JPS6017499B2 - 精白米調質方法 - Google Patents

精白米調質方法

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JPS6017499B2
JPS6017499B2 JP54130827A JP13082779A JPS6017499B2 JP S6017499 B2 JPS6017499 B2 JP S6017499B2 JP 54130827 A JP54130827 A JP 54130827A JP 13082779 A JP13082779 A JP 13082779A JP S6017499 B2 JPS6017499 B2 JP S6017499B2
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JP
Japan
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rice
polished rice
temperature
air
polished
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JP54130827A
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利彦 佐竹
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Satake Engineering Co Ltd
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は精白米の調質方法に関する。
精白米の層に水分を含んだ気体を接触して精白米を調質
し、大気温迄低下するにあたり、とくに精米機で精白さ
れて35q0以上の温度にされた精白米に1500程度
の常温の水分を含んだ気体を用いると、水分を含んだ気
体は精白米に接触してその温度が上昇し、気体中の相対
湿度が下がるため、精白米に対する加湿が十分に行なわ
れず、場合によっては反って精白米を乾燥させてしまう
ことがある。
とくに、水分を含んだ気体が通過する精白米の層の終り
の部分では予め気体中の水分が精白米によって吸収され
ると共に精白米による気体温度の上昇が大きいため、気
体中の相対湿度の低下が大きく、このため、精白米に胴
割れを生じ、その品質をいちじるしく悪化させる。
本発明は前記の問題に対処し、精白米の層のいずれの場
所においても精白米に胴割れを生じることがなく、かつ
略均一に精白米に水分を与えることができ、良質の精白
米を得ることができる精白米調質方法を提供することを
目的とするものである。
この目的を達成するために本発明の精白米調質方法は精
白米に水分を含んだ気体を接触する際に、前記気体の温
度を前記精白米の温度より200〜3℃低いものとして
前記精白米の温度を大気温迄低下することを特徴とする
本発明を実施する装置の例を図について説明すると、8
は精米機であって、上部の米粒供給部7と、多孔整除糖
精白筒1に通風孔2のある摩擦精白転子3を回転自在に
内装して形成した精白室4とを有する。
9は米粒加温加湿装置であって、下端を開放して開放部
10を設けると共に上端を接合させて接合部11とした
板体よりなる流床12を複数列・複数段にわたり上部に
米粒供給口13、下部に米粒排出口14を設けた容器1
5内に交互に上下に鰯燈して配設し、一段置きの各流床
12下端開放部を送風機21を有する空気供球舎装置1
6に供給部17によって蓮適すると共に残りの各流床1
2の下端開放部を空気排出部18に排出室19によって
連絡し、前記供給口13を精米機8の排出部5に錫穀機
6を介して連絡してある。
空気供給装置16には電熱ヒータ等の空気加温装置20
と蒸気発生装置等の空気加湿装置22とが設けられて米
粒加溢加湿装置9の流床12間の米粒通路に閉口してい
る。
空気供給部17には温度センサ23が、また米粒供給口
13には温度センサ24がそれぞれ設けられ、これらの
温度センサ23,24は比較回路25に連絡され、この
比較回路25は制御回路26を介して空気加温装置20
1こ連絡されている。
26は精白米排出翼車、27は米粒排出口14に向けて
配置したオーガ、28は米粒排出口14から米粒供給口
13に精白米を循環するための錫穀機である。
したがって、上記供給ロー3より米粒加温加湿装置9に
供給された米粒は該米粒加温加湿装置9内を下降する際
複数の流床12の上端接合部11によって分離され、空
気加温装置20で加温され、空気加湿装置22で加湿さ
れて一段置きの複数の流床12の下端開放部より供給さ
れる加温加湿空気によって蝿梓加湿され、排出口14よ
り排出される。
一段置きの複数の流床12より供給され、米粒を加縞加
湿し終えた空気は残りの各流床12の下端開放部10を
経由して空気排出部18から外部に排出される。
供給ロー3より米粒加温加湿装置9に供給される温度4
000の精白米は、空気供給装置16より供給される温
度3800の温温風により、加湿冷却されて鞠質される
こうして、米粒温が38ooにされて翼車26により落
下され、オーガ27によって米粒排出口14より排出さ
れた精白米は揚穀機28によって再び米粒供給ロー3に
移送され、その温度は温度センサ24で検知され、その
信号は比較回路25に送られて空気供給部17に設けた
温度センサより送られる信号と比較されて制御回路26
に送られる。
制御回路26は前記比較回路25から送られる米粒供給
口13の精白米温度に対し、空気供給部17の空気温度
が2℃〜3℃低くなるよう空気加温装置20の加温量を
調整し、以後この循環動作を繰返し、精白米温度が略大
気温になったとき、その動作を中止し、精白米は容器1
5から外部に取出される。精米機は前記の実施例のよう
に摩擦式に限られることなく、砥石を精白転子に用いた
研削式のものや覆胴内に柔軟体で被覆した筒体よりなる
転子を設けた研米機を用いてもよい。
また、摩擦式精米機としては加水摩擦式精米機も使用で
き、米粒加温加湿装置はスクリーン型のものやバッフル
型のものを用いてもよく、また送風と排風を交互に行う
交互通風型のものも使用できる。また、米粒加温加湿装
置は前記実施例に限定されれることなく、一つの容器内
を精白米が循環するようにせず、複数の容器を直列に連
結し、精白米が順次その温度を低下して行って、最後に
大気溢になるようにしてもよい。
以上に述べたように、本発明の精白米調質方法は、精白
米に水分を含んだ気体を接触するにあたり、水分を含ん
だ気体の温度を精白米の温度より2℃〜3℃低温にして
前記精白米の温度を大気温迄低下することを特徴とする
ため、水分含有気体が精白米と接触する際に生じる温度
上昇を2℃〜3℃以下にし、したがって、水分含有気体
の相対湿度が大きく下がって過乾燥になることがないの
みならず、水分含有気体の温度は精白米の温度の近傍で
あって温度上昇による相対湿度の変化が少ないので、精
白米がいずれの位置においても乾燥することがないと共
に調質が略均一に行なわれ、胴割れの生じない良質の大
気温の精白米を得ることができるのである。なお、本発
明における気体の加温は蒸気加温、電熱による直接又は
間接加温などが用いられ、気体の加湿は超音波加湿、蒸
気発生加湿、霧の吹込みなど適当なものが用いられ、調
費は容器内を精白米が数回循環して行なわれる。
また、水分を含んだ気体とは蒸気、霧等を含んだ空気そ
の他の気体をいう。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を実施するための装置の一部破断正面図で
ある。 8…・・・精米機、9・・・・・・米粒加温加湿装置、
16……空気供給装置、20・…・・空気加温装置、2
2・・・・・・空気加湿装置、23,24・・・・・・
温度センサ、25・…・・比較回路、26・・・・・・
制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 精白米に水分を含んだ気体を接触する精白米調質方
    法において、前記気体の温度を前記精白米の温度より2
    ℃〜3℃低いものとして前記精白米の温度を大気温迄低
    下することを特徴とする精白米調質方法。
JP54130827A 1979-10-12 1979-10-12 精白米調質方法 Expired JPS6017499B2 (ja)

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JPS59159750A (ja) * 1983-03-04 1984-09-10 Satake Eng Co Ltd 精白米の冷却用調質装置

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