JPS6139165Y2 - - Google Patents
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- JPS6139165Y2 JPS6139165Y2 JP1980110461U JP11046180U JPS6139165Y2 JP S6139165 Y2 JPS6139165 Y2 JP S6139165Y2 JP 1980110461 U JP1980110461 U JP 1980110461U JP 11046180 U JP11046180 U JP 11046180U JP S6139165 Y2 JPS6139165 Y2 JP S6139165Y2
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- stopper
- plug
- slope
- flow path
- casing
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- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002737 fuel gas Substances 0.000 description 1
- 230000009931 harmful effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
- Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、燃料用ガス等の供給路上に設ける
コツクに関し、特に誤操作を未然に防止するとと
もに、ホースの脱落等による不慮の事故に対し、
漏洩防止機能を高めたコツクの安全装置に関する
ものである。
コツクに関し、特に誤操作を未然に防止するとと
もに、ホースの脱落等による不慮の事故に対し、
漏洩防止機能を高めたコツクの安全装置に関する
ものである。
一般に、ガスの漏洩は、火災等大きな災害を招
くおそれが高いことから、使用者の種々の使用態
様に備え、高い安全対策を施しておくことが望ま
しい。
くおそれが高いことから、使用者の種々の使用態
様に備え、高い安全対策を施しておくことが望ま
しい。
ところで、この種従来装置の一つとして実公昭
53−11381号公報記載のものがある。しかし、こ
の装置は部品点数が多く構造複雑なため、高価で
且つ作動の不具合や誤動作の可能性があるなどの
欠点があつて、満足すべきものでなかつた。
53−11381号公報記載のものがある。しかし、こ
の装置は部品点数が多く構造複雑なため、高価で
且つ作動の不具合や誤動作の可能性があるなどの
欠点があつて、満足すべきものでなかつた。
この考案は、上記実情に鑑みなされたものであ
つて、ホースがコツクから脱落して補助の栓体が
閉作動した際には、この補助の栓体の作動と共
に、主な栓体をも閉作動させるとともに、補助の
栓体が閉作動している間においては、主な栓体の
開作動を不能となるように、これをロツクするこ
とにより、誤操作が少なく、かつ漏洩防止機能の
高いコツクの安全装置を提供することにある。
つて、ホースがコツクから脱落して補助の栓体が
閉作動した際には、この補助の栓体の作動と共
に、主な栓体をも閉作動させるとともに、補助の
栓体が閉作動している間においては、主な栓体の
開作動を不能となるように、これをロツクするこ
とにより、誤操作が少なく、かつ漏洩防止機能の
高いコツクの安全装置を提供することにある。
以下この考案を図示した実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
この考案による安全装置を適用したコツクを示
す第1図において、ケーシング1内には前半部の
水平に延びる水平流路2aと、後半部の下方に延
びるたて流路2bとからなるL字形の流路2が形
成されている。たて流路2bの下部に位置するケ
ーシングの後部には、ホース4が圧入嵌合される
接続管3が、後方に向けて突出固着されており、
この接続管3と上記たて流路2b下部とにより、
ケーシング1における流路の出口部2cが構成さ
れる。上記水平流路2aの中間部には、たて方向
のシリンダ1bが形成され、ここに流路2を主に
開閉する第1の栓機構5が内装されている。この
第1の栓機構5は、以下のように構成されてい
る。即ち、逆円錐台状の第1の栓体51をたて配
置して、ケーシング1に対して回転可能に、かつ
水平流路2aを貫通して設け、この第1の栓体5
1には、その胴部の中間部に水平流路2aと連通
可能の水平な連通孔51aが、また第1の栓体5
1の上部には径方向に切欠かれた係合溝51b
が、さらに第1の栓体51の下部には後述する係
合機構7の1部を構成するカム体74がそれぞれ
形成されている。
す第1図において、ケーシング1内には前半部の
水平に延びる水平流路2aと、後半部の下方に延
びるたて流路2bとからなるL字形の流路2が形
成されている。たて流路2bの下部に位置するケ
ーシングの後部には、ホース4が圧入嵌合される
接続管3が、後方に向けて突出固着されており、
この接続管3と上記たて流路2b下部とにより、
ケーシング1における流路の出口部2cが構成さ
れる。上記水平流路2aの中間部には、たて方向
のシリンダ1bが形成され、ここに流路2を主に
開閉する第1の栓機構5が内装されている。この
第1の栓機構5は、以下のように構成されてい
る。即ち、逆円錐台状の第1の栓体51をたて配
置して、ケーシング1に対して回転可能に、かつ
水平流路2aを貫通して設け、この第1の栓体5
1には、その胴部の中間部に水平流路2aと連通
可能の水平な連通孔51aが、また第1の栓体5
1の上部には径方向に切欠かれた係合溝51b
が、さらに第1の栓体51の下部には後述する係
合機構7の1部を構成するカム体74がそれぞれ
形成されている。
また第1の栓体51の上方には、操作体52が
ケーシング1に、上下動及び回転可能に装着され
ている。この操作体52には、その下部に係合溝
51bと上下動可能かつ相対回転不能に係合する
下部係合突起52a、その直上にばね受52b、
さらにその直上に上部係合突起52cが、それぞ
れ形成されており、また操作体52の上部には、
ケーシング1の上部に露出してそのシリンダ1b
上部を覆うキヤツプ52b、およびキヤツプ52
dの上面の一部を上方に向けて突出させつまみ5
2eが形成されている。操作体52の上部係合突
起52cとキヤツプ52dとの間には、軸52f
が形成され、この軸52fは、シリンダ1bの上
部に冠着された蓋体1cを貫通するとともに、こ
の蓋体1cに上下動及び回転可能に支持されてい
る。
ケーシング1に、上下動及び回転可能に装着され
ている。この操作体52には、その下部に係合溝
51bと上下動可能かつ相対回転不能に係合する
下部係合突起52a、その直上にばね受52b、
さらにその直上に上部係合突起52cが、それぞ
れ形成されており、また操作体52の上部には、
ケーシング1の上部に露出してそのシリンダ1b
上部を覆うキヤツプ52b、およびキヤツプ52
dの上面の一部を上方に向けて突出させつまみ5
2eが形成されている。操作体52の上部係合突
起52cとキヤツプ52dとの間には、軸52f
が形成され、この軸52fは、シリンダ1bの上
部に冠着された蓋体1cを貫通するとともに、こ
の蓋体1cに上下動及び回転可能に支持されてい
る。
蓋体1cの下面には、操作体52の上部係合突
起52cと係合し得る係合溝1dが形成されてい
る。
起52cと係合し得る係合溝1dが形成されてい
る。
また、第1の栓体51と操作体52のばね受5
2bとの間には、操作体52を常時上方に押圧す
る圧縮ばね53が装着され、第1の栓体51と蓋
体1cとの間には、下端が第1の栓体51に上端
が蓋体1cに係止された戻りばね54が装着され
ている。上記捩りばね54は、第1の栓体51を
常時閉方向に回動付勢しており(第1図の状
態)、上記第1の栓体51の閉作動時に、蓋体1
c側の係合溝1dと操作体52側の上部係合突起
52cとが対向するように位置決めされており、
従つて両者は第1の栓体51の閉作動時に、圧縮
ばね53の弾発力により互いに係合され、これに
より第1の栓体51の開作動は阻止されることに
なる。
2bとの間には、操作体52を常時上方に押圧す
る圧縮ばね53が装着され、第1の栓体51と蓋
体1cとの間には、下端が第1の栓体51に上端
が蓋体1cに係止された戻りばね54が装着され
ている。上記捩りばね54は、第1の栓体51を
常時閉方向に回動付勢しており(第1図の状
態)、上記第1の栓体51の閉作動時に、蓋体1
c側の係合溝1dと操作体52側の上部係合突起
52cとが対向するように位置決めされており、
従つて両者は第1の栓体51の閉作動時に、圧縮
ばね53の弾発力により互いに係合され、これに
より第1の栓体51の開作動は阻止されることに
なる。
なお、上記の状態から第1の栓体51を開作動
させる際には、つまみ52eを持つて操作体52
を圧縮ばね53の弾発力に抗して下方に押し下げ
て、係合溝1dと上部係合突起52cとの係合を
解除したのち、上記つまみ52eを90度回転させ
れば、これに伴なつて第1の栓体51も同方向に
90度回転し、第1の栓体51の連通孔51aと水
平流路2aとが連通することになる。なお、図示
省略したが、第1の栓体51が開作動した際に
は、キヤツプ52dとケーシング1のシリンダ1
bとの間に介在させた弾性係止具により、捩りば
ね54の弾発力に抗して栓体を開状態に保持する
ようになつている。
させる際には、つまみ52eを持つて操作体52
を圧縮ばね53の弾発力に抗して下方に押し下げ
て、係合溝1dと上部係合突起52cとの係合を
解除したのち、上記つまみ52eを90度回転させ
れば、これに伴なつて第1の栓体51も同方向に
90度回転し、第1の栓体51の連通孔51aと水
平流路2aとが連通することになる。なお、図示
省略したが、第1の栓体51が開作動した際に
は、キヤツプ52dとケーシング1のシリンダ1
bとの間に介在させた弾性係止具により、捩りば
ね54の弾発力に抗して栓体を開状態に保持する
ようになつている。
次に第2の栓機構6は、以下のように構成され
ている。即ち、ケーシング1内に形成したたて流
路2b下部において、接続管3の始端縁に第2の
栓体61が対向配置されている。
ている。即ち、ケーシング1内に形成したたて流
路2b下部において、接続管3の始端縁に第2の
栓体61が対向配置されている。
この第2の栓体61の後面側には、接続管3内
に摺動可能に貫通嵌挿された摺動管61aが固着
され、該摺動管61aの後部は接続管3から後方
に突出されるとともに、その後端にホース4の内
径よりも若干大径に形成したホース受座61bが
一体的に固着されている。
に摺動可能に貫通嵌挿された摺動管61aが固着
され、該摺動管61aの後部は接続管3から後方
に突出されるとともに、その後端にホース4の内
径よりも若干大径に形成したホース受座61bが
一体的に固着されている。
また、第2の栓体61の前面側には、弁軸61
cが固着され、この弁軸61cに第2の栓体61
を閉方向(接続管3方向)に押圧する弁ばね61
dが嵌装されている。図中61fは、接続管3の
始端縁部に装着したシールリングである。
cが固着され、この弁軸61cに第2の栓体61
を閉方向(接続管3方向)に押圧する弁ばね61
dが嵌装されている。図中61fは、接続管3の
始端縁部に装着したシールリングである。
次に上記構成からなる第2の栓機構6と前述し
た第1の栓機構とは、以下のような係合装置によ
り係合されている。即ち、第2の栓機構6の前方
であつて、かつ水平流路2aの下方に位置するケ
ーシング1内に、水平方向のシリンダ室71が形
成され、この中にピストン状の可動係合体72
が、水平方向に摺動可能に嵌合収容されている。
この可動係合体72は、その前部に配置した押圧
ばね73により、常時第2の栓体61(後方)方
向に押圧付勢されており、可動係合体72の後端
は、第2の栓体61の弁軸前端と常時当接されて
いる。
た第1の栓機構とは、以下のような係合装置によ
り係合されている。即ち、第2の栓機構6の前方
であつて、かつ水平流路2aの下方に位置するケ
ーシング1内に、水平方向のシリンダ室71が形
成され、この中にピストン状の可動係合体72
が、水平方向に摺動可能に嵌合収容されている。
この可動係合体72は、その前部に配置した押圧
ばね73により、常時第2の栓体61(後方)方
向に押圧付勢されており、可動係合体72の後端
は、第2の栓体61の弁軸前端と常時当接されて
いる。
そして上記可動係合体72の上部には、第2図
に示すような駆動カム72aが形成されている。
即ち上記駆動カム72aは、平面視において、そ
の一側端(第2図上端)から他側端に行くに従つ
て、第2の栓体61側に向かう第1斜面アと、第
2斜面イとからなる。
に示すような駆動カム72aが形成されている。
即ち上記駆動カム72aは、平面視において、そ
の一側端(第2図上端)から他側端に行くに従つ
て、第2の栓体61側に向かう第1斜面アと、第
2斜面イとからなる。
また、上記カム72aの後部側(第2の栓体6
1側)には、第1の栓体51の下部に円柱状のカ
ム体74が突出配置されており、このカム体74
の下部には、第2図に示すような被動カム74a
が形成されている。即ち上記被動カム74aは、
第1の栓体51が閉の状態において、平面視その
前部側が半部以上に亘つて大きく切欠され、第2
図a(又は第2図c)に示すように、前記長手方
向の軸芯Lに沿つて、その後端から回転軸芯Oの
手前に至る回転斜面ウと、これの前端から上記第
1の斜面アと平行のロツク斜面エとからなる。
1側)には、第1の栓体51の下部に円柱状のカ
ム体74が突出配置されており、このカム体74
の下部には、第2図に示すような被動カム74a
が形成されている。即ち上記被動カム74aは、
第1の栓体51が閉の状態において、平面視その
前部側が半部以上に亘つて大きく切欠され、第2
図a(又は第2図c)に示すように、前記長手方
向の軸芯Lに沿つて、その後端から回転軸芯Oの
手前に至る回転斜面ウと、これの前端から上記第
1の斜面アと平行のロツク斜面エとからなる。
この考案は以上のように構成したから、接続管
3にホース4を差し込めば、摺動管61aはその
ホース受座61bとホース4内周との摩擦嵌合に
より、図中右方に押圧移動され、これに伴なつて
第2の栓体61および可動係合体72は、弁ばね
61dおよび押圧ばね73の弾発力に抗して、右
方に移動されることになる。
3にホース4を差し込めば、摺動管61aはその
ホース受座61bとホース4内周との摩擦嵌合に
より、図中右方に押圧移動され、これに伴なつて
第2の栓体61および可動係合体72は、弁ばね
61dおよび押圧ばね73の弾発力に抗して、右
方に移動されることになる。
これにより、流路2の出口部2cは開口され、
また可動係合体72の駆動カム72aと、第1の
栓体51側の被動カム74aとの係合は、第2図
aに示すように解除されることになる。次いで操
作体52のつまみ52eを持つて、これを押し下
げれば、上部係合突起52cがケーシング1側の
係合溝1dから離脱し、この状態においてつまみ
52eを開方向に回転すれば、第1の栓体51が
開作動され、これの連通孔51aと水平流路2a
とが連通され、流路2は開路状態となる(第3図
および第2図bの状態)。この場合、可動係合体
72は、ホース4の係止力により、図中右方に押
圧移動された状態となつているので、その駆動カ
ム72aは被動カム74aから退避されており、
第1の栓体51は拘束されておらず、従つて操作
体52の操作により第1の栓体51の開閉は任意
に開閉可能となる。
また可動係合体72の駆動カム72aと、第1の
栓体51側の被動カム74aとの係合は、第2図
aに示すように解除されることになる。次いで操
作体52のつまみ52eを持つて、これを押し下
げれば、上部係合突起52cがケーシング1側の
係合溝1dから離脱し、この状態においてつまみ
52eを開方向に回転すれば、第1の栓体51が
開作動され、これの連通孔51aと水平流路2a
とが連通され、流路2は開路状態となる(第3図
および第2図bの状態)。この場合、可動係合体
72は、ホース4の係止力により、図中右方に押
圧移動された状態となつているので、その駆動カ
ム72aは被動カム74aから退避されており、
第1の栓体51は拘束されておらず、従つて操作
体52の操作により第1の栓体51の開閉は任意
に開閉可能となる。
また、上記第1の栓体51の開作動は、捩りば
ね54の弾発力に抗して行なわれることになり、
従つて第1の栓体51の開作動後においては、こ
れが上記捩りばね54の弾発力により閉方向に回
動付勢されることになるが、操作体52のキヤツ
プ52dとケーシング1のシリンダ1bとの間に
は、第1の栓体51の全開時位置において、これ
の上記回動付勢力に対し、これよりも若干強い回
動規制力を有する弾性係止具(図示省略)が装着
され、これにより通常使用時での開状態が保持さ
れるようになつている。
ね54の弾発力に抗して行なわれることになり、
従つて第1の栓体51の開作動後においては、こ
れが上記捩りばね54の弾発力により閉方向に回
動付勢されることになるが、操作体52のキヤツ
プ52dとケーシング1のシリンダ1bとの間に
は、第1の栓体51の全開時位置において、これ
の上記回動付勢力に対し、これよりも若干強い回
動規制力を有する弾性係止具(図示省略)が装着
され、これにより通常使用時での開状態が保持さ
れるようになつている。
次に使用中において、ホース4が接続管3から
脱挿された場合には、ホース受座61bの規制が
解放されることから、第2の栓体61が弁ばね6
1dの弾発力により左方に移動され、該第2の栓
体により流路2の出口部2cが閉塞されることに
なる。
脱挿された場合には、ホース受座61bの規制が
解放されることから、第2の栓体61が弁ばね6
1dの弾発力により左方に移動され、該第2の栓
体により流路2の出口部2cが閉塞されることに
なる。
また同時に可動係合体72の規制が解除される
ことから、可動係合体72が押圧ばね73の弾発
力により左方に移動されることになる。この際第
1の栓体51が開の状態になつていると、可動係
合体72の左動前においては、第1の栓体51側
の被動カム74aは、第2図bに示すように、そ
の回転斜面ウの外側端が、駆動カム72aの第2
斜面イの外側端に当接していることから、上記可
動係合体72の左動時に、第1の栓体51は図中
右回転、即ち閉方向に回転付勢されることにな
る。そして、可動係合体72の左動が完了した際
には、第2図cに図示するように被動カム74a
のロツク斜面エと駆動カム72aの第1斜面アと
が重合し、これにより第1の栓体51の開作動は
阻止されることになる。従つて、ホース4が接続
管3から脱挿された際には、第2図cの状態とな
るので、この状態において操作体52でもつて第
1の栓体を開作動しようとしても、上記ロツク斜
面エと第1斜面アとの重合によるロツク作用によ
り、その開作動は不能となる。
ことから、可動係合体72が押圧ばね73の弾発
力により左方に移動されることになる。この際第
1の栓体51が開の状態になつていると、可動係
合体72の左動前においては、第1の栓体51側
の被動カム74aは、第2図bに示すように、そ
の回転斜面ウの外側端が、駆動カム72aの第2
斜面イの外側端に当接していることから、上記可
動係合体72の左動時に、第1の栓体51は図中
右回転、即ち閉方向に回転付勢されることにな
る。そして、可動係合体72の左動が完了した際
には、第2図cに図示するように被動カム74a
のロツク斜面エと駆動カム72aの第1斜面アと
が重合し、これにより第1の栓体51の開作動は
阻止されることになる。従つて、ホース4が接続
管3から脱挿された際には、第2図cの状態とな
るので、この状態において操作体52でもつて第
1の栓体を開作動しようとしても、上記ロツク斜
面エと第1斜面アとの重合によるロツク作用によ
り、その開作動は不能となる。
以上説明したように、この考案によれば、第1
の栓体と第2の栓体との間に、第2の栓体の閉作
動時に第1の栓体を閉作動させたのち、これの開
作動を不能にする回転斜面とロツク斜面を有する
カム体と、第1斜面と第2斜面を有する可動係合
体よりなる係合機構を設けたので、ホースがコツ
クから脱落した際には、第2の栓体・第1の栓体
の双方が閉状態となつて流路の遮蔽機能が高く、
従つてガスの漏洩防止機能が高くなるとともに、
ホースが脱落したのを知らないで、第1の栓体を
開作動させたり、あるいは第1の栓体が開作動し
ているのを知らないでホースを取付け、これによ
る不用意なガス洩れ等の弊害を未然に防止するこ
とができる効果を奏する。
の栓体と第2の栓体との間に、第2の栓体の閉作
動時に第1の栓体を閉作動させたのち、これの開
作動を不能にする回転斜面とロツク斜面を有する
カム体と、第1斜面と第2斜面を有する可動係合
体よりなる係合機構を設けたので、ホースがコツ
クから脱落した際には、第2の栓体・第1の栓体
の双方が閉状態となつて流路の遮蔽機能が高く、
従つてガスの漏洩防止機能が高くなるとともに、
ホースが脱落したのを知らないで、第1の栓体を
開作動させたり、あるいは第1の栓体が開作動し
ているのを知らないでホースを取付け、これによ
る不用意なガス洩れ等の弊害を未然に防止するこ
とができる効果を奏する。
第1図はこの考案による安全装置を適用した閉
作動時におけるコツクの縦断面図、第2図はその
係合機構の作動説明図であり、aはホースを取付
けて第1の栓体を閉じた状態、bはホースを取付
けて第1の栓体を開いた状態、cはホースを脱落
により第1の栓体が閉じられた状態の作動説明
図、第3図はこの考案に安全装置を適要した開作
動時におけるコツクの縦断面図である。 1……ケーシング、1b……シリンダ、1c…
…蓋体、1d……係合溝、2……流路、2a……
水平流路、2b……たて流路、2c……出口部、
3……接続管、4……ホース、5……第1の栓機
構、51……第1の栓体、51a……連通孔、5
1b……係合溝、52……操作体、52a……下
部係合突起、52b……ばね受、52c……上部
係合突起、52d……キヤツプ、52e……つま
み、52f……軸、53……押圧ばね、54……
捩りばね、6……第2の栓機構、61……第2の
栓体、61a……摺動管、61b……ホース受
座、61c……弁軸、61d……弁ばね、61f
……シールリング、7……係合装置、71……シ
リンダ室、72……可動係合体、72a……駆動
カム、73……押圧ばね、74……カム体、74
a……被動カム。
作動時におけるコツクの縦断面図、第2図はその
係合機構の作動説明図であり、aはホースを取付
けて第1の栓体を閉じた状態、bはホースを取付
けて第1の栓体を開いた状態、cはホースを脱落
により第1の栓体が閉じられた状態の作動説明
図、第3図はこの考案に安全装置を適要した開作
動時におけるコツクの縦断面図である。 1……ケーシング、1b……シリンダ、1c…
…蓋体、1d……係合溝、2……流路、2a……
水平流路、2b……たて流路、2c……出口部、
3……接続管、4……ホース、5……第1の栓機
構、51……第1の栓体、51a……連通孔、5
1b……係合溝、52……操作体、52a……下
部係合突起、52b……ばね受、52c……上部
係合突起、52d……キヤツプ、52e……つま
み、52f……軸、53……押圧ばね、54……
捩りばね、6……第2の栓機構、61……第2の
栓体、61a……摺動管、61b……ホース受
座、61c……弁軸、61d……弁ばね、61f
……シールリング、7……係合装置、71……シ
リンダ室、72……可動係合体、72a……駆動
カム、73……押圧ばね、74……カム体、74
a……被動カム。
Claims (1)
- ケーシングに回転可能に装着した第1の栓体に
よりケーシング内に形成した流路を開閉し、該流
路の出口部にこの部におけるケーシングからホー
スが離脱した際に流路の出口方向に弾圧移動され
て流路の出口部を閉塞する第2の栓体を設けるな
るコツクにおいて、第1の栓体へ回転斜面とコツ
ク斜面を有するカム体を設け、第1の栓体と第2
の栓体との間には、前記カム体の回転斜面と当接
する第2斜面と、前記カム体のロツク斜面と重合
する第1斜面とを有する可動係合体を設け、第2
の栓体の閉作動方向への移動時に第1の栓体を閉
作動させたのち、これの開作動を不能にするコツ
クの安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980110461U JPS6139165Y2 (ja) | 1980-08-04 | 1980-08-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980110461U JPS6139165Y2 (ja) | 1980-08-04 | 1980-08-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5733368U JPS5733368U (ja) | 1982-02-22 |
JPS6139165Y2 true JPS6139165Y2 (ja) | 1986-11-11 |
Family
ID=29471596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980110461U Expired JPS6139165Y2 (ja) | 1980-08-04 | 1980-08-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6139165Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0217623U (ja) * | 1988-07-20 | 1990-02-05 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5311381U (ja) * | 1976-07-12 | 1978-01-30 |
-
1980
- 1980-08-04 JP JP1980110461U patent/JPS6139165Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5311381U (ja) * | 1976-07-12 | 1978-01-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5733368U (ja) | 1982-02-22 |
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