JPS6138245A - 自動変速機の動力伝達ドラム - Google Patents

自動変速機の動力伝達ドラム

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JPS6138245A
JPS6138245A JP16068584A JP16068584A JPS6138245A JP S6138245 A JPS6138245 A JP S6138245A JP 16068584 A JP16068584 A JP 16068584A JP 16068584 A JP16068584 A JP 16068584A JP S6138245 A JPS6138245 A JP S6138245A
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JP
Japan
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lubricating oil
drum
power transmission
transmission
transmission drum
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JP16068584A
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English (en)
Inventor
Koji Sumiya
角谷 孝二
Yutaka Taga
豊 多賀
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動変速機内で動力を伝達する動力伝達ドラ
ムの放出する潤滑油の撹拌防止に関する。
[従来の技術] 一方側と他方側とを連結し、動力の伝達を行う筒状の動
力伝達ドラムは、内部に遊星歯車装置、湿式クラッチ、
湿式ブレーキなど変速に必要な変速機構が設けられてお
り、変速機構は常時潤滑油の供給を必要とするため使用
された潤滑油を絶えず外周に放出している。このため動
力伝達ドラムには変速機構から放出されたTA潤滑油動
力伝達ドラムの外周に放出する潤滑油放出部が設けられ
ており、変速機構から放出された潤滑油は動力伝達ドラ
ムに設けられた潤滑油放出部から外周の変速機ケース内
に放出されるよう設けられていた。自動変速機の変速機
ケースは、コンパクト化および軽量化の目的から動力伝
達ドラムとの間の隙間は変速機ケースと動力伝達ドラム
とが接触しない狭い空間がしか設けられてなかった。
[発明が解決しようとする問題点] 上記に示す従来の技術では、潤滑油放出部より動力伝達
ドラムの外周に放出された潤滑油は、動力伝達ドラムと
変速機ケースとの隙間が狭かったため、放出された潤滑
油は変速機ケースおよび動力伝達ドラムに引摺られて撹
拌されてしまう問題点を有していた。
本発明の目的は、潤滑油放出部より潤滑油が放出される
位置の変速機ケースと動力伝達ドラムとの間に、潤滑油
が容易に流動できる空間部を設けることにより潤滑油放
出部より動力伝達ドラムと変速機ケースとに放出された
潤滑油を素早く下方に流動させ、変速機ケースと動力伝
達ドラムによる潤滑油の撹拌を防ぐ自動変速機の動力伝
達ドラムの提供にある。
[問題点を解決するための手段] 上記問題を解決すべり本発明の自動変速機の動力伝達ド
ラムは、変速機ケース1と、該変速機ケース1内で一方
側と他方側とを連結し、内周に放出されたm滑油を外部
に放出する潤滑油放出部2八を有する動力伝達ドラム2
とを備えた自動変速機において、前記潤滑油放出部2A
J:り潤滑油が放出される位置の前記変速機ケース1と
前記動力伝達ドラム2どの間に、潤滑油が容易に流動で
きる空間部Aを設けたことを構成とする。
[作用] 上記構成よりなる本発明の作用は、動力伝達ドラム2内
に放出された潤滑油は、潤滑油放出部2Aを介して変速
機ケース1と動力伝達ドラム20間の空間Aに放出され
、空間部を介して素早く下方に流下する。
し発明の効果コ 上記構成および作用よりなる本発明の自動変速機の動力
伝達ドラムは、潤滑油放出部より潤滑油が放出される位
置の変速機ケースと動力伝達ドラムとの間に、潤滑油が
容易に流動できる空間部を設けることにより潤滑油放出
部より動力伝達ドラムと変速機ケースとに放出された潤
滑油を素早く下方に流動させ、変速機ケースと動力伝達
ドラムによる潤滑油の撹拌を防ぎ、潤滑油の泡立ち、油
温の上昇によるオイル性能の劣化および潤滑油の引摺り
による摺動抵抗をなくすことができる。
[実施例の効果] 動力伝達ドラムの一方側の内部に遊星歯車装置が配設さ
れ、この遊星歯車装置の放出する潤滑油を動力伝達ドラ
ムの外周に放出する潤滑油放出部が動力伝達ドラムの軸
方向端部に設けられた場合に、この潤滑油放出部より潤
滑油が放出される位置に空間部を形成することにより、
動力伝達ドラムの隅部から放出された潤滑油も潤滑油放
出部から放出された潤滑油と共に空間部を介して素早く
下方に流下される。
[実施例] つぎに本発明の自動変速機の動力伝達ドラムを図に示す
一実施例に基づき説明する。
第1図は本発明の自動変速機の動力伝達ドラムを示す断
面図、第2図は本発明の自動変速機の動力伝達ドラムを
適用した車両用自動変速機の断面図を示す。
自動変速機100は、流体式トルクコンバータ200と
、トランスミッション300と、油圧制御装置400と
から構成される。
トランスミッション300は、第1M星歯車装置UO1
油圧サーボにより作動される1つの多板クラッチC01
1つの多板ブレーキBO1および1つの一方向りラッチ
FOを備えるオーバードライブ変速装置300Aと、第
2遊星歯車装置(Jl、第2遊星歯車装置U2、油圧サ
ーボにより作動される2つの多板クラッチC1、C2,
1つのベルトブレーキB1.2つの多板ブレーキ82 
、B3、および2つの一方向りラッヂF1、F2を備え
る前進3段後進1段のアンダードライブ変速装置300
Bとから構成される。
自動変速機100の変速機ケース1は、トルクコンバー
タ200を収容するトルクコンバータハウジング120
、オーバードライブ変速装置300Aとアンダードライ
ブ変速装置300Bとを収容する各室とを一体に形成し
てなるトランスミッションケース130、自動変速機1
00の後側をMするエクステンションハウジング140
とからなり、これらトルクコンバータハウジング120
と、トランスミッションケース130と、エクステンシ
ョンハウジング140とはそれぞれ多数のボルトで締結
されている。
トルクコンバータ200は、前方(エンジン側)が開い
たトルクコンバータハウジング120内に収容され、図
示しないエンジンの駆動を受けて回転するフロントカバ
ー201、該フロントカバ−201内周に溶接された円
環板状のリアカバー202、該リアカバー202の内周
壁面の内壁に周設されたポンプインペラ203、該ポン
プインペラ203に対向して配置されたタービンランナ
204、該タービンランナ204を保持しているタービ
ンシェル205、一方向クラッチ206を介し、変速機
ケース1に連結された固定軸207に支持され、入力回
転数の低い時トルク容量を増大させるステータ208、
前記フロントカバー201とタービンシェル205との
間にフロントカバー201とタービンシェル205を同
一回転とする直結クラッチ(ロックアツプクラッチ)2
09を備えている。前記トルクコンバータハウジング1
20の後方に連続する筒状のトランスミッションウ゛−
ス130とトルクコンバータハウジング120の間には
、内部に外歯歯車150aと内歯歯車150bを備えた
内接歯車オイルポンプ150を収容し、内周で前方に突
出する筒状部151を有するオイルポンプボディ152
がトランスミッションケースト−30の前部に締結され
、リアカバー202の内周端部と連結された延長部材2
10が筒状部151の内周を介して外歯歯車150aの
内周とスプライン嵌合されている。また前記オイルポン
プボディ152の後側には、前記筒状部151と同軸状
で後向きに突出する筒状のフロントサポート153を有
するオイルポンプカバー154が締着されて前記オイル
ポンプハウジング152とオイルポンプカバー154が
トルクコンバータハウジング120とトランスミッショ
ンケース130との隔壁を形成している。また、トラン
スミッションケース130内の中間にはオーバードライ
ブ変速装置300Aが形成されるオーバードライブ機構
室130Aとアンダードライブ変速装置300Bが形成
されるアンダードライブ機構室130Bとを隔壁する後
方に突出する筒状のセンターサポート131を有する中
間支壁132が設けられている。トランスミッションケ
ース130の後部(図示右側)には、前方に突出する筒
状のリアサポート133を有する後部支壁134が設け
られている。
前記フロントサポート153の内側にはトルクコンバー
タ200のステータ208を支持する一方向りラッヂ2
06の固定軸207が嵌着され、該固定軸207の内側
にトルクコンバータ200の出力軸であるトランスミッ
ション3000Å力軸10が回転自在に支持されている
。該入力軸10は後方端部に7ランジ部101を有し、
後方端部の中心に後向きの穴102が形成されている。
前記入力軸10の後方には、入力軸10に直列的に配さ
れた中間伝動軸11が回転自在に装着され、該中間伝動
軸11は、その先端が入力軸10の穴102内に摺接し
、中間伝動軸11の後方端部にフランジ部111を有し
、中心に動力を駆動輪側に伝達する出力軸12の先端が
摺接する後向きの穴112が形成されている。出力軸1
2は、エクステンションハウジング140内で回転数検
出用のセンサロータ121、スピードメータドライブギ
ア122を固着し、後方端部は外周に駆動輪側へ動力を
伝達するスリーブヨークを外嵌すべくスプライン溝12
3が形成され、スリーブヨークを介してエクステンショ
ンハウジング149により回転自在に支持されると共に
前方端部が中間軸11の穴112内により回転自在に支
持されている。
オーバードライブ変速装置300Aは、前記入力軸10
の後方に第1遊星歯車装置UOが設けられ、そのリング
ギアROは中間伝動軸11にフランジ板113を介して
結合され、プラネタリキャリアPOは入力軸10の7ラ
ンジ部101と結合され、ザンギアSOは一方向りラッ
チFOのインナーレース軸13により形成されている。
第1遊星歯車装置UOの前側には、後方に開口する第1
油圧ザーボドラム14がインナーレース軸13に固着さ
れ、第1油圧サーボドラム14の外周壁14^と内周壁
14Bの間に環状ビス1〜ン15が嵌め込まれてキャリ
アPOと第1油圧サーボドラム14の係合および解放を
行うクラッチCOの油圧サーボC−Oを形成するど共に
インナーレース軸13側に環状ピストン15を油圧サー
ボC−0側に押圧するリターンスプリング16、外周壁
14Aの内側にクラッチCOが装着され、該クラッチC
Oを介して第1油圧サーボドラム14およびインナーレ
ース軸13とキャリアPOとが連結されている。第1油
圧サーボドラム14の内周にインナーレース軸13をイ
ンナーレースとする一方向りラッチFOが設けられ、そ
の外周にアウタレース17とトランスミッションケース
130の間にクラッチCOおよびブレーキBOが設けら
れ、ブレーキBOの後方の中間支壁132の前方にブレ
ーキBOを押圧するピストン18が嵌め込まれピストン
18と中間支壁132の間にはブレーキBOの油圧勺−
ボBiを形成し、中間支壁132の前方先端内周部13
5にピストン18を油圧サーボB−o側に押圧するリタ
ーンスプリング19が嵌め込まれている。
アンダードライブ変速装置300Bは、まず前方には後
方に開口する第2油圧サーボドラム20が中間支壁13
2のセンターサポート131の外周に回転自在に外嵌さ
れ、その外周壁20Aと内周壁20Bの間にクラッチC
2を押圧する環状ピストン21が嵌め込まれ、環状ピス
トン21と第2油圧サーボドラム20の間にクラッチC
2の油圧サーボ(、−2を形成すると共に内周壁20B
側に環状ピストン21を油圧サーボ(、−2側に押圧す
るリターンスプリング22、外周壁20Aの内側にクラ
ッチC2が装着されている。前記第2油圧サーボドラム
20の後方には、後方に開口すると共に前方に環状突起
23を有する第3油圧サーボドラム24が中間伝動軸1
1の後方部のクラッチ部111の外周に固着され、中間
伝動軸11の後方端部と第3油圧サーボドラム24の外
周壁24Aとフランジ部111の外周との間にクラッチ
C1を押圧する環状ピストン25が嵌め込まれて環状ピ
ストン25と第3油圧勺−ボドラム24の間にクラッチ
C1の油圧サーボC−1を形成すると共にクラッチC1
の内周側に環状ピストン25を油圧サーボC−1側に押
圧するリターンスプリング26、さらに環状突起23の
外周にクラッチC2が装着され、クラッチC2を介して
第2.3油圧サーボドラム20.24が連結されている
。該第3油圧サーボドラム24の後方には、第2遊星歯
車装置U1が設けられ、そのリングギアR1は該リング
ギアR1を出力軸12の外周で回転自在に支持する回転
支持部材27の前方に突設して設けられた環状突起28
およびクラッチC1を介して第3油圧ザーボドラム24
に連結され、キャリアP1は前記出力軸12の前側外周
にスプライン嵌合し、サンギアS1は出力軸12の外周
で回転自在に設けられたサンギア軸29の先端に一体に
形成されている。また、第2.3油圧サーボドラム20
.24および第2遊星歯車装置U1を最小空間でカバー
するよう成型された動力伝達ドラム2が、その前方先端
で第2油圧ザーボドラム20の外周と第2遊星歯車装@
U1の後方のサンギア軸29とに連結されている。
動力伝達ドラム2は、前方先端が第2油圧サーボドラム
20の外周に固着された前側ドラム2B呪、後端が第2
遊星歯車装置U1の後方でサンギア軸29と連結された
後側ドラム2Cとからなり、動力伝達ドラム2は前側ド
ラム2Bと後側ドラム2Cとが互いに隙間部2Dを形成
するよう噛合され、この隙間部2Dが動力伝達ドラム2
内の潤滑油を動力伝達ドラム2の外方に放出する。また
潤滑油を多量に放出する第2遊星歯車装置U1の潤滑油
放出位置3Aの外周位置には、潤滑油放出位置3Aから
放出される第2遊星歯車装置U1に供給された潤滑油を
流通するに充分な大きさの潤滑油放出部2^が設けられ
ており、潤滑油放出位置3Aから遠心力で外周に放出さ
れた潤滑油は、潤滑油放出部2Aを介して迅速に動力伝
達ドラム2の外周に放出される1、潤滑油放出部2Aか
ら潤滑油が放出される位置の動力伝達ドラム2の後側ド
ラム2Cの第2遊星歯車装置U1のリングギアR1の外
周は、変速機ケース1のトランスミッションケース13
0との間に第2遊星歯車装@U1から放出される潤滑油
と動力伝達ドラム2の後方より動力伝達ドラム2の外周
へ廻り込む潤滑油を容易に流下させることのできる空間
部Aを形成すべくリングギアR1と接触しないよう内周
側に凹ませて形成されており、この動力伝達ドラム2の
後側ドラム2Cと変速機ケース1のトランスミッション
ケース130との間に形成された空間部Aを介して第2
遊星歯車装置U1から放出された潤滑油と動力伝達ドラ
ム2の後方より動力伝達ドラム2の外周へ廻り込んだ潤
滑油が流下される。動力伝達ドラム2の前側ドラム2B
の外周側に動力伝達ドラム2の固定および解放を行うベ
ルトブレーキB1が設けられている。
トランスミッションケース130の後部の内周に形成さ
れたスプライン136には、前方にブレーキB2のブレ
ーキプレートb2、後方にブレーキB3のブレーキプレ
ートb3がスプライン嵌合され、ブレーキB2とブレー
キB3の間には前方に開口し、前方側に円環状突起31
を有した第4油圧ザーボドラム32がスプライン嵌合さ
れている。第4油圧サーボドラム32の外周壁32Aと
円環状突起31の間にブレーキB2を押圧する環状ピス
トン33が嵌め込まれ、環状ピストン33と第4油圧リ
ーボドラム32の間にブレーキB2の油圧サーボ3−2
を形成すると共に、内周壁32B側に環状ピストン33
を油圧サーボB−2側に押圧するリターンスプリング3
4が設けられている。またブレーキB2の内周側にはナ
ンギア軸29をインナーレースとする一方向りラッチF
1が設けられ、アウターレース35の外周にブレーキB
2が装着されている。ブレーキB2の後側の後部支壁1
34のリアサポート133外周側どトランスミッション
ケース130の間に形成される環状穴36にブレーキB
3を押圧する複数のピストン371.373とリアクシ
ョンスリーブ372が嵌め込まれてブレーキB3の油圧
サーボ3−3を形成し、またピストン371.373を
油圧サーボB−3側へ押圧するリターンスプリング38
がリアサポート133先端に装着されたリターンスプリ
ング取付具38Aにより支持されている。ブレーキB3
の内周に配された一方向クラッチF2のインナーレース
39はサンギア軸29の外周で第4油圧サーボドラム3
2と連結され、一方向クラッチF2のアウターレース4
0の外周にブレーキB3が装着されている。第2遊星歯
車装@U1は、サンギアS2がサンギア軸29と一体に
形成され、キャリアP2が前側の一方向クラッチF2の
アウタレース40に連結されると共にブレーキB3と連
結され、外周にパーキングギア41を周設したリングギ
アR2が出力゛ 軸12に内周がスプライン嵌合した連
結部材42を介して連結されている。前記パーキングギ
ア41は自動変速機のシフトレバ−をパーキング(P)
位置に選択したとき、パーキング爪43がパーキングギ
ア41に噛み合い出力軸12を固定するよう設けられて
いる。
トランスミッション300は、車速、スロットル開度な
ど車両の走行条件に応じてトランスミッションケース1
30の下部にボルト401により締結されたオイルパン
402に内蔵されたバルブボディ403内の油圧制御装
置400から各摩擦係合装置の油圧サーボに選択的に出
力する油圧により、各クラッチおよびブレーキの係合ま
たは解放が行われ、前進4段の変速または後進1段の変
速を行うようになっている。各クラッチ、ブレーキ、一
方向クラッチの作動と達成される変速段(RANGE)
の−例を表1に示す。
表1 表1において、Eは対応するクラッチ、ブレーキが係合
していることを示し、×は対応するクラッチおよびブレ
ーキが解放していることを示す。
しは対応する一方向クラッチがエンジンドライブ状態に
おいて係合しているが、その係合はこれと並列に組込ま
れたクラッチあるいはブレーキによって動力の伝達が保
証されていることから必ずしも必要とされないこと(ロ
ック)を示す。(L)は対応する一方向クラッチがエン
ジンドライブ状態においてのみ係合し、エンジンブレー
キ状態においては係合しないことを示す。ざらにfは対
応する一方向クラッチがフリーであることを示す。
上記実施例では動力伝達ドラムを内周側に凹ませて空間
部を形成したが、他に変速機ケース側を外周に膨らませ
ることにより空間部を形成しても良い。
また上記実施例では遊星歯車装置の潤滑油を動力伝達ド
ラムの外周に直接放出させる8S1滑油放出部に適用し
た例を示したが、他に例えば本実施例中の噛合によって
形成された内部の潤滑油を動力伝達ドラムの外周に放出
する隙間部に適用するなど動力伝達ドラム内の潤滑油を
動力伝達ドラムの外周に放出するすべてのものに適用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動変速機の動力伝達ドラムを示す断
面図、第2図は本発明の自動変速機の動力伝達ドラムを
適用した車両用自動変速機の断面図である。 図中  A・・・空間部 1・・・変速機ケース 2・
・・動力伝達ドラム 2A・・・潤滑油放出部 2B・
・・前側ドラム 2C・・・後側ドラム 2D・・・隙
間部 100・・・自動変速機130・・・トランスミ
ッションケース代−理人 石黒健二

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)変速機ケースと、該変速機ケース内で一方側と他方
    側とを連結し、内周に放出された潤滑油を外部に放出す
    る潤滑油放出部を有する動力伝達ドラムとを備えた自動
    変速機において、 前記潤滑油放出部より潤滑油が放出される位置の前記変
    速機ケースと前記動力伝達ドラムとの間に、潤滑油が容
    易に流動できる空間部を設けたことを特徴とする自動変
    速機の動力伝達ドラム。 2)前記空間部は、前記動力伝達ドラムを内周位置の部
    材と接触しないよう内周側に凹ませて形成されたことを
    特徴する特許請求の範囲第1項記載の自動変速機の動力
    伝達ドラム。
JP16068584A 1984-07-30 1984-07-30 自動変速機の動力伝達ドラム Pending JPS6138245A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013500437A (ja) * 2009-07-24 2013-01-07 ディーティーアイ グループ ビー.ブイ. 車両用変速機モジュール

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58131449A (ja) * 1982-01-30 1983-08-05 Aisin Warner Ltd 車両用自動変速機

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