ユニットである。
前記ボトムフラップ成形手段207は、前記ボトムフラップKを前記長保持ブロック35cの基準面に密着させて加圧し、又は長保持ブロック35cの基準面に倣って進退し前記ボトムフラップKを空カートンβの内空部に充填された分包商品を下支えする前記下サイドフラップJ,L及びアンダーフラップMに密着させ加圧する成形ローラーを具備する成形ユニットである。
前記下端サイドフラップ成形手段204と、前記下中サイドフラップ成形手段205と、アンダーフラップ成形手段206と、ボトムフラップ成形手段207は、充填位置を囲んで配置されている(図18)。
各フラップ成形手段204,205,206,207が具備する成形ローラーは、退避位置と稼働位置(充填位置又は封緘位置)を行き来する成形ユニットの一部として可動ブロックに回転自在に支持され、当該可動ブロックを、稼働位置に対して、成形を担当するフラップが連なる空カートンβの側面の向きに沿って進退させる進退手段と、当該可動ブロックを充填高に対して空カートンβの天面の向きに沿って昇降させる昇降手段をそれぞれ備える(図14乃至図18)。
各フラップ成形手段204,205,206,207が具備する成形ローラーは、退避位置と稼働位置(充填位置又は封緘位置)を行き来する成形ユニットの一部として可動ブロックに回転自在に支持され、当該可動ブロックを、稼働位置に対して、成形を担当するフラップが連なる空カートンβの側面の向きに沿って進退させる進退手段と、当該可動ブロックを充填高に対して空カートンβの天面の向きに沿って昇降させる昇降手段をそれぞれ備える(図14乃至図18)。
前記各成形ユニットは、前記短保持ブロック35a,35a及び長保持ブロック35b,35cの基準面の形態に応じて単数又は複数の成形ローラーが回転自在に軸支され、各成形ユニットが具備する進退手段の稼働により前記短保持ブロック35a,35a及び長保持ブロック35b,35cの基準面の奥行き方向に進退するものである(図14乃至図18)。
尚、この例の進退手段及び昇降手段は、エアシリンダ等の直線アクチュエータ若しくはそれらの組み合わせ、又は三軸移動手段又はロボットアーム等のサーボアクチュエータを採用することができ、基台に位置調整可能に固定し、又は当該基台に架設されたガイドフレームに沿って走行自在に設置することができる。
尚、この例の進退手段及び昇降手段は、エアシリンダ等の直線アクチュエータ若しくはそれらの組み合わせ、又は三軸移動手段又はロボットアーム等のサーボアクチュエータを採用することができ、基台に位置調整可能に固定し、又は当該基台に架設されたガイドフレームに沿って走行自在に設置することができる。
前記封緘接着剤吐出手段208(図22)は、カートンの開口部を臨んで配置されている。
前記封緘接着剤吐出手段208は、ホットメルトを吐出するホットメルトガンと、当該ホットメルトガンを上下前後左右に移動させるサーボアクチュエータ106等を具備したユニットと、ホットメルトの塗布状態を検査するためのカメラを備える(図8)。
前記サーボアクチュエータは、例えば、三軸移動手段又はロボットアームを採用することができ、これらは、ホットメルトガンが予め設定された三次元座標の位置を狙う様に制御され、予め定められた位置に規定量のホットメルト材が吐出される。
前記封緘接着剤吐出手段208は、ホットメルトを吐出するホットメルトガンと、当該ホットメルトガンを上下前後左右に移動させるサーボアクチュエータ106等を具備したユニットと、ホットメルトの塗布状態を検査するためのカメラを備える(図8)。
前記サーボアクチュエータは、例えば、三軸移動手段又はロボットアームを採用することができ、これらは、ホットメルトガンが予め設定された三次元座標の位置を狙う様に制御され、予め定められた位置に規定量のホットメルト材が吐出される。
<<<分包商品の包装>>>
包装手段は以上の如く構成され、前記成形ヘッド2は、カートン配置手段の充填ベース35に空カートンβを装填して当該空カートンβへの吸着を解除し、前記充填ベース35は、当該充填ベース35を形作る各ブロックの保持面(内面)に設けられた吸着孔37の吸引手段を稼働させる。
続いて、前記カートン配置手段は、ボトムフラップKを長保持ブロック35cの基準面に密着させて加圧する。前記長保持ブロック35cは、ボトムフラップKの表面を吸引しその基準面に吸着させる。
次に、前記カートン配置手段は、そのまま当該空カートンβを保持した充填ベース35を充填位置へ移送し、開口部を下へ向けた充填姿勢で停止する(図13参照)。
包装手段は以上の如く構成され、前記成形ヘッド2は、カートン配置手段の充填ベース35に空カートンβを装填して当該空カートンβへの吸着を解除し、前記充填ベース35は、当該充填ベース35を形作る各ブロックの保持面(内面)に設けられた吸着孔37の吸引手段を稼働させる。
続いて、前記カートン配置手段は、ボトムフラップKを長保持ブロック35cの基準面に密着させて加圧する。前記長保持ブロック35cは、ボトムフラップKの表面を吸引しその基準面に吸着させる。
次に、前記カートン配置手段は、そのまま当該空カートンβを保持した充填ベース35を充填位置へ移送し、開口部を下へ向けた充填姿勢で停止する(図13参照)。
充填位置においては、前記下端サイドフラップ成形手段204と、下中サイドフラップ成形手段205と、アンダーフラップ成形手段206の各成形ユニットは、充填位置を囲んで降下し、空カートンβの下開口部の入り口に面する位置へ進んで集合し、再び、各保持ブロックの基準面(充填高)まで上昇することによって、前記下開口部の直前に前記下端サイドフラップJ、下中サイドフラップL及びアンダーフラップMに沿ってそれぞれ配置される(図14(A))。
続いて、各々は、前記下端サイドフラップJ、下中サイドフラップL及びアンダーフラップMを伴って相互に離隔する方向へ前記下端サイドフラップJ、下中サイドフラップL及びアンダーフラップM、並びにそれらの各保持ブロック35a,35a及び35bの基準面に沿って水平に直線移動し、前記下端サイドフラップJ、下中サイドフラップL及びアンダーフラップMを押し開き各々を下支えする(図14(B))。
次に、前記充填ベース35は、上下一回の往復運動を行い、下開きに癖付けされた前記下端サイドフラップJ、下中サイドフラップL及びアンダーフラップMを自由に垂れ下がらせる(図14(C))。
次に、前記充填ベース35は、上下一回の往復運動を行い、下開きに癖付けされた前記下端サイドフラップJ、下中サイドフラップL及びアンダーフラップMを自由に垂れ下がらせる(図14(C))。
それと同時に、シャトル搬送モジュール25は、シャトル供給モジュール23の移乗位置から満シャトル22を確保し充填位置へ搬送する(図12及び図18)。
その際、仮底板昇降リフタ28及びシャトル昇降リフタ29と、シャトルトレイ31上の満シャトル22は一体となって水平移動を行う。
充填位置に到着すると、前記仮底板昇降リフタ28及びシャトル昇降リフタ29は一体となって充填高へ上昇し、満シャトル22の分包商品を空カートンβの内空部に充填する(図19及び図20)。
分包商品が充填されると、シャトル昇降リフタ29のみが収縮しシャトルトレイ31のみが空シャトル22を伴って降下する。その際、仮底板30は、空カートンβの内空部に収められた分包商品を充填高で下支えし、当該仮底板30及びそのロッドは、前記シャトル22及びシャトルトレイ31の貫通孔32を通過する(図19(B))。
その際、仮底板昇降リフタ28及びシャトル昇降リフタ29と、シャトルトレイ31上の満シャトル22は一体となって水平移動を行う。
充填位置に到着すると、前記仮底板昇降リフタ28及びシャトル昇降リフタ29は一体となって充填高へ上昇し、満シャトル22の分包商品を空カートンβの内空部に充填する(図19及び図20)。
分包商品が充填されると、シャトル昇降リフタ29のみが収縮しシャトルトレイ31のみが空シャトル22を伴って降下する。その際、仮底板30は、空カートンβの内空部に収められた分包商品を充填高で下支えし、当該仮底板30及びそのロッドは、前記シャトル22及びシャトルトレイ31の貫通孔32を通過する(図19(B))。
<<<封緘>>>
次に、前記下端サイドフラップ成形手段204と下中サイドフラップ成形手段205の成形ユニットは、充填位置まで進んで近接集合し、それぞれ下端サイドフラップJと下中サイドフラップLで満カートンγの下開口部を封じる(図15(B))。
続いて、ボトムフラップ成形手段207は、前記下端サイドフラップ成形手段204と下中サイドフラップ成形手段205と共に満カートンγの下開口部を封じる下端サイドフラップJ及び下中サイドフラップLの前半分を下支えする(図15(C))。
前記下端サイドフラップ成形手段204と下中サイドフラップ成形手段205は、当該ボトムフラップ成形手段207が上記の如く介在することを待って充填位置の側方へ退避する(図16(A))。
次に、前記下端サイドフラップ成形手段204と下中サイドフラップ成形手段205の成形ユニットは、充填位置まで進んで近接集合し、それぞれ下端サイドフラップJと下中サイドフラップLで満カートンγの下開口部を封じる(図15(B))。
続いて、ボトムフラップ成形手段207は、前記下端サイドフラップ成形手段204と下中サイドフラップ成形手段205と共に満カートンγの下開口部を封じる下端サイドフラップJ及び下中サイドフラップLの前半分を下支えする(図15(C))。
前記下端サイドフラップ成形手段204と下中サイドフラップ成形手段205は、当該ボトムフラップ成形手段207が上記の如く介在することを待って充填位置の側方へ退避する(図16(A))。
次に、前記アンダーフラップ成形手段206は、前記アンダーフラップMを、満カートンγの内空部に充填された分包商品を支える前記下端サイドフラップJ及び下中サイドフラップLに密着させその後部を加圧する(図16(B))。
この時、支え手段210は、前記アンダーフラップMを下支えする一対の偏平な棒状の支持片209,209を前進させ、満カートンγの内空部に充填された分包商品と、前記下端サイドフラップJ及び下中サイドフラップLと前記アンダーフラップMの配置状態を確保する。
前記支持片209,209を具備する支え手段210は、前記アンダーフラップ成形手段206の上位に配置され、充填位置の充填高に配置された充填ベース35の基準面に倣って前記支持片209,209を出没させる進退手段を備える。
前記アンダーフラップ成形手段206は、当該支持片209,209の前進を待って充填位置から退避する(図16(C))。
この時、支え手段210は、前記アンダーフラップMを下支えする一対の偏平な棒状の支持片209,209を前進させ、満カートンγの内空部に充填された分包商品と、前記下端サイドフラップJ及び下中サイドフラップLと前記アンダーフラップMの配置状態を確保する。
前記支持片209,209を具備する支え手段210は、前記アンダーフラップ成形手段206の上位に配置され、充填位置の充填高に配置された充填ベース35の基準面に倣って前記支持片209,209を出没させる進退手段を備える。
前記アンダーフラップ成形手段206は、当該支持片209,209の前進を待って充填位置から退避する(図16(C))。
続いて、シャトル搬送モジュール25は、仮底板昇降リフタ28及びシャトル昇降リフタ29を仮底板30の高さを維持したまま充填位置から水平に後退させて前記満カートンγから抜き取り(図21)、前記長保持ブロック35cによるボトムフラップKの吸着を解除する。
最後に、前記封緘接着剤吐出手段208により前記アンダーフラップMの表面へ接着剤を塗布し、前記ボトムフラップ成形手段207により、前記ボトムフラップKを前記アンダーフラップMに密着させ加圧する(図17(A))。
当該加圧を一定時間継続しホットメルトが固化を待った後、前記アンダーフラップ成形手段206及びボトムフラップ成形手段207が充填領域から退避し、満カートンγの封緘が完了する(図17(B))。
最後に、前記封緘接着剤吐出手段208により前記アンダーフラップMの表面へ接着剤を塗布し、前記ボトムフラップ成形手段207により、前記ボトムフラップKを前記アンダーフラップMに密着させ加圧する(図17(A))。
当該加圧を一定時間継続しホットメルトが固化を待った後、前記アンダーフラップ成形手段206及びボトムフラップ成形手段207が充填領域から退避し、満カートンγの封緘が完了する(図17(B))。
尚、本発明による製函装置は、前記分包商品を包装する構成に限定されるものではなく、未包装の固形商品や箱詰された商品を更に包装する為の包装用箱の製函行程にも、成形ベース1や成形ヘッド2の形態(形状、大きさ又は組合せ)等を変えて適用することができる。
α ブランクシート,β 空カートン,γ 満カートン,
A 糊代,B 端短側面,C 中長側面,D 中短側面,E 端長側面,
F 上端サイドフラップ,G トップフラップ,H 上中サイドフラップ,
I アッパーフラップ,
J 下端サイドフラップ,K ボトムフラップ,L 下中サイドフラップ,
M アンダーフラップ,
1 成形ベース,1a,1b,1c,1d ベースブロック,
2 成形ヘッド,
2a,2c,2e,2g コーナーガイド,2b,2f 短側面ガイド,
2d、2h 長側面ガイド,2i 中央ガイド,
3 吸着孔,4 位置決めピン,5 位置決めプレート,
6 吸着孔,7 継手,8 ガイド昇降手段,9 フラップ支持手段,
10 糊代成形手段,11,12 サイドフラップ成形手段,
13 アッパーフラップ成形手段,14 トップフラップ成形手段,
15 シートテーブル,16 上限センサ,
17 キャリア,18 ハンガー,
18a 保持フレーム,18b 吊りフレーム,18c 駆動フレーム,
19 吸着指,20 ロボットアーム,
21 収集トレイ,22 シャトル,
23 シャトル供給モジュール,24 シャトル回収モジュール,
25 シャトル搬送モジュール,25a 搬送ベース,25b 差上げベース,
26 移乗手段,27 確保手段,
28 仮底板昇降リフタ,29 シャトル昇降リフタ,
30 仮底板,31 シャトルトレイ,32 貫通孔,33 連結片,
34 ルートフレーム,
35 充填ベース,
35a 短保持ブロック,35b 長保持ブロック,35c 長保持ブロック,
35d 封止ブロック,
36 継手,37 吸着孔,
100 挿込み成形手段,101 曲げ尺,102 曲げユニット,
103 ユニット進退手段,104 ユニット昇降手段,
105 起函接着剤吐出手段,
106 サーボアクチュエータ,
200 昇降フレーム,201 走行ベース,
202 ベース昇降手段,203 ガイドフレーム,
204 下端サイドフラップ成形手段,205 下中サイドフラップ成形手段,
206 アンダーフラップ成形手段,207 ボトムフラップ成形手段,
208 封緘接着剤吐出手段,209 支持片,210 支え手段,
A 糊代,B 端短側面,C 中長側面,D 中短側面,E 端長側面,
F 上端サイドフラップ,G トップフラップ,H 上中サイドフラップ,
I アッパーフラップ,
J 下端サイドフラップ,K ボトムフラップ,L 下中サイドフラップ,
M アンダーフラップ,
1 成形ベース,1a,1b,1c,1d ベースブロック,
2 成形ヘッド,
2a,2c,2e,2g コーナーガイド,2b,2f 短側面ガイド,
2d、2h 長側面ガイド,2i 中央ガイド,
3 吸着孔,4 位置決めピン,5 位置決めプレート,
6 吸着孔,7 継手,8 ガイド昇降手段,9 フラップ支持手段,
10 糊代成形手段,11,12 サイドフラップ成形手段,
13 アッパーフラップ成形手段,14 トップフラップ成形手段,
15 シートテーブル,16 上限センサ,
17 キャリア,18 ハンガー,
18a 保持フレーム,18b 吊りフレーム,18c 駆動フレーム,
19 吸着指,20 ロボットアーム,
21 収集トレイ,22 シャトル,
23 シャトル供給モジュール,24 シャトル回収モジュール,
25 シャトル搬送モジュール,25a 搬送ベース,25b 差上げベース,
26 移乗手段,27 確保手段,
28 仮底板昇降リフタ,29 シャトル昇降リフタ,
30 仮底板,31 シャトルトレイ,32 貫通孔,33 連結片,
34 ルートフレーム,
35 充填ベース,
35a 短保持ブロック,35b 長保持ブロック,35c 長保持ブロック,
35d 封止ブロック,
36 継手,37 吸着孔,
100 挿込み成形手段,101 曲げ尺,102 曲げユニット,
103 ユニット進退手段,104 ユニット昇降手段,
105 起函接着剤吐出手段,
106 サーボアクチュエータ,
200 昇降フレーム,201 走行ベース,
202 ベース昇降手段,203 ガイドフレーム,
204 下端サイドフラップ成形手段,205 下中サイドフラップ成形手段,
206 アンダーフラップ成形手段,207 ボトムフラップ成形手段,
208 封緘接着剤吐出手段,209 支持片,210 支え手段,
Claims (6)
- 偏平なブランクシートを箱状に成形する製函装置において、
前記ブランクシートを保持する成形ベースと、前記成形ベースに保持されたブランクシートを成形する成形ヘッドを具備する起函手段を備え、
前記成形ベースは、前記ブランクシートに対しその領域毎に吸着と解放を行う保持手段を備え、
前記成形ヘッドは、製函時の各側面を内から支えるガイドブロックと、当該成形ヘッドを前記成形ベース上で転動させ当該成形ベースの吸着から解放される領域を順次吸着しつつ起函することを特徴とする包装用箱の製函装置。 - 前記起函手段は、当該起函手段で起函したカートンの開口部を封じる封緘手段を備え、
前記封緘手段は、前記ガイドブロック上でブランクシートの被成形領域を折り曲げ方向へ加圧しつつ進退する成形ローラーと、前記被成形領域が折り重なる接着領域に接着剤を塗布する接着手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の包装用箱の製函装置。 - 前記成形ヘッドは、複数のガイドブロックを製函後のカートンの側面を内から支える配置で支持し、
前記ガイドブロックの保持面に、ブランクシートの裏面に対し吸着及び解放を行う吸着孔を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の包装用箱の製函装置。 - 前記成形ベースは、ブランクシートの各側面の配置に副った複数のベースブロックを備え、
前記ベースブロックの支持面に、ブランクシートの表面に対し吸着及び解放を行う吸着孔を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の包装用箱の製函装置。 - 複数のブランクシートを同じ向きに位置決めしてストックするシートホルダと、当該シートホルダの最上位のブランクシートを確保し、確保したブランクシートを前記成形ベースに移送し、移送したブランクシートを前記成形ベースの定位置に載置するキャリアを備え、
前記キャリアは、定位置に載置したブランクシートの吸着を、前記成形ベースへの吸着に伴って領域毎に解放するグリップ手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の包装用箱の製函装置。 - 前記グリップ手段は、前記シートホルダからブランクシートを確保した後に、確保したブランクシートを湾曲又は屈曲させる剥離手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の包装用箱の製函装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022011161A JP2023109581A (ja) | 2022-01-27 | 2022-01-27 | 包装用箱の製函装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022011161A JP2023109581A (ja) | 2022-01-27 | 2022-01-27 | 包装用箱の製函装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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-
2022
- 2022-01-27 JP JP2022011161A patent/JP2023109581A/ja active Pending
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