JPS6136587Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコーナー型シートパイル及びＨ型鋼等
の圧入チヤツク装置に関し、特に普通型シートパ
イルの圧入に使用されるオーガー掘削併用杭圧入
機に装着してコーナー型シートパイル及びＨ型鋼
等異形材を圧入し得る様になす圧入チヤツク装置
に関するものである。

シートパイルの圧入位置の近傍をオーガー掘削
しながら該シートパイルを圧入する機械としてオ
ーガー掘削併用杭圧入機は既に提供されている。
その１例を第１図に基づいて説明すると、１はオ
ーガー掘削併用杭圧入機の全体を表わし、クレー
ンに俯仰自在に具えるブーム２の先端に、リーダ
ーブラケツト３に支持された上部旋回座４が取付
けられる。上部旋回座４に垂設された主柱５に沿
い、オーガースクリユー装置６を具備する掘進機
構７及びチヤツキングテーブル８が昇降動する。
そこで主柱５の下端に設けた下部フレーム９に具
備する反力用チヤツク１０，１１，１２により既
設のシートパイルＰ，Ｐ，…を掴持して反力をと
りながら、次に打設すべきシートパイルの圧入位
置の直近位置をオーガースクリユー装置６により
掘削すると共に、チヤツキングテーブル８にて掴
持したシートパイルを圧入するもほである。尚５
ａは主柱５に沿つて吊下げた杭建込用のフツク付
ワイヤを示す。

而して該圧入機１はチヤツキングテーブル８に
シートパイルを挿通すべき嵌入孔の形状が普通型
シートパイルの横断面形状に合わせた形状になつ
ているので、該普通型シートパイルの打設には支
障がないが、道路の地下埋設物工事や建物建設工
事に於いてシートパイルの打設の進行方向を変え
るべくコーナー型シートパイルを打設する作業を
該圧入機１により行なうことが困難である。その
理由は、コーナー型シートパイルは第２図イに示
す如き普通型シートパイルの中央部に同形の普通
型シートパイルの半分を溶接等にて固着してなる
Ｔ型コーナーシートパイル１３にしても、同図ロ
に示す如き普通型シートパイルの半分ずつを溶接
等にて固着してなるＷ型コーナーシートパイル１
４にしても、普通型シートパイルに比較して断面
寸法が大きく且つ断面形状が異なるので、チヤツ
キングテーブル８の嵌入孔にコーナー型シートパ
イルを嵌入することができず、または嵌入した状
態で該コーナー型シートパイルの平面部分をチヤ
ツク装置にて掴持することができないからであ
る。該圧入機本体のチヤツキングテーブルにコー
ナー型シートパイルをチヤツキングして圧入し得
るようにするには、各種コーナー型シートパイル
の平面部分がチヤツク装置に位置する状態で尚且
つ該コーナー型シートパイルの嵌入を許容する嵌
入孔を設けるためにチヤツキングテーブルを大型
化しなければならず、それ故狭い現場で壁際又は
障害物に接近してシートパイルを打設することが
困難となるから、斯様にチヤツキングテーブルを
大型化した圧入機は実用に適さない。

本考案は上記の事情に鑑み、普通型シートパイ
ルの打設に使用するオーガー掘削併用杭圧入機に
簡単な操作で装着して、各種コーナー型シートパ
イルや第２図ハに示す如きＨ型鋼１５等、断面長
さ又は断面形状が普通型シートパイルと異なる異
形材を打設することを可能とする圧入チヤツク装
置を提供することを目的とするものである。

本考案は上記の目的を達成するため、オーガー
掘削併用杭圧入機のチヤツキングテーブルに取付
けられる取付部を平面環状に形成し、その１端縁
上部に被チヤツク部を立設し、該被チヤツク部は
前記チヤツキングテーブルに嵌挿するよう細長に
形成すると共に、その一側部にチヤツキングヘツ
ドを固定し、該チヤツキングヘツドは上下に貫通
する嵌入溝を平面略Ｔ字形に形成して開口部を取
付部と反対方向に向けて構成したことを特徴とす
るコーナー型シートパイル及びＨ型鋼等の圧入チ
ヤツク装置の構成をとるものである。

本考案は上記の構成をとることにより次の様な
効果を呈する。第１に本考案の圧入チヤツク装置
はオーガー掘削併用杭圧入機への着脱が可能であ
るから、シートパイルを打設する直線部分にあつ
ては、この圧入チヤツク装置を取外して圧入機本
体で普通型シートパイルを打ち進むことができ、
圧入機本体の大型化を招来することがなく、それ
故狭い現場でも普通型シートパイル打設作業を容
易に行なうことができる。第２に圧入機本体に該
圧入チヤツク装置を取付けて圧入チヤツク装置の
チヤツクヘツドによりコーナー型シートパイルを
チヤツクしながら圧入することができる。第３に
圧入チヤツク装置を取付けた状態に於いて、圧入
チヤツク装置の取付部が圧入機のチヤツキングテ
ーブルに取付けられると共に、圧入チヤツク装置
の被チヤツク部が圧入機のチヤツキングテーブル
にてチヤツクされるから、圧入チヤツク装置は所
定の姿勢で安定して装着され、故に圧入チヤツク
装置によりコーナー型シートパイルを正確に鉛直
に掴持して圧入することができる。第４に圧入機
本体には、圧入チヤツク装置の取付部を取付ける
ために必要なボルト孔等を設ける以外に、機体を
変更することを要しない。第５に圧入チヤツク装
置を圧入機本体に着脱する作業が極めて簡単であ
るから、打設すべきシートパイルの種類が普通型
からコーナー型へ又はコーナー型から普通型へ
屡々変更する場合でも工期の遅延を招来すること
がない。第６に圧入チヤツク装置は簡単な構造で
あつて安価に製造し得ると共に、その保管に場所
をとらない。

以下本考案の一実施例を第３図以下の図面に基
づいて説明すれば、第３図は圧入チヤツク装置２
０の平面図、第４図は側面図である。２１は圧入
機のチヤツキングテーブルの下面に取付ける取付
部であり、円環状をなすその一側に取付け用のボ
ルト孔２１ａ，２１ａ，…が穿孔され、且つその
他側に被チヤツク部２２が溶接又は適当な固着手
段により立設される。被チヤツク部２２は該圧入
チヤツク装置２０を装着すべき圧入機本体のチヤ
ツキングテーブルの嵌入孔に挿入することができ
且つこの挿入状態で安定してチヤツクされる様な
断面形状を有しなければならないが、その一例と
して本実施例では普通型シートパイルと類似する
断面形状即ち平板の両側に幅狭の斜板を固設して
なる形状を示してある。被チヤツク部２２の断面
形状をこのようにすることにより、十分な曲げ剛
性が得られると共にチヤツキングテーブルに挿入
しチヤツクする際の位置決めが容易である。被チ
ヤツク部２２には、取付部２１と反対側に位置す
る側面チヤツキングヘツド２３が突出する如く固
着され、補剛板２４にて補強してある。２５，２
５はチヤツキングヘツド２３の両側上端近傍に取
付けられた吊り金具である。

第５図はチヤツキングヘツド２３の要部を拡大
して示す断面図である。チヤツキングヘツド２３
の先端近傍中央にコーナー型シートパイル等を嵌
入するための嵌入溝２６を形成するため突部２
７，２８が設けられる。嵌入溝２６は平面略Ｔ字
形としてその開口端を取付部と反対方向に向けて
構成し、その断面形状が中央貫通部２６ａとその
内方左右に曲成された翼部２６ｂ，２６ｃとから
なる。中央貫通部２６ａ間には後述する如くコー
ナー型シートパイルの平坦部が突部２８に寄つた
位置Ｘ線上でチヤツクされるから、両翼部２６
ｂ，２６ｃは斯様にチヤツクされた各種コーナー
型シートパイルの嵌入を許容する形状であり、且
つ両翼部２６ｂ，２６ｃはＸ線に関し略々対称の
形状を有するが、両翼部２６ｂ，２６ｃが対称形
であるべきことは必ずしも必須のことではない。

前記突部２７がわのチヤツキングヘツド２３の
側面にはチヤツキングシリンダとして油圧シリン
ダ２９がボルト３０，３０により固着されてい
る。油圧シリンダ２９は送油孔３１，３２のいず
れか一方に選択的に送油することにより往復動な
し得る複動形ピストン３３を具備し、そのピスト
ンロツド３３ａが突部２７の貫通孔２７ａ内に摺
動自在に嵌入する。更にピストンロツド３３ａの
先端には、押歯３４が、前記嵌入溝２６の中央貫
通部２６ａに臨む如く、且つその基部３４ａの外
周に設けた凹部３４ｂに止めねじ３５が係合して
使用中の脱落を防止する様に装着される。故にピ
ストン３３が往復動すると押歯３４は嵌入溝２６
の中央貫通部２６ａに伸縮作動する。一方前記突
部２８には、受歯３６が、前記嵌入溝２６の中央
貫通部２６ａに臨む如く、且つその基部３６ａの
外周に設けた凹部３６ｂに止めねじ３７が係合し
て使用中の脱落を防止する様に装着される。従つ
てコーナー型シートパイル１３又は１４を、その
平坦部Ｆが受歯３６に隣接する状態にて、嵌入溝
２６内に挿入し、送油孔３１に送油すれば、該シ
ートパイル１３又は１４を押歯３４と受歯３６と
の間で掴持することができる。

尚３８はシリンダ２９のグランドを表わす。

次に第６図は上記説明した圧入チヤツク装置２
０を装着すべき圧入機の１例として第１図に示し
たものと同様のオーガー掘削併用杭圧入機に、圧
入チヤツク装置２０を装着した状態を表わす側面
図、第７図は第６図のＡ−Ａ拡大断面図である。
而してこの様に圧入チヤツク装置２０を圧入機１
に装着する手順は、クレーンを使用して、圧入チ
ヤツク装置２０をその吊り金具２５，２５にて吊
り上げ、被チヤツク部２２と圧入機１のチヤツキ
ングテーブル８の嵌入孔とを位置合わせしなが
ら、圧入チヤツク装置２０を引上げて被チヤツク
部２２をチヤツキングテーブル８の嵌入孔に挿入
する。次いで取付部２１と圧入機１のチヤツキン
グテーブル８の下面とを位置合わせしながら、被
チヤツク部２２を圧入機１のチヤツキングテーブ
ル８にてチヤツクすると共に、取付部２１をチヤ
ツキングテーブル８の下面にボルトにて取付け
る。また以上の様にして圧入機１に装着された圧
入チヤツク装置２０によりコーナー型シートパイ
ル１３をチヤツクする手順は、圧入機１のチヤツ
キングテーブル８により普通型シートパイルを建
込む場合と同様に、フツク付ワイヤ５ａを使用し
てコーナー型シートパイル１３を吊下して、該パ
イル１３をチヤツキングヘツド２３の嵌入溝２６
に挿入し、次いで送油孔３１に送油して押歯３４
と受歯３６との間にコーナー型シートパイル１３
を掴持するものである。第８図イはこうして圧入
チヤツク装置２０にてＴ型コーナーシートパイル
１３が掴持された状態を表わす平面図である。同
様にＷ型コーナーシートパイル１４を掴持するに
は第８図ロの様にすればよい。

次にＴ型コーナーシートパイル１３を例にと
り、本考案の圧入チヤツク装置２０を使用してコ
ーナー型シートパイルを打設する手順を、砂質地
盤と粘土質地盤とに場合を分けて説明する。砂質
地盤の場合には、圧入機１を、圧入チヤツク装置
２０を装着しない状態で、通常の用法に従い使用
して、普通型シートパイル１６ａ，１６ｂ，１６
ｃ，１６ｄ，１６ｅ，１６ｆ，１６ｇ，１６ｈを
第９図に示すように順次打設する。この直線方向
の最終の普通型シートパイル１６ｈの圧入が完了
した後、該普通型シートパイル１６ｈに連結して
打設すべきＴ型コーナーシートパイル１３の圧入
位置を、圧入機１のオーガースクリユー装置６に
より掘削して、当該位置の土中に予備的な空径を
あける。次いで圧入機１に圧入チヤツク装置２０
を装着し且つ圧入チヤツク装置２０にてＴ型コー
ナーシートパイル１３をチヤツクした状態で、該
圧入機１を、第９図に示す如くその機体が普通型
シートパイル１６ａ〜１６ｈの打設された直線方
向に垂直に向き且つＴ型コーナーシートパイル１
３が圧入位置上に位置するように設置する。そこ
で圧入機１のオーガースクリユー装置６により掘
削しながら、Ｔ型コーナーシートパイル１３を圧
入して打設が完了する。このとき圧入位置に予備
的にあけた空径は砂質地盤故完全な空径を保持し
難いが、Ｔ型コーナーシートパイル１３の圧入と
同時にこれと近接した位置を掘削するから、Ｔ型
コーナーシートパイル１３の圧入に抗する土圧を
この近接した位置の掘削孔にて吸収することがで
き、故に反力用チヤツク１０，１１，１２を使用
せずにＴ型コーナーシートパイル１３を容易に打
設し得る。

一方粘土質などのくずれ難い地盤にあつては、
圧入機１を、圧入チヤツク装置２０を装着しない
状態で且つ既設のシートパイルがあるときは反力
チヤツクにより反力をとりながら、通常の用法に
従い使用して、普通型シートパイル１６ａ，１６
ｂ，１６ｃ，１６ｄ，１６ｅ，１６ｆ，１６ｇ，
１６ｈを第１０図に示すように順次打設する。こ
の直線方向の最終の普通型シートパイル１６ｈの
圧入が完了した後、該普通型シートパイル１６ｈ
に連結して打設すべきＴ型コーナーシートパイル
１３の圧入位置を、圧入機１のオーガースクリユ
ー装置６により掘削して、当該位置の土中に空径
をあける。この空径は粘土質地盤故くずれること
がない。次いで圧入機１に圧入チヤツク装置２０
を装着し且つ圧入チヤツク装置２０にてＴ型コー
ナーシートパイル１３をチヤツクした状態で、該
圧入機１を、第１０図に示す如くその機体が普通
型シートパイル１６ａ〜１６ｈの打設された直線
上に乗り且つＴ型コーナーシートパイル１３が圧
入位置上に位置するように設置する。そこで圧入
機１の反力用チヤツク１０，１１，１２の全部又
は一部を使用して反力をとりながら、Ｔ型コーナ
ーシートパイル１３を圧入して打設が完了する。
このときオーガースクリユー装置６は既設のシー
トパイル１６ｇ，１６ｈなどの上方に位置するか
ら、圧入と同時に掘削することはできないが、先
に圧入位置にあけた空径は完全な空径であり、し
かも圧入時に反力をとるから、Ｔ型コーナーシー
トパイル１３を容易に打設し得る。また圧入時に
反力をとるには反力用チヤツク１０，１１，１２
により既設のシートパイルを掴持するものである
が、圧入機１に対する各反力用チヤツク１０，１
１，１２の相対的位置関係特に長手方向の位置関
係は、圧入機１により普通型シートパイルを打設
するときに各反力用チヤツク１０，１１，１２が
既設のシートパイル上に位置してこれを掴持し得
る様な相対的位置関係にある。ところが圧入チヤ
ツク装置を使用してコーナー型シートパイルを圧
入するときは圧入機１を上記のように位置させる
から、その機体は圧入機１により普通型シートパ
イルを圧入する場合に於ける圧入機１の位置より
も後退した位置にある。それ故コーナー型シート
パイルの圧入時には、反力用チヤツクが既設のシ
ートパイルを掴持し得る位置からずれることが多
く、反力用チヤツクを圧入機の機体に対して横方
向に又は縦及び横方向に移動調節しても既設のシ
ートパイル上に位置せしめ得ないことがある。第
１０図に示す反力用チヤツク１０，１２がそれで
ある。その場合は、既設のシートパイル１６ｅ，
１６ｇ間に補助板１７を溶接などの固着手段によ
り架設し、該補助板１７を反力用チヤツク１２に
より掴持すればよい。尚粘土質地盤へのシートパ
イル打設に於いて通例２個の反力用チヤツク１
１，１２により反力をとれば足りるから、コーナ
ー型シートパイルの打設にあつては第１０図に示
す如く反力用チヤツク１０を遊ばせておいて充分
である。

以上Ｔ型コーナーシートパイルを例にとつてコ
ーナー型シートパイルの打設施工法を説明した
が、Ｗ型コーナーシートパイルも同様の工法にて
打設し得る。また第１図に示す如きオーガー掘削
併用杭圧入機はＨ型鋼の圧入作業に使用すること
を目的として設計されたものでないが、本考案の
圧入チヤツク装置を使用すればＨ型鋼の圧入も可
能となる。その手順を説明すると、圧入機１のオ
ーガースクリユー装置６により、Ｈ型鋼を圧入し
ようとする位置を掘削し、土中に空径をあける。
次に圧入機１に圧入チヤツク装置２０を装着し、
圧入チヤツク装置２０にてＨ型鋼１５をチヤツク
する（第８図ハ参照）。この状態でＨ型鋼１５が
圧入位置上に位置する様に圧入機１を設置し、オ
ーガースクリユー装置６により掘削しながらＨ型
鋼１５を圧入する。このときＨ型鋼１５の圧入に
より押し除けられる土中の土砂等は、圧入と同時
にやや離れた位置に掘削される空径に向けて押し
流されるから、Ｈ型鋼を容易に圧入することがで
きる。

このようにして行なうＨ型鋼の圧入は、地盤の
種類を限定するものでないが、特に砂質地盤に適
用して有効である。

Ｔ型コーナーシートパイル１３又はＷ型コーナ
ーシートパイル１４に就いて第９図及び第１０図
に基づき説明した２通りの工法又はＨ型鋼１５に
就いて説明した工法により圧入することが困難で
ある場合は、コーナー型シートパイル又はＨ型鋼
に導水パイプを取外し可能に固定し、該パイプを
通じて送水した高圧噴射水（ジエツト水）により
地盤を切削しつつコーナー型シートパイル又はＨ
型鋼を圧入すると一層有効的である。

以上説明した図示の実施例に係る圧入チヤツク
装置がもたらす効果を要約して述べると次のとお
りである。

各種のコーナー型シートパイルやＨ型鋼など
を容易に圧入し得る。しかも圧入機への着脱が
極めて簡単であるから、普通型シートパイルの
圧入作業は圧入チヤツク装置を取外して従来と
同様の手順にて行なうことができ、また圧入機
本体の大型化などを招くことがない。

取付部を圧入機本体のチヤツキングテーブル
の下面に取付け、被チヤツク部をチヤツキング
テーブルにて掴持すると共に、チヤツキングヘ
ツドが外方に突出する構造であるから、簡単な
構造によりコーナー型シートパイル等を安定し
て保持することができる。

押歯及び受歯が交換可能であるから、押歯又
は受歯が磨耗若しくは損傷した場合の保守作業
が簡単である。

尚本考案は実施例の構造に限定されるもので
はなく、実用新案登録請求の範囲に記載の技術
思想を逸脱しない範囲内で種々の設計的変更あ
るは勿論である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来から使用されているオーガー掘削
併用杭圧入機の側面図、第２図はコーナー型シー
トパイル及びＨ型鋼の端面図、第３図以下は本考
案の実施例を表わし、第３図は圧入チヤツク装置
の平面図、第４図は側面図、第５図は要部拡大断
面図、第６図は圧入チヤツク装置を圧入機に装着
した状態を示す側面図、第７図は第６図のＡ−Ａ
拡大断面図、第８図は圧入チヤツク装置によりコ
ーナー型シートパイル及びＨ型鋼をチヤツクした
状態を示す平面図、第９図は砂質地盤に於ける工
法を示す平面略図、第１０図は粘土質地盤に於け
る工法を示す平面略図である。 １……オーガー掘削併用杭圧入機、１３……Ｔ
型コーナーシートパイル、１４……Ｗ型コーナー
シートパイル、１５……Ｈ型鋼、２０……圧入チ
ヤツク装置、２１……取付部、２２……被チヤツ
ク部、２３……チヤツキングヘツド。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. オーガー堀削併用杭圧入機のチヤツキングテー
   ブルに取付けられる取付部を平面環状に形成し、
   その１端縁上部に被チヤツク部を立設し、該被チ
   ヤツク部は前記チヤツキングテーブルに嵌挿する
   よう細長に形成すると共に、その一側部にチヤツ
   キングヘツドを固定し、該チヤツキングヘツドは
   上下に貫通する嵌入溝を平面略Ｔ字形に形成して
   開口端を取付部と反対方向に向けて構成したこと
   を特徴とするコーナー型シートパイル及びＨ型鋼
   等の圧入チヤツク装置。