JPS6138989Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6138989Y2 JPS6138989Y2 JP19090583U JP19090583U JPS6138989Y2 JP S6138989 Y2 JPS6138989 Y2 JP S6138989Y2 JP 19090583 U JP19090583 U JP 19090583U JP 19090583 U JP19090583 U JP 19090583U JP S6138989 Y2 JPS6138989 Y2 JP S6138989Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile body
- pile
- head
- reinforcing
- slope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 30
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 4
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は法面に多数個張設する法面保護ブロツ
ク（法枠ブロツクまたは張ブロツク）を相互に連
結する緊結用杭に関し、細長い板体を十字状に交
叉させた形状を呈する杭体を形成すると共に交叉
した板体間にわたつて補強リブを架設し、更に杭
体の頭部に鉄筋を一体的に植立すると共に該鉄筋
の植立部に接して杭体頭部に凹溝を欠設したこと
を要旨とし、多数個の法面保護ブロツクを法面に
張設し各法面保護ブロツクの突き合わせ端面に突
設した鉄筋と杭体の頭部に突設した鉄筋を絡み合
わせて緊結することにより法面保護ブロツクを相
互に連結するものであり、各法面保護ブロツクの
突き合わせ端面間に形成される空所に杭を打ち込
む際に頭部に立設した鉄筋を凹溝に緩嵌し避難さ
せて鉄筋を直接打撃しないようすること、杭自体
の重量を軽減すること及び十字形の杭の形状抵抗
によつて土中から杭が抜け出さないようにするこ
とを目的とする。
ク（法枠ブロツクまたは張ブロツク）を相互に連
結する緊結用杭に関し、細長い板体を十字状に交
叉させた形状を呈する杭体を形成すると共に交叉
した板体間にわたつて補強リブを架設し、更に杭
体の頭部に鉄筋を一体的に植立すると共に該鉄筋
の植立部に接して杭体頭部に凹溝を欠設したこと
を要旨とし、多数個の法面保護ブロツクを法面に
張設し各法面保護ブロツクの突き合わせ端面に突
設した鉄筋と杭体の頭部に突設した鉄筋を絡み合
わせて緊結することにより法面保護ブロツクを相
互に連結するものであり、各法面保護ブロツクの
突き合わせ端面間に形成される空所に杭を打ち込
む際に頭部に立設した鉄筋を凹溝に緩嵌し避難さ
せて鉄筋を直接打撃しないようすること、杭自体
の重量を軽減すること及び十字形の杭の形状抵抗
によつて土中から杭が抜け出さないようにするこ
とを目的とする。
従来、法枠ブロツクまたは張ブロツクを法面に
張設するには各法枠ブロツクまたは張ブロツクの
突き合わせ端面間に形成される空所にコンクリー
ト杭を打ち込み、コンクリート杭の頭部に突設し
た鉄筋と法枠ブロツクまたは張ブロツクの突き合
わせ端面に突設した鉄筋を緊結し固定している
が、コンクリート杭の鉄筋を屈曲して打ち込むと
き鉄筋を打撃するため鉄筋が折損する虞れがあ
り、またズン胴形のコンクリート杭は重く取扱い
が不便であると共に土壌との形状抵抗が少いため
土中から杭が抜け出そうとする力に対する制止力
が弱い。
張設するには各法枠ブロツクまたは張ブロツクの
突き合わせ端面間に形成される空所にコンクリー
ト杭を打ち込み、コンクリート杭の頭部に突設し
た鉄筋と法枠ブロツクまたは張ブロツクの突き合
わせ端面に突設した鉄筋を緊結し固定している
が、コンクリート杭の鉄筋を屈曲して打ち込むと
き鉄筋を打撃するため鉄筋が折損する虞れがあ
り、またズン胴形のコンクリート杭は重く取扱い
が不便であると共に土壌との形状抵抗が少いため
土中から杭が抜け出そうとする力に対する制止力
が弱い。
本考案はこのような欠点を除去したもので、そ
の実施例を図面によつて詳述すると、第１図乃至
第７図に示すように細長い板体を十字状に交叉さ
せた形状を呈し且つ先端を尖らせた合成樹脂材製
又は鋼製の杭体１を形成し、交叉させた板体間に
わたり数個所に杭体の頭部には補強リブ２′……
を杭体の胴部には補強リブ２……を板体と直交さ
せてそれぞれ一体に架設する。杭体１の頭部に鉄
筋３を一体的に植立すると共に杭体１の頭部を構
成する板体に鉄筋３に接して凹溝４を欠設し、
（屈撓した鉄筋３を該凹溝４に緩嵌し避難させ
る。）５は法枠ブロツクであつて第８図及び第９
図に示すように六角形をなす法枠ブロツク５の頭
部を突き合わせて接合すると、各法枠ブロツク５
の突き合わせ端面間に空所６が形成され、該空所
６に杭体１を打ち込むのであり、法枠ブロツク５
の頭部に鉄筋７を一体的に植立し、杭体１の鉄筋
３と該鉄筋７を絡み合わせ緊結するのである。尚
８は合端コンクリートである。
の実施例を図面によつて詳述すると、第１図乃至
第７図に示すように細長い板体を十字状に交叉さ
せた形状を呈し且つ先端を尖らせた合成樹脂材製
又は鋼製の杭体１を形成し、交叉させた板体間に
わたり数個所に杭体の頭部には補強リブ２′……
を杭体の胴部には補強リブ２……を板体と直交さ
せてそれぞれ一体に架設する。杭体１の頭部に鉄
筋３を一体的に植立すると共に杭体１の頭部を構
成する板体に鉄筋３に接して凹溝４を欠設し、
（屈撓した鉄筋３を該凹溝４に緩嵌し避難させ
る。）５は法枠ブロツクであつて第８図及び第９
図に示すように六角形をなす法枠ブロツク５の頭
部を突き合わせて接合すると、各法枠ブロツク５
の突き合わせ端面間に空所６が形成され、該空所
６に杭体１を打ち込むのであり、法枠ブロツク５
の頭部に鉄筋７を一体的に植立し、杭体１の鉄筋
３と該鉄筋７を絡み合わせ緊結するのである。尚
８は合端コンクリートである。
本考案はこのようにして成るから、法面に多数
個の法枠ブロツク５……を張設して各法枠ブロツ
ク５の突き合わせ端面間に形成される空所６に杭
体１を打ち込むのであるが、打ち込みの際に鉄筋
３を屈撓して凹溝４に緩嵌し鉄筋の露出していな
い杭体１の頭部を打撃できるため鉄筋４を損傷す
ることがない。また杭体１を断面十字形に形成し
ているから表面積が大であり、更に杭体１を構成
する板体の土中埋設部に補強リブ２……を、合端
コンクリート８の打設部に補強リブ２′……をそ
れぞれ板体と直交して架設しているから杭体１の
形状抵抗がより大きくなつて杭体１を土中から引
き抜こうとする力に対し制止力として作用し杭体
１を堅牢に土中に確保するのであり、従つて杭体
１の鉄筋３と法枠ブロツク５の鉄筋７を緊結する
と法枠ブロツク５……を法面に堅牢に敷設できる
のである。また板体を交叉させていることと杭体
の頭部に設けた補強リブ２′……を数個所に板体
と直交して架設していることによつて空所６に打
設した合端コンクリート８が強固に杭体の頭部と
一体化し法面保護ブロツクの接続を一層強固にす
るのである。
個の法枠ブロツク５……を張設して各法枠ブロツ
ク５の突き合わせ端面間に形成される空所６に杭
体１を打ち込むのであるが、打ち込みの際に鉄筋
３を屈撓して凹溝４に緩嵌し鉄筋の露出していな
い杭体１の頭部を打撃できるため鉄筋４を損傷す
ることがない。また杭体１を断面十字形に形成し
ているから表面積が大であり、更に杭体１を構成
する板体の土中埋設部に補強リブ２……を、合端
コンクリート８の打設部に補強リブ２′……をそ
れぞれ板体と直交して架設しているから杭体１の
形状抵抗がより大きくなつて杭体１を土中から引
き抜こうとする力に対し制止力として作用し杭体
１を堅牢に土中に確保するのであり、従つて杭体
１の鉄筋３と法枠ブロツク５の鉄筋７を緊結する
と法枠ブロツク５……を法面に堅牢に敷設できる
のである。また板体を交叉させていることと杭体
の頭部に設けた補強リブ２′……を数個所に板体
と直交して架設していることによつて空所６に打
設した合端コンクリート８が強固に杭体の頭部と
一体化し法面保護ブロツクの接続を一層強固にす
るのである。
このように本考案は構造は簡単且つ堅牢である
と共に製造は一体成型によつて均一の品質を有す
る製品を大量生産でき、然も安価な有用考案であ
る。
と共に製造は一体成型によつて均一の品質を有す
る製品を大量生産でき、然も安価な有用考案であ
る。
第１図は本考案の実施例を示す正面図、第２図
は同底面図、第３図は同右側面図、第４図は同左
側面図、第５図は第３図におけるＡ−Ａ断面図、
第６図は第１図におけるＢ−Ｂ断面図、第７図は
第１図におけるＣ−Ｃ断面図、第８図は本考案の
実施状態を示す要部切欠平面図、第９図は第８図
におけるＡ−Ａ断面図である。 １……杭体、２，２′……補強リブ、３……鉄
筋、４……凹溝。
は同底面図、第３図は同右側面図、第４図は同左
側面図、第５図は第３図におけるＡ−Ａ断面図、
第６図は第１図におけるＢ−Ｂ断面図、第７図は
第１図におけるＣ−Ｃ断面図、第８図は本考案の
実施状態を示す要部切欠平面図、第９図は第８図
におけるＡ−Ａ断面図である。 １……杭体、２，２′……補強リブ、３……鉄
筋、４……凹溝。
Claims (1)
- 細長く且つ先端を尖らせた板体を十字状に交叉
させると共に板体と直交して数個所に補強リブを
架設した杭体を形成し、杭体を構成する板体の頭
部に鉄筋を一体的に植立し、該鉄筋に接して杭体
頭部に凹溝を欠設して成る法面保護ブロツクの緊
結用杭。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19090583U JPS60100441U (ja) | 1983-12-10 | 1983-12-10 | 法面保護ブロツクの緊結用杭 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19090583U JPS60100441U (ja) | 1983-12-10 | 1983-12-10 | 法面保護ブロツクの緊結用杭 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60100441U JPS60100441U (ja) | 1985-07-09 |
| JPS6138989Y2 true JPS6138989Y2 (ja) | 1986-11-10 |
Family
ID=30411223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19090583U Granted JPS60100441U (ja) | 1983-12-10 | 1983-12-10 | 法面保護ブロツクの緊結用杭 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60100441U (ja) |
-
1983
- 1983-12-10 JP JP19090583U patent/JPS60100441U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60100441U (ja) | 1985-07-09 |
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