JPS6137061B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6137061B2 JPS6137061B2 JP54014233A JP1423379A JPS6137061B2 JP S6137061 B2 JPS6137061 B2 JP S6137061B2 JP 54014233 A JP54014233 A JP 54014233A JP 1423379 A JP1423379 A JP 1423379A JP S6137061 B2 JPS6137061 B2 JP S6137061B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- stepped
- stepped shaft
- grinding
- whetstone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 239000006061 abrasive grain Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は直径の異なる軸部を有する段付きシヤ
フトの心なし研削方法に関するものである。
フトの心なし研削方法に関するものである。
段付きシヤフトの心なし研削方法は、第１図に
示すように調整砥石２および研削砥石３を成形し
ようとする段付きシヤフト１と同じ形状に成形
し、調整砥石２と支持板５で段付きシヤフト１を
支持し、段付きシヤフト１と研削砥石３を相対的
に接近させ研削砥石３により段付きシヤフトを研
削し、段を成形する。ところで、段付きシヤフト
１では直径差がある為、第１図における小径部１
ａと大径部１ｂでは、周速度が異なり、小径部１
ａの周速度が、調整砥石２の軸部２ａ周速度と一
致した場合、大径部１ｂと調整砥石２の軸部２ｂ
間では相対スベリが生じ（小径制動と呼ぶ）、大
径部１ｂの周速度が調整砥石２の軸部２ｂ周速度
と一致した場合、小径部１ａと調整砥石との軸部
２ａ間でスベリが生ずる（大径制動と呼ぶ）。従
つて、研削中、段付きシヤフト１の周速度は大径
制動となつたり、小径制動となつたり激しく変動
し真直度、及び真円度が著しく害される欠点を有
していた。
示すように調整砥石２および研削砥石３を成形し
ようとする段付きシヤフト１と同じ形状に成形
し、調整砥石２と支持板５で段付きシヤフト１を
支持し、段付きシヤフト１と研削砥石３を相対的
に接近させ研削砥石３により段付きシヤフトを研
削し、段を成形する。ところで、段付きシヤフト
１では直径差がある為、第１図における小径部１
ａと大径部１ｂでは、周速度が異なり、小径部１
ａの周速度が、調整砥石２の軸部２ａ周速度と一
致した場合、大径部１ｂと調整砥石２の軸部２ｂ
間では相対スベリが生じ（小径制動と呼ぶ）、大
径部１ｂの周速度が調整砥石２の軸部２ｂ周速度
と一致した場合、小径部１ａと調整砥石との軸部
２ａ間でスベリが生ずる（大径制動と呼ぶ）。従
つて、研削中、段付きシヤフト１の周速度は大径
制動となつたり、小径制動となつたり激しく変動
し真直度、及び真円度が著しく害される欠点を有
していた。
本発明の目的は、上記した従来支術の欠点をな
くし、段付きシヤフトの周速を安定にし、段付き
シヤフトの真直度及び真円度を向上するようにし
た段付きシヤフトの心なし研削方法を提供するに
ある。
くし、段付きシヤフトの周速を安定にし、段付き
シヤフトの真直度及び真円度を向上するようにし
た段付きシヤフトの心なし研削方法を提供するに
ある。
上記目的を達成するため、本発明は段付きシヤ
フトを制動しようとする軸部の摩擦係数を大きく
し、他の軸部の摩擦係数を小さくした調整砥石で
段付きシヤフトを研削砥石に押付けて切込みを与
えて心なし研削することを特徴とするものであ
る。
フトを制動しようとする軸部の摩擦係数を大きく
し、他の軸部の摩擦係数を小さくした調整砥石で
段付きシヤフトを研削砥石に押付けて切込みを与
えて心なし研削することを特徴とするものであ
る。
本発明の一実施例を図面に従つて説明する。
図は本発明により段付きシヤフトを心なし研削
する様子を示したもので、まず、段付き軸部１
ａ，１ｂを有する段付きシヤフト１は上面に段を
付けた支持板５により支持される。調整砥石２
は、摩擦係数の高い砥粒粒度＃80〜150をもつて
径を大きくした軸部２ａと、摩擦係数の低い砥粒
粒度＃320以上をもつて径を小さくした軸部２ｂ
とを有し、段付き軸形状に形成されている研削砥
石３も、径を大きくした軸部３ａと径を小さくし
た軸部３ｂとを有し段付き軸形状にドレツサ等で
成形されたものである。
する様子を示したもので、まず、段付き軸部１
ａ，１ｂを有する段付きシヤフト１は上面に段を
付けた支持板５により支持される。調整砥石２
は、摩擦係数の高い砥粒粒度＃80〜150をもつて
径を大きくした軸部２ａと、摩擦係数の低い砥粒
粒度＃320以上をもつて径を小さくした軸部２ｂ
とを有し、段付き軸形状に形成されている研削砥
石３も、径を大きくした軸部３ａと径を小さくし
た軸部３ｂとを有し段付き軸形状にドレツサ等で
成形されたものである。
そして調整砥石２を回転駆動させて研削砥石３
の方へ送り込んで行くと、段付きシヤフト１は研
削砥石３に押付けられて切込みが与えられ段付き
シヤフト１は支持台５で支持されながら回転させ
られて各軸部１ａ，１ｂが研削砥石３の各軸部３
ａ，３ｂによつて同時に心なし成形研削される。
このとき、段付きシヤフト１の大径部１ｂは調整
砥石の軸部２ｂ（砥粒粒度＃320以上）との間で
摩擦力が小さいので滑り、小径部１ａは調整砥石
の軸部２ａ（砥粒粒度＃80〜150）との間で摩擦
力が大きくて滑らず、制動されて、調整砥石２と
同一周速で回転し、段付きシヤフトの回転むらを
なくすことができ、真直度、及び真円度を著しく
向上させることができる。
の方へ送り込んで行くと、段付きシヤフト１は研
削砥石３に押付けられて切込みが与えられ段付き
シヤフト１は支持台５で支持されながら回転させ
られて各軸部１ａ，１ｂが研削砥石３の各軸部３
ａ，３ｂによつて同時に心なし成形研削される。
このとき、段付きシヤフト１の大径部１ｂは調整
砥石の軸部２ｂ（砥粒粒度＃320以上）との間で
摩擦力が小さいので滑り、小径部１ａは調整砥石
の軸部２ａ（砥粒粒度＃80〜150）との間で摩擦
力が大きくて滑らず、制動されて、調整砥石２と
同一周速で回転し、段付きシヤフトの回転むらを
なくすことができ、真直度、及び真円度を著しく
向上させることができる。
以上説明したように本発明によれば、段付きシ
ヤフトの回転むらをなくすことができ、真円度、
真直度を大巾に向上できる効果を奏する。
ヤフトの回転むらをなくすことができ、真円度、
真直度を大巾に向上できる効果を奏する。
図は段付きシヤフトの心なし研削方法を示す模
式図である。 符号の説明 １……段付きシヤフト、２……調
整砥石、３……研削砥石、５……支持板。
式図である。 符号の説明 １……段付きシヤフト、２……調
整砥石、３……研削砥石、５……支持板。
Claims (1)
- １ 段差形状をなす段付シヤフトを前記段差形状
に対応した複数の軸部を有する調整砥石によつて
前記段付シヤフトの仕上形状に成形されかつ回転
駆動する研削砥石に押し付けて研削する段付シヤ
フトの心なし研削方法において、前記調整砥石の
１つの軸部の摩擦係数が他の軸部の摩擦係数より
大きくなるように形成し前記１つの軸部によつて
前記段付シヤフトを制動させながら研削すること
を特徴とする段付シヤフトの心なし研削方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1423379A JPS55106758A (en) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | Centerless grinding method of stepped shaft |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1423379A JPS55106758A (en) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | Centerless grinding method of stepped shaft |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55106758A JPS55106758A (en) | 1980-08-15 |
| JPS6137061B2 true JPS6137061B2 (ja) | 1986-08-21 |
Family
ID=11855349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1423379A Granted JPS55106758A (en) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | Centerless grinding method of stepped shaft |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55106758A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20100226601A1 (en) * | 2006-09-12 | 2010-09-09 | Ntn Corporation | Fluid dynamic bearing device |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53143091A (en) * | 1977-05-20 | 1978-12-13 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Rotary shear |
-
1979
- 1979-02-13 JP JP1423379A patent/JPS55106758A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53143091A (en) * | 1977-05-20 | 1978-12-13 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Rotary shear |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55106758A (en) | 1980-08-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2003300133A5 (ja) | ||
| JPS6113952B2 (ja) | ||
| JPS6137061B2 (ja) | ||
| JPH08155747A (ja) | 傘形ワークの加工方法 | |
| JPS5946740B2 (ja) | 研削加工に於ける砥石の修正方法と装置 | |
| JP2815267B2 (ja) | 長尺スプラインシャフトの研削方法 | |
| EP3106282A1 (fr) | Procédé de rectification d'une surface d'un corps roulant pour un palier à roulement | |
| JPS6113944B2 (ja) | ||
| US4263754A (en) | Shaping an arcuate surface on a wheel blank | |
| JPS6228378Y2 (ja) | ||
| JP3100640B2 (ja) | ゴム状弾性を有するロールの研削方法 | |
| CN220128424U (zh) | 一种汽车制动器用多角度打磨装置 | |
| JPH07299711A (ja) | 断面円形薄肉部材の研削方法 | |
| JPH05337820A (ja) | ローラ外表面の鏡面加工方法 | |
| JP3969007B2 (ja) | 砥石車のツルーイング方法 | |
| JPS6328745B2 (ja) | ||
| JP3051593B2 (ja) | ロールの研削方法 | |
| JP2000127006A5 (ja) | ||
| JPS6013783B2 (ja) | 特殊心無端面研削盤 | |
| JPS5835409Y2 (ja) | 心なし研削盤 | |
| US5647791A (en) | Process for grinding rotating rubber rolls and means for carrying out this process | |
| JP2002317834A (ja) | ディスクロータの製造方法 | |
| US2022819A (en) | Grinding apparatus | |
| JPS60150965A (ja) | 超砥粒砥石の総形ドレツシング方法 | |
| JP2001009719A (ja) | 超砥粒ホイールのツルーイング・ドレッシング方法及び装置 |