JPS6139100B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6139100B2
JPS6139100B2 JP5342379A JP5342379A JPS6139100B2 JP S6139100 B2 JPS6139100 B2 JP S6139100B2 JP 5342379 A JP5342379 A JP 5342379A JP 5342379 A JP5342379 A JP 5342379A JP S6139100 B2 JPS6139100 B2 JP S6139100B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
air
grains
grain
rice grains
Prior art date
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Expired
Application number
JP5342379A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55145542A (en
Inventor
Toshihiko Satake
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Satake Engineering Co Ltd
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Satake Engineering Co Ltd filed Critical Satake Engineering Co Ltd
Priority to JP5342379A priority Critical patent/JPS55145542A/ja
Publication of JPS55145542A publication Critical patent/JPS55145542A/ja
Publication of JPS6139100B2 publication Critical patent/JPS6139100B2/ja
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  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は美麗で品質の良い米粒を得ることがで
きる精米方法及び精米装置に関する。
タルクなどの光沢剤を添加塗布することなく、
白米表面に液体状態の水分を付着吸収させて白米
粒面の極めて薄い表層を軟質化し、摩擦につて前
記表層を剥離しつつ発生する含湿糖粉を通風によ
つて排除することによつて超光沢米を得ることは
既に提案されている。
しかし、前記の手段によると、時として所望の
超光沢米が得られない場合がある。とくに前工程
の精米機によつて温度が上昇した状態の米粒ある
いは気温によつて温度が上昇した状態の米粒は付
着水分が直ちに蒸発するため、所期の目的を達成
することができない。
また、玄米に水を添加してその表面に滲み込ま
せ、この水の滲み込んだ玄米を凍結させてその表
面層を脆弱にしてから精米することによつて精米
効率を増加することも試みられているが、このも
のは凍結によつて米の品質の低下を招き、精米後
の米が美麗にならない。
本発明は前記の欠点を排除し、美麗であつて品
質がよい米粒を得ることを目的とした精米方法及
び精米装置を提供するものである。
前記の目的を達するために本発明の精米方法は
歩留率96%以下の米粒に、前記米粒の温度以下で
前記米粒の含水率を維持できる湿度の冷湿風を供
給して前記米粒を冷却し、次いでこの米粒を精米
することを特徴とするものであり、本発明の精米
装置は空気冷却装置と空気加湿装置とを設けた空
気供給装置を米粒冷却加湿装置の米粒通路に開口
し、前記米粒冷却装置の米粒排出口を精米機の米
粒供給部に連絡したことを特徴とするものであ
る。
本発明の実施例を図面を参照して説明する。
14は精米機であつて、上部の米粒供給部13
と、多孔壁除糖精白筒1に通風孔2のある摩擦精
白転子3を回転自在に内装して形成した精白室4
と、多孔壁除糖精白筒1の外周を排風機11の吸
風路12に連通して精白室4を吸引し精白転子3
の通風孔2から噴出する風によつて除糖を行なう
通風装置とからなる。
15は米粒冷却加湿装置であつて、下端を開放
して開放部16を設けると共に上端を接合させて
接合部17とした板体よりなる流床18を複数
列、複数段にわたり上部に供給口19、下部に排
出口20を設けた容器21内に交互に上下に齟齬
して配設し、一段置きの各流床18下端開放部を
送風機21を有する空気供給装置22に供給室2
3によつて連通すると共に残りの各流床18の下
端開放部を空気排出部24に排出室25によつて
連絡し、前記排出口20を精米機14の供給部1
3に連絡してある。
空気供給装置22には空気冷却装置26の熱交
換器27と空気加湿装置28とが設けられて米粒
冷却加湿装置15の流床18間の米粒通路に開口
している。
したがつて、上記供給口19より米粒冷却加湿
装置15に供給された米粒は該米粒冷却加湿装置
15内を下降する際複数の流床18の上端接合部
17によつて分離され、空気冷却装置26で冷却
され、空気加湿装置28で加湿されて一段置きの
複数の流床18の下端開放部より供給される冷却
加湿空気によつて撹拌冷却加湿され、排出口20
より排出される。
一段置きの複数の流床18より供給され、米粒
を冷却加湿し終えた空気は残りの各流床18の下
端開放部16を経由して空気排出部24から外部
に排出される。
米粒冷却加湿装置15によつて冷却加湿され、
排出口20より排出された米粒は精米機14の上
部の米粒供給部13に供給され、精白室4内にお
いて摩擦精白転子3の回転によつて摩擦精白転子
3及び各米粒どうしによつて摩擦される。
その際発生する糖は多孔壁除糖精白筒1を通つ
て吸風路12より排風機11によつて排出され、
米粒の精白が行なわれる。
供給口19より米粒冷却加湿装置15に供給さ
れる米粒は歩留率96%以下の白米であつて、温度
31℃で供給された米粒は前記米粒冷却加湿装置内
において米粒は、米粒流量1時間当り4トンに対
し、第3図の米粒の平衡含水率15%に相当する相
対湿度63%以上の湿度である湿度90%で12℃、毎
分50m3の冷却加湿風により23℃に冷却加湿され
る。
精米機は前記の実施例のように摩擦式に限られ
ることなく、砥石を精白転子に用いた研削式のも
のや覆胴内に柔軟体で被覆した筒体よりなる転子
を設けた研米機を用いてもよい。
以上に述べたように、本発明の精米方法は歩留
率96%以下の米粒に、前記米粒の温度以下で前記
米粒の含水率を維持できる湿度の冷湿風を供給し
て前記米粒を冷却し、次いでこの米粒を精米する
ことを特徴とするので前精米工程での温度の上昇
や気温の上昇または精穀中における米粒温度の上
昇により米粒表面温度が上がり精穀された米の肌
が粗雑になることがなく、米を凍結することがな
いためにいつでも美麗な肌をもつた米を得ること
ができるとともに低温での過乾燥による胴割れを
防止でき、その精米工程において生ずる温度上昇
によつて自然に米粒表面に均一な結露を生じ、そ
の湿潤によつて精米効率が上昇するとともに米粒
の肌が滑らかになるものである。また低温による
米粒硬度の増加により、糖の発生が少ないので歩
留まりが良くなり、仕上げ精米としてすぐれた効
果を有するものである。
さらに、本発明の精米装置は空気冷却装置と空
気加湿装置とを設けた空気供給装置を米粒冷却加
湿装置の米粒通路に開口し、前記米粒冷却装置の
米粒排出口を精米機の米粒供給部に連絡したこと
を特徴とするので、前記方法の実施ができるとと
もに装置全体がコンパクトになり、米粒の加湿冷
却と精米とが連続的にできるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例の一部破断正面図であ
る。 1……多孔壁除糖精白筒、2……通風孔、3…
…摩擦精白転子、4……精白室、11……排風
機、12……吸風路、13……精米機の供給部、
14……精米機、15……米粒冷却加湿装置、1
6……開放部、17……接合部、18……流床、
19……供給口、20……排出口、21……容
器、22……空気供給装置、23……供給室、2
4……空気排出部、25……排出室、26……空
気冷却装置、27……熱交換器、28……空気加
湿装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 歩留率96%以下の米粒に、前記米粒の温度以
    下で前記米粒の含水率を維持できる湿度の冷湿風
    を供給して前記米粒を冷却し、次いでこの米粒を
    精米することを特徴とする精米方法。 2 空気冷却装置と空気加湿装置とを設けた空気
    供給装置を米粒冷却加湿装置の米粒通路に開口
    し、前記米粒冷却装置の米粒排出口を精米機の米
    粒供給部に連絡したことを特徴とする精米装置。 3 米粒冷却加湿装置は下端を開放すると共に上
    端を接合させた板体よりなる流床を複数列、複数
    段にわたり上部に供給口、下部に排出口を設けた
    容器内に交互に上下に齟齬して配置してなり、前
    記流床の一段置きのものを空気供給装置に連絡す
    ると共に残りの流床を空気排出部に連絡した特許
    請求の範囲第2項記載の精米装置。
JP5342379A 1979-05-02 1979-05-02 Method of cleaning rice and device for cleaning rice Granted JPS55145542A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5342379A JPS55145542A (en) 1979-05-02 1979-05-02 Method of cleaning rice and device for cleaning rice

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5342379A JPS55145542A (en) 1979-05-02 1979-05-02 Method of cleaning rice and device for cleaning rice

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55145542A JPS55145542A (en) 1980-11-13
JPS6139100B2 true JPS6139100B2 (ja) 1986-09-02

Family

ID=12942421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5342379A Granted JPS55145542A (en) 1979-05-02 1979-05-02 Method of cleaning rice and device for cleaning rice

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Country Link
JP (1) JPS55145542A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0263799U (ja) * 1988-10-28 1990-05-14
JPH0489296U (ja) * 1990-12-06 1992-08-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0263799U (ja) * 1988-10-28 1990-05-14
JPH0489296U (ja) * 1990-12-06 1992-08-04

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JPS55145542A (en) 1980-11-13

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