JPS613887A - りん酸塩処理性に優れた冷延鋼板の製造方法 - Google Patents

りん酸塩処理性に優れた冷延鋼板の製造方法

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JPS613887A
JPS613887A JP12334884A JP12334884A JPS613887A JP S613887 A JPS613887 A JP S613887A JP 12334884 A JP12334884 A JP 12334884A JP 12334884 A JP12334884 A JP 12334884A JP S613887 A JPS613887 A JP S613887A
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Akira Yasuda
安田 顕
Minoru Nishida
稔 西田
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JFE Steel Corp
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Kawasaki Steel Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C22/00Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
    • C23C22/78Pretreatment of the material to be coated

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
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  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、連続焼鈍法により、りん酸塩処理性に優れた
冷延鋼板を製造する方法に関するものである。
冷延鋼板の焼鈍プロセスは、従来の箱焼鈍法より、エネ
ルギー効率、労働生産性が優れる連続焼鈍法に次第に代
わりつつある。特に、銅板を加熱する方法として、炉内
雰囲気を直接燃焼ガスとする直火式加熱方式を採用すれ
ば、さらに大氷な省エネルギー効果が得られる。しかし
、直火式加熱方式では鋼板表面の酸化が避けられないた
め、生成した酸化物層を均熱帯および冷却帯で還元する
必要がある。
かかる方法による冷延鋼板の製造方法は既に、特公昭5
8−49625号、特公昭58−44133号、特公昭
58−42250号等に開示されている。
しかし、酸化あるいは酸化−還元を履歴した鋼板は、還
元性雰囲気中で焼鈍された従来の鋼板と異なり、りん酸
塩処理性が著しく劣るという欠点を有している。一般に
、冷延鋼板は焼付塗装して使用される場合が多いため、
塗装下地処理であるりん酸塩処理性が劣るという欠点は
、その商品価値を著しく阻害するものである。
このため、直火式加熱炉で製造される冷延鋼板は、焼鈍
後、酸洗したり、あるいは酸洗した上でN4メツキ等の
金属メッキを施すことにより、表面性状を改善し 出荷
されている。しかし、これらの方法によっても化成処理
性は十分に改善されず、また、酸洗後の管理が十分でな
い場合には発錆し易いなどの欠点があった。
本発明の目的は、かかる従来技術の欠点を改善し、焼鈍
後の耐錆性および化成処理性に優れた冷延鋼板を製造す
る方法を提供しようjするものである。
すなわち、本発明は、少なくとも加熱帯、均熱帯、冷却
帯を有する連続焼鈍炉で冷延鋼板を焼鈍するに際し、均
熱帯、冷却帯の雰囲気ガスを還元性雰囲気として加熱帯
で鋼板表面に生成した酸化物層を還元し、焼鈍後、pH
8以上の塩基性溶液中で鋼板を陽極として電解洗浄を施
した後、0.3%以上の調質圧延を施すことを特徴とす
るりん酸塩処理性に優れた冷延鋼板の製造方法を提供す
るものである。
以下に、本発明を更に詳しく説明する6本発明は、加熱
帯、均熱帯、冷却帯を有する連続焼鈍炉、特に連続焼鈍
炉の中で噴流直火方式により加熱する方式で焼鈍される
鋼板を対象とする。これは、焼鈍後の陽極電解処理が、
特に酸化−還元反応を履歴した鋼板表面の耐錆性および
化成処理性を顕著に改善するためである。しかし、通常
の還元性雰囲気中で加熱、焼鈍された鋼板に本発明を適
用しても、製品特性−ヒ、何ら害はない。
加熱後、鋼板を均熱、冷却するに際し、雰囲気は還元性
雰囲気とする必要がある。すなわち、加熱帯で形成され
た酸化物層が完全に還元された状態で、焼鈍を終了する
必要がある。酸化物層が十分に還元されていない場合に
は、焼鈍後、陽極電解しても良好な化成処理性が得られ
なかったり、または化成処理が良好となっても、塗装後
の耐食性が劣化することがある。
過度の酸化物層を形成するめを防ぐためには、好ましく
は、直火式加熱による加熱の上限を800℃以下とする
ことが好ましく、直火式加熱炉の雰囲気は、空気と燃料
ガスの比である空燃比を 1,8以下とすることが好ま
しい。従って、材質の要請上、800℃以上に加熱する
必要がある場合には、800℃以上の加熱を還元性雰囲
気で行うか、還元性雰囲気の均熱帯を長くすればよい。
均熱帯の雰囲気は還元性雰囲気であればよく、例えば、
N2 、あるいはN2− N2混合ガス、)+2−10
− N2混合ガスなどとすることが可能である。還元に
要する時間は、例えば、8oo℃まで空燃比1.4で加
熱した場合には、800℃の均熱が10秒で十分に酸化
物層は還元されるので、生産性と材質を考慮した」;で
過度に長時間の均熱をすることは避ける方が好ましい。
次いで、焼鈍された鋼板をpH8以上の塩基性水溶液中
で、鋼板を陽極として電解洗浄することが、本発明を構
成する要件の中で最も重要なものである。
すなわち、酸化−還元反応を履歴した鋼板表面の特性を
改善するために必須の要件である電解するに際し、水溶
液のpHは8以上とする。pHが8未満であれば、鋼板
表面は塩酸で酸洗したのと同様の特性を示し、耐錆性が
劣化すると同時に化成処理性も十分に改善されない。耐
錆性を十分に高める必要がある場合には、pHを10以
上とすることが好ましい。
水溶液としては、水酸化ナトリウム、オルト珪酸ソーダ
など、水に容易に溶解する塩基性物質を用いればよい。
電解の条件は鋼板を陽極とする必要がある。これは、陰
極電解すると、電解液中に不純物として存在する陰イオ
ンが表面に吸着し、化成処理性劣化の原因となるためで
ある。装置の設計上、交番電流を使用する必要がある時
は、電解の最終段階。
で鋼板が1lIIf1となるようにすれば、電解の効果
は失われない。
電流密度は、短時間のうちに電解の効果を顕現させるた
めには2 A/d腸2以上といすることが好ましい。ま
た、電解時間は、電流密度が2 A/dm2以上であれ
ば1秒以上で効果があられれ、3秒以上行えば十分であ
る。
電解後、湯洗、水洗した後、0.3%以上の調質圧延を
行うことにより、化成処理性の改善効果は特に顕著にな
る。
次に、本発明を実施例につき具体的に説明する。
板厚0.7 amの冷延鋼板を表1に示す条件で焼鈍し
た。焼鈍後、一部の鋼板を10%NaOH水溶液(温度
50℃)中で、3秒の電解を行なった。電解電流密度は
、0.5 A/d鵬2−〜5 A/d■2で種々変えて
行なった。極性は鋼板を陽極あるいは陰極として、極性
の違いによる差も調べた。次いで、焼鈍後、電解しなか
ったものおよび電解したものを併せ、0.8%の調質圧
延を施し、化成処理の試験に供した。化成処理の条件は
、市販の化成処理液を用い、120秒化成処理した。
化成処理性の評価は、処理後のりん酸塩結晶密度、およ
びPH12のNaOH水溶液中での酸素還元電流値によ
り行なった。すなわち、処理後のりん酸塩晶密度が高い
ほうが化成処理性が良好であり、NaOH水溶液中でカ
ソード分極し、−550履Vマs S、C,E、になっ
た時に流れる電流値、すなわち酸素還元電流値が低い方
が欠陥の少ない皮膜が形成されているとgえる。
また、裸鋼板の耐錆性を調べるため、湿潤(50℃、相
対湿度98%)30分、乾燥(20℃、相対湿度50%
)30分を1サイクルとし、4サイクルの発錆試験を行
い、錆の発生を目視で5段階評価した。電解条件ととも
に実験結果を表2に示す。その評価方法は次の通りであ
る。
■・・・・・・・・・発錆面積 0% 2・・・・・・・・・発錆面積 0〜25%3・・・・
・・・・・発錆面積25〜50%4・・・・・・・・・
発錆面積50〜75%5・・・・・・・・・発錆面積7
5%以上直火式加熱炉で焼鈍し、酸化−還元を履歴した
鋼板を陽極として電解した本発明による鋼板は、りん酸
塩結晶数密度がl OX 10’ 7mm2以上となっ
ており、通常の還元性雰囲気で加熱焼鈍されたNo、1
 、  No、2の7〜8X104/am2と比べ、微
細で緻密なりん酸塩皮膜が生成されている。また、酸素
還元電流も約1.0 gA/cm2 と小さい。
これに対し、鋼板を陰極として電解したNo。
5.6,12.14は、りん酸塩結晶密度はNo、l、
2とほとんど変らないが、酸素還元電流が2ルA/c禦
2以上と大きくなり、皮膜に不健全部が発生している。
また、直火式加熱帯で820℃まで加熱し、過度に酸化
したNo、13.14では、調質圧延後、鋼板表面にテ
ンパーカラーが発生した。また、耐錆性が劣化し、化成
処理皮膜の酸素還元電流も高く、良好な表面性状が得ら
れていない、従って、酸化皮膜の還元が不十分であった
場合、表面性状はかえって劣化する。
以上の結果から、冷延鋼板を焼鈍するに際し。
鋼板表面を酸化還元した後、塩基性水溶液中で鋼、  
板を陽極とし、電解することにより、りん酸塩処理性が
改善されることが明らかである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも加熱帯、均熱帯、冷却帯を有する連続焼鈍炉
    で冷延鋼板を焼鈍するに際し、均熱帯、冷却帯の雰囲気
    ガスを還元性雰囲気として加熱帯で鋼板表面に生成した
    酸化物層を還元し、焼鈍後、pH8以上の塩基性溶液中
    で鋼板を陽極として電解洗浄を施した後、0.3%以上
    の調質圧延を施すことを特徴とする、りん酸塩処理性に
    優れた冷延鋼板の製造方法。
JP12334884A 1984-06-15 1984-06-15 りん酸塩処理性に優れた冷延鋼板の製造方法 Granted JPS613887A (ja)

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JPH0368952B2 JPH0368952B2 (ja) 1991-10-30

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013173979A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Jfe Steel Corp 表面処理鋼板の製造方法
CN107475702A (zh) * 2017-08-11 2017-12-15 马钢(集团)控股有限公司 一种电工钢表面钝化处理方法

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JP2013173979A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Jfe Steel Corp 表面処理鋼板の製造方法
CN107475702A (zh) * 2017-08-11 2017-12-15 马钢(集团)控股有限公司 一种电工钢表面钝化处理方法

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