JPS6138831Y2 - - Google Patents

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JPS6138831Y2
JPS6138831Y2 JP1979102475U JP10247579U JPS6138831Y2 JP S6138831 Y2 JPS6138831 Y2 JP S6138831Y2 JP 1979102475 U JP1979102475 U JP 1979102475U JP 10247579 U JP10247579 U JP 10247579U JP S6138831 Y2 JPS6138831 Y2 JP S6138831Y2
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JP
Japan
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lever
pedal
foot pedal
interlocking member
continuously variable
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JP1979102475U
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JPS5619431U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、中立位置に付勢維持された油圧駆動
無段変速機側の操作アームとフートペダルとを連
係させて無段変速操作可能に構成した無段変速作
業車の変速操作装置に関する。
この種の装置は、無段変速作業車の操縦操作や
作業装置操作等の作業中における操作性を向上す
るために、手動レバーの替りにフートペダルを使
用して油圧駆動無段変速機を操作するものであ
る。フートペダルを中立位置への付勢力に抗して
踏み込むとその前進側又は後進側への踏み込み量
に応じて油圧駆動無段変速機の油吐出量を変更し
てその側での増速減速を調節することができる。
その一例は特公昭47−11297号公報に開示されて
いる。通常はこの踏み込み量の最高安全制限位置
を規制するためにフートペダルのそれ以上の移動
を制限する単一のストツパが設けられる。
この構成では変速機の最高安全制限位置が一義
的に決定されてしまい、運転者の技量等その他の
条件によつては、上記最高安全制限位置まで踏み
込みを一義的に許すのでは危険を伴う虞があると
いう欠点があつた。
本考案が解決しようとする技術的課題は、作業
の条件に応じた複数の状態の各々において、フー
トペダルを不用意に過剰操作しないように規制す
る点にある。
上記技術的課題を解決するために講じた技術的
手段は、揺動自在な手動操作レバーを複数の係合
固定位置に対して係合固定ならびに係合解除自在
に設け、この手動操作レバーと前記フートペダル
とを、機械式連動機構を介して連動させるととも
に、前記機械式連動機構を、前記手動操作レバー
を揺動操作に連動して移動されるレバー側連動部
材と、フートペダルの踏み込み操作に連動して移
動されるペダル側連動部材と、それらのレバー側
連動部材とペダル側連動部材とを連係させる連係
機構とから構成し、かつ、前記連係機構には、レ
バー側連動部材に対してペダル側連動部材が一定
小範囲内で単独移動することを許容する融通部
と、前記一定小範囲を越えるペダル側連動部材の
移動を規制する制限部とを設けて、前記油圧駆動
無段変速機に対するフートペダルの前進最高踏み
込み制限位置を前記レバーの係合固定位置の選択
により設定変更可能に構成してあることである。
上記技術的手段は、次のように作用する。複数
の係合固定位置に係合固定解除自在に設けた手動
操作レバーとフートペダルとを、融通部と制限部
とを備えた連係機構からなる機械式連動機構を介
して機械的に連動させてフートペダルの前進最高
踏み込み制限位置を設定変更可能に構成してある
から、手動操作レバーを複数の係合固定位置に操
作し係合固定することにより、フートペダルは各
係合固定位置を前進最高踏み込み制限位置として
連係機構によつてペダル側連動部材の単独移動可
能な範囲内で踏み込み操作可能となる。
従つて、本考案は次の効果を奏する。
即ち、フートペダルの踏み込み操作可能な範囲
において所期の調速を自由に行えながらも、フー
トペダルによる最高踏み込み制限位置、つまり、
最高速度を手動レバー位置の変更操作に伴つて、
自在に、かつ、簡単に設定変更できるので、例え
ば、最高速度を運転者の技量等の作業条件に応じ
た速度を設定しておくことにより、たとえ、フー
トペダルが手荒く踏み込み操作されても、設定最
大速度以上への増速を防止して、安全走行を容易
に行え、かつ、最高速度を作業速度に設定してお
くことにより、フートペダルを単純に踏み込み制
限されるまで一杯に踏み込み、かつ、この状態を
踏み込み保持するだけで、前記と同様に過剰操作
を招来することなく所望の作業速度での定速走行
を容易、確実、かつ、安全に行えるに至つた。
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、その前部に、エンジン5に連結するクラツ
チハウジング部6を有するとともに、その後端に
おいて、副変速機構、クリープ変速機構、ロツク
可能な後車輪7,7に対する差動機構を内装した
ミツシヨンケース8に連結する筒状フレーム9内
に油圧駆動無段変速機1を装備させてあるトラク
タ(無段変速作業車の一例)において、変速操作
装置を構成するに、中立位置に付勢維持された前
記変速機1側の操作アーム2と、前記筒状フレー
ム9の横一側外面に装着されたシーソー揺動式の
フートペダル3とを、フートペダル3の前方下方
への踏込み揺動により操作アーム2を付勢力に抗
して前進高速側に作動させ、かつ、フートペダル
3の後方下方への踏込み作動により操作アーム2
を付勢力に抗して後進高速側に作動させるべく連
係するとともに、前記変速機1に対するフートペ
ダル3による前進最高踏込み制限位置、つまり、
前進最高速度を有段階に設定変更可能な速度制限
用操作機構4を設けてある。
前記速度制限用操作機構4は、複数の係合固定
位置に対して係合固定ならびに係合解除自在な手
動操作レバー14と前記フートペダル3とを機械
式連動機構を介して連動させて構成してある。
前記機械式連動機構は、ペダル3に装着させた
ペダル側連動部材としての板10と、手動操作レ
バー14に連動連結されているレバー側連動部材
としてのロツド13とを、前記板10に形成させ
た融通部としての長孔11に、前記ロツド13の
遊端側に連設の制限部としてのピン12を係入し
て構成される連係機構Aを介して連動させること
により構成されるもので、長孔11の長手方向範
囲内では、ピン12は長孔11に対して相対的に
単独移動が可能となるが、ピン12が長孔11の
一端側に接当している状態ではピン12と長孔1
1とは連動されている。
そして、ペダル3の揺動に伴なう前記長孔11
一端とピン12との接当により、ペダル3の中立
位置への復帰揺動を許す状態でペダル3の前進踏
込み揺動が制限される。
前記手動操作レバー14は横軸芯Xまわりで揺
動自在に枢支してあり、この手動操作レバー14
の、前記横軸芯Xに対して直交する軸芯Y周りで
の揺動により、このレバー14に対して係脱自在
で、係合状態においてレバー14の横軸芯X周り
での揺動を固定する係合部15を、レバー操作案
内板16にレバー14揺動方向に間隔を隔てて複
数個設け、もつて、レバー14を係合部15……
に対して選択係合させることにより、ピン12の
位置、つまり、ペダル3の前進最高踏込み位置を
有段階に変更すべく構成してある。
尚、前記フートペダル3と操作アーム2とは、
板10と操作アーム2との間に連動ロツド17を
掛架して連係してあり、フートペダル3と板10
との間には、長孔18と姿勢固定用ボルト19と
から成り、フートペダル3の板10、つまり、操
作アーム2に対する揺動姿勢を調節可能な構造を
構成してある。
又、前記フートペダル3は、筒状フレーム9を
横方向で貫通する軸20の突出一端部近くに遊嵌
してあり、前記軸20の突出一端は、前記ミツシ
ヨンケース8に内装のデフロツク機構に対する操
作アーム21にロツド22を介して連動連結して
あり、かつ、軸20の他端には、デフロツクベダ
ル23を装着してある。
図中24は、前記手動操作レバー14を係合方
向に揺動付勢して、該レバー14の係合状態を弾
性的に保持するスプリングであり、25は、前記
操作アーム2を中立位置に付勢維持するカム機構
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る無段変速作業車の変速操作
装置の実施例を示し、第1図はトラクタ全体の概
略平面図、第2図は要部の拡大縦断面図、第3図
は要部の拡大縦断面図である。 1……油圧駆動無段変速機、2……操作アー
ム、3……フートペダル、10……ペダル側連動
部材、11……融通部、12……制御部、13…
…レバー側連動部材、14……手動操作レバー、
A……連係機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中立位置に付勢維持された油圧駆動無段変速機
    1側の操作アーム2とフートペダル3とを連係さ
    せて無段変速操作可能に構成した無段変速作業車
    の変速操作装置において、揺動自在な手動操作レ
    バー14を複数の係合固定位置に対して係合固定
    ならびに係合解除自在に設け、この手動操作レバ
    ー14と前記フートペダル3とを、機械式連動機
    構を介して連動させるとともに、前記機械式連動
    機構を、前記手動操作レバー14の揺動操作に連
    動して移動されるレバー側連動部材13と、フー
    トペダル3の踏み込み操作に連動して移動される
    ペダル側連動部材10と、それらのレバー側連動
    部材13とペダル側連動部材10とを連係させる
    連係機構Aとから構成し、かつ、前記連係機構A
    には、レバー側連動部材13に対してペダル側連
    動部材10が一定小範囲内で単独移動することを
    許容する融通部11と、前記一定小範囲を越える
    ペダル側連動部材10の移動を規制する制限部1
    2とを設けて、前記油圧駆動無段変速機1に対す
    るフートペダル3の前進最高踏み込み制限位置を
    前記レバー14の係合固定位置の選択により設定
    変更可能に構成してあることを特徴とする無段変
    速作業車の変速操作装置。
JP1979102475U 1979-07-24 1979-07-24 Expired JPS6138831Y2 (ja)

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JPS5619431U JPS5619431U (ja) 1981-02-20
JPS6138831Y2 true JPS6138831Y2 (ja) 1986-11-08

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JPS61166586U (ja) * 1985-04-02 1986-10-16
JP6375813B2 (ja) * 2014-09-18 2018-08-22 井関農機株式会社 トラクター

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JPS5619431U (ja) 1981-02-20

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